菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
ビルマ語の本
28日目(通算1403日目)。ひとつ終わったと思ったら次が来る。
どうもいたちごっこな日々を満喫している菜の花です、こんにちは。ひとつおしごとが終わったと思ったら、次のが見つかるんですものねー。今日の場合は、終わったものより明らかに、新たに追加されたしごとの方が多いですけどね!とほほ。何であんなところにあんなに寄贈資料が積み上げてあるわけですか…勘弁して下さいよ、みたいな。もう、根性で受け入れちゃいますよ?入るだけ入れちゃえ入れちゃえ。
でも、奥に積まれている難しげな資料は、悩ましいものです。先週、書庫の奥底で発見された、前任Yさん曰く「宇宙語」の資料、目録のかかりちょうにより「これはビルマ語だー!」と見破られたのですが、それはいいけど何て書いてあるんだろう…?という状態。とりあえず、そーっとうちの図書室へ戻して下さったのですが、ふーむ、困った。内容が分からないと分類番号も振れません。写真の多い資料なので、何となくは分かりますけれどもね…。
それにしてもビルマ語とはねえ…どうしたものか。
…と思案しながら、CD-Rを焼いていた菜の花。あ、このCD-Rは、とある資料の付属資料のCD-ROMにですね、「このCD-ROM、バグってたんだ、ごめんね。ちゃんとしたファイルはオンラインのここに載せとくから、自分でDLして使っちゃって下さいな」というお手紙が入っていたもので…、バグってなんだー!?と思いつつ(確かに、そのソフトは立ち上がるときに何らかのエラーを起こす)、とにかく言われた通りのところにアクセスし、DLし、CD-Rに焼き付けて、一緒に置いておこうかと。そう思ったら、図書業務用端末にはCD-Rを焼く機能はなくてですね(そりゃそうですよね)、3月末に買った例の利用者用端末で焼き焼きしておりました。焼き焼きの待ち時間に、利用者端末の横にある初夏に潜り込んで、上述の「増えた仕事」の一部である書架移動をちまちまとやっておりました。ふぅ、スキマ時間を有効活用。
まあ、そんな感じであちこち動き回っていて、ようやく事務室に戻るかねえ、の時点で、何となくアジアンなイメージの利用者さんが入室されました。むむ?まさかまさか、ビルマ語読めちゃったりしないよね…?でも菜の花にはベトナム人の留学生さんも、タイ人の留学生さんも、ぜーんぜん区別がついていないので…あの方がミャンマー/ビルマの方がどうかも分かりません。分かりませんが…、と迷っている間に、コピーのために資料を図書室から一時持出する手続きをして、退室されてしまいました。でも、一時持出だから、帰っていらっしゃいますよね!?菜の花、いいこと思いついちゃった!
急いで、先ほどのビルマ語の本を用意し、色紙に「We are looking for someone who can read this! / この本を読める人を探しています!」と和英併記して、一緒にカウンターに置いてみました。これなら、資料を戻しにきたときに気付いてくれるかも!
30分くらい後…案の定、再度入室されたその留学生さん、「あ、これ読めます」と申し出て下さいました!凄い!やった!
一旦、目録の部署に持ち込んで頂いたときには、出版年すら分からない、という話だったのですが、ちゃんと標題紙に本タイトル、シリーズ名、巻号、出版者、出版地、出版年、全部揃っていました!…ビルマ語で…。出版年までアラビア数字で書かれていないから、本当にまったく分かりませんでしたけれど、何と、ちゃんと揃っていましたのね…。読んでくれた留学生さんは、あまり日本語が得意ではないとのことで、とにかく、標題紙および標題紙裏の内容を、全部英訳して頂きました。よーく分かりましたよ。納得。正体がすっかり判明。文字は相変わらず、ちっとも読めませんが。本当に助かりました。
ちなみにこの留学生さんは、うちの学部の人ではありませんでした。特によく来室して下さるというわけでもない方で…、本当に今日のことは凄い偶然でした。そもそもこのビルマ語の本が送り返されてきたのが1日遅かったら…または発見が1週間遅かったら…、または留学生さんが来室するのが数時間早かったら…読んで頂くことはできなかったわけで。まさに奇跡。菜の花、ラッキーかも。さすが、四つ葉のクローバーを見つけまくっているだけあります。
そうそう、先週、四つ葉のクローバーを見つけた、という話を書いた気がしますが、実は昨日も通勤途中で別の場所で、四つ葉を見つけたのです。それどころか今日の帰りにも、また別のところで四つ葉を見つけました。四つ葉パラダイス。特に、四つ葉を探そうとしゃがみこんでいたわけではないのですが…何故かたまたま目に付いたのが四つ葉だった、でも周りは全部三つ葉、みたいなことがやたらと連続する今月です。不思議。やっぱりうちの大学周辺が、何らかの危険地帯なのでしょうか…?
どうもいたちごっこな日々を満喫している菜の花です、こんにちは。ひとつおしごとが終わったと思ったら、次のが見つかるんですものねー。今日の場合は、終わったものより明らかに、新たに追加されたしごとの方が多いですけどね!とほほ。何であんなところにあんなに寄贈資料が積み上げてあるわけですか…勘弁して下さいよ、みたいな。もう、根性で受け入れちゃいますよ?入るだけ入れちゃえ入れちゃえ。
でも、奥に積まれている難しげな資料は、悩ましいものです。先週、書庫の奥底で発見された、前任Yさん曰く「宇宙語」の資料、目録のかかりちょうにより「これはビルマ語だー!」と見破られたのですが、それはいいけど何て書いてあるんだろう…?という状態。とりあえず、そーっとうちの図書室へ戻して下さったのですが、ふーむ、困った。内容が分からないと分類番号も振れません。写真の多い資料なので、何となくは分かりますけれどもね…。
それにしてもビルマ語とはねえ…どうしたものか。
…と思案しながら、CD-Rを焼いていた菜の花。あ、このCD-Rは、とある資料の付属資料のCD-ROMにですね、「このCD-ROM、バグってたんだ、ごめんね。ちゃんとしたファイルはオンラインのここに載せとくから、自分でDLして使っちゃって下さいな」というお手紙が入っていたもので…、バグってなんだー!?と思いつつ(確かに、そのソフトは立ち上がるときに何らかのエラーを起こす)、とにかく言われた通りのところにアクセスし、DLし、CD-Rに焼き付けて、一緒に置いておこうかと。そう思ったら、図書業務用端末にはCD-Rを焼く機能はなくてですね(そりゃそうですよね)、3月末に買った例の利用者用端末で焼き焼きしておりました。焼き焼きの待ち時間に、利用者端末の横にある初夏に潜り込んで、上述の「増えた仕事」の一部である書架移動をちまちまとやっておりました。ふぅ、スキマ時間を有効活用。
まあ、そんな感じであちこち動き回っていて、ようやく事務室に戻るかねえ、の時点で、何となくアジアンなイメージの利用者さんが入室されました。むむ?まさかまさか、ビルマ語読めちゃったりしないよね…?でも菜の花にはベトナム人の留学生さんも、タイ人の留学生さんも、ぜーんぜん区別がついていないので…あの方がミャンマー/ビルマの方がどうかも分かりません。分かりませんが…、と迷っている間に、コピーのために資料を図書室から一時持出する手続きをして、退室されてしまいました。でも、一時持出だから、帰っていらっしゃいますよね!?菜の花、いいこと思いついちゃった!
急いで、先ほどのビルマ語の本を用意し、色紙に「We are looking for someone who can read this! / この本を読める人を探しています!」と和英併記して、一緒にカウンターに置いてみました。これなら、資料を戻しにきたときに気付いてくれるかも!
30分くらい後…案の定、再度入室されたその留学生さん、「あ、これ読めます」と申し出て下さいました!凄い!やった!
一旦、目録の部署に持ち込んで頂いたときには、出版年すら分からない、という話だったのですが、ちゃんと標題紙に本タイトル、シリーズ名、巻号、出版者、出版地、出版年、全部揃っていました!…ビルマ語で…。出版年までアラビア数字で書かれていないから、本当にまったく分かりませんでしたけれど、何と、ちゃんと揃っていましたのね…。読んでくれた留学生さんは、あまり日本語が得意ではないとのことで、とにかく、標題紙および標題紙裏の内容を、全部英訳して頂きました。よーく分かりましたよ。納得。正体がすっかり判明。文字は相変わらず、ちっとも読めませんが。本当に助かりました。
ちなみにこの留学生さんは、うちの学部の人ではありませんでした。特によく来室して下さるというわけでもない方で…、本当に今日のことは凄い偶然でした。そもそもこのビルマ語の本が送り返されてきたのが1日遅かったら…または発見が1週間遅かったら…、または留学生さんが来室するのが数時間早かったら…読んで頂くことはできなかったわけで。まさに奇跡。菜の花、ラッキーかも。さすが、四つ葉のクローバーを見つけまくっているだけあります。
そうそう、先週、四つ葉のクローバーを見つけた、という話を書いた気がしますが、実は昨日も通勤途中で別の場所で、四つ葉を見つけたのです。それどころか今日の帰りにも、また別のところで四つ葉を見つけました。四つ葉パラダイス。特に、四つ葉を探そうとしゃがみこんでいたわけではないのですが…何故かたまたま目に付いたのが四つ葉だった、でも周りは全部三つ葉、みたいなことがやたらと連続する今月です。不思議。やっぱりうちの大学周辺が、何らかの危険地帯なのでしょうか…?
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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