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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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貴館のみのご所蔵です。宜しくお願い致します

43日目(通算1418日目)。書誌作ってよかったー。

というか、ジャストタイミング。ILLで貸出対象になっていた資料が持ち出されていくのをぼーっと眺めていて、菜の花びっくり。え!ちょっと、それって…!菜の花が先月下旬に、新規書誌作成したばかりの本ではありませんか!しかも3冊まとめて。

あれは、昨日ちょうど移動が終わった書架のところにあった消耗品扱い資料でした。かなり古い、ガリ版刷りの資料。ええと、32日目(5/22)ですね。そのとき「邪魔だったので受入しただけ」と言っているあれ。あれが

「貴館のみのご所蔵です。宜しくお願い致します」

なんてお言葉とともにILLにかかったのです。まだ書誌を作って公開してから、1ヵ月も経っていません。うーん、何というタイミング。何の気なしに処理したものが、そんなに渇望されていたなんて!
菜の花は、反省しました。NC書誌のないものはすなわち「日本全国のNACSIS参加館のどの図書館も持っていない、または持っていても利用に供せない資料」なのだということ痛感。未登録資料の中でも、NC書誌がないものは、書誌作成しないと受入できませんから、比較的受入を後に回しがちです。入れられるものからとにかく入れよう、という姿勢だと、最後になってしまうものたち。でも、そういう資料こそ本当は登録を心待ちにしている人がいるのかもしれない…、いや、分かってはいましたが、今日はそれを再確認させられることになりました。うん…菜の花、頑張ってがしがし書誌を作っていきたいと思います。書誌調整、どんとこい(←え、それは弱気すぎるのでは…?最初から書誌調整こないようなちゃんとした書誌を作ろうよ…(- -;))。


というわけで、今日は書誌をちまちま作成していました。終日、カウンター係だったので、事務室を離れられないということで、事務室でできるおしごとをしていた、というわけです。それ以外には、ひたすら書類をまとめたり、次の委員会で提出する報告書を作成したり、寄贈資料などの処理をしたり。あ、学内で恐らく行方不明になっている郵便物探索の依頼を出したりもしていました。何だか、ちょーアバウトな宛先で資料を寄贈して下さる公的機関がありまして、そちらからの継続資料がどうも、行方不明らしいです。先方は「送りました」と仰っているのに、すでに2ヶ月くらい行方知れず。これまでに届いた封筒などの写真を撮り、WANTED!かけました。さてさて…見つかりますでしょうか…。



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水道のトラップを磨いた

42日目(通算1417日目)。って、それは全然、図書業務とは関係ないよね。

毎週水曜日は、Weekly Cleaningの日。さあて、今週はどこをお掃除するー?と、毎週わくわくです。今日の菜の花は、事務室の床のスポット汚れと、水道のトラップ磨き、あとは石鹸ホルダー磨き。いやー、とっても綺麗になりました。同時に菜の花の手は…痛い…。

お掃除だけではなく、書架移動でも結構、手を酷使しているもので。5月下旬からずっとちまちまと移動を続けてきた書架番号76-77番の辺りの全般的にずらす移動は、何と本日、Sさんのご協力の下で完了しました。うん、頑張った。あちこちにあった隙間などを埋めつつ、継続資料がある辺りを適宜空けながら、2列で3段分も余剰を生み出すことに成功。おおお、凄いかも。これで、このあたりに関しては、5年間は大丈夫。大きな寄贈資料などさえなければ…。

基本的に菜の花は、書架移動の際には「これから5年間、困らない程度に」場所を空けるようにしています。10年先だと長すぎて、きっと状況が激変しているでしょうし、3年だとちょっと不安、という感じ。スペース問題というのは、図書館業界では大抵、かなり大きな問題ですので、この辺は人によってきっと様々な考え方がありそうですけれど、まあ迷うならその方針でいこう、と決めています。


それから今日は、除却候補のリストアップ作業をかなり進めることができました。作業時間1時間ちょっと。1連目がようやく完了。でも1連目は、柱の関係上、ちょっと狭い書架なので…これくらいにそんなに何日も時間をかけてしまったのは問題かも。でもとにかく、ようやく1連。ふぅ。まだまだこれからこれから。


夕方からは、報告書を3つほど作成。内部資料です。何でも記録を残しておくのが今後のためなので。でもちょっと報告しすぎかな…と若干悩みつつ。記録魔・菜の花とお呼び下さいませ。



そうそう、そういえば本日は金星の日面通過が見られる日でした。日本の場合、前回が明治時代で次回は100年以上先らしいので、本当に一生に一度の機会ですね。菜の花ものっておきました。日食めがねを借りてお外で鑑賞。某Y先生が廊下から走ってきて「わたしも見せて下さーい!」。あ、何か意外。お茶目な先生です。あれ、そういえばY先生?先生ってこの前の3月でうちの大学から、100km以上離れた他大学に移られたのでは…?…あ、そういえば非常勤講師でたまにくるって仰ってましたっけ…?

とりあえず、黒点がちょっと大きくなった?くらいの金星、見ました、はい。良い天気になってよかったですね。菜の花は、折り畳み傘とその袋を購入してからずっと、尋常ではないほどの晴れ女なのです。…これはもう、お天気の神さまの嫌がらせなんじゃないかと思うくらい。新品の傘と袋、活躍の機会が超レアです。とほほ。まあ、もちろん、ありがたいことも多いですけれどもね。イベントのときとか、お出掛けのときとかね。



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再見積もりとシンポのご相談

41日目(通算1416日目)。話で聞くより、見る方が実感できる…ビジュアルは大事ってこと。

蔵書点検が終わって、1日お休みを頂いた週明けです。うーん、普通の一週間がまたきましたよー。


いつも通りの週次の業務として、受入資料の購入したデータからの予算メモ作成、新着図書目録作業、月次業務のオンラインデータの利用統計ダウンロード、利用者用端末のメンテナンス。イレギュラー業務として、先週使った「蔵書点検お道具セット」の返却、課長への事務関係の書類提出。


それから、前々からちまちまとやっている書架移動をちょっと多めに。何だかんだで、大分進んできました。また徐々に進めていきます。毎日こつこつ。


で、毎日こつこつ業務のひとつとして、今日の除却候補リストアップ作業を始めるかー、と思ったら、電気工事やさんがいらっしゃいました。先週お願いした見積もりが届いたところ。これはいける!と思い、書類を持って予算管理しているお隣の事務室のOさんを訪ねました。そうしたら、ついでにこちらが相談を受けることに。秋に予定されている国際シンポに関するご相談。えええ。何かまた凄いことになってますね…!先生の広げすぎた大風呂敷を前に、Oさんは途方に暮れていらっしゃいました。いや、分かります、そのお気持ち、痛いほど分かります。。。これは困りますね。時間的に無茶な日程になりそうですし、予算としても大幅赤字ですし。桁が…。十万、二十万なんて可愛い話ではなく、もう一桁上の単位で赤字なんですけど…(- -;)。幾らなんでもそれは無理でしょう。とにかく、Oさんも大混乱で「これは絶対無理」の一点張り、このままでは先生との交渉もままならないなーということで、菜の花のおしごととしては行きつ戻りつしつつ、Oさんから丁寧にお話を伺って、論点をまとめさせて頂きました。幾つかの階層構造&箇条書きに。とにかく切り離すべき問題をはっきりさせて、見積もりが戻ってきて実際の金額が固まる前にやっておくべきことを抽出し、タイムリミットとその理由を明確にして、早急に相談に行くように、と励ましてみて。何とかなるといいな、と思います。

…って、あれ…?これをやっていたら菜の花の電気工事関係の見積もりが…。そして図書室に戻ってきたら、菜の花が不在の間にレファレンスがあったようで。しかも、どうやら答えられなかったようなのです。内容をお聞きしたら一応、菜の花は即答できることだったのですが(問題は、即答した資料がうちの所蔵ではなくて3月まで菜の花のいたお隣の図書室の本だった、ということでしたけれど。いやはや、まだまだ慣れません。でもまあ、後からうちの図書室の中でもちゃんとデータ、見つけました)。

それにしても、しまった!です。どうして菜の花、こんな大事なときに席を外していたのー。せめて利用者さんの連絡先を訊いていて頂ければ…。うーん、レファレンス時に利用者さんを手ぶらでお帰しすることほど、図書職員にとって悔しいことはございません。

そしてついでに忘れ去られる除却候補リストアップ作業…とほほ。

何となく、午後は駄目な感じの一日でした。むー。



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蔵書点検しゅーりょー

40日目(通算1415日目)。というわけで、今日はお昼に、ピッツァ・パーティーを開催してみた。

蔵書点検、最終日でした。結局、予定よりも1.5倍以上の分量を点検してしまいました。だって、あんまりに順調だったのですもの。蔵書点検期間についでに、今後3年の蔵書点検予定も立っちゃいましたし、報告書も作成しました。

書架移動もしましたし、所属換は順調にいったし、まあ良い感じで終われました。来週からは除却候補の判断作業がメインになりそうですね。

とりあえず、前期最大の山場は乗り越えた!…かもしれません。お疲れ様ー、菜の花。というわけで、ご褒美に月曜日はおやすみします!o(≧▽≦)o…土日はお出掛けですが、月曜日は怠けたーい…。



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電気工事屋さんと語らってみた

39日目(通算1414日目)。いや…もちろん、必要があってですよ?

昨日、電気工事屋さんから、図書室前の電灯工事のお見積もりを頂いたのですが、うーん、と悩んでしまいました。思ったよりもお安いし、それなら更に上の要求をこなして頂けると、これから数年たってからの後悔がないかもしれない、と思い始めると、そりゃもう…。

それで、予算管理しているOさんと相談の上、別の工事方法の見積もりも取ることにしました。とりあえず、お電話。もしもし?

見積もり頂いたんですけど、そうそう、そうです。それでですね、もしも電源スイッチを独立にするとしましたらね、どうなりますかね?え…はあ、そうなんですか!何と、西の端のあの1本を独立にするためには、廊下全部が繋がっていて東の端にスイッチがあるから、まずはそこから切り離して、それをまた西までひいてこないといけない?えー、それは思い切り、無駄な感じですね…。あんまり線を引き回したくないですね…。んー、でも、西側1本だけを、うちの図書室の中の廊下の電源に接続するという工事は、このお値段でやれるのですよね?そうですか、それなら簡単ですか。…え?今ある内側の廊下のスイッチと同じものを、外側廊下にもおろすことはできる?はあ、はあ、なるほど、それくらいのお値段で出来るのですね。へー。んー、じゃあ、内側廊下は今、3本の電灯をですね、2つのスイッチで制御しているのですけれどもね、つまりは1つのスイッチは1本、もう1つのスイッチは2本を制御しているわけですが、これの組み換えはできます?配線の組み換えですけれど。そうです、1つのスイッチで3本連動にする工事です。できる?なるほど。では、内側廊下の2本を制御しているスイッチに、残りの内側廊下の1本の配線を接続して3本連動にして、余ったスイッチの配線に、廊下全部の連動から切り離した西側1本を接続することは可能ですか?…可能。そうですか。ええと、そういう工事の見積もりだせます?すみません、口頭でうまく説明できませんで…。

という感じで。とりあえず、菜の花的ベストを追求してみました。これだけだと意味不明ですね…。これをここで巧く説明できるかどうか分かりませんが、ちょっとトライしてみましょう。

現状はですね、うちの図書室の廊下部分の電灯は、こんな感じです。

(図書室内側) A B C  |  D (図書室外側)

A-Dが蛍光灯。|は自動扉で、これよりも左側が図書室の中、右側が外。自動扉の内側に、AとCを一度に制御するスイッチ1と、Bを制御するスイッチ2があります。Dはスイッチがないセンサー式で、図書室外側に一直線に何十メートルか続く廊下に、ずらっと並んでいる電灯と連動しています。やりたいことは、廊下の一括連動からDだけを切り離して、図書室の中の電灯とある程度の連動にしたい、ということ。というのも、廊下のセンサー式は、1分で減光して6分で消灯してしまうので、図書室前がとても暗くなるため。

で、最初に出した見積もりは、Dの配線を廊下の一括連動から切り離し、AとCを一度に制御するスイッチ1と、Bを制御するスイッチ2、どちらか一方の配線に接続してしまう、というもの。これだと、図書室が開いている間は電源ON、図書室が閉まっているときはOFFになってとても良いのですが、図書室のすぐ前にある2つのお部屋に入りたい人にとっては、ちょっと暗くなります。しかも電灯をつけたくても、図書室の内側にしかスイッチがないので、閉室時(自動扉が開かない時間帯)の制御が、外側からはまったくききません。模式的にスイッチ1によって制御される蛍光灯を●、スイッチ2によって制御される蛍光灯を○として表すと、

(図書室内側) ● ○ ● ×|  ○ (図書室外側)

で、スイッチは×の位置になります。とりあえず、これだと困る…。というわけで、スイッチを外側にも増設したらいいのでは?ということに。

(図書室内側) ● ○ ● ×|× ○ (図書室外側)

同じスイッチを外側にも。これで解決!…と思ったのですが、このままだと、外側から、内側の電灯が消せてしまいます。あと、廊下を明るくしたいだけなのに、無意味に図書室が明るくなっちゃう。では、スイッチで制御できる配線を組み替えてもらったらどうでしょう。つまり、蛍光灯Bの配線をスイッチ1の方へ寄せてしまうのです。

(図書室内側) ● ● ● ×|△ ○ (図書室外側)

で、しかも外側に増設するスイッチは、スイッチ2だけを制御するスイッチ△とすれば…ほら、解決!…という風に話を持っていくのは、電話口ではとっても大変でした…。そもそも、電気工事の知識がない菜の花には、それが実行可能かどうかも分かりませんでしたし。まあとりあえず「あ、それなら出来ます!」と電気工事やさんも仰っていたので、何とかなりそうな気が致します。問題は金額だけですねー。むむう、見積もりを見るのがちょっと怖い。


本日は、蔵書点検をさくさくと進めていました。来年度に予定していた部分に突入中。何とかして来年、楽をしたいなあ、ということで。それで、去年の蔵書点検で「行方不明」とされていた資料が1件、見つかりました。何と、資料IDラベルの貼り間違えでした。同じ資料IDを持つ資料が2冊、あったのです。そのうちの1冊が「行方不明」とされていたものでした。うーん、どうしてこんなことになったのか。そしてどうしてそれに気付いたのか。見つけてきたIさん、凄いですね…。累積不明がマイナス1になったのは嬉しいことです。


それからまた、所属換資料の遡及入力を。何だかんだで時間がかかってしまいましたが何とか完了。明日は菜の花も、蔵書点検のバーコード読み込み隊に加わりたいものです。今日はひたすらマッチングする係と化してましたから。



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未遡及だったのかー

38日目(通算1413日目)。足がいっぱいある長いからだの生き物、こんにちは。

昨日は平和な一日で、図書室への闖入者ゼロの日だったのですが、今日は上述の通り、ムカデさんが登場しました。これがまた、大きい!とても共生できないです…。申し訳ないですが、駆逐。


そんなどきどきな図書室ですが、本日も蔵書点検。ついに、来年分に手を出し始めました。だって、やっちゃった方が来年、減らせますものねー。そして菜の花は書架で、未登録本の山に行き会ったのであった…!ああ、びっくり。これは再受入対応しましょう。さっさとやっちゃいましょう。というか、公称の蔵書冊数がこれほど当てにならない図書室、学内ではいまどき珍しい…。


そして、別の図書室が捨ててしまう前に頂いた資料の「所属換」が完了したとのことで、装備しちゃえー、と思ったら半分以上が未遡及本でした。

「未登録」と「未遡及」、似ているようでまったく違うこの2つ。「未登録」はそもそもその本の存在自体が認知されていない状態。この状態の本を見つけたら「再受入」という、通常資料と同様の受入作業を行なって、「資料ID」という個別資料に振られるIDを取得します。一方「未遡及」は、本自体の受入は終わっていて、その本が存在しているのは分かっていて、ちゃんと固有番号も割り当てられているのだけれど、デジタルデータとしての登録がなされていない状態。いまどきの図書館資料は全部、ネットで「所蔵検索」出来ちゃいますよね。あれは新たに受入した資料をどんどんデジタルで登録していて、デジタルデータになるよりももっと前に受入した資料は「遡及入力」という、「すでに受入した資料データを登録する」作業をしているから検索が可能になっているわけです。その「遡及入力」をしていない資料が「未遡及」というわけ。

で、まさか所属換するような資料が未遡及資料とは。思いもよりませんでした。というわけで、こつこつ遡及入力している途中です。


あと、除却候補資料の整理も少しだけ。本当に少しだけ。今日は半段くらいしか進まず。どうしよう、50列くらい、作業しなくてはいけないのですが、まだ1列目の1連目の2段目です…。秋までに終わるの!?本当に終わるの…!?蔵書点検より、こちらの方が危険。



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平和な日

37日目(通算1412日目)。出なかった!

実に1週間ぶりに、黒光りする生き物や、足がいっぱいの生き物が出てきませんでした。もう、それだけで平和な一日でございます。


予定していた蔵書点検は昨日、終わってしまったので、今日は件数を綺麗にまとめてレポート作成。

途中で寄贈資料の請求記号を振るという作業を割り込ませたら、シリーズでもないのに同じ請求記号が山のように並んでしまうところ、というのを指摘されました。あー、これは探しにくい。著者記号について、少し例外規定を作って、対応することにしました。例外規定用のファイルを作成しつつ、「あー、あんまり例外を作るといちいち、面倒だろうなあ…、、、後任の人…」と若干、思い悩みつつもえいや!で規定。とりあえず、少しだけその規定に沿って、すでに入っているものの請求記号の変更を行ないました。NC所蔵の請求記号を1件ずつ変更していくのが思ったより手間でした…。むむ。しかも背ラベルを変えないといけない…けど、いちいち請求記号ラベルを出し直していて何だか勿体無いので、ボールペンを持って書架へ出張してきました。修正テープとボールペンで、今の著者記号を手書きで上書きです。…んー、ちょっと見た目が…。でもまあ、とりあえずこれでいいや。徐々に修正していって、見た目があんまりだ!ということになったら、また請求記号ラベルだけ貼りなおせばいいですし。当面は見つけるたびにこんな感じで。


それから、ちょっと本の修理をしていました。ばらばらになりかけていた古めの洋書…と言っても、1919年のものなので100年も経っていないくらいの資料ですが…を、ばらばらにならないように糊付けしていました。不器用な菜の花、うっかり開きの悪いページを作ってしまいましたが、まあ何とか。


そして、書架へ行って書架の簡易マップを作成、手元で請求記号ごとの冊数を検索し、来年からの3年分の蔵書点検割り当ての計画を考え始めました。うちの図書室は全面集密書架。大きな柱がある関係上、概ね9ブロックに分かれているのですが、各ブロックは1箇所ずつしか開きません。かなり細かい。しかもそのブロックと請求記号は綺麗に配置されていないので…、計画は大変複雑になりがち。まあ、複雑な計画を立てた菜の花自身が、そのまま計画を実施するなら何の問題もないのですが、菜の花が来年からの計画の3年目に同じようにこの図書室にいる可能性は限りなく低そうなので…、困りましたね。。。「誰だよっ、こんなパズルみたいな計画立てたの!!」と叫ばれる姿が、かなり容易に想像できます。菜の花、数字遊びが大好きなの…ってことで。後任者さんにご迷惑をかけるのは本意ではないのですが、まあ仕方ありません。

この計画の一端を、時間を作れれば今週のうちに少しやろうかなあと思っています。そうすると若干は来年が楽になるかも。



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蔵書点検、はじめました

36日目(通算1411日目)。またはじめましたシリーズ。

本日から蔵書点検、はじめました。
そして終わりました。

…はやっ!!Σ( ̄ロ ̄lll) 

今年度の蔵書点検については、異動直後ということで、昨年までの担当だった前任者さんの作った予定通りに動いていました。とても慎重な前任者さんは、3年で1巡するように立案し、2年で殆どを終わらせ、3年目は予備として考えていたようです。実際、1-2年目は相当大変なことになっていたようで…、遡及入力ミスで、ありえないようなラベル貼りかえが山のように出たようで。ラベルの貼り替えというのは、考える以上に大変な作業です。しかもこの場合は1件ずつ事態を把握しながらですから、相当な労力です。10冊や20冊ならともかく、桁が違ったらしいので、その苦労は想像して余りあるもの、と…。ですが、その延長でやってきた3年目の本年は、多分思い切り楽、という話ではありました。ありましたが…、一部厄介なことは起こりましたが、結局のところ余裕で蔵書点検自体は終わってしまったのです。1週間の計画なのに、僅か1日で。何と言うか…いやはや、何とも何とも。。。

まあ、時間が出来たので他のしごとをしつつ、もう少し別の場所まで蔵書点検しようと思っています。次の3年の分を少し。明日はその辺りの立案を急遽する予定。


本日は、朝から蔵書点検をしていたわけですが、その前から戦闘でございました。先週は黒光りする平べったい生き物がわさわさと登場したのですが、今日はその生き物の成虫こそいなかったものの、おこさまが山ほど登場。もう、出てくるたびに排除です…。1日で、十数匹が駆逐されました…。どれだけいるのー!!もうそろそろ、全滅してもいい頃だと思いますの…。あー…。



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除却準備、はじめました

35日目(通算1410日目)。はじめましたシリーズ。

朝から、ぶつぶつ言いながら「個人シート」を作っていました。毎年、この時期に職員が提出する個人情報のかたまりですが、どうして毎年、わざわざ様式を変えてくるのか、理解に苦しみます。コピペがきかないんですけど!なのにどうして毎年わざわざ、学歴まで書かされるの!?学歴なんて今更、そうそう変わりませんよ!これくらいコピペさせてくれてもよくないですか!?というか、毎年書く意味が分からない。…まあ、そんな感じで。


そんな本日の主なおしごとは、蔵書点検の準備と、除却準備。前者は、来週から蔵書点検が始まるので、そのための予習と、道具の借り出し。後者は、PC持込で書架に引きこもり、重複本などをリストアップして捨てられないか検討するお仕事。

除却準備は、本日から本格的にスタート。今日は書架に1時間程度いただけなので、書架番号23の1連目1段目だけしかできませんでした…。うーん、遅い。でも、この棚、大変だったのです。結局、学内の相当数重複と分野違いで10冊以上が捨てちゃう候補。同じく10冊以上が、執務参考用として事務室内移動候補。というか、移動させました。旧版のNDCとか、目録規則とか、うちの研究用の資料室にはちょっとそぐわないし、使うなら職員が旧版のチェックをするときくらいかな、と。さすがに捨てられませんけれど。あ、でも複本は除却候補にしました。同じ著者記号表とか2つも3つも要りません。現行でもないようですし。これらを事務室内に入れるため、請求記号の変更を行ないました。なんてやっていたら、半日弱が終わりました…。


蔵書点検のお道具借り出しで、ちょっとお出掛けしてきたのですが、ついでにうろうろと館内を歩き回ってきました。何か久し振りー。いやあ…たまにはひとさまの職場をちら見するのは楽しいですね!くるくる回って踊りたくなる気分です(※実際には踊りません)。菜の花はひきこもりなので、滅多に自分の図書室から出ない感じで。

ところで菜の花は、自他共に認めるお喋りなので(文章だけではなく、実際に話しても饒舌なのです)、勘違いしている人が結構多そうなのですが実は、凄い人見知り。知らない人とお話できません(利用者さんとは何とか会話しますけどね)。まあ、だからといって物陰からこっそり見守ったりはしません。単に、思わず何もなかったかのようにスルーしてしまうくらいで。今日も、某かかりちょうと、魔女のししょーとお話ししていたとき、間にいらっしゃった課長っぽい方をスルーしてました。きっと

「何かうるさい、あいつだれだ!?」

ということになっていたのではないかと想像します。大変失礼いたしました…。だって知らない人とお話しできないですもの。次回、また行く機会があったら今度はちゃんと自己紹介します。うん、頑張ってみます。(って、逃げ回っていたら結局、うちの直属の課長には、一度も挨拶すらしないまま、すでに2人も辞められてしまったのですが…)

いやー…どうも人というのは苦手でー。



というわけで週末。前にも書いた気がしますが、前任者さんから引き継いだこととして、

「今週はこんなことがあって、こんなことをしましたー」

という上司への報告「週報」の習慣があります。毎週、週末または翌週初めに、かかりちょう宛にテキストファイルで添付するのですが、これが何か最近、段々長くなってきている気がしてなりません。書かなくてもいいようなことも全部書くからでしょうか。だって、データはリッチな方がいいじゃないですかー。要らないデータは後からそぎ落とせばよいですが、必要なデータが足りない場合は、あとから足すのは大変です。何しろ、鶏並みの記憶力しかない菜の花ですからね。昨夜食べたものも、とんと思い出せない勢いです。

で、今日書いた5月第4週の週報は、165行(印刷してA4で4ページ分)でした。先週は130行。その前は…あ、短い!僅か58行。やる気になれば短くなるのかー!(それともさぼっていたの?)

とりあえず、あんまり長くなると、読まされるかかりちょうは災難だなあ、と思う今日この頃です。要約力が足りなくて、ごめんなさい。まあ、そういうことはこのブログを読んでいる方なら、ばっちり分かりそうですけれどもねー…。全然威張れませんけれども(- -;)。



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フォルダ構造修正

34日目(通算1409日目)。ぽちぽちぽちぽち直した。

朝からあちこちに内線や電話をかけて、昨日の続き。電気やさんの手配をして、Webサイトの移転のためにサーバにファイル置かせて申請書を提出し、カウンター対応をしながら、昨日、トラブルのあったデータベースについての注意喚起の広報資料を作成して。

で、午後からはひたすら、Webサイト移転のための下準備です。今までのWebサイトは前任者さんが2月に完全リニューアルしたばかりなのですけれども、更新の仕方の関係上、ちょっと変なフォルダ構造にしちゃった、という話を伺っていました。事情はいまいちわかりませんが、とにかくそういうことらしく。で、今日ようやく、確認しました。ふわー…確かにこれは一体…という感じが。

とりあえず、リンク切れチェックをしてくれるフリーソフトを手に入れてきて、これを使いながら、順番にフォルダ構造、ファイル名、リンクを修正していきました。規模が小さいサイトで助かりました。これが以前に菜の花が管理していたサイトの半分程度のサイズでもあったら、そう簡単にはいかなかったと思います。今回は、小規模サイトだったおかげで、半日くらい費やして、何とかまるごと、修正ができた…と思います。多分ね。今日は終日カウンター当番だったので、書架作業ができない日だったということで、ちょうどよい作業でした。HTMLの採点をしてくれるツールで最終的に確認をとって、完了。あ、良い点数ですね、さすが前任者さん。文字コードをHTMLではUTFで指定しているのに、実際のファイルがSHIFT_JISだよ!と怒られるというファイルが幾つかありましたが、その辺はご愛嬌。きっと保存するときに間違えたのでしょうね。今まで、特にエラーが出ていないのだからまあ、良いでしょう。

これで、移転ファイルの準備は大体出来ました。あとは、移転しますよ連絡の準備かな。あ、移転後に置いておくリダイレクト用ページも作っておきました。英語がてきとうですが。


それにしても電気屋さん、今日いらっしゃるって仰ったのに、いらっしゃらず。困ったものです。困ったものといえば、今日もまた、黒光りする「あいつ」が出現でございますよ!しかも、いつも駆除をお願いしているSさんが、午前中で終業してしまって、帰られた10分後くらいに。うわあ、心得すぎてる!ショックでした。しかも菜の花の真後ろ、1メートルも離れていないところの壁に出現。かさっという足音で気付きました…。菜の花、耳が良い!でもショック。とりあえず、お隣の事務室に「たーすーけーてー」とSOSを出して、Oさんに来て頂きました。お呼び立てしてしまいました…。もう、本当に申し訳ないことでございます。でも居合わせた菜の花も、Iさんも、虫は大嫌い…ううう。家で出没したら、どうしたらいいのやら。本当に困ります。

あ、そうそう、施設管理をしてくれる担当部署のTさんにも事情を話してきました。図書室前の生垣の剪定と、防虫作業、更に近くの池の清掃などの対策がなされそうです。まあ、生垣の剪定と防虫は、毎年やっていることらしいのですが。やらないと大変なことになるとかで。うちの図書室も、その部署も担当者が変わっているので、その辺、よく知らなくて、周りから「そういえば、こんなことをやっていた!」というのが時々飛び出します。うん…何とか宜しくお願い致します。。。



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委員会の日

33日目(通算1408日目)。色々なことが一気に動き出した。

今日は年に10回くらいある委員会の日。うちの図書室が属している組織の、運営委員会です。本日の審議事項3件中2件、報告事項2件中1件が、図書室からの提出。菜の花、頑張ってきました。

審議事項1件目は、継続図書の追加の提案。今回は先生から推薦頂いている2タイトル。去年、継続を中止した分と、追加した分のバランスがまだとれていないので、もう少しは追加できそうです。まあ、いつ足りなくなるか分かりませんが。とりあえず、これ、承認。

審議事項2件目は、うちの図書室のWebサイト移転の件。現在は研究科サーバに置いているのですが、これがLANの系統が違って非常に使いづらく。先生にファイルを送信して、わざわざ差し替えて頂くなんて手間のかかることをやっています。それで、図書室からアクセスできる、図書館サーバに移転しよう、というのが今回の菜の花の目標。そうすれば、先生の手間も大幅削減!と主張したところ、あっさり承認。はやっ。以前はそもそもサーバ自体を図書室内に置いていたらしいのですが、そちらは前任者がちゃんと殺しておいて下さったので、今回の移転をしてしまえば、二度とサーバ管理をうちの図書室でやらされる、なんて事態には陥らないだろうと。サーバ管理はやっぱり、ちゃんとした技術のある人にやって頂かないとー!ね?

報告事項は、図書室前を明るくしたい!廊下の電灯の電源系統変更の話題。お願いだから、ちょっと人が来ないからって、図書室前をセンサーで真っ暗にするのは止めて下さい!な話です。以前にも書いた気がします。菜の花の報告書を見た先生方の反応は、概ね好感触でした。更に調べて、また取り上げられる予定。


というわけで、これらの結果を踏まえて、菜の花のお仕事は一気に進み始めました。まずは、書店さんに連絡。新規継続図書の発注、欠号補充のための単品発注、見計らいになっている資料については、継続とは別の書店さんだったので、そちらから書類を取り寄せるように、図書担当のSさんに依頼。Webサイト移転については、WWWの委員会に新規でうちの図書室のサイトを受け入れて頂くための申請書の準備。こちらは明日、若干記述について担当部署に相談する予定。廊下の電灯の件も、施設関係の部署に相談にいったのですが、担当者が不在だったので保留。これに関しては明日以降、再びお伺いする予定。


それ以外にも、除却のための書架での作業のため、用意した事務用ノートPCの調子がいまいちなので、メンテナンス。何故かWinアップデートがかからないという症状。ぐぐって、同様の症状を調べると、幾つかの対処法が出てくるものの、なかなかうまくいかず。同じ道を辿った人が「再インストールしたら直りました」で終わっていて、かなりショックを受けましたが、何だかんだで、午前中からちまちまやって、夕方にはまともに動くようになりました。よかったです…。再インストールとかだったら、菜の花泣いてましたよ…。だって4月に入って一生懸命、セットアップしていた新品の子なのですからー。ちなみに彼女には、名前をつけてあげました。「唯ちゃん」です。よろしく!あ、もう1台、旧利用者用PC No.2にもお名前を進呈しました。いつものんびり起動の「のびこさん」です。頑張れ!


それから、別の図書室からの除却候補資料の「所属換」の件は、先方図書室のかかりちょうが、書類を作成して本日お持ち下さいました。今度はこちらの処理を進める番。まずは責任者印をGETするため、先生にメール。というわけで現在、押印待ち。


それにしても、今日は朝から大変でした。いつものように、水曜日の朝恒例の「Weekly Cleaning」をしていたのですが、書架の廊下部分…図書室のメインストリートに大型のムカデが闊歩しているわ、それを駆除した後にその辺りで別の図書室のかかりちょうと立ち話をしていたら、そのかかりちょうが悲鳴をあげたので何事かと思ったら、同じくらいの大きなムカデがかかりちょうの足にまとわりついていた、とか、2匹とも駆除してふぅ、と流しで手を洗っていたら、シンクの中にまた黒光りするアレ…ごき氏が可愛らしく顔を覗かせていたとか、そりゃもう、波瀾万丈でした。あー…何か恐ろしい図書室ですよね…。今のところ、ごきさんの方は書架には出ていないからご安心を。ムカデには…注意した方がよいかもしれません>ご来室者のみなさま。あ、でも菜の花の通っている公共図書館でも「ムカデにかまれた方がいらっしゃいます。お気を付けください」という張り紙が、長らく貼ってありますから、きっとよくあることなのでしょう、うん。でも、本当にお気をつけ下さいませ。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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