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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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書架移動の計画を考え中

54日目(通算1429日目)。深刻度は思ったより低そうだけど、厄介そうではある。

朝から昨日の続きで、製本された雑誌が入っていく書架の確認をしました。若干…、「こりゃどうしようもなかですなー」(←何弁?)という部分もありましたが、概ね何とかはなりそうです。なりそうですが、かなり大変そうであるのは間違いなさそうです。午前中かけて、この作業をしていました。結果を夕方、「今週の報告」としてまとめたのですが、あららーという感じでした。

今年から3年以内に場所で困るタイトルは40。で、それらに対して、菜の花が出した結論は下記。

12タイトルについては、今回の除却で場所を空けて確保する。
4タイトルについては、本日中に小規模移動をして場所を確保した。
1タイトルについては、周りの未登録の大型資料を受入して別置することで対応する。
12タイトルについては、今後の小規模移動で対応する。
6タイトルについては、今年度は小規模移動で対応し今後、大きな移動をする。
4タイトルについては、今年度に中規模移動を計画する。
1タイトルについては…困った!しばらくは小希望移動で対応。ただし抜本的解決は難しい。今後の除却に期待。

…という感じです。細かい…。対応が分かれまくりで菜の花の頭はパンクしてしまいそうです。。。とにかく、来週から菜の花がこれについてやらなくてはいけないことは

・未登録資料の受入
・小規模移動(12+6+1件)
・中規模移動計画(2ヶ所)

という感じで。うーわー。何かいっぱいあるー。でもまあ、こんな感じで毎週毎週、事細かに報告だけされるかかりちょうも、大混乱だろうなあ、と思う菜の花です。菜の花は「報告」としてかなり、数字を入れ込むので。とにかく細かく記録をとって、数字を算出するのが趣味のようなものです。そんな菜の花の報告だけを読まされる上司。「長」がつく職階は大変ですわー。菜の花にはできない。。。自分が直接動く方が楽ですもの。


というわけで、書架移動をしなきゃなのですが、この中でも多くのタイトル…12タイトルで期待されている「除却」が最近進まず。先週は1週間で1000分以上を費やしていたのですが、今週は何だかんだで色々なおしごとが入ってしまい、僅か300分ちょっとしかそれに使えなかった、というのが大きかったですね。300分なんて、たった5時間ですから、ちょっとした休憩や毎日のおしごとなどをこなしていく中でやるなら実質1日分くらいの働きです。足りない…足りなーい!もっと費やさねば。でも今週は委員会とか、飛び込みレファとかいっぱいありましたしね…。レファも大事なおしごとですから、致し方ございません。ああっ、でも移動問題はかなり頭の痛い問題ですよぅ…。何とか来週は時間を確保したいものです。



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事務室でおしごと

53日目(通算1428日目)。木曜日だから。

木曜日はカウンター当番の日。うちの図書室では、それほど来室者が多くないこともあり、カウンター当番は日単位で決められています。凄いですね…。基本は常駐ですが、席を外しても誰かいればその人が対応しますよ、という比較的ゆるい感じのカウンター当番です。が、さすがに書架に引きこもるわけにはいきませんので、菜の花の当番である木曜日は、毎週ちゃんと終日、席にいます。ちゃんと席でも出来るおしごとを一週間、考えながら木曜日に寄せておくのです。


というわけで、本日のメインは電話での連絡や、NIIのレコード調整への対応、書類書きなど。特に書類はここぞとばかりに書きまくりでございます。今日中に全部片付けてやるー的な。


と言いつつ、午前中は殆ど、レファレンスで終わってしまいました。最初にお聞きしたときは「そういうデータはその辺にあるものだろう」と思っていたら、これが統計書を片っ端から当たりまくってもなかなか出てこない。ネットで情報を探しても出てきませんしね…。こんなに難しいとは思いませんでした。とりあえず、学内でヘルプを求めました。結局、それでも最新情報へのアクセスは出来なかったのですけれどもね…とほほ。

レファといえば、この前、みんなで探していたデータも「存在しない」ことが証明されてしまいました。利用者さん…大学院の昨年の修了生のおじさまだったのですが、統計を取っている大元に直接問い合わせをしたそうなのです。凄い。さすが研究者。で「そのデータはとっていません」という回答だったとのこと。目的としていた統計を網羅的にとっているのはそこ以外ないのは明らかだったので「残念ですが、存在しないという結論でした」ということに。うーん、残念。でも「ない」ということが分かるというのはレファでは結構、レアケースではあります。ある意味、そこで打ち止めにして、別の観点にリフレッシュできるのは良かった点でしょう。あるかないか分からない、袋小路状態が一番、レファでつらいときなので。


夕方に、「次回製本をしたら、もう入らない書架がある」という報告を前々から受けていたので、その確認に行ってきました。覚悟を決めていったのですが、意外に何とかなりそうでちょっと一安心。これくらいなら、何とか。でもまだ、半分しか確認は終わっていないのですけれどもね。明日、続きをチェックする予定。




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6月の委員会

52日目(通算1427日目)。何とか無事終了。

年に10回、所属している部署では「運営委員会」が開催されます。基本的には先生方の会議なわけですが、菜の花はこの部署に属する図書室の唯一の職員ということで参加しています。

で、本日はこの会議の本年度第3回。今回、うちの図書室からの審議事項・報告は、例の「廊下照明」の件と、図書予算の話と、あとは蔵書点検の結果報告。でもこれに至るまでが長かった…。先生方、お金の話はしっかり宜しくお願い致します…ホント。でもそれだけではなくて今の計画をそのまま進めると、事務で死屍累々になりそうな超無謀計画っぽいのですが…そこのところももうちょっと考慮を…。海外から沢山人を呼ぶのは、とっても大変らしいですよ?しかも呼ぶだけじゃなくて一時的にも雇うとなると、本当に色々な手続きがあるらしいですよ?菜の花では想像も絶するような大変そうな手続きっぽいです。そ、租税条約?何それ?的な…。きょ、居住証明?へ?みたいな…。事務手続きが煩雑なのは、事務員の責任ではないですよね…。何か、世の中がそういう風に出来ているらしいです。難しいですわー。。。

とりあえず、図書室から出した分のお話は全部順調で助かりました。これで廊下照明も工事へ持ち込めます。


それにしても何だか今日は、細かい事務仕事&レファレンスなど、突発的な飛び込み事案を中心としたおしごとが多くて、あんまり前に進めない日でございました。でも少しは、いつもの除却候補リストアップ、進めました。


そうそう、「人事興信録」が何故か未登録&未装備で出てきまして。これは一体…。誰かの私物…?その割には、26cmくらい書架を埋めておりますがー!1つだけ持っていてもなあ、ということで、ちょうどこれが欠号になっていて、そこそこ揃っているお隣の図書室に譲渡することにしました。持って行く直前に、お隣の事務のOさんを見かけたので声を掛けてみました。図書の人でもないと、なかなかこんな分厚い本は見たことがないだろう、と思い、面白がってくれるかなーと。

実際に喜んで頂けたのですが、思わぬおまけもついてきました。何気なくぱらぱらとめくっていたOさんが、こう仰ったのです。

「あ、うちのおじいちゃん載ってる!」

え!?ええええ!?びっくり。しかも、その経歴の中に、Oさんのご両親の名前もばっちり入っていました。…恐るべし。というかOさん、良いところのお嬢様だったのですね…。




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たいふう!

51日目(通算1426日目)。本日、臨時休室なり。

台風がやってきました。ので、後半は図書室、臨時休室としました。火曜日の午後は、2人で開室しているのですけれども、結局2人とも帰らず。危険がある場合は、総務に申し出れば特別休暇対応で早退できるそうなのですが、菜の花の場合は帰宅は問題なしで、申し出ても仕方ないので。何しろ、通勤に公共交通機関は使いませんからねー。そもそも職場とおうちが徒歩3分の菜の花が家に帰れない事態というのは、想像するだに恐ろしい大災害です。誰が帰ることになっても、最後まで帰ることはない…、いわば「菜の花こそが最後の砦」と言っても過言ではない住環境でございます!というか、むしろ緊急避難で図書室で夜を明かしてもおかしくないレベル。

で、もう1人のSさんも今日は最寄り駅まで車でいらしたそうで、特に問題はない、と時間通り働いていかれました。それを考えると、実は休室にする必要はなかったかも。一番怖いのは「あ、開いてるじゃん」と思わず図書室で長居して、帰れなくなる利用者さんが出ることなのですが、その辺はみなさま、オトナですから自己判断できますよね…。やっぱり休室の必要、なかったかもしれません。まあ、実際のところは、「臨時休室」の看板を見てこちらを覗き込むような方は「どうぞどうぞ」で特別入室(?)して頂いていましたけどね!

そんなゆるい感じでの半開室状態だったので、出来れば事務室常駐したい火曜日ではありますが、書架引きこもりが出来まして、お陰様でまた着々と作業が進みました。台風さまさま。



そうそう、午前中に大学内の、図書館とは別系統である、大学関係文書を保存している部署の先生が来室されました。扱いに困っていた古い資料を引き受けてもらえました!助かります。今後もまた、資料の引取りをお願いする予定。ついでに図書室内をぐるっと見て回って、古い資料の保存についてお話を。中性紙の袋…大量買いした方がいいかもですねー…。



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はじめてのおつかい

50日目(通算1425日目)。進まない…。

今日は、初めてひとりで大学生協での公費でのお買い物に行ってきました。正確に言えば、学生の頃は研究室のお金で実験に使うものを買いに行っていたのですが、お仕事としては初めて。うう、どういう会計処理になっているんだろう、どきどき。事前にお隣の事務室で確認していったわけですが、まったくもって不安だったので、お隣の図書室にも寄って、かかりちょうに手続きを再度確認してから行ってきました。どきどきどきどき。

でも、大学生協も慣れたものでして…、言われた通りの公費用カウンターに行ったら、菜の花の差し出したメモを受け取ると、あっさり、そしてさくさくと手続きを進めてくれて、ちゃんとうちの事務部で受け取ってくれる「見積・納品・請求書」の三点セットをさらりと用意して下さって、何事もなかったかのように「はい、どうぞ」と渡して下さいました。ふわー。早い。

さあ、問題はこれを持って会計さんのところへ行く方だー。どきどきどきどき。

事務室に行ってきょろきょろして「だーめーだー」と悟った菜の花は、とりあえずよく知っている会計の非常勤さんに「こんにちは!へるぷ・みー!」とにこやかに助けを求め、大体説明されて、なるほど、となったのですが、結局その書類を持ってお隣の事務室に行ったら「あ、これはね…」と詰めの甘いところを指摘されることになりました。とほほ。

とにかく、みなみなさまのご協力の結果、菜の花ははじめてのおつかいを、滞りなく完遂させることに成功しました!ああ、ありがとうございます、ありがとうございます!…これでこれから、さくさくモノが買えちゃうよー?

ちなみに本日のお買い物は、耐震関係のグッズでした。前々から危ないから固定しないと、と言っていたものを固定してあげるためのものです。一応、震度7まで耐えるらしいです。が、震度7に襲われたら、建物の方が危険かもしれませんね…、うちの辺り…。いやいや、でも大分、建物の耐震は終わっているのかなー。とっても重要ですからね!書架の耐震も、何とかしたいなあ…。



本日は、そんな「おつかい」のほかに、問い合わせがあったりしてばたばたしてしまい…、結局殆ど進んでいないような。あ、午前中に前回の支払処理分の新着図書の目録作業は終わりました。書誌重複を発見しちゃったり、雑誌書誌修正をかけたりで、そこそこ波乱万丈でしたが、まあ何とか。


あ、あと良いことがありました。廃棄しようかなあ、と思いつつ、学内の別の図書館に「どうぞ」と送りつけた戦前のとある資料がつき返されてしまってちょっと途方に暮れていたのですが、ふと思いついて学内で図書館の系列とは別に大学関係の文書を保存している部署に連絡してみたら、「あ、是非」ということで引き取っていただけることに。わーいo(≧▽≦)o。活かしてくれる場所が見つかりました!素晴らしい。「ちょっと劣化が…」と言ったら「じゃあ、明日お伺いします」と。わー、ますますありがたいこと。そこまでして引き取って下さるなんて!折角明日いらして頂けるなら、ついでに是非、他の資料も見て頂きたいなあと考え中。



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劣化資料、製本できない認定…

49日目(通算1424日目)。とほほ(´△`)。

今日は、うちの図書室から出す本年度2回目の製本の業者さん引取り日でした。

あ、製本については、図書館関係者以外にはぴんとこないかもしれませんので一応書いておきますと、図書館で購入している雑誌(うちの場合は学術雑誌ですが)を、専門の業者さんに出して数冊を合冊(元々分厚いものだと1冊のみのことも)して、硬い表紙の「製本雑誌」に変身させる作業です。雑誌、と聞いて一般に思い浮かべるように、多くの雑誌は、薄かったりやわらかかったりと「へなちょこ」のため自立…、つまりは自分で立てませんから、業者さんに製本して頂いて、自立心を育てるのです!(ちょっと違)…何か今、ポケモンの「育て屋さん」を思い浮かべたのはなのはなだけではな…いや、菜の花だけですね、すみません。反省します。

で、この引取りに業者さんがいらしたのでついでに、今週ちまちまと作業した結果「これはちゃんと正式に受入するよ!」と決めた未登録の古い資料について、「でもこのままだとへなちょこだったり、状態がよろしくないから、硬い表紙をつける「再製本」をして、強いよろいをまとわせたいな」と思う子が結構多くて。で、この子は製本できますかー?とついでに確認していました。

結果…、

「これはちょっと難しいですねー」

ああ、やっぱり?そんな気がしていました。一番劣化が進んでいた子です。昭和のはじめ、戦前の薄っぺらいけど大判な雑誌なのですが、とにかく紙の劣化が激しく、うっかり折ってしまうとそこから切れて崩れ去る状態。ここまで来ていると残念ながら、もはや手のうちようはありません。製本するためにはそれなりの強度が必要なのです。

そんなわけで駄目だしされてしまったこの子、どうしたものかなあ、と悩み中。ちなみに、国内所蔵をざっとみると、該当巻号を所蔵している機関がNACSIS参加館の中では1大学のみです。結構貴重、というか、やっぱり利用に供せる方が望ましい本。

厚みはあまりないので、とりあえず今のうちにカラーコピーして「閲覧用」を作成し、本体は保存箱を買って封印すべきか迷い中。著作権は切れているはずなので、コピーして複本を作ることには問題はない…と思います、多分。さて、どうしようかな。



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再受入を中心に

48日目(通算1423日目)。事務室引きこもりなので。

木曜日はカウンター担当の日。なので終日、事務室に常駐します。書架に行けないので、あらかじめ昨日のうちに本日、事務室内で状況判断すべき資料をブックトラックに積んでおきました。で、ちょうどそれの処理で終日、終わり。ずいぶん、資産登録して新たに番号を取得する準備をやりました。まあ、中には「これは重複だから廃棄ね」というものもありましたけれど。場所もないので、同じ本があったときは、もう入れません。

今日は書誌も作ったし、菜の花的にはそこそこ頑張った!気もしますが、お掃除は不参加。年に2回くらいある、学部をあげての外回りお掃除の日だったのですが、カウンター担当だったので、事務室でお留守番だったのです。でも「ごほうび」のおやつの差し入れをSさんから戴いてしまいました。…うん、菜の花、何の役にも立ってませんけどね!おいしく頂きました。ご馳走様です。


今日はどうでもよいような自分の意地により、無駄に寝不足なのでこれまで。



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養子縁組斡旋所、もしくは婚活サイト的な

47日目(通算1422日目)。もしもし?

いつものように、毎週水曜日の恒例であるWeekly Cleaningを今週も実行。色々磨きました。磨くの好きです。当初、15分間、という予定だったような気がしていたのですが、何故か45分で定着しているこのお掃除タイムです。みんな、そんなにお掃除好き!?


それから、全員で「乾燥剤宅配」はじめました。まずは、ひたすらA4紙を折々して「箱」を作りまして。40個ほど。これに6個ずつ、乾燥剤を放り込み、ブックトラックに載せてがらがらと書架へ。2-3列に1箱ずつ、乾燥剤を設置です。書架でのカビを防げるとは思えませんが、まあないよりマシって感じ?それにしてもみんなで折り紙しているときは

「か、家内工業…!?それとも内職!?今、誰か来たら
 『まさかこの図書室、資金難でついに内職を始めたっ!?』
 って思われそう…っ!?」

と、どきどきでした。まあ、そういうこともあります。


そのあとはまた、ひたすらに除却候補リスト作成。と言いつつ、未登録資料をピックアップして再受入するかどうするかを一緒に決めたりもしています。何冊か、もううちでは要らないなあ、というものの中に「でも学内でちょうどこれが欠号しているところがある!」というのも発見。合冊で簡易製本されている本の一部が某文系図書室で欠号だったので、まずは「要りませんか?」と打診。「じゃあ、頂きます」ということだったので持参しました。

で、「簡易製本を壊して一部を取り出してみよう!」

ということで、「カッターちょーだい?」とそちらの図書室の人に声をかけたはずが、最終的にはその人に全部の作業をさせていたとかいうオチでした。だって菜の花、ぶきよーですもの。それにしても簡易製本、凄いですね。まさか釘で止まっているとは思いも寄りませんでしたよ。へー。菜の花、勉強になりました。


で、その後も同様の事例があったので、見つけるたびに内線で先方に打診です。うちでは廃棄対象の資料が、そちらでは欠号しているみたいなのですけどー、いかが?と。受話器を置いた菜の花、

「やったー。嫁入り先が決まりましたよー」

と、自分の事務室内で報告したら、

「結婚相談所か、養子縁組の斡旋みたいですね…」

という感想が。あ…確かに。まあ、うちはこれで不要になった資料を手放せるし、向こうは欲しい資料の欠号を埋められる、お互いハッピィ、これぞWin-Winな関係☆と、菜の花は満足でございます。さあ、もっともっと書架をすっきりさせますよー。


あ、でも菜の花、だからと言って不用意に全部捨てているわけではないですよ?ちゃんと、入れるべき資料はどんどん登録しています。頑張ってます!はい。



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データベースの使い方がー

46日目(通算1421日目)。分からないっ!…が、そうは言えない…っ!

菜の花は前の前の部署で、電子ジャーナルやらデータベースやら、利用講習会で講師をする側にいたわけですが、当然ながら使えないデータベースも沢山あります。専門外の分野もありますし。

本日、利用者さんから受けたご質問のデータベースは、現在所属している学部の所属者しか利用許諾のない、かなり特殊なデータベースなもので、これの利用法の講習会はしたことがないですし、受けたこともありません。むむう…以前にあった質問に応えるため、基本的な使い方を覚える努力はしましたけれど、それ以外の難しいことは…とりあえず、何でしょう?逃げ腰で承ります(←こらこら)。

はい?ほうほう、そういう抽出がしたいと。…そうですかー、なるほどねえ。

…変化球だ。完全完璧変化球ですわ…。涙が出るほど分からない!分からないけど、「分かりません、さようなら」なんてありえませんから、「なるほどー」なんて言いながら、色々試してみて、心の中で「やっぱ無理だー」と頭を抱えつつも、にっこり笑顔で

「分かりました、それでは出来るかどうか、提供元に確認してみます。連絡先、宜しいですか?」

はい。その後、しばらくまたひとりで悪戦苦闘し、結局データベースのお客様サポートセンターにお電話しました。もしもーし、これって出来ます?あっさり人に頼る菜の花。うふふ( ̄ー ̄)。

結局、電話とメールのやりとりで、やり方は分かったので、自分でもやってみてから利用者さんに連絡しました。その余韻があるうちに、同じデータベースについてご質問が…!というかSさんが質問を誘導している…!?図書館員としては素敵ですが、菜の花にはやさしくない!…だって質問を引き出したら、はい、とそのまま菜の花に丸投げです、Sさーん!!!

まあ、こちらは、午前中に受けた質問についての回答を受けて「こんなことも出来ちゃうんですよー!」なお話で「おおお、凄い!」と盛り上がったくらいですけれども。また質問がきちゃいそうな予感です…。ふぅ。



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心機一転

45日目(通算1420日目)。ってほどでもない。

土日を挟んで、頭が軽くなったもので、気合いを入れて1週間の始まりを頑張りました。まずは先週の続きの目録作業から。かなり大量に新着がきていましたが、何とか完了。続けて、本年2回目の雑誌製本のリストを加工してニュース作成。ここまでで2時間くらい。


そのあとの午前後半、午後前半までひたすら除却候補資料のリストアップ。何とか、2連目の最下段までいきました…。結構保留はしてますが。でもまだ所蔵目録付近。幾つかの所蔵目録で頭を悩ませています。これは捨てられるか否か…。全部オンラインで検索できる図書館の所蔵目録は要らないや、と判断できますが、すでに今はない図書館の場合は…悩みます。ひけても仕方ない気もするし、でもこういう図書館がかつて存在した、という証拠としては重要な気もしますし。


午後後半は先生と事務の人と次回委員会の打ち合わせ、それから図書室内のSさんから「この資料があと1年で空きスペースがなくなります!」のご相談。そうですかー…。年間で1段弱ずつ増えていく資料。困りましたね。オンラインで無料公開しているので不要といえば不要ですが、そのデータがとてつもなく見づらい。でもだからと言って冊子体が便利とも言い切れない。何とも微妙な。しばらく懸案事項で。



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除却候補、判断中

44日目(通算1419日目)。間に合わないよねー、このペース。

朝からかかりちょう、そして目録の部署、お隣の目録担当者に相次いで内線をかけていました。色々確認したい事項があって。この前のビルマ語資料の目録を、お隣の目録担当者さんがトライしてくださるそうです。すごーい。一度もビルマ語はとったことがないそうなのですが、凄いチャレンジ精神。菜の花にはないガッツです…。

いや、菜の花はそこで時間を使っている場合ではなく…。その後は、先生からメールで届いていた先月の定例委員会の議事メモのチェック(何故か菜の花が勝手に昇進していた。びっくり)し、それから次回の委員会でうちから出す3つの議題について取りまとめてメール。それからすぐに、その3つの議題のうちの1つの、配布資料準備。昨日のうちに2つは用意したのですが、一番厄介そうな最後の1つをすっかり忘れておりました。というわけで、ちまちまと事務仕事。

お昼の直前に何とか30分弱、書架作業の時間を確保できたので、ブックトラックに載せたノートPCごと、がらがらと書架へ。ようやく始めた、除却候補資料のリストアップ作業です。

今週は1週間トータルで正味240分…4時間分、書架作業をしました。100冊以上のチェックを行ない、除却・廃棄候補を73冊リストアップし、これらを全部本当に捨てたら2メートル分以上…、段でいうと3段弱が空きになるなあ、という状況。というか、まだ菜の花、僅かに10段分すら終わっていないのです。終わっていないのにすでにこんなに…生き残り、少ないです…!まあ、ちょうど今はそういう分野の部分をやっていますので。うちの図書室の専門分野ではない、という場所。だから時間がかかっている、と考えたいところです…。でないと、どう考えても間に合わない。でもとても不安です。これから1ヵ月くらいは、無駄口叩かずひたすら書架作業が必要かもしれません。

…と思ったら、それだけで終わらないのがこのポストのおしごと。新着図書が届きました。ので、今度はひたすら予算管理と目録。5月分の予算での購入書類が出揃っていることに気づいたので、その集計も込みで。なかなか数字が合わなくてどきどきしました。うっかりエクセルの計算式が間違っていました。危険。目録も、数が多くて結局本日中には終わらず。来週に持ち越しです。


来週は…本当に黙々と働く所存ですよ…。それにしても肩が痛ーい…。きっと菜の花、働きすぎ。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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