菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
再受入、はじめました
32日目(通算1407日目)。というほどでもなく、邪魔だったので受入しただけ。
蔵書点検の準備として、先生方への最終周知のためにポスティングをして、当日に貼る「臨時閉室」ポスターも作成し、明日の運営委員会での話すネタも準備して、ひと段落。
ようし、じゃああれしよ、あれ。1つは、新しくがばっと寄贈受入したいので、その場所作りのための書架移動。もうひとつは、製本したときに入れる場所作りのための除却作業。
まず、場所作りの件。これは2列分で何とか2棚くらい詰められるのでは、と考えて、ちょこちょこ作業中。横倒しになっていた未登録本が邪魔だったので、再受入して大型本コーナーに別置することに決めました。「再受入」というのは、最初に受入をしたときは「資産」として登録しなかったものの、現在のルールでは登録しなくてはまずいだろう、というものを見つけたとき、再び受入処理をすること。これをすると、「資料ID」という番号をもらうことができ、このIDでバーコードラベルを作って管理することができるようになります。デジタルなデータとしても登録されますしね。
しかし、どうして横倒しのままだったのだろう、と1冊ずつ確認。全部、サイズが横長で、横が36cmもある謄写本でした。うわあ、自立しない。しかも何、分冊なのに、全部揃ってない!?なかまはどこー。ひどいものは前々任者さんが整理したときに挟んだらしい覚え書きに「本体は?」とだけ書かれている「○○付属資料」というタイトルの本とか。結局、本体は薄っぺらいその辺りの本を大探索して見つけられましたけどね。あるじゃん!と。懸命な探索の結果、1件だけは、4分冊のうちの1冊しか見つからないものもありましたけど、あとは大丈夫でした。揃ってる。
中身を確認の上、書誌同定、またはNCに書誌がないものはえいや!でその場で新規書誌作成をして、再受入処理へ回しました。Sさん、宜しくお願い致しまーす。
これがどいたので、若干場所が空きました。で、また詰め詰め作業。Sさんにも状況を説明して、スキマ時間にまた詰めるのを手伝って頂くことに。そちらも宜しくお願い致します。
で、もう1件の除却作業の方。場所は決まっているので、その辺りの下見に行きました。うわあ…これは捨ててもよさそうな資料が結構あるかな…と。菜の花自身が前の前の部署で「これはうちの場合は捨てられないな、学内の他の図書室が捨てた後、最後に1冊を残すのがうちだ」と判断していた、オンラインに無料の代替資料があるようなものとか。当時の自分に感謝。あっちが捨てていないなら、この図書室の分は複本として捨てられます。どうせ代替資料がありますしね。歴史として残すにしても、学内に1冊で十分。あとはー…うわあ、ここの複本はいらないなあ…整理して1部ずつにしよう…とつらつら考えつつ、書架の中での作業をしようと思いました。いちいち、書架と事務室を往復していられませんし。とすると、ノートPCが欲しいな…、あ、そうそう、この3月末に買ったではないですか、お隣の図書室と共有の事務用ノートPC。ちょうどいい、あちらはもうしばらく使わないと仰っていたから、こちらで使わせて頂きましょ。
というわけで、取りに行ってきました。電源が入らないと思ったら、完全放電されていて驚きました。ノートPCを放電…。まあ、良いですけれども。とにかく、これで作業が出来るように、ファイルの準備など。
と、着々と作業を進める菜の花ですが…、恐ろしいものを見つけてしまいました。流しで、黒光りするあの平たい生き物が…!昨日、ホウ酸だんごを始めたばかりだというのに、早速のご登場ですか!しかも昼間っから!
でも、世の中の虫というものをことごとく苦手とする菜の花には、自力で対処することができませんでした…。息を飲んで、かくかくした動きでSさんを呼びにいき「で、で、でたー!!!」と謎の踊りを踊るので精一杯でございましたよ!…いやあ…びっくり。しかも敢然と立ち向かっていき、素手で「ヤツ」をつかんだSさんに、菜の花はことばもございませんでした。いや、素手はちょっと…!
でもまあ、一応これで一安心、Sさんが黒光りする遺体を捨てに行っている間に洗い物をしていた菜の花、更にもう1匹、流しの生ゴミケースに潜んでいるのを発見。心の中で「ぎゃああああ」と叫んでから、ちょうど戻ってきたSさんに再び、謎の踊りを披露することになるのです…。
結局そのあと、彼らが歩き回った痕跡を消すべく、30分もかけてあちこちエタノール滅菌しながらお掃除してしまいました。Iさんがいなくてよかった…。彼女も菜の花と同じく、きっとひきつりまくりだったはずですから。そしてこれが、菜の花とIさんの2人だけのシフトの日でなくてよかった…。2人して、わーわーきゃーきゃー言いながら、凄いことになるところでした。
あー…。もう、今日の菜の花はSさんに助けられてばかりでございました。ありがとうございます。そういえばSさんは、菜の花の母御と1学年違いなのですよね。母の日プレゼント、Sさんにも用意すべきでしたわ、菜の花…。来年は本気で検討しちゃうかもしれません。
蔵書点検の準備として、先生方への最終周知のためにポスティングをして、当日に貼る「臨時閉室」ポスターも作成し、明日の運営委員会での話すネタも準備して、ひと段落。
ようし、じゃああれしよ、あれ。1つは、新しくがばっと寄贈受入したいので、その場所作りのための書架移動。もうひとつは、製本したときに入れる場所作りのための除却作業。
まず、場所作りの件。これは2列分で何とか2棚くらい詰められるのでは、と考えて、ちょこちょこ作業中。横倒しになっていた未登録本が邪魔だったので、再受入して大型本コーナーに別置することに決めました。「再受入」というのは、最初に受入をしたときは「資産」として登録しなかったものの、現在のルールでは登録しなくてはまずいだろう、というものを見つけたとき、再び受入処理をすること。これをすると、「資料ID」という番号をもらうことができ、このIDでバーコードラベルを作って管理することができるようになります。デジタルなデータとしても登録されますしね。
しかし、どうして横倒しのままだったのだろう、と1冊ずつ確認。全部、サイズが横長で、横が36cmもある謄写本でした。うわあ、自立しない。しかも何、分冊なのに、全部揃ってない!?なかまはどこー。ひどいものは前々任者さんが整理したときに挟んだらしい覚え書きに「本体は?」とだけ書かれている「○○付属資料」というタイトルの本とか。結局、本体は薄っぺらいその辺りの本を大探索して見つけられましたけどね。あるじゃん!と。懸命な探索の結果、1件だけは、4分冊のうちの1冊しか見つからないものもありましたけど、あとは大丈夫でした。揃ってる。
中身を確認の上、書誌同定、またはNCに書誌がないものはえいや!でその場で新規書誌作成をして、再受入処理へ回しました。Sさん、宜しくお願い致しまーす。
これがどいたので、若干場所が空きました。で、また詰め詰め作業。Sさんにも状況を説明して、スキマ時間にまた詰めるのを手伝って頂くことに。そちらも宜しくお願い致します。
で、もう1件の除却作業の方。場所は決まっているので、その辺りの下見に行きました。うわあ…これは捨ててもよさそうな資料が結構あるかな…と。菜の花自身が前の前の部署で「これはうちの場合は捨てられないな、学内の他の図書室が捨てた後、最後に1冊を残すのがうちだ」と判断していた、オンラインに無料の代替資料があるようなものとか。当時の自分に感謝。あっちが捨てていないなら、この図書室の分は複本として捨てられます。どうせ代替資料がありますしね。歴史として残すにしても、学内に1冊で十分。あとはー…うわあ、ここの複本はいらないなあ…整理して1部ずつにしよう…とつらつら考えつつ、書架の中での作業をしようと思いました。いちいち、書架と事務室を往復していられませんし。とすると、ノートPCが欲しいな…、あ、そうそう、この3月末に買ったではないですか、お隣の図書室と共有の事務用ノートPC。ちょうどいい、あちらはもうしばらく使わないと仰っていたから、こちらで使わせて頂きましょ。
というわけで、取りに行ってきました。電源が入らないと思ったら、完全放電されていて驚きました。ノートPCを放電…。まあ、良いですけれども。とにかく、これで作業が出来るように、ファイルの準備など。
と、着々と作業を進める菜の花ですが…、恐ろしいものを見つけてしまいました。流しで、黒光りするあの平たい生き物が…!昨日、ホウ酸だんごを始めたばかりだというのに、早速のご登場ですか!しかも昼間っから!
でも、世の中の虫というものをことごとく苦手とする菜の花には、自力で対処することができませんでした…。息を飲んで、かくかくした動きでSさんを呼びにいき「で、で、でたー!!!」と謎の踊りを踊るので精一杯でございましたよ!…いやあ…びっくり。しかも敢然と立ち向かっていき、素手で「ヤツ」をつかんだSさんに、菜の花はことばもございませんでした。いや、素手はちょっと…!
でもまあ、一応これで一安心、Sさんが黒光りする遺体を捨てに行っている間に洗い物をしていた菜の花、更にもう1匹、流しの生ゴミケースに潜んでいるのを発見。心の中で「ぎゃああああ」と叫んでから、ちょうど戻ってきたSさんに再び、謎の踊りを披露することになるのです…。
結局そのあと、彼らが歩き回った痕跡を消すべく、30分もかけてあちこちエタノール滅菌しながらお掃除してしまいました。Iさんがいなくてよかった…。彼女も菜の花と同じく、きっとひきつりまくりだったはずですから。そしてこれが、菜の花とIさんの2人だけのシフトの日でなくてよかった…。2人して、わーわーきゃーきゃー言いながら、凄いことになるところでした。
あー…。もう、今日の菜の花はSさんに助けられてばかりでございました。ありがとうございます。そういえばSさんは、菜の花の母御と1学年違いなのですよね。母の日プレゼント、Sさんにも用意すべきでしたわ、菜の花…。来年は本気で検討しちゃうかもしれません。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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