菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2013.03.18
雑誌前金と墨塗り本
- 2013.03.15
外部評価委員会
- 2013.03.14
書誌調整三昧
- 2013.03.13
りさいくるとなーとか
- 2013.03.12
書き込みとか誤植とか色々
- 2013.03.11
スパイ?
- 2013.03.08
さよならNACSIS Webcat
- 2013.03.07
漏電!?
- 2013.03.06
ペパクラ勧誘
- 2013.03.05
春めいてきた
- 2013.03.04
入試の季節ですね
雑誌前金と墨塗り本
218日目(通算1593日目)。NACSIS-CAT/ILL、おやすみ。
先週末から、全国の沢山の大学図書館が参加しているNII(国立情報学研究所)の総合目録&相互利用システムであるNACSIS-CAT/ILLがメンテナンスで停止中です。明日の朝までの予定。というわけで、これを使う業務が出来ないので、菜の花のメイン業務である目録作業関係は封印の一日でした。
で、やったことといえば、書類のまとめ作業。それから外国雑誌の支払関係マニュアル確認。外国雑誌の支払い方法って、何だか色々不思議です。うちの和雑誌は、到着したら到着した月の締日にまとめてお支払い、という形なのですが(毎月後払い)、外国雑誌の場合は同じように到着した分をある程度の期間(年4回とか)にまとめて後払いする後金(あときん)と、先に「契約額」分の一部を払い込んで、年度末に未着分を加味して「精算」する前金(まえきん)の両方があります。(…何かあときん、って打ったら「ア、アトキンス?…物理化学?」と思ったのですが、無関係にも程がありました…。)和雑誌でも前金のものもあるのかしら…それはよく知りませんが、とりあえず、うちの図書室ではこの3種類のお支払い方法で、雑誌を購入させて頂いております。
直感的に分かりやすいのは後金で、受け取ったぞ、じゃあそのお値段をお支払するぞ、という単純明快なことになります。問題は前金の方。特に、外国は「年度契約」ではなく「年契約」なので、分かりづらい…。大学は予算が年度単位で動くので、年契約の雑誌だと、例えば今年度の場合は、4-12月は2012年契約額で払い、1-3月は2013年契約額で払うことになります。別々なわけですね…。お蔭さまで図解すれば分かる、と言われつつも、並んでいる数字自体は奇奇怪怪、という感じ。まあ、慣れの問題なのかもしれませんが…うん、よく分かりませんね。。。
とりあえず、そんな状況に踊らされつつ、今日も「何ですか、これは?」な本と遭遇。昭和12年の、台湾のとある統計だったのですが、ページとページがべったり貼りついている、というところが何箇所か。しかも、貼りついた中身が黒い…べったりと、全面黒塗り…。これはまさか、戦時中の「検閲」とかそんな感じ?と、そーっと剥がしかけて中身を確認したところ、特に不都合があって塗りつぶされた、というようにも見えませんでした。しかも、他のページと何の変わりもないような統計データですし…。何故、このページを?…同じようになっているページが、同じ本の中のあちこちにあったのですが、特にそこだけに不都合があって塗りつぶされた、という感じでもないのです。貼りついているのは、特に接着したわけではなく、どうやら墨の中の膠で貼りついたように見えました。で、肝心の墨は…まるで「墨をぬぐう紙がないや」と適当に筆の墨をぬぐうのに使ったみたいな…そんな感じで。もしかしたらちり紙代わりに使われたのでは疑惑。…いやはや、ひどいです。とりあえず、他にも国内に所蔵があるようなので、読めなくなってしまったページのコピー取り寄せをする予定。
先週末から、全国の沢山の大学図書館が参加しているNII(国立情報学研究所)の総合目録&相互利用システムであるNACSIS-CAT/ILLがメンテナンスで停止中です。明日の朝までの予定。というわけで、これを使う業務が出来ないので、菜の花のメイン業務である目録作業関係は封印の一日でした。
で、やったことといえば、書類のまとめ作業。それから外国雑誌の支払関係マニュアル確認。外国雑誌の支払い方法って、何だか色々不思議です。うちの和雑誌は、到着したら到着した月の締日にまとめてお支払い、という形なのですが(毎月後払い)、外国雑誌の場合は同じように到着した分をある程度の期間(年4回とか)にまとめて後払いする後金(あときん)と、先に「契約額」分の一部を払い込んで、年度末に未着分を加味して「精算」する前金(まえきん)の両方があります。(…何かあときん、って打ったら「ア、アトキンス?…物理化学?」と思ったのですが、無関係にも程がありました…。)和雑誌でも前金のものもあるのかしら…それはよく知りませんが、とりあえず、うちの図書室ではこの3種類のお支払い方法で、雑誌を購入させて頂いております。
直感的に分かりやすいのは後金で、受け取ったぞ、じゃあそのお値段をお支払するぞ、という単純明快なことになります。問題は前金の方。特に、外国は「年度契約」ではなく「年契約」なので、分かりづらい…。大学は予算が年度単位で動くので、年契約の雑誌だと、例えば今年度の場合は、4-12月は2012年契約額で払い、1-3月は2013年契約額で払うことになります。別々なわけですね…。お蔭さまで図解すれば分かる、と言われつつも、並んでいる数字自体は奇奇怪怪、という感じ。まあ、慣れの問題なのかもしれませんが…うん、よく分かりませんね。。。
とりあえず、そんな状況に踊らされつつ、今日も「何ですか、これは?」な本と遭遇。昭和12年の、台湾のとある統計だったのですが、ページとページがべったり貼りついている、というところが何箇所か。しかも、貼りついた中身が黒い…べったりと、全面黒塗り…。これはまさか、戦時中の「検閲」とかそんな感じ?と、そーっと剥がしかけて中身を確認したところ、特に不都合があって塗りつぶされた、というようにも見えませんでした。しかも、他のページと何の変わりもないような統計データですし…。何故、このページを?…同じようになっているページが、同じ本の中のあちこちにあったのですが、特にそこだけに不都合があって塗りつぶされた、という感じでもないのです。貼りついているのは、特に接着したわけではなく、どうやら墨の中の膠で貼りついたように見えました。で、肝心の墨は…まるで「墨をぬぐう紙がないや」と適当に筆の墨をぬぐうのに使ったみたいな…そんな感じで。もしかしたらちり紙代わりに使われたのでは疑惑。…いやはや、ひどいです。とりあえず、他にも国内に所蔵があるようなので、読めなくなってしまったページのコピー取り寄せをする予定。
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外部評価委員会
217日目(通算1592日目)。頑張って見えるらしい。
本日はうちの図書室が属する組織を、外部から呼んできた委員に評価してもらう「外部評価委員会」でした。菜の花も図書室担当者として参加。
委員会は14時からだったのですが、朝からひたすらプレゼンの準備してました。一応、5分という、ぜーんぜん大したことのない時間を頂いたのですが、事前に提出している「資料」は3000文字くらいだったので、まるごと朗読すれば10分以上かかりそうでした。となると、要約しなくてはいけないわけです。しかも話しやすい形に。どんな小さなプレゼンでも、やっぱり事前準備は必要。
というわけで、朝からひたすらどうしようかなあ、と文章を作っていたのですが、途中で書誌調整があったり、予算関係の相談があったりと、まあなかなか集中は出来ず。お蔭さまで一応原稿は書いたものの、覚えられず。かと言って読み上げたくないですしね…。まあ、何とかなりますかね。…と、結局最後はいい加減な菜の花。まあ、菜の花ですし。
お蔭さまで、まあ何とか事故なく終わりました。何か色々ありましたけれど。端っこでコーヒー準備を手伝っているときに評価委員さんが菜の花の働き(?)について「頑張っている」という評価を口にしているのをちらっと小耳に挟んで思わず「( ̄ー ̄)」としていた菜の花です。そんなに頑張っていませんが、うまいこと取り繕えたようです(←え!?)。
夕方、4月1日付けの人事異動が発表されました。菜の花、異動なし。そうですかー。来年も…また入試事務が外部の高校への派遣で決定なのね…。ふぅ。。。それが一番、気の重い事実。
本日はうちの図書室が属する組織を、外部から呼んできた委員に評価してもらう「外部評価委員会」でした。菜の花も図書室担当者として参加。
委員会は14時からだったのですが、朝からひたすらプレゼンの準備してました。一応、5分という、ぜーんぜん大したことのない時間を頂いたのですが、事前に提出している「資料」は3000文字くらいだったので、まるごと朗読すれば10分以上かかりそうでした。となると、要約しなくてはいけないわけです。しかも話しやすい形に。どんな小さなプレゼンでも、やっぱり事前準備は必要。
というわけで、朝からひたすらどうしようかなあ、と文章を作っていたのですが、途中で書誌調整があったり、予算関係の相談があったりと、まあなかなか集中は出来ず。お蔭さまで一応原稿は書いたものの、覚えられず。かと言って読み上げたくないですしね…。まあ、何とかなりますかね。…と、結局最後はいい加減な菜の花。まあ、菜の花ですし。
お蔭さまで、まあ何とか事故なく終わりました。何か色々ありましたけれど。端っこでコーヒー準備を手伝っているときに評価委員さんが菜の花の働き(?)について「頑張っている」という評価を口にしているのをちらっと小耳に挟んで思わず「( ̄ー ̄)」としていた菜の花です。そんなに頑張っていませんが、うまいこと取り繕えたようです(←え!?)。
夕方、4月1日付けの人事異動が発表されました。菜の花、異動なし。そうですかー。来年も…また入試事務が外部の高校への派遣で決定なのね…。ふぅ。。。それが一番、気の重い事実。
書誌調整三昧
216日目(通算1591日目)。やまほど撮影。
今日は何とびっくり、終日、ほとんど書誌調整しかしていない…!のです。さすがに驚きました。朝一番でFAXがきていたのですが、これが一番の大物。さくっと1枚にまとめられた、どうということはないNIIの雑誌担当さまからの情報源送付依頼だったのですが…何この、書誌から想像もできないような現物の山は。
とにかく、書誌を眺め、検索をし、現物と何度も照合して、本当に正しいの、これなの?というのの確認に1時間以上。思い悩んで、ようやく方針を決めて、撮影準備に入るまでに1時間。ちなみに菜の花は基本的に、雑誌書誌用の情報源はデジカメ撮影してjpgファイルでe-mail送付です。FAXだと原稿が紙で残って管理しづらいのがあまり好きではないので。あと、何だか紙と印刷代が勿体無い…。
結局、撮影して、とりまとめて、メールに仕立てるまでに更に2時間…。まあもちろん、この時間ずっとそればかりやっていたわけではなく、色々途中で中断はありましたけれど。今日はカウンター当番でしたしね。
そんなこんなで一日の半分を費やしたこの情報源送付のあとは、雑誌書誌修正でまた情報源送付、それから図書のレコード調整へ対応。以上、本日のおしごと終わり。おーつーかーれーさまでーす。
…途中で昨日、前任者さんへ伝言しておいた、予算関係のファイルの話について、詳細な解説メールがきていたのですが、文字の量だけ見て、放置(ほんっと、ごめんなさい!!)。また…明日…。そして、明日の外部評価委員会での5分間プレゼンの準備、皆無。うわあ、危険です。絶対、明日の午前中にやります。。。やらないと死亡フラグです。分かっています。頑張ります。
今日は何とびっくり、終日、ほとんど書誌調整しかしていない…!のです。さすがに驚きました。朝一番でFAXがきていたのですが、これが一番の大物。さくっと1枚にまとめられた、どうということはないNIIの雑誌担当さまからの情報源送付依頼だったのですが…何この、書誌から想像もできないような現物の山は。
とにかく、書誌を眺め、検索をし、現物と何度も照合して、本当に正しいの、これなの?というのの確認に1時間以上。思い悩んで、ようやく方針を決めて、撮影準備に入るまでに1時間。ちなみに菜の花は基本的に、雑誌書誌用の情報源はデジカメ撮影してjpgファイルでe-mail送付です。FAXだと原稿が紙で残って管理しづらいのがあまり好きではないので。あと、何だか紙と印刷代が勿体無い…。
結局、撮影して、とりまとめて、メールに仕立てるまでに更に2時間…。まあもちろん、この時間ずっとそればかりやっていたわけではなく、色々途中で中断はありましたけれど。今日はカウンター当番でしたしね。
そんなこんなで一日の半分を費やしたこの情報源送付のあとは、雑誌書誌修正でまた情報源送付、それから図書のレコード調整へ対応。以上、本日のおしごと終わり。おーつーかーれーさまでーす。
…途中で昨日、前任者さんへ伝言しておいた、予算関係のファイルの話について、詳細な解説メールがきていたのですが、文字の量だけ見て、放置(ほんっと、ごめんなさい!!)。また…明日…。そして、明日の外部評価委員会での5分間プレゼンの準備、皆無。うわあ、危険です。絶対、明日の午前中にやります。。。やらないと死亡フラグです。分かっています。頑張ります。
りさいくるとなーとか
215日目(通算1590日目)。よく分かってない。
本年度最後の委員会に参加してきました。明後日の外部評価委員会、すなわち、うちの組織の活動状況を外部からお呼びした委員の皆様に評価して頂く、という会の打ち合わせがメインでした。段取り上、菜の花は図書室の活動報告を「5分程度でよろしく」ということです。あと、最後に図書室見学のご案内ですね。むむう…報告書は出してあるのですが、これを5分でかいつまんで説明ですか。さて、どうやってかいつまもうか…、結構悩み中。明日はこの5分間プレゼンについての目処を立てなくては。
あと、委員会では、最後の予算で、うちの図書室の足りないプリンタトナーとか補修用品を買ってもいいよ、というお許しを頂いたので、色々探していました。リサイクルトナーについて、菜の花はどうやらずいぶん知識がなかったらしいことがわかりました…。うーん、、、思ったより時間がかかっています。
今日は夜から図書系の交流会らしいので、ちょっと今から行ってきます。雨なので、ちょっと行くのに気が重くなってきました…。ひきこもりの菜の花が引っ張り出されていくー。
本年度最後の委員会に参加してきました。明後日の外部評価委員会、すなわち、うちの組織の活動状況を外部からお呼びした委員の皆様に評価して頂く、という会の打ち合わせがメインでした。段取り上、菜の花は図書室の活動報告を「5分程度でよろしく」ということです。あと、最後に図書室見学のご案内ですね。むむう…報告書は出してあるのですが、これを5分でかいつまんで説明ですか。さて、どうやってかいつまもうか…、結構悩み中。明日はこの5分間プレゼンについての目処を立てなくては。
あと、委員会では、最後の予算で、うちの図書室の足りないプリンタトナーとか補修用品を買ってもいいよ、というお許しを頂いたので、色々探していました。リサイクルトナーについて、菜の花はどうやらずいぶん知識がなかったらしいことがわかりました…。うーん、、、思ったより時間がかかっています。
今日は夜から図書系の交流会らしいので、ちょっと今から行ってきます。雨なので、ちょっと行くのに気が重くなってきました…。ひきこもりの菜の花が引っ張り出されていくー。
書き込みとか誤植とか色々
214日目(通算1589日目)。これはご丁寧にどうも…。
本日もいつも通り、戦前資料を中心に整理していました。日焼けしてしまい、色あせした背表紙の本を見ながら、「CMYのうち、C成分は最初から少なくて、Mが特異的に褪色し、Yが残ったんだなあ、これ…」と思っていました。マゼンタが褪色したということは、緑付近の波長の光をたっぷり浴びたのかな、と想像。とすると、通常の太陽光のスペクトルか…。昼間の光を多めに浴びた感じ?とすると、かなり窓際にいたのかな、この本は。蛍光灯の光だと、イメージ的には紫外線による褪色の方が大きくなりそうで、それだとイエローの褪色が激しくなりそうな気がするのですよね…気のせいかな…なんて考えながら本の整理をしている菜の花です。びみょーに理系入った図書館員は、本1冊でも十分、たのしく遊べます。
誤植本も発見しました。昭和35年の、とある関西方言圏で出された本だったのですが、ぱっと開いたら震度の階級についての解説があって、そこにはこう書かれていました。
「震度1:静止しているんや、特に地震に注意深い人だけが感ずる程度の地震」
…いるんや、って…関西圏とはいえ、結構公的っぽい文書にしては、ずいぶん砕けた表現だなあ…!と驚いたのですが、他の項目はすべて、ごく普通のことばなのです。これは…これはまさかー!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「震度1:静止している人や、特に地震に注意深い人だけが感ずる程度の地震」
…でしょうか。「人」が「ん」に変身してしまったのでしょうね…きっと。。。
更に、書き込み本も見つけました。昭和2年に発行された統計データだったのですが、昭和2年の最新の項目は年月だけ書いてあってあとは空欄…のはずが。万年筆で、数桁に渡る数字が緻密かつ丹念に書き込まれまくっていました…。え!?で、このデータ、合っているの?
同じ統計の昭和9年版と照合してみたところ、その統計のデータは書き込まれたデータを丸めた数字でした。ということは、これよりももっと細かい統計結果をどこかで拾ってきて書き込んだと…?な、何と…。これを書き込んだ人は、その後どうされたのかなあ…と、菜の花はそればかりが気になってしまいました…。
本日もいつも通り、戦前資料を中心に整理していました。日焼けしてしまい、色あせした背表紙の本を見ながら、「CMYのうち、C成分は最初から少なくて、Mが特異的に褪色し、Yが残ったんだなあ、これ…」と思っていました。マゼンタが褪色したということは、緑付近の波長の光をたっぷり浴びたのかな、と想像。とすると、通常の太陽光のスペクトルか…。昼間の光を多めに浴びた感じ?とすると、かなり窓際にいたのかな、この本は。蛍光灯の光だと、イメージ的には紫外線による褪色の方が大きくなりそうで、それだとイエローの褪色が激しくなりそうな気がするのですよね…気のせいかな…なんて考えながら本の整理をしている菜の花です。びみょーに理系入った図書館員は、本1冊でも十分、たのしく遊べます。
誤植本も発見しました。昭和35年の、とある関西方言圏で出された本だったのですが、ぱっと開いたら震度の階級についての解説があって、そこにはこう書かれていました。
「震度1:静止しているんや、特に地震に注意深い人だけが感ずる程度の地震」
…いるんや、って…関西圏とはいえ、結構公的っぽい文書にしては、ずいぶん砕けた表現だなあ…!と驚いたのですが、他の項目はすべて、ごく普通のことばなのです。これは…これはまさかー!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「震度1:静止している人や、特に地震に注意深い人だけが感ずる程度の地震」
…でしょうか。「人」が「ん」に変身してしまったのでしょうね…きっと。。。
更に、書き込み本も見つけました。昭和2年に発行された統計データだったのですが、昭和2年の最新の項目は年月だけ書いてあってあとは空欄…のはずが。万年筆で、数桁に渡る数字が緻密かつ丹念に書き込まれまくっていました…。え!?で、このデータ、合っているの?
同じ統計の昭和9年版と照合してみたところ、その統計のデータは書き込まれたデータを丸めた数字でした。ということは、これよりももっと細かい統計結果をどこかで拾ってきて書き込んだと…?な、何と…。これを書き込んだ人は、その後どうされたのかなあ…と、菜の花はそればかりが気になってしまいました…。
スパイ?
213日目(通算1588日目)。う、うん…注意するよ。
新しい週の始まり!さあ、今週も頑張りましょう、と思って出勤した直後に、白衣を家に置いてきたことに気付きました。ががーんΣ( ̄ロ ̄lll)。
仕方ないので、一応置きっぱなしにしているデニム地のエプロンで作業。菜の花、結構古い本を抱きかかえたりするので本当は腕の部分が重要なのですが。まあ、それを考えると別に白衣じゃなくても、割烹着でもいいんじゃない?というのに本日、初めて気付きました。でもまあ、割烹着なんて持ってませんし。白衣なら家に転がっているから、ちょうどいいや、という。
しかしみなさま、記憶を上書きされすぎ。エプロン姿の菜の花をすでに、菜の花と認識できない人、多数。菜の花が白衣を着始めたのは、皮膚の過敏症が出たこの前の夏以降ですからね?まだ1年経ってませんからね?…というのをちゃんと覚えていたのは、お隣の図書室にこの前の春からいらしたKさんだけでした。菜の花との接触が一番、短期間の人だけが、白衣ではない菜の花を覚えているという皮肉。。。
まあとにかく、午前中はエプロンで、いつも通りの未登録資料の整理をしていました。簡易製本で合冊されている、ある年刊統計の所蔵巻を確認していて、妙に気になるゴム印を発見しました…。
「スパイに注意せよ」
…す、スパイ?この、とある農産物の統計相手に…?捺されていたのは昭和十三年と、昭和十四年の2冊。その前の昭和十一年、昭和十二年には特に何もありませんでした。…どうしても知られたくなかったのでしょうか、この農産物の統計を…?何か、ときどき不思議なものが発見されるうちの図書室です。
午後からは予算関係の書類と仲良しして、それからNIIの今年度第4回の書誌レコード調整への対応など。そろそろ、雑誌支払関係について、復習が必要。。。
新しい週の始まり!さあ、今週も頑張りましょう、と思って出勤した直後に、白衣を家に置いてきたことに気付きました。ががーんΣ( ̄ロ ̄lll)。
仕方ないので、一応置きっぱなしにしているデニム地のエプロンで作業。菜の花、結構古い本を抱きかかえたりするので本当は腕の部分が重要なのですが。まあ、それを考えると別に白衣じゃなくても、割烹着でもいいんじゃない?というのに本日、初めて気付きました。でもまあ、割烹着なんて持ってませんし。白衣なら家に転がっているから、ちょうどいいや、という。
しかしみなさま、記憶を上書きされすぎ。エプロン姿の菜の花をすでに、菜の花と認識できない人、多数。菜の花が白衣を着始めたのは、皮膚の過敏症が出たこの前の夏以降ですからね?まだ1年経ってませんからね?…というのをちゃんと覚えていたのは、お隣の図書室にこの前の春からいらしたKさんだけでした。菜の花との接触が一番、短期間の人だけが、白衣ではない菜の花を覚えているという皮肉。。。
まあとにかく、午前中はエプロンで、いつも通りの未登録資料の整理をしていました。簡易製本で合冊されている、ある年刊統計の所蔵巻を確認していて、妙に気になるゴム印を発見しました…。
「スパイに注意せよ」
…す、スパイ?この、とある農産物の統計相手に…?捺されていたのは昭和十三年と、昭和十四年の2冊。その前の昭和十一年、昭和十二年には特に何もありませんでした。…どうしても知られたくなかったのでしょうか、この農産物の統計を…?何か、ときどき不思議なものが発見されるうちの図書室です。
午後からは予算関係の書類と仲良しして、それからNIIの今年度第4回の書誌レコード調整への対応など。そろそろ、雑誌支払関係について、復習が必要。。。
さよならNACSIS Webcat
213日目(通算1588日目)。ついにこの日が。
全国のNACSIS参加の図書館の所蔵が一括で検索できてしまうWebサービス、NACSIS Webcatがついに、本日で最終稼動を迎えました。朝、とりあえず記念に画面キャプチャをとっていたのは菜の花でございます。唆されて、うちの図書室のIさんも保存してました。
思い出のNACSIS Webcat。
いっぱいお世話になったNACSIS Webcat。
あのシンプル画面に、きゅんとさせられたNACSIS Webcat。
見やすい検索結果画面ゆえ、自分の大学のOPACよりも重宝しちゃったNACSIS Webcat。
「…それがCiNii Booksなんて若造に取って代わられるなんて!そんなのいやー、運用最後の日まで、私はNACSIS Webcatを使うのよー!!」
…と、かつて宣言していたというIさんは、今ではすっかりその存在を忘れ、CiNii Booksのとりこになっていたそうです…あらら。とりあえず、最後の最後に画面キャプチャを保存できてよかったですね!
それにしても後継のCiNii Booksは、最初こそ違和感があったものの、思ったよりもずっと使いやすくて、すっかり虜になっております。いつも助かります、ありがとうございます。若干、見づらいな…と思うこともなきにしもあらずですが、まあこのくらいがちょうどいいのかも、と思います。
こうして、午後にはアクセスできなくなって、静かにその歴史に幕を下ろしたNACSIS Webcatですが、菜の花は感謝を捧げつつも、今日もCiNii Booksを使っておしごとでございます。今日はついに、未登録資料の受入準備冊数が900冊に到達しました。ああ…今年度中に1000冊いくのは無理か…。でも結構、頑張ってます。多分。色々な業務に手を出しまくっていた割には、まあそこそこいった、ということで。
さて、今週もこうして終わっていきました。来週は、また怒涛のような週になりそうです。頑張って乗り越えて…いけますかね…。まあ、乗り越えるしかないわけですが。頑張りましょう。
全国のNACSIS参加の図書館の所蔵が一括で検索できてしまうWebサービス、NACSIS Webcatがついに、本日で最終稼動を迎えました。朝、とりあえず記念に画面キャプチャをとっていたのは菜の花でございます。唆されて、うちの図書室のIさんも保存してました。
思い出のNACSIS Webcat。
いっぱいお世話になったNACSIS Webcat。
あのシンプル画面に、きゅんとさせられたNACSIS Webcat。
見やすい検索結果画面ゆえ、自分の大学のOPACよりも重宝しちゃったNACSIS Webcat。
「…それがCiNii Booksなんて若造に取って代わられるなんて!そんなのいやー、運用最後の日まで、私はNACSIS Webcatを使うのよー!!」
…と、かつて宣言していたというIさんは、今ではすっかりその存在を忘れ、CiNii Booksのとりこになっていたそうです…あらら。とりあえず、最後の最後に画面キャプチャを保存できてよかったですね!
それにしても後継のCiNii Booksは、最初こそ違和感があったものの、思ったよりもずっと使いやすくて、すっかり虜になっております。いつも助かります、ありがとうございます。若干、見づらいな…と思うこともなきにしもあらずですが、まあこのくらいがちょうどいいのかも、と思います。
こうして、午後にはアクセスできなくなって、静かにその歴史に幕を下ろしたNACSIS Webcatですが、菜の花は感謝を捧げつつも、今日もCiNii Booksを使っておしごとでございます。今日はついに、未登録資料の受入準備冊数が900冊に到達しました。ああ…今年度中に1000冊いくのは無理か…。でも結構、頑張ってます。多分。色々な業務に手を出しまくっていた割には、まあそこそこいった、ということで。
さて、今週もこうして終わっていきました。来週は、また怒涛のような週になりそうです。頑張って乗り越えて…いけますかね…。まあ、乗り越えるしかないわけですが。頑張りましょう。
漏電!?
212日目(通算1587日目)。びっくりした。
朝、施設部の電気担当のおじさん2人組が図書室に突然いらっしゃって、
「この学部の1階図書室書庫で漏電していると、変電施設で警告が出ました」
と。え!?1階図書室書庫…!?で、急いで配電盤を確認して頂いたのですが、「これではないです、番号が違います」と。うーん、、、でもうちの書庫にある配電盤はこれだけです。変ですね…?漏電は最後のナンバーが「4番」という配電盤らしいです。うちにあるのは「1番」。違いますね。
おじさんたちは同じフロアの廊下をずずいっと歩き回って、他の配電盤を探したようなのですが、同じ建物の同じフロアにはもう1箇所、「2番」という配電盤があるきりだったようです。何だろう…どこなんだろう。しばし菜の花、熟考。
ああ、そういえばうちの隣の建物、菜の花が去年までいた図書室も同じ学部。だったらあちらの配電盤では。でもそれくらい確認しているかしら?確か、図書室の中に1つ、配電盤があったはず。それでもまだ1つ足りない。ナンバーのラストは4番まで。英数字がハイフン2つで繋がるようなナンバーなのですが、多分、1つ目のかたまりが学部を表し、2つ目が階を、そして3つ目が同じフロアでの順番を表すはず。とすると、うちの学部の1階にはもうひとつ、配電盤があるはず…。どこ?どこにあった?うちの図書室内にある「1番」と、廊下にある「2番」の位置関係を考えると、ちょうど2つで場所のバランスはいいはず。そういえば、以前に図書室前の廊下の電灯工事をして頂いた際、配線を業者さんと相談したときに確か、この建物には2箇所の配電盤があって…という話だったっけ…。じゃあやっぱり、この建物は「1番」と「2番」だけですわ。とすると、お隣の図書室の中の新着図書棚の正面にあったのと、更にもうひとつ、あるはず。あの建物に3年もいたのですもの、思い出せ~…うーんと…あ。一番奥の積層書庫。あの書庫のところにもうひとつ、配電盤がなかったか…?ただ、あれは普段の定期点検で誰も点検に来てくれていなかったような。新着図書棚の前にある配電盤は、月1回くらい、保守点検されていた気がするのですが、奥までは誰も点検にいかなかったので、打ち捨てられたものかと思っていたのですが…あれかも。それに積層書庫はここ1ヵ月くらいの予定で、除湿機の取替え工事を大掛かりにやっているはずなのです。漏電くらい、起きていてもおかしくはない…かも?
それで、おじさんたちがいらしたときにそちらへ行くようにお願いし、更にお隣の図書室に内線をかけて説明。一度、見てもらいます、とのこと。
15分後。うーん、どうなったかな、気になるなあ。と思っていたら、「やっぱり当たりでした!」と連絡がありました。が、漏電の原因等は不明のまま。工事業者さんと施設の電気担当者の話し合いが行なわれることになったようですが、状況不明。ううう、気になるなあ。気になるなあ。気になるなあ…。
気になりすぎておしごとが手につかない菜の花なのでした…(←いや、単にやる気が足りなかっただけじゃなくて!?)。結局、午後一番に斜向かいの建物にある事務部へ郵便物を取りに行くついでに寄って、お話伺いに行きましたけれどもね!…やっぱり犯人は、工事業者さんだったらしい、ということしかわかりませんでしたが、まあ一応原因が分かっているならいいか、と納得することにしました。原因不明が一番怖いですからね。
そのあとがなかなか大変でした。お金の話で…色々と。。。あちこち電話をかけまくり、何とか解決しそうで良かったです。早く気付いてよかったです。年度末、恐るべしです。
でも今日、一番大変だったのは図書室の将来について考えたことでしょうか。今後の身の振り方についてです。どんどん資料が電子化されていく昨今、我々はどこへ進んだらいいのか…、中央館のようなところは、どんどんラーニングコモンズ推進していればいいのだろうと思います。問題は、うちのように零細ながらも、やたらとマニアックで、電子化されていない、けれど歴史系をやる人以外はそんな資料は使わないだろう、というような古い資料を山ほど持っている専門図書館系の身の振り方です。同じようにラーニングコモンズを目指しても仕方ない、というのは最初から思っているのですが、さて…この資料をどう活かしていくのか。難しい問題です。
朝、施設部の電気担当のおじさん2人組が図書室に突然いらっしゃって、
「この学部の1階図書室書庫で漏電していると、変電施設で警告が出ました」
と。え!?1階図書室書庫…!?で、急いで配電盤を確認して頂いたのですが、「これではないです、番号が違います」と。うーん、、、でもうちの書庫にある配電盤はこれだけです。変ですね…?漏電は最後のナンバーが「4番」という配電盤らしいです。うちにあるのは「1番」。違いますね。
おじさんたちは同じフロアの廊下をずずいっと歩き回って、他の配電盤を探したようなのですが、同じ建物の同じフロアにはもう1箇所、「2番」という配電盤があるきりだったようです。何だろう…どこなんだろう。しばし菜の花、熟考。
ああ、そういえばうちの隣の建物、菜の花が去年までいた図書室も同じ学部。だったらあちらの配電盤では。でもそれくらい確認しているかしら?確か、図書室の中に1つ、配電盤があったはず。それでもまだ1つ足りない。ナンバーのラストは4番まで。英数字がハイフン2つで繋がるようなナンバーなのですが、多分、1つ目のかたまりが学部を表し、2つ目が階を、そして3つ目が同じフロアでの順番を表すはず。とすると、うちの学部の1階にはもうひとつ、配電盤があるはず…。どこ?どこにあった?うちの図書室内にある「1番」と、廊下にある「2番」の位置関係を考えると、ちょうど2つで場所のバランスはいいはず。そういえば、以前に図書室前の廊下の電灯工事をして頂いた際、配線を業者さんと相談したときに確か、この建物には2箇所の配電盤があって…という話だったっけ…。じゃあやっぱり、この建物は「1番」と「2番」だけですわ。とすると、お隣の図書室の中の新着図書棚の正面にあったのと、更にもうひとつ、あるはず。あの建物に3年もいたのですもの、思い出せ~…うーんと…あ。一番奥の積層書庫。あの書庫のところにもうひとつ、配電盤がなかったか…?ただ、あれは普段の定期点検で誰も点検に来てくれていなかったような。新着図書棚の前にある配電盤は、月1回くらい、保守点検されていた気がするのですが、奥までは誰も点検にいかなかったので、打ち捨てられたものかと思っていたのですが…あれかも。それに積層書庫はここ1ヵ月くらいの予定で、除湿機の取替え工事を大掛かりにやっているはずなのです。漏電くらい、起きていてもおかしくはない…かも?
それで、おじさんたちがいらしたときにそちらへ行くようにお願いし、更にお隣の図書室に内線をかけて説明。一度、見てもらいます、とのこと。
15分後。うーん、どうなったかな、気になるなあ。と思っていたら、「やっぱり当たりでした!」と連絡がありました。が、漏電の原因等は不明のまま。工事業者さんと施設の電気担当者の話し合いが行なわれることになったようですが、状況不明。ううう、気になるなあ。気になるなあ。気になるなあ…。
気になりすぎておしごとが手につかない菜の花なのでした…(←いや、単にやる気が足りなかっただけじゃなくて!?)。結局、午後一番に斜向かいの建物にある事務部へ郵便物を取りに行くついでに寄って、お話伺いに行きましたけれどもね!…やっぱり犯人は、工事業者さんだったらしい、ということしかわかりませんでしたが、まあ一応原因が分かっているならいいか、と納得することにしました。原因不明が一番怖いですからね。
そのあとがなかなか大変でした。お金の話で…色々と。。。あちこち電話をかけまくり、何とか解決しそうで良かったです。早く気付いてよかったです。年度末、恐るべしです。
でも今日、一番大変だったのは図書室の将来について考えたことでしょうか。今後の身の振り方についてです。どんどん資料が電子化されていく昨今、我々はどこへ進んだらいいのか…、中央館のようなところは、どんどんラーニングコモンズ推進していればいいのだろうと思います。問題は、うちのように零細ながらも、やたらとマニアックで、電子化されていない、けれど歴史系をやる人以外はそんな資料は使わないだろう、というような古い資料を山ほど持っている専門図書館系の身の振り方です。同じようにラーニングコモンズを目指しても仕方ない、というのは最初から思っているのですが、さて…この資料をどう活かしていくのか。難しい問題です。
ペパクラ勧誘
211日目(通算1586日目)。いやいや、図書室としての本分は…?
午後後半に、珍しく会議に出掛けてきました。今の図書室は、非常勤さんが2名いらっしゃいますが、常勤は1名のいわゆる「一人職場」なので、基本的には会議で外に出て行くような役はなるべくお断りしているので、ちょっと珍しいです。内容は機関リポジトリ関係。博論の話とか。
帰りにちょっと寄り道して、気になっていたことを訊きにいきました。まあ、大した情報は得られず。代わりに何人かを勧誘して、うちの図書室のペパクラを見に来て頂きました。ついでに「こんな面白い本があるのです!」と無理矢理書庫に引っ張っていき(え!?)、そのまま「ああ、確かに面白いかも」と本の見物をして頂いて、利用者プラス1名ゲット!な本日でした。
その他のおしごとは…、新着目録の続き、書誌調整対応、請求記号の一括変更(継続前誌・後誌が正しい順番に並ぶように)、それにいつもの未登録資料の受入準備作業。ちまちまと、でも着実におしごと進めておりますです、はい。
午後後半に、珍しく会議に出掛けてきました。今の図書室は、非常勤さんが2名いらっしゃいますが、常勤は1名のいわゆる「一人職場」なので、基本的には会議で外に出て行くような役はなるべくお断りしているので、ちょっと珍しいです。内容は機関リポジトリ関係。博論の話とか。
帰りにちょっと寄り道して、気になっていたことを訊きにいきました。まあ、大した情報は得られず。代わりに何人かを勧誘して、うちの図書室のペパクラを見に来て頂きました。ついでに「こんな面白い本があるのです!」と無理矢理書庫に引っ張っていき(え!?)、そのまま「ああ、確かに面白いかも」と本の見物をして頂いて、利用者プラス1名ゲット!な本日でした。
その他のおしごとは…、新着目録の続き、書誌調整対応、請求記号の一括変更(継続前誌・後誌が正しい順番に並ぶように)、それにいつもの未登録資料の受入準備作業。ちまちまと、でも着実におしごと進めておりますです、はい。
春めいてきた
210日目(通算1585日目)。あったかい。
最近書庫が暖かいです。朝から15℃超でした。何度も紹介しているように、うちの書庫には熱源となる空調がないため、人為的に温度を上げるのはかなり難しいのです。だんだん勝手に暖かくなってくれると、大変助かります。
そして、事務室の湿度も、一時期に比べるとかなり高めになってきました。もう3月。冬は終わろうとしています。
図書室前の飾りつけも変更しています。おひなさまにはロッカーの中でおやすみ頂き、新たに卒業式的なあの黒いガウンと帽子をかぶり、手には花束や卒業証書を抱えたフクロウさんのペーパークラフトを配置。可愛いです…(*^-^*)。満足です。もはや菜の花の満足度のためだけにやっている気もしますが…、いや、でもホントに可愛いので!一応「あれは何だ!?」とわざわざ図書室前まで見にくる方もいらっしゃるのですよ!…問題は、見るだけ見たら、そのまま図書室に入らないで回れ右してしまう人が多いということですが…!えええ、中に入りましょうよー。本を借りましょうよー。
今日は、色々お金の話とか、契約の話とか、真面目に働いていました。菜の花もたまには真面目です。お蔭さまで胃が痛いのです…。きゅう(@_@)。
そうそう、あの雑誌が届きました。少し前から何度か話が出ている、「復刻かと思ったら原本でした」な昭和二十年代の雑誌の揃巻です。ホントに揃ってる!素敵です。確かに経年劣化は見られますが、悪くない状態です。月刊誌数年分なのですが、最初の年と、最後の2年は1年分で合冊の簡易な製本がなされていました。簡易と言っても、かなり綺麗な製本で、再製本の必要はなさそうです。それ以外のバラバラになっているものは一部、日焼けがかなり気になりましたが、まだ再製本はいけそうです。来年度、ちゃんとしてあげたいと思います。
しかしこの雑誌、出所はどこだろう、と思ったら所蔵の印に大学名がありました。ただ、くずし字になっていてなかなか読めず。「これかなあ?」という字を、くずし字のデータベースで検索して探したら、ようやく「恐らくこの大学さん」というところが分かりました。印には、某K大学の某学部さんの研究室所蔵と書かれていました。私立の、有名大学さんです。あと、超お金持ちな大学さん(と、菜の花は認識しています…だっていっぱいデータベース契約してるし、いっぱい貴重書持ってますもの!)。受入日は、大体発行日から1ヵ月以内で、リアルタイム受入をしていたことが伺われました。こういう印をちゃんと捺すなんて、図書館を通している可能性は高そうです。高そうですが、それが何故、ここに売られてきてしまっているのでしょうか…。もしかして複本だから売り払ってしまった?…と、そちらの大学さんの所蔵検索をかけてみたら、揃いではお持ちではありませんでした。あれ?半分くらいの所蔵。うん…何で全巻がここにあるのでしょうか。「研究室所蔵」ということなので先生の裁量、または先生の退職などで研究室を閉じるときに放出されてしまったのでしょうか?それとも、先生が他の大学に移るときなどに、持って出て行って、行った先では登録せずにいたのがその後、売られてしまったのでしょうか?よく分かりません。でも状態がこれだけ良いのですもの、そんなに酷い扱いは受けてこなかったはず。この雑誌は一体、どんな旅をしてきたのでしょうか。気になります。
最近書庫が暖かいです。朝から15℃超でした。何度も紹介しているように、うちの書庫には熱源となる空調がないため、人為的に温度を上げるのはかなり難しいのです。だんだん勝手に暖かくなってくれると、大変助かります。
そして、事務室の湿度も、一時期に比べるとかなり高めになってきました。もう3月。冬は終わろうとしています。
図書室前の飾りつけも変更しています。おひなさまにはロッカーの中でおやすみ頂き、新たに卒業式的なあの黒いガウンと帽子をかぶり、手には花束や卒業証書を抱えたフクロウさんのペーパークラフトを配置。可愛いです…(*^-^*)。満足です。もはや菜の花の満足度のためだけにやっている気もしますが…、いや、でもホントに可愛いので!一応「あれは何だ!?」とわざわざ図書室前まで見にくる方もいらっしゃるのですよ!…問題は、見るだけ見たら、そのまま図書室に入らないで回れ右してしまう人が多いということですが…!えええ、中に入りましょうよー。本を借りましょうよー。
今日は、色々お金の話とか、契約の話とか、真面目に働いていました。菜の花もたまには真面目です。お蔭さまで胃が痛いのです…。きゅう(@_@)。
そうそう、あの雑誌が届きました。少し前から何度か話が出ている、「復刻かと思ったら原本でした」な昭和二十年代の雑誌の揃巻です。ホントに揃ってる!素敵です。確かに経年劣化は見られますが、悪くない状態です。月刊誌数年分なのですが、最初の年と、最後の2年は1年分で合冊の簡易な製本がなされていました。簡易と言っても、かなり綺麗な製本で、再製本の必要はなさそうです。それ以外のバラバラになっているものは一部、日焼けがかなり気になりましたが、まだ再製本はいけそうです。来年度、ちゃんとしてあげたいと思います。
しかしこの雑誌、出所はどこだろう、と思ったら所蔵の印に大学名がありました。ただ、くずし字になっていてなかなか読めず。「これかなあ?」という字を、くずし字のデータベースで検索して探したら、ようやく「恐らくこの大学さん」というところが分かりました。印には、某K大学の某学部さんの研究室所蔵と書かれていました。私立の、有名大学さんです。あと、超お金持ちな大学さん(と、菜の花は認識しています…だっていっぱいデータベース契約してるし、いっぱい貴重書持ってますもの!)。受入日は、大体発行日から1ヵ月以内で、リアルタイム受入をしていたことが伺われました。こういう印をちゃんと捺すなんて、図書館を通している可能性は高そうです。高そうですが、それが何故、ここに売られてきてしまっているのでしょうか…。もしかして複本だから売り払ってしまった?…と、そちらの大学さんの所蔵検索をかけてみたら、揃いではお持ちではありませんでした。あれ?半分くらいの所蔵。うん…何で全巻がここにあるのでしょうか。「研究室所蔵」ということなので先生の裁量、または先生の退職などで研究室を閉じるときに放出されてしまったのでしょうか?それとも、先生が他の大学に移るときなどに、持って出て行って、行った先では登録せずにいたのがその後、売られてしまったのでしょうか?よく分かりません。でも状態がこれだけ良いのですもの、そんなに酷い扱いは受けてこなかったはず。この雑誌は一体、どんな旅をしてきたのでしょうか。気になります。
入試の季節ですね
209日目(通算1584日目)。大学らしいといえば大変、らしい。
この時季、恒例の入試事務室からのお呼び出し。応援です。いやはや、疲れました。体力を削られるおしごとをしてきました。ので、本日の図書業務は限定的。一応、朝一番と夕方は図書室にいたのですが。
朝一番から、右手がスカッとしてました…。白衣の胸ポケットにいつもボールペンを挿しているのですが、出して書こうと思ったら、そこにない…。あ…れ?つらつらと思い出してみればそういえば、週末に家で白衣を洗濯したあと、洗濯物の中からボールペンが発掘されたのでした。あれだ…。そのまま置いてきてしまいましたことよ。明日はちゃんと持っていかなくては。それにしても、インク漏れしなくて良かったです。洗濯物が洗うほどに真っ黒に!…になるところでした。赤ペンだったら更に大変なことになるところでしたけれども。洗濯するほどに真っ赤に!…ちょっと猟奇的。
入試事務室に行く前に、高速モードでいつもの戦前資料の受入準備をしていました。さすがに時間がなかったので、NACSISに書誌なしのものは1冊だけ、書誌作成しましたが、あとは書誌のあるものハンターをしていました。
それにしても戦前資料を扱っていると出版地として知らない地名が出てきて、調べてみたら現在はない町などだったりします。今日見かけたのは、樺太に「かつて存在した町」でした。とっても素敵な街並みの写真、往来を行き交う人々、その土地の生活が目に浮かぶような写真が並んでいるのに、この町はもう、日本には存在しないんだ…と思うと、なかなか複雑な気分です。別に樺太は日本の領土だーなどと主張する気は全然なくて(サンフランシスコ講和条約で日本は南樺太を放棄していますし)、ただ、かつてそこに住んだ人たちはどうしたのかな、というような、国の問題ではなく個々人の事情を思ってみただけなのですが。それに限らず、廃村・廃校・廃坑なども何だかとても複雑な、神妙な心持がいたします。菜の花だけ?
その他、夕方帰ってきてから細々した、でもそれなりに重要なおしごとが幾つか。ひとつひとつ片づけ中。Webの綴りミスについては、また明日以降に対応予定。1年以上、誰も気付かなかったなんて…!…直さなくても分からないかもしれませんね。
この時季、恒例の入試事務室からのお呼び出し。応援です。いやはや、疲れました。体力を削られるおしごとをしてきました。ので、本日の図書業務は限定的。一応、朝一番と夕方は図書室にいたのですが。
朝一番から、右手がスカッとしてました…。白衣の胸ポケットにいつもボールペンを挿しているのですが、出して書こうと思ったら、そこにない…。あ…れ?つらつらと思い出してみればそういえば、週末に家で白衣を洗濯したあと、洗濯物の中からボールペンが発掘されたのでした。あれだ…。そのまま置いてきてしまいましたことよ。明日はちゃんと持っていかなくては。それにしても、インク漏れしなくて良かったです。洗濯物が洗うほどに真っ黒に!…になるところでした。赤ペンだったら更に大変なことになるところでしたけれども。洗濯するほどに真っ赤に!…ちょっと猟奇的。
入試事務室に行く前に、高速モードでいつもの戦前資料の受入準備をしていました。さすがに時間がなかったので、NACSISに書誌なしのものは1冊だけ、書誌作成しましたが、あとは書誌のあるものハンターをしていました。
それにしても戦前資料を扱っていると出版地として知らない地名が出てきて、調べてみたら現在はない町などだったりします。今日見かけたのは、樺太に「かつて存在した町」でした。とっても素敵な街並みの写真、往来を行き交う人々、その土地の生活が目に浮かぶような写真が並んでいるのに、この町はもう、日本には存在しないんだ…と思うと、なかなか複雑な気分です。別に樺太は日本の領土だーなどと主張する気は全然なくて(サンフランシスコ講和条約で日本は南樺太を放棄していますし)、ただ、かつてそこに住んだ人たちはどうしたのかな、というような、国の問題ではなく個々人の事情を思ってみただけなのですが。それに限らず、廃村・廃校・廃坑なども何だかとても複雑な、神妙な心持がいたします。菜の花だけ?
その他、夕方帰ってきてから細々した、でもそれなりに重要なおしごとが幾つか。ひとつひとつ片づけ中。Webの綴りミスについては、また明日以降に対応予定。1年以上、誰も気付かなかったなんて…!…直さなくても分からないかもしれませんね。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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