菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
春めいてきた
210日目(通算1585日目)。あったかい。
最近書庫が暖かいです。朝から15℃超でした。何度も紹介しているように、うちの書庫には熱源となる空調がないため、人為的に温度を上げるのはかなり難しいのです。だんだん勝手に暖かくなってくれると、大変助かります。
そして、事務室の湿度も、一時期に比べるとかなり高めになってきました。もう3月。冬は終わろうとしています。
図書室前の飾りつけも変更しています。おひなさまにはロッカーの中でおやすみ頂き、新たに卒業式的なあの黒いガウンと帽子をかぶり、手には花束や卒業証書を抱えたフクロウさんのペーパークラフトを配置。可愛いです…(*^-^*)。満足です。もはや菜の花の満足度のためだけにやっている気もしますが…、いや、でもホントに可愛いので!一応「あれは何だ!?」とわざわざ図書室前まで見にくる方もいらっしゃるのですよ!…問題は、見るだけ見たら、そのまま図書室に入らないで回れ右してしまう人が多いということですが…!えええ、中に入りましょうよー。本を借りましょうよー。
今日は、色々お金の話とか、契約の話とか、真面目に働いていました。菜の花もたまには真面目です。お蔭さまで胃が痛いのです…。きゅう(@_@)。
そうそう、あの雑誌が届きました。少し前から何度か話が出ている、「復刻かと思ったら原本でした」な昭和二十年代の雑誌の揃巻です。ホントに揃ってる!素敵です。確かに経年劣化は見られますが、悪くない状態です。月刊誌数年分なのですが、最初の年と、最後の2年は1年分で合冊の簡易な製本がなされていました。簡易と言っても、かなり綺麗な製本で、再製本の必要はなさそうです。それ以外のバラバラになっているものは一部、日焼けがかなり気になりましたが、まだ再製本はいけそうです。来年度、ちゃんとしてあげたいと思います。
しかしこの雑誌、出所はどこだろう、と思ったら所蔵の印に大学名がありました。ただ、くずし字になっていてなかなか読めず。「これかなあ?」という字を、くずし字のデータベースで検索して探したら、ようやく「恐らくこの大学さん」というところが分かりました。印には、某K大学の某学部さんの研究室所蔵と書かれていました。私立の、有名大学さんです。あと、超お金持ちな大学さん(と、菜の花は認識しています…だっていっぱいデータベース契約してるし、いっぱい貴重書持ってますもの!)。受入日は、大体発行日から1ヵ月以内で、リアルタイム受入をしていたことが伺われました。こういう印をちゃんと捺すなんて、図書館を通している可能性は高そうです。高そうですが、それが何故、ここに売られてきてしまっているのでしょうか…。もしかして複本だから売り払ってしまった?…と、そちらの大学さんの所蔵検索をかけてみたら、揃いではお持ちではありませんでした。あれ?半分くらいの所蔵。うん…何で全巻がここにあるのでしょうか。「研究室所蔵」ということなので先生の裁量、または先生の退職などで研究室を閉じるときに放出されてしまったのでしょうか?それとも、先生が他の大学に移るときなどに、持って出て行って、行った先では登録せずにいたのがその後、売られてしまったのでしょうか?よく分かりません。でも状態がこれだけ良いのですもの、そんなに酷い扱いは受けてこなかったはず。この雑誌は一体、どんな旅をしてきたのでしょうか。気になります。
最近書庫が暖かいです。朝から15℃超でした。何度も紹介しているように、うちの書庫には熱源となる空調がないため、人為的に温度を上げるのはかなり難しいのです。だんだん勝手に暖かくなってくれると、大変助かります。
そして、事務室の湿度も、一時期に比べるとかなり高めになってきました。もう3月。冬は終わろうとしています。
図書室前の飾りつけも変更しています。おひなさまにはロッカーの中でおやすみ頂き、新たに卒業式的なあの黒いガウンと帽子をかぶり、手には花束や卒業証書を抱えたフクロウさんのペーパークラフトを配置。可愛いです…(*^-^*)。満足です。もはや菜の花の満足度のためだけにやっている気もしますが…、いや、でもホントに可愛いので!一応「あれは何だ!?」とわざわざ図書室前まで見にくる方もいらっしゃるのですよ!…問題は、見るだけ見たら、そのまま図書室に入らないで回れ右してしまう人が多いということですが…!えええ、中に入りましょうよー。本を借りましょうよー。
今日は、色々お金の話とか、契約の話とか、真面目に働いていました。菜の花もたまには真面目です。お蔭さまで胃が痛いのです…。きゅう(@_@)。
そうそう、あの雑誌が届きました。少し前から何度か話が出ている、「復刻かと思ったら原本でした」な昭和二十年代の雑誌の揃巻です。ホントに揃ってる!素敵です。確かに経年劣化は見られますが、悪くない状態です。月刊誌数年分なのですが、最初の年と、最後の2年は1年分で合冊の簡易な製本がなされていました。簡易と言っても、かなり綺麗な製本で、再製本の必要はなさそうです。それ以外のバラバラになっているものは一部、日焼けがかなり気になりましたが、まだ再製本はいけそうです。来年度、ちゃんとしてあげたいと思います。
しかしこの雑誌、出所はどこだろう、と思ったら所蔵の印に大学名がありました。ただ、くずし字になっていてなかなか読めず。「これかなあ?」という字を、くずし字のデータベースで検索して探したら、ようやく「恐らくこの大学さん」というところが分かりました。印には、某K大学の某学部さんの研究室所蔵と書かれていました。私立の、有名大学さんです。あと、超お金持ちな大学さん(と、菜の花は認識しています…だっていっぱいデータベース契約してるし、いっぱい貴重書持ってますもの!)。受入日は、大体発行日から1ヵ月以内で、リアルタイム受入をしていたことが伺われました。こういう印をちゃんと捺すなんて、図書館を通している可能性は高そうです。高そうですが、それが何故、ここに売られてきてしまっているのでしょうか…。もしかして複本だから売り払ってしまった?…と、そちらの大学さんの所蔵検索をかけてみたら、揃いではお持ちではありませんでした。あれ?半分くらいの所蔵。うん…何で全巻がここにあるのでしょうか。「研究室所蔵」ということなので先生の裁量、または先生の退職などで研究室を閉じるときに放出されてしまったのでしょうか?それとも、先生が他の大学に移るときなどに、持って出て行って、行った先では登録せずにいたのがその後、売られてしまったのでしょうか?よく分かりません。でも状態がこれだけ良いのですもの、そんなに酷い扱いは受けてこなかったはず。この雑誌は一体、どんな旅をしてきたのでしょうか。気になります。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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