菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
漏電!?
212日目(通算1587日目)。びっくりした。
朝、施設部の電気担当のおじさん2人組が図書室に突然いらっしゃって、
「この学部の1階図書室書庫で漏電していると、変電施設で警告が出ました」
と。え!?1階図書室書庫…!?で、急いで配電盤を確認して頂いたのですが、「これではないです、番号が違います」と。うーん、、、でもうちの書庫にある配電盤はこれだけです。変ですね…?漏電は最後のナンバーが「4番」という配電盤らしいです。うちにあるのは「1番」。違いますね。
おじさんたちは同じフロアの廊下をずずいっと歩き回って、他の配電盤を探したようなのですが、同じ建物の同じフロアにはもう1箇所、「2番」という配電盤があるきりだったようです。何だろう…どこなんだろう。しばし菜の花、熟考。
ああ、そういえばうちの隣の建物、菜の花が去年までいた図書室も同じ学部。だったらあちらの配電盤では。でもそれくらい確認しているかしら?確か、図書室の中に1つ、配電盤があったはず。それでもまだ1つ足りない。ナンバーのラストは4番まで。英数字がハイフン2つで繋がるようなナンバーなのですが、多分、1つ目のかたまりが学部を表し、2つ目が階を、そして3つ目が同じフロアでの順番を表すはず。とすると、うちの学部の1階にはもうひとつ、配電盤があるはず…。どこ?どこにあった?うちの図書室内にある「1番」と、廊下にある「2番」の位置関係を考えると、ちょうど2つで場所のバランスはいいはず。そういえば、以前に図書室前の廊下の電灯工事をして頂いた際、配線を業者さんと相談したときに確か、この建物には2箇所の配電盤があって…という話だったっけ…。じゃあやっぱり、この建物は「1番」と「2番」だけですわ。とすると、お隣の図書室の中の新着図書棚の正面にあったのと、更にもうひとつ、あるはず。あの建物に3年もいたのですもの、思い出せ~…うーんと…あ。一番奥の積層書庫。あの書庫のところにもうひとつ、配電盤がなかったか…?ただ、あれは普段の定期点検で誰も点検に来てくれていなかったような。新着図書棚の前にある配電盤は、月1回くらい、保守点検されていた気がするのですが、奥までは誰も点検にいかなかったので、打ち捨てられたものかと思っていたのですが…あれかも。それに積層書庫はここ1ヵ月くらいの予定で、除湿機の取替え工事を大掛かりにやっているはずなのです。漏電くらい、起きていてもおかしくはない…かも?
それで、おじさんたちがいらしたときにそちらへ行くようにお願いし、更にお隣の図書室に内線をかけて説明。一度、見てもらいます、とのこと。
15分後。うーん、どうなったかな、気になるなあ。と思っていたら、「やっぱり当たりでした!」と連絡がありました。が、漏電の原因等は不明のまま。工事業者さんと施設の電気担当者の話し合いが行なわれることになったようですが、状況不明。ううう、気になるなあ。気になるなあ。気になるなあ…。
気になりすぎておしごとが手につかない菜の花なのでした…(←いや、単にやる気が足りなかっただけじゃなくて!?)。結局、午後一番に斜向かいの建物にある事務部へ郵便物を取りに行くついでに寄って、お話伺いに行きましたけれどもね!…やっぱり犯人は、工事業者さんだったらしい、ということしかわかりませんでしたが、まあ一応原因が分かっているならいいか、と納得することにしました。原因不明が一番怖いですからね。
そのあとがなかなか大変でした。お金の話で…色々と。。。あちこち電話をかけまくり、何とか解決しそうで良かったです。早く気付いてよかったです。年度末、恐るべしです。
でも今日、一番大変だったのは図書室の将来について考えたことでしょうか。今後の身の振り方についてです。どんどん資料が電子化されていく昨今、我々はどこへ進んだらいいのか…、中央館のようなところは、どんどんラーニングコモンズ推進していればいいのだろうと思います。問題は、うちのように零細ながらも、やたらとマニアックで、電子化されていない、けれど歴史系をやる人以外はそんな資料は使わないだろう、というような古い資料を山ほど持っている専門図書館系の身の振り方です。同じようにラーニングコモンズを目指しても仕方ない、というのは最初から思っているのですが、さて…この資料をどう活かしていくのか。難しい問題です。
朝、施設部の電気担当のおじさん2人組が図書室に突然いらっしゃって、
「この学部の1階図書室書庫で漏電していると、変電施設で警告が出ました」
と。え!?1階図書室書庫…!?で、急いで配電盤を確認して頂いたのですが、「これではないです、番号が違います」と。うーん、、、でもうちの書庫にある配電盤はこれだけです。変ですね…?漏電は最後のナンバーが「4番」という配電盤らしいです。うちにあるのは「1番」。違いますね。
おじさんたちは同じフロアの廊下をずずいっと歩き回って、他の配電盤を探したようなのですが、同じ建物の同じフロアにはもう1箇所、「2番」という配電盤があるきりだったようです。何だろう…どこなんだろう。しばし菜の花、熟考。
ああ、そういえばうちの隣の建物、菜の花が去年までいた図書室も同じ学部。だったらあちらの配電盤では。でもそれくらい確認しているかしら?確か、図書室の中に1つ、配電盤があったはず。それでもまだ1つ足りない。ナンバーのラストは4番まで。英数字がハイフン2つで繋がるようなナンバーなのですが、多分、1つ目のかたまりが学部を表し、2つ目が階を、そして3つ目が同じフロアでの順番を表すはず。とすると、うちの学部の1階にはもうひとつ、配電盤があるはず…。どこ?どこにあった?うちの図書室内にある「1番」と、廊下にある「2番」の位置関係を考えると、ちょうど2つで場所のバランスはいいはず。そういえば、以前に図書室前の廊下の電灯工事をして頂いた際、配線を業者さんと相談したときに確か、この建物には2箇所の配電盤があって…という話だったっけ…。じゃあやっぱり、この建物は「1番」と「2番」だけですわ。とすると、お隣の図書室の中の新着図書棚の正面にあったのと、更にもうひとつ、あるはず。あの建物に3年もいたのですもの、思い出せ~…うーんと…あ。一番奥の積層書庫。あの書庫のところにもうひとつ、配電盤がなかったか…?ただ、あれは普段の定期点検で誰も点検に来てくれていなかったような。新着図書棚の前にある配電盤は、月1回くらい、保守点検されていた気がするのですが、奥までは誰も点検にいかなかったので、打ち捨てられたものかと思っていたのですが…あれかも。それに積層書庫はここ1ヵ月くらいの予定で、除湿機の取替え工事を大掛かりにやっているはずなのです。漏電くらい、起きていてもおかしくはない…かも?
それで、おじさんたちがいらしたときにそちらへ行くようにお願いし、更にお隣の図書室に内線をかけて説明。一度、見てもらいます、とのこと。
15分後。うーん、どうなったかな、気になるなあ。と思っていたら、「やっぱり当たりでした!」と連絡がありました。が、漏電の原因等は不明のまま。工事業者さんと施設の電気担当者の話し合いが行なわれることになったようですが、状況不明。ううう、気になるなあ。気になるなあ。気になるなあ…。
気になりすぎておしごとが手につかない菜の花なのでした…(←いや、単にやる気が足りなかっただけじゃなくて!?)。結局、午後一番に斜向かいの建物にある事務部へ郵便物を取りに行くついでに寄って、お話伺いに行きましたけれどもね!…やっぱり犯人は、工事業者さんだったらしい、ということしかわかりませんでしたが、まあ一応原因が分かっているならいいか、と納得することにしました。原因不明が一番怖いですからね。
そのあとがなかなか大変でした。お金の話で…色々と。。。あちこち電話をかけまくり、何とか解決しそうで良かったです。早く気付いてよかったです。年度末、恐るべしです。
でも今日、一番大変だったのは図書室の将来について考えたことでしょうか。今後の身の振り方についてです。どんどん資料が電子化されていく昨今、我々はどこへ進んだらいいのか…、中央館のようなところは、どんどんラーニングコモンズ推進していればいいのだろうと思います。問題は、うちのように零細ながらも、やたらとマニアックで、電子化されていない、けれど歴史系をやる人以外はそんな資料は使わないだろう、というような古い資料を山ほど持っている専門図書館系の身の振り方です。同じようにラーニングコモンズを目指しても仕方ない、というのは最初から思っているのですが、さて…この資料をどう活かしていくのか。難しい問題です。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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