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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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マイクロリーダー、使ってもらえた!

229日目(通算1604日目)。そのために置いてあるわけだけれども。

今日は記念すべき日。菜の花がやってきてから初めて、ヘビーユーザーであるN西先生以外の人に、マイクロリーダーをがっつり使って頂けた日。…いや、利用率、低すぎだろう、とか言わないで下さいませ…。ちゃんとしっかり使われましたよ、今日!(それにN西先生が、これで購入した元がとれるだろうレベルに使って下さっているので大丈夫なのです。)

マイクロはその昔、ちょっとだけ使ったことがあるくらい…というN村先生が、「どうしてもこの資料が手に入らなくて、これを是非」と所蔵検索結果を印刷したものを差し出されたのが、マイクロ資料でした。うわあ、セッティングとかどうしようどうしよう、とおろおろし、閲覧担当のIさんに熱烈ヘルプ要請でした。(Iさん、本当にありがとうございます…!)

それにしても該当資料、お話を伺ったら確かに入手が難しそうなデータだなあと。とある地域の統計データなのですが、歴史的というか政治的というか、とにかくその地域のその期間の統計資料は少なそうだというのはすぐに分かりました。先生とその話でひとしきり盛り上がった後、先生の方はうちのマイクロリールの資料を印刷開始、菜の花の方は他の類似資料を探しに書庫へ旅立ちました。

書庫大冒険をしましたがホント、難しい。そんなに古いデータではないのですが、思わぬ穴でした。こういうこともあるのだなあ…。先行研究の話も伺いましたが、研究者でもこの辺のデータは避けがちらしいです。聞けばなるほど、という話なのですけれどもね。

先生からは「マイクロ資料ってどれくらい、保存がきくのですか?」というご質問もあり、劣化についてお話を少し。先生はちょうど最近、戦前の紙資料の劣化っぷりに驚いたばかりだそうで、それでマイクロの劣化状況はどうなのだろう、と思ったそうです。ここぞとばかり、紙の劣化、マイクロ資料の劣化について語る菜の花。いや、どうもすみません。

とりあえず、最初「50枚くらいで…」と仰っていたのに、最終的には500枚くらいのコピーを「戦利品!」とばかり持って帰られる先生が、ちょっと素敵でした。いつも背負っていらっしゃるあのリュックサック、何でも入りますね…!ご利用、ありがとうございましたー。


で、菜の花の業務は上述の通りの、「データ探して書庫冒険」と、それからこつこつ進めていた新着目録作業の完了、あとは昨日の「特別貸出」関連の業務ですね。まずは貸出元のMかかりちょうと内線でご相談して、それから委員会に提出する用の参考資料を作成。今は、貸出更新のための提出書類を準備中。明日も継続してこの書類作成をする予定。あと、やっぱりどうしても購入時の事情により、うちの図書室の籍にはしてもらえないということでした。まあ、分かっていましたけれどもね。しかし普通の物品ならある程度の期間が経過すれば「償却」していくものですけれども、残念ながら本というのは償却しない…「だってコンテンツは擦り切れないもの!」だそうで。でも例えば「最新WINDOWS 95入門」とかだったら、擦り切れていってしまうとは思いますけれどもね。すでにWin 95とか図書室には存在してませんし。そういうコンピュータなどのマニュアル類はそもそも「図書館備品としない」というルールになっているところが多いです。そもそもそれは備品ではなく、消耗品だろう、ということで。でも実際のところその判断って…結構微妙かも?実際、うちの図書室には何十年も前に「この本は消耗品だろ?」という扱いにされたせいで、資産としての登録がなされていない「未登録本」が山となっていて、それを何とかするために日々、こつこつと作業しているのが菜の花なわけでして。いやはや、難しいことです。



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特別貸出

228日目(通算1603日目)。予算はどっきどき。

先月末に処理された、和雑誌の最終支払書類が到着しました。うん…この値段ですか。あとは洋雑誌と、図書の最終的な支払額を確認したら昨年度の決算が出せます。大幅な赤字・黒字は出なさそうで、とりあえずは一安心。


今日は、学内の別の図書館から「特別貸出」の問い合わせがきました。うちの図書室で、そちらから山ほど「特別貸出」を受けているらしいです。つまり、図書室館の長期貸出。実際のところはほぼ、籍だけ向こうで配置はずーっと昔からうち、というようなものですね。いや、聞いてはいましたが…その件数に驚きました。リストが…リストが長い…!!Σ( ̄ロ ̄lll)

あまりにも凄い量で、書誌も山ほどあるようだったのでちょっと途方に暮れましたが、ちゃんと取りまとめてみると大きく3種類だけに分かれました。

ひとつめは、何故これを「特別貸出」しているのかちょっとよく分からない本。18冊1セット。これは貸出更新の必要がないのでは…と思うのですが、次回の委員会に諮ってみるつもり。現状、どうしても使いたい、という先生がいらっしゃらないなら、ちゃんと戻したいです。

ふたつめは、大量のマイクロリール。貸出を受けているのは400本弱…。なかなかの物量です。しかも劣化しかかって、酢酸臭が…!Σ( ̄ロ ̄lll) どうしてこれをうちが特別貸出を受けているのかは、そのVOLを見れば分かりました。このマイクロ、シリーズもので、全部で650本あるのですが、うちの籍になっているマイクロと合わせるとちゃんと揃うよ、という状態なのです。そのまま返却してしまうといわゆる「泣き別れ」という状態になって、むしろ使いづらくなるケース。本来だったら、あちらかこちら、どちらかの籍に全部を一緒にしてあげると良いものなのですが、どうも書類とルールには勝てなかったケースらしく…。何だかよく分かりませんが過去、やってみようとしたもののまとめられなかったみたいです。でも再度「うちに全部くれないの?」と訊いてみたいところ。逆に「え、じゃあ全部ちょうだいよ?」と言われたらどうしましょう…。これの保存の為に結構、費用と手間をかけているし、これの原本に当たるものもうちで大量に所蔵しているので、困ってしまいそうです。でも、名目と実質がずれているのはどうにも気持ち悪いのです。。。

みっつめも、同じようなものでした。こちらは紙媒体ですが。700冊を超える、一連の資料群。でもやっぱり、うちの籍のものとVOLが入れ子になっていて、離すことができないもの。しかもこの資料群、うちの先生がご愛用の、とっても大事な研究材料のようなので、返すことなどできません!という、まさに「特別貸出」が必要な本でした。これはちゃんと更新手続きしたいです、是非是非。そしてF先生、思う存分、心ゆくまで使い切ってくださいませ。ええ、期待してます。


で、これら千件超の現物が、確かにうちの図書室にちゃんとあるかを…ふらふらしながら全部確認に行って参りましたことよ。リストで、目視で確認していくのはなかなか大変でした。「た、足りない…!22冊、足りない!!」と思ったら、一段飛ばしてましたわ…。いやはや。とにかく全部あるのは確認したので、これから委員会で返却・更新の承認を頂くための資料を作って、それから更新用のリストを作って…、あとは何が必要でしたっけ…。何だか4月になったら、色々なおしごとがじわじわとやってきますね、さすがに。



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所蔵一覧のソート順

227日目(通算1602日目)。枝垂れ桜、満開。

今、うちの図書室とお隣の図書室の建物の間にある中庭では、名物の枝垂れ桜が満開です。息を呑むほど美しい枝垂れ桜です。花色が濃い桃色で、まるで桃の花のようで、八重桜ほど八重ではないですがソメイヨシノよりはリッチな花付きで重厚な感じがします。いつもだともう少し遅い開花なのですが、今年はちょっと早くに満開になってしまいました。入学式まで待ちきれなかったのですね、桜さん。まだひとひらも散ってはいないのですが、夕方からはあいにくの雨。明日の朝、どうなっているか若干、心配です。


本日は朝からちまちまと書類関係、頑張りました。新年度ですから、色々書類の提出が必要なのでございます。今年度からうちの図書室の所属部署の長である先生が交代されたので、新しい先生から印を頂かないといけない書類もあり、押印依頼メールをお送りしました。しばらくして、早速ご来室頂いたY先生。前任の先生は、図書室には長居することがまったくなく、いつも用件が済めば風のように去っていかれていたのですが、Y先生はそのままにこにことお話タイム突入。でも先生…、満面の笑みでそんな恐ろしい裏話をー!!!Σ( ̄ロ ̄lll)。いやはやいやはや…。とりあえずY先生、今年度はどうぞ宜しくお願い致します。



午後の後半からは、ようやく3月の最終支払に回っていた新着図書の目録作業に突入…したのですが。1冊目から、OPAC(Online Public Access Catalog = オーパック、いわゆるオンライン蔵書目録)で検索したときに、変だ、これ!と。

雑誌書誌にぶら下がっている所蔵データだったのですが、これが年代順に並んでいないのです。雑誌書誌の場合は、一括所蔵データ(この雑誌は、何年から何年の、何巻から何巻までを所蔵してます、と一言で書いてある部分)と、個別所蔵データ(何年の何巻は、資料IDがこれで、現在貸出中状態はこうですよ、という1冊ごとのデータ)があるのですが、一括所蔵データには、「昭和33年から平成23年まで所蔵していて現在も継続受入中」とあるのに、何故か個別所蔵の一番上が平成11年、その次は平成10年、平成9年…と続いて平成2年まで、そして何故か平成19年、平成18年、平成17年の3年間が入った後、昭和63年、昭和62年…と続くのです。あ、あれ?平成元年は?平成21~23年は?…どんどん下に行き、2ページ目、3ページ目、とリンクを辿っていくと、そのまま順次、昭和が古くなっていき、昭和33年まできたら、その下に平成23年がスタートしたのです。え!?何で?そのまま平成22年、平成21年、平成20年と続いたら次は平成16年。このまま平成12年までいって、一番下が平成元年。もはや、何順に並んでいるのか意味不明。

時々、訳のわからない並び順をしているのが、この個別所蔵というものでして。それにしても酷い。何故、こんなことに?

不思議でたまらず、色々やってみていました。そして何十回かデータの書き換えをしていて、ようやく菜の花は気付きました。どうも巻号を入力したときに、自動的に「ソート順」という20桁の数字が書き換わっているようなのです。これか!これの順番に、OPAC上では並び替えられているのか!?そうなのか…!?

ちゃんと並んでいる個別所蔵、並んでいない個別所蔵をひたすら眺めて、やっと法則が判明。そうか、巻号に入力した文字を何らかの法則でこの「ソート順」というこの20桁の数字に置き換え、その20桁の順番でソートをしているのか…!そして今回のような平成○年、というような巻号の場合、どうやら最初の2~5桁目に、西暦に自動変換した数字が入るらしい、ということがわかりました。つまりは、「平成22年」という巻号だったら

「02010000010000000000」

という「ソート順」の番号が入るのです。そしてもしも「平成22年 上巻」「平成22年 下巻」というように入力すれば

「02010000010000000000」
「02010000030000000000」

というようになることも確認。なあるほど。ちなみに「昭和63年 上巻」「昭和63年 中巻」「昭和63年 下巻」「平成元年 上巻」「平成元年 中巻」「平成元年 下巻」は

「01988000010000000000」
「01988000020000000000」
「01988000030000000000」
「01989000010000000000」
「01989000020000000000」
「01989000030000000000」

これなら確かに、綺麗に並ぶはず。(実際は古いものを下に持ってくるのでこれのちょうど逆順にOPACでは表示される。)何となく法則、分かりますでしょう?最初の数字が0で、次に4桁の西暦が続き、その後に4桁の0(恐らく、月日などがあるような巻号だとここを使うのでは?)、上巻などのデータがあればそのあとに数字を入れ込んでいく…、残りは0で埋める…まあ、そんなような法則が想像されます。

じゃあ、どうして今回のものは並ばないの?…と確認したところ、どうも数字が狂っているようで。最初の2桁と途中の3桁が落ちていたのです。本来は

「02010000010000000000」

となって欲しいのに

「01001000000000000000」

となっていたのです。何故かは不明ですが。そして「ソート順」というのはどうしても20桁欲しいらしく、落ちた5桁分は後ろに0が補われていました。うーん、何これ。何か2進法みたいになってますよ…何の暗号。で、すべての個別所蔵の「ソート順」を書き出すと、こうなっていたために、こんな変な並び順になっていたことがわかりました。

平成11年「99901000000000000000」(本来は「01999000010000000000」)
平成10年「99801000000000000000」(本来は「01998000010000000000」)
平成09年「99701000000000000000」(本来は「01997000010000000000」)
平成08年「99601000000000000000」(本来は「01996000010000000000」)
平成07年「99501000000000000000」(本来は「01995000010000000000」)
  ・
  ・
平成02年「98903000000000000000」(本来は「01989000010000000000」)
平成19年「02007000010000000000」(正しい)
平成18年「02006000010000000000」(正しい)
平成17年「02005000010000000000」(正しい)
昭和63年「01988000010000000000」(正しい)
昭和62年「01987000010000000000」(正しい)
昭和61年「01986000010000000000」(正しい)
  ・
  ・
昭和35年「01960000010000000000」(正しい)
昭和34年「01959000010000000000」(正しい)
昭和33年「01958000010000000000」(正しい)
平成23年「01101000000000000000」(本来は「02011000010000000000」)
平成22年「01001000000000000000」(本来は「02010000010000000000」)
平成21年「00901000000000000000」(本来は「02009000010000000000」)
平成20年「00801000000000000000」(本来は「02008000010000000000」)
平成16年「00401000000000000000」(本来は「02004000010000000000」)
平成15年「00301000000000000000」(本来は「02003000010000000000」)
平成14年「00201000000000000000」(本来は「02002000010000000000」)
平成13年「00101000000000000000」(本来は「02001000010000000000」)
平成12年「00001000000000000000」(本来は「02000000010000000000」)
平成元年「00000000000000000000」(本来は「01989000010000000000」)


…分かります?変なところで解明しようとしてすみません。とにかく、こんな愉快なことになっていたわけです。平成11年と平成12年で大きな分かれ目になっているのは、1900年代から2000年代に突入したせい。何だか2000年問題を思い出させるようなギャップですね。それにしても不思議なのは平成17~19年。何故かこの3年だけ、正しい「ソート順」が入っている…。うーん、どうして。ちなみに平成元年に関しては、よく一番下にいってしまっているパターンが見られます。「元年」というのがどうしても自動的に1989年、と変換できなかったのか、「ソート順」がallゼロになっているためのようです。今のシステムだと、ちゃんと1989年と認識するのですが(なので、一度値を消して登録し、もう一度「平成元年」と入力して登録すると、正しい「ソート順」が自動挿入されて、きちんと並ぶようになる、という例がこれまでに何度か見られている)、これを登録した当時のシステムでは、内部でエラーしていたのではないかと想像します。

とにかく、並び順の謎は解明されたので、無理矢理「ソート順」の書き換えにいきました。で、綺麗に並びました。…うん、どうして本来の自動挿入と違う数字が入ってしまうのか良く分からないですが(どうやらこの書誌だけは、何度やってもこの狂った数字しか入らないらしい。書誌の何らかのパラメータがきいているのかも…?)、今日のところはとりあえず満足です。しかしシステム内部のこの「ソート順」自動挿入の変換法則、どうなっているのか大変気になります。



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新年度

226日目(通算1601日目)。今年度の初日。

新しい年度が始まりました!…まあ、特に何の代わり映えもしないのですが。今年はうちの図書室およびお隣の図書室は一人も異動がなく、大変平和な年度末・年度初めでございました。ふたつ隣の図書室ときたら、半分以上のメンバーが入替では…。お、恐ろしい…。しかもまさかの新規採用者も入っていましたし、どうやってこれからやっていくのだろう、とちょっと不安を覚えました。あのタイミングで入れるなら、お隣の図書室で一名異動で新卒を入れる方がまだありうる人事異動だったと思うのですが多分、人事担当者は何にも考えていないのでしょう。よくあることですけれども、そんな深く考えていたら異動なんてさせられませんものね。大抵「これが妥当だろう」というみんなの予想は裏切られ、「それはないだろう!」が実現されるものです。いや、むしろそういう意表をつくのが人事の醍醐味なのかも…ああ、そうかもしれません。なんて言いたい放題ですが、菜の花が最大の実害を受けたのはもう数年前のこと。そのときの恨みつらみで思わず…。でも今でも恨んでますよ、ええ。恨みがましい菜の花なのです。気をつけないと、末代まで祟っちゃうかもしれませんよ…?( ̄ー ̄)


新年度なので、周りの図書室に異動してきた人たちがあいさつ回りにいらっしゃいました。おおお、こんにちは!まとめて4人。そして何故か、普通はあいさつしてさっさと次へ行くところを、わざわざ引き止めて飴を配りだし、更にはペーパークラフトの自慢をしだすうちの図書室…。ふ…( ̄ー ̄)。それはともかく、いらした4人のうち誰一人、白衣にマスクにめがねな菜の花を見ても、驚きもせずにふつーにしていたことに、後から気付いて「…あ、れ?」と思っていました。この格好の菜の花は初めて見る人ばかりだったと思うのですが…。確かに図書館員は変な人が多いですが、それにしたってみんな、耐性がつきすぎでは…?(←自分で言う…?)


で、新年度から菜の花自身は何をしていたかと申しますと…ひたすらネットワークと格闘していました。あちこちネットワークの上流を求めて歩き回ったり…。結局、自分のところだけでは完結できなかったのですが、とにかくようやく繋がるようになりましたし、何とか新・所蔵検索端末を仕立て上げることができました。明日は旧・所蔵検索端末の処分をする予定。



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年度末

225日目(通算1600日目)。今年度も最終日。

今年度も、これで終わり!な3月29日でございました。週末で、月末で、年度末。ちょっと悲劇が起きそうで怖い感じですよね。とりあえず、菜の花としては今日もしっかり定時で上がれたから幸せなのです。


今日は昨日に引き続いて寄贈資料の整理。これは何とか全部、片付けました。素敵。…まあ、最後はお隣の図書室に丸投げだった気がしますが…。すみません、H島さんー。

そのH島さんと、ゴミ捨て場で縛られていた本を見に行きました。すでに一度、菜の花は見に行っていたのですが、うちの図書室よりもお隣の図書室に相応しそうな本が多かったので、事情を話して2人で見にいくことにしたのです。


結局、小さいブックトラック1台に満載の本をゴミ捨て場から拾ってきたのでした。…何と言うか、受入するならしっかり磨いてからね?と、言いたいような。年度末は先生方が動かれるので、結構新しい本がぽーんと捨てられちゃっていることもあるのです。



本日、一番困ったおしごとは、この前買った所蔵検索用のPCのセットアップ。本体だけを買いました。で、梱包を解いてびっくり。何と、付属していたマウスが…ボール式でした。え…!まだ作ってたのね、ボール式。まさかボール式にまた出会うとは思いませんでした。

それにしてもこの新しいPC、本当に何もついていない。電源アダプタとケーブルは何とかついていましたが(ついていなかったら流石に困る)、それ以外の結線するものは何もなかったのです。へー…。マニュアル類も紙媒体ではなし。保証書と、「付属品一覧」だけが唯一の書類、という感じ。

そんなPC、セットアップは順調でしたが、困ったのはネットワークが何故かうまくつながらないこと。いや、ネットワークには接続しているのですが、お外にいけないという現象。デフォルトゲートウェイはともかく、サブネットマスクがすでに怪しい…。

何だかんだで原因不明で、ネットワーク自体には何とか繋がっている気がするのに、そこからインターネット接続は出来ず、という状態が続いていました。おかしいな、設定は正しいはずなのに。

結局、ぐぐって色々な事例を探しましたが、最終的にはお手上げ、とりあえず閲覧席に新しいPCをブックトラックに載せてがらがらと持っていき、別の端末のLAN線繋いでみよう…としたら、何故か何の問題もなくインターネット接続できました。…え?まったくもって、原因不明。そのあとは順調にちゃんとインターネットに接続していてくれたから、Winアップデートやウイルスセキュリティのインストールなどを行ないました。まだ途中なので、このセットアップ作業はまた翌年度へ継続で。来年度のおしごと、もう登場してしまいましたね、ふぅ。



今年度もこれで終わり。いつもご覧頂いているみなさま、ありがとうございます。そして勤め人のみなさま、年度末、ちゃんと乗り越えられました?今年度も一年、お疲れ様でございました。

来年度も同じ図書室で継続する予定なので、しっかり頑張っていきたい所存です。それではみなさま、ごきげんよう。良い週末を!



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寄贈資料整理中

224日目(通算1599日目)。嵐の前の静けさ、だったらどうしよう。

年度末差し迫る中、寄贈資料の整理をしていました。あと、それらの資料を受け入れた後に並ぶ書棚の周りにいる本の請求記号の修正など。何だかやたらと平和な作業です。とても年度末ぎりぎりの作業とは思えないレベルに。ので、大変不安になりますね。



しかし今日もまた、午前中はだるくて全然まともにおしごとが進まない!という感じでした。朝起きたら、左側だけ喉の奥、舌の付け根、耳が痛い!と。場所としては、左側の扁桃が腫れている、という感じでしたが、見た目にはそんなに大きな腫れもなく。「痛い」と訴えたところ、「熱を測れ!」と言われたので測ってみましたが、微熱程度でした。微熱は花粉症の時季はずーっと継続していますので、正常といえば正常。常に微熱でそこはかとなくだるいのは、菜の花の春のデフォルトなのです。唾を飲み込むだけで痛いし、身体はだるいし、動くのも億劫…とだらだらと作業していたのですが、喉が渇いた、とお茶を飲みだしたら、何故か調子がよくなってきました。えーっと…単に喉が乾燥していた…?謎です。謎ですが、結局その後、快復したので、さくさくと寄贈資料の整理をすることになりました。健康って、何よりありがたい天からの賜りもの。


他にも、この前新しいのを買っておいた電源タップ、古いものと交換して回ったり、購入したヘルメットを配ったり、懐中電灯を設置したり…という細かい作業を。

あとは、木曜日なのでカウンター当番。今日は研究者さん日和の日でした。他大学の先生の利用が多かった日。珍しいです。卒業式も終わって、学生さんは休暇中、研究者さんは学会や研究会で遠出している感じでしょうか。大荷物の他大学の先生もいらっしゃいました。遠方からようこそおいでませ。研究のお役に立てれば幸いなのです。



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見てるだけ

223日目(通算1598日目)。粛々と受け止める。

そろそろ、予算執行も大詰めです。さあ、赤字・黒字はどうなっている…?という時期。図書費というのはなかなか難しいもので。継続購入しているもの、雑誌や年刊ものに限らず、不定期刊行のシリーズもの、というのも世の中には沢山あって、この出版月というのはなかなかままならないものなのです。今年度入るの?それとも来年度なの?という微妙な状態のものがいっぱい出てくるわけです。購入することが決まっていて予約して予算も確保していたのに、出版が遅れて翌年度になりました、なんてこともよくあること。読めない予算執行率。。。

今年度、初めて予算執行の見守り役をやっている菜の花ですが(正確に言えば、前の前の部署でもやっていたといえばやっていたのですけれども、ひとりで張り付きで見ていたわけでもなく)、ごくアバウトに眺めていただけの割に、まあまあ良さそうな感じで推移しているようです。菜の花の手元の記録と推定が正しければ、若干の赤字なのですが、予算規模の0.07%といったところ。お隣の図書室の黒字で相殺されるレベル。このあと、更に雑誌が到着してしまったら分からないのですが、そろそろ締めのはずなので、そんなに大きな誤差は出ないと思います。多分。。。少なくとも予算規模の1%を超えるほどの赤字・黒字は出ないはず。平和に終わってくれそうで、良かったです。まあ、まだまだ油断はできませんが、とりあえず菜の花にはもう手の出しようがありませんからね。菜の花がこれからできることは、ただただ見守ることだけです。


予算関係でばたばたしたあとは、ようやく寄贈資料の整理に取り掛かれています。いやあ、大分片付けた!とブックトラックを片付けようとしたところに、新たな寄贈がばさばさっとやってきて、「うあああ…しかもみんな書誌ないしー!」となっていた菜の花です。ありがたいことでございますけれどもね。企業さんからの新刊の寄贈などは特に。たまに熱烈ラブコール的なお礼状を出してしまう、うちの図書室でございます(普段は普通のお礼状なのですが)。

さて、明日も引き続き、さくさくっとこのお片付けをしなくては。



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どんどん片付く

222日目(通算1597日目)。注文したものも、いっぱい納品されたし、色々片付いた。

朝からまた片頭痛に悩まされていましたが、ありがたいことに何とか復活。助かりました。

調子が悪くならないうちに、と先々週の支払だった新着図書の目録を、一気に片付けました。もう、一言も喋らず、ひたすら黙々と。周りに「話しかけるな」オーラ全開で…。いや、すみません。お蔭さまで、こちらは完了。更に、今日連絡がなかったら電話しなくちゃ、と思っていた業者Sさんから、「午後から納品に参ります」のお電話。助かります。

そのお電話と同時に、菜の花がおやすみしていた金曜日に連絡があって本日いらっしゃるということだったK書店さんの営業さん訪問。ありがとうございますー。さくさく片付くなあ。

その勢いで、先週木曜日に支払だった新着図書の目録も一気に片付けました。凄い、これで菜の花の手元に来ている、支払い済み新着図書の目録作業は全部終わり。片付いた。ホントに片付きました。

…と喜んでいたら今度はメール。大学生協さんから、先週発注をかけていた諸々の商品が、全部届きましたが、配達申込しますか?との問い合わせ。え!全部納品されちゃうのですか!?半分くらいの商品、メーカ発注になるから年度内に間に合わないかも、という話だったのに、余裕で全部入っちゃったのですか。びっくり。今月は、大学生協さんには驚かされまくりです。本の納品も信じがたい早さですしね…。さすが、一番大学に身近な存在なだけあります。本日午後で配達をお願いしておきました。


さあ、午後からもこの勢いで続々と…と、ようやく積み上げてあった寄贈図書の整理をスタート。何冊か片付けたところで、午前中に連絡のあった業者Sさんの納品。品物は、マイクロキャビネット用の酢酸脱臭剤。非常に悪いことにうちの図書室のマイクロキャビネット、5台のうち1台に収納されているものが酢酸臭を放って劣化の一途をたどっているのです。周りにも悪影響なので、困っていたのですが、冬にこの酢酸臭を吸着するマイクロキャビネット用のシートのサンプルを頂いて、試しに放り込んでみたところ、結構効果がありまして、これはいい、と。でも年度末であちこちで引く手あまたらしく、在庫が少なくなっていたようです。何とか入手できて良かったです。ちょっとお値段ははるのですけれどもね…。

で、次は生協さんからの納品。こちらは、防災用品を中心に細々したものを買わせて頂きました。センター長からは「予算残額を、事務用品などの補充に使ってOK」とのお許しを頂いていたので、がっつりと。ファイルなどの落下を防止する「書棚用落下抑制テープ」や、ガラス張りのロッカー用の「ガラス飛散防止フィルム」、ヘルメット、懐中電灯などなど…。この他、先週のうちに在庫があったので、利用者さん用PCのマウス(これまで全部ボール式で、反応が悪いと評判が悪かったので一気に全台、光学式に買い換えました)や、ぼろぼろになりつつあったマウスパッドなども新調しました。いやー、頑張って色々設置いたしますですよ。より快適かつ安全な図書室を目指します。



そんな感じで超・順調だった本日ですが、また「おおっと」がありました。昨日の「黒塗り本」ですが、念のためもう1大学、K大学さんにも問い合わせをして頂いたところ、やはり同じページが黒塗りということが判明したのです。あー、これで関東のH大学さん、関西のK大学さんと、東も西も同じということで、どうもどれも同じように読めないんだなーと確信。書誌に注記しちゃおうか、と結構迷ったのですが、Localの所蔵への注記に留めておきました。この年代の巻号をお持ちの大学は、多分それほど多くないので、全大学に問い合わせてみれば、書誌注記もアリかも?別の本で「表紙に○○というゴム印あり」というのも今日、見ましたしね。(そして実際、うちの本にも同じゴム印がありました。)



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遅れ気味

221日目(通算1596日目)。だから、菜の花はひとりしかいないので。

金曜日におやすみを頂いた影響もあって、色々遅れ気味の年度末最終週です。朝から、金曜日に積まれていた仕事をてきぱきと順次片付け、ようやく先週からの積み残しの業務に対処しようと思った矢先に内線がかかってきて、「書類が提出されていない」と。いや、そんな話は聞いていませんからね!

結局、菜の花には「書類を提出してね」メールがそもそもきていなかった、という事実が判明し、3/12に締め切りだったという書類の提出依頼が今頃になって登場。ちょ…優先順位、どうしたらよろしいですか…。


まあ、今日はそんなことの連続で成り立っていた気がします。やってもやっても終わった傍から別の用件が!菜の花はひとりしかいないのですよ!何でもかんでも言えばいいってものじゃないって!…ということも。いや、もう、ご容赦下さいませ、ホント。


そんな忙しい日に、何故か襲ってくる片頭痛。。。いや、ちょっとー!最近、殆どなかったじゃないですか、何で今日なのですか。花粉症の影響ですか?何なんですかー。片頭痛発作は、かなりの強度の頭痛と、セットでやってくる嘔吐感がですね…恐ろしい…。途中で何度か挫折しそうになりました、さすがに。そのたびに、とにかく誰も話しかけてこない、少し暗めで静かなトイレにひきこもりたくなったものの(片頭痛では、光や音に過敏になって、更にそれらで頭痛自体も増悪するので)、何とか生きて戻ってきましたとも。だってお仕事が積み上がりすぎなんですもの。ひきこもっている場合ではないのです。でも、明日も同じレベルの片頭痛発作が起きたら、さすがにもう勝てないかもしれません。火曜日は2名勤務だから、ちょっと休みにくいのですけれども…。それに業者さんとの約束もありますし、年度末のこの時期にはやっぱり休めないですよね…なんて考えていると、余計に体調悪化を招きそうなので、もうこれ以上は何も考えないで、今日はさくさく寝てしまおうと思います。はい。。。


ああ、そういえば、何か変なことありましたよ。先週の月曜日に書いた昭和12年の台湾の某統計の「黒塗り本」、いたずらかと思っていたのですが、H大学さんに該当ページの複写依頼をかけていたら、どうもあちらの所蔵本も同じページがことごとく、同じ状況だったそうなのです。しかも複本で2冊ご所蔵されているそうなのですが、どちらも同じページがそうだったとか。さすがに3冊、しかも全然違う大学にあるものが偶然、同じようなことにはならないでしょうから、最初からそういうことにされていたか、あとから通達があってそうなってしまったか、どちらかだろうな、と。いや、でも杜撰な塗り方だったし、内容的にも、そんな塗りつぶさなくてはいけないようには全然見えなかったので、大変不思議でした。いや、ホント、色々な本があるものですね。



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昭和24年15月13日(水)

220日目(通算1595日目)。誤植にも、程がある。

最近、比較的古い資料などの修理や登録をしているせいか、変わったものに出会う率が高いです。この前、そんな話を他の図書系の人にしていたら

「そのうち図書館報で
 『図書館員だけが知っている!』みたいな、
 くすっと笑えるような面白いものの紹介とかを
 連載してみてはどうでしょうか」

と提案されました。ああ、面白そうですね。
でもすぐ横から

「それはとても面白いけれど、
 『図書館員っていつもこんなものばっかり探しているのか!何て暇な…!』
 って誤解されそうですよ」

と言われ、妙に納得。いや、別に菜の花、いつもそんなものを探して遊んでいるわけでは決してございませんことですよ!目録作業のときは、その本の色々なところを確認しますし、請求記号をつけるために本の内容を把握して分類しますから、必然的に変なものも発見するわけです。

まあ、その連載が実現するかどうかはともかく、今日も変なものを見つけました。いや、単なる誤植なのですが。そして見つけたのは菜の花ではなく、うちの図書室のIさん。修理中に発見したのですが、その日刊紙の日付はタイトルの通り。すなわち、

「昭和24年15月13日(水)」

…いや、無理ですから!それ、ないですから!ちなみに昭和24年で13日が水曜日になるのは4月か7月。月を間違えてしまったのですね。どうしてこんなことになったか分かりませんが。で、ぱらっとめくって、この日刊紙の他のページを見てみたら、

「昭和24年7月15日(金)」

ちょ…月どころか、日付も曜日も違ってるし!?Σ( ̄ロ ̄lll)…まあでも、13日が水曜日だ、ということだけは合っていたわけですが。いやはや。



そんな本日、菜の花自身は図書っぽいおしごとは殆ど出来ませんでした。ほぼ終日、走り回っていた気が致します。お金のことで。。。さすがにちょっと歩き疲れました。でも足はむしろほぐれて、今夜はよく眠れそうです。一方で、肩こりは酷いらしいです。昼休みにばてて、ぐてーっとしていたら、「お疲れですね」と肩を揉んでくれた人に「ここ(左肩)に何かいる!何か住んでる!」…って言われました。…いや、中の人なんていないですよ?そして帰宅してから、セルフ肩こり度チェックをして「そんなに凝ってないでしょ」と思っていたら、全然ダメダメでした…。「え!何で!?どうして肘が上がらないの!?」とか、「どうしてこれ以上、腕が開かないの!?」みたいな、「客観的指標」に悉く、駄目出しされてました。菜の花、無自覚の肩こりさんだったわけですね…とほほ。うん…ほぐしましょうかねー…。

でも一応、今週の勤務はこれで終了なのです。明日はおやすみを頂きます。とうぼう。というわけで、また来週お会いいたしましょう。それでは良い週末をー。



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防災グッズを眺める

219日目(通算1594日目)。何が要るかなあ…。

昨日は終日、雨でしたが、今日は朝から一転してお天気でした。何気なく窓の外を眺めていると、図書室前の生垣の新芽が赤いので、これは一体…と考え込む日々です。…嘘です。いや、考えたけど結局Sさんの「ポリフェノールいっぱいなのでは?」の一言で「あ、そうか、弱い新芽を強光から防御するためのアントシアニンの色なのか」と思いついたので、すでに考え込んではいません。それにしてもアントシアニンを作ってでも光から防御しなくてはいけないなんて、この植物は一体、どんな凄いところ出身なのでしょうか。それとも、余程弱い新芽なのか。植物というのは面白いですね。


今日は、ばりばりと音がしそうなくらい、張り切って働かせて頂きました。朝一番で、昨日の雑誌前金の件で、前任者さんに再度メール。そういえば菜の花は間違っていました。うちの図書室にも、和雑誌でも前金のものがあるそうです。うわあ…分かってませんでした。そういえば4月に支払していたかも。この件については結局、何とか解決した…ような気がします。多分ね。

その次は、寄贈図書と、新規受入開始図書について、請求記号の付与を。若干迷ったものは、直接書架に行き、それぞれ類書がどれくらい近くにいるか?でどこに置くかを判断しています。というわけで、書庫と事務室をうろうろと放浪。一部、周りの請求記号の修正が必要なものがあったので、その辺は保留。

その間に、書誌調整がきていたのですが…うーん、ごめんなさい、後回し。

先に新着図書の予算関係のとりまとめと、目録作業を。でも、予算の話を片付けかけたところで、図書費以外の予算について話が出て「うわあ、分かりました、分かりました、もう一度確認しますぅ」と業者さんにお電話、それから予算管理をしてくれているお隣の事務室のAさんと密に相談しまくり。

ばたばたしている間に、午後になったら今度は書架の図書落下防止バー取り付け工事がきました。先月やった分で一部、忘れられていた部分の再工事です。工事の途中で文具の納品があったのと、お隣の図書室から「所属換」書類が届いたので、これの準備。同じシリーズの本がうちとお隣で一部ずつ持っている、いわゆる「泣き別れ」状態だった本を、一箇所にまとめるため、お隣からうちへ移す作業です。それらの書類をとりまとめて、斜向かいの建物の経理担当者のところへ。あ、「所属換」の方は、総務で押印してもらってきただけでした。とにかく、経理も総務も別の建物にいらっしゃるので不便です。

で、戻ってきたら今度は落下防止バーの取り付けが完了していたので、再び経理のところへ走り、「検収」担当者を連れて戻ってきました。検収を受けないと、請求書の支払をして頂けないのですが、さすがに取り付け工事したものを検収担当者のところへ持っていけませんから、担当者自身を連れてくる、というわけです。これでようやく検収できたので、あとは支払に回すばかり。何とか完了ー。

そこへ午前中に連絡していた業者さんから、連絡がきました。発注しようと思っていたものの在庫がそれほど多くないみたいで。あああ、これは…!思っていた予算よりも少ない…!先生の出版経費も、組んだ予算の半分になってしまい(それはそれで、大変ありがたいことなのですが)、当初考えていたのと大分変わってきています。浮いたお金は、事務用品などの補充に使っていいよ、と先生の許可は得ているので、さて、あとは何を…。使っていいよ、と言われてから、年度末までの時間が足りないもので、これが欲しい!、というものが意外に買えないというこの苦境。他に、何がどうしても必要なんだっけ…?幾ら余っても、無駄遣いだけはしたくないので、本当に必要なものを思い出さなくてはいけません。えーっと…、あー!そうでした。うちはお金がないからと言って、全然防災グッズがないのでした。これ、凄いダメですから!と、思い始めたら、どんどん思い出してきましたよ。そうでした、菜の花、お金さえあったらあれは買わなくては、と思っていたものがいっぱいありました。まずはヘルメット。前の部署では1人1個、ちゃんと用意していたのですけれども、ここの部署には1個もないのです。いざというときに困りそうです。それから懐中電灯。当たり前にあるべきものなのに、これも何故か1個もない。そして、この前も先生に「買って欲しいですー」と訴えていた、ガラスの飛散防止シート。図書室内には、意外にガラス張りの仕切りが多くて、何かあったらこれは危ない、と前々から思っていたのですが、そちらはちょっと、自分で貼るには大きすぎて難しそうなので、やっぱり来年度以降、早い段階(予算を組む初夏頃)に、「防災用」として予算を組んで、ちゃんと専門の業者さんに施工してもらうようにしようかと考え直しました。でも、ロッカーとかのガラス棚は危ないので、これはやっぱり飛散防止シート、欲しいな。それから、書類の滑り止めテープ…。まあ、そんな感じで出るわ出るわ。単価は安いので、それほどの金額にはなりませんが、これらがちゃんと入ったら菜の花、嬉しいです。より安全な職場を目指してー。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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