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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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語ろうとして諦める

79日目(通算776日目)。うちの図書室も、呟こっか?

twitter、色々なところに進出していますよね。たまたまよく使うWebサイトでもみかけたので。いや、それだけなんですけれども。


今日は昨日郵便で届いた資料たちの受入作業をメインに。菜の花って仕事が遅いよね、と今日も思いました。ついでにこのテーマに詳しくなるために、それぞれの資料に関してざっと目を通し、インターネットなどを使って簡単に調べてみて、自分でとりまとめてみる、というのをやっているせいです。1年くらいやれば、きっと菜の花はこのテーマで語れる人になれそうな気がします。というか、これくらいやらないと、テーマにも疎い上に英語も苦手な菜の花には、洋書ばかりのこれらの資料群は分からなさすぎてNDC分類が出来ない…。頑張って鋭意分類中なわけです。更にこのテーマに関して、関連ニュースも毎日2回、新聞記事データベースでひたすら拾い集めていますから、時事もばっちりです!…ま、このテーマに関わらないものは、まったくもってからっきしですが。職場のみなさまが面白がって、菜の花を騙そうとしてきます…。衆議院解散とか、選挙とか、まあそんなネタで。確かに時事には疎い方です。

…にしても、これだけ読むと暇そうですね、菜の花。別に暇なつもりはないのですが(かと言って超多忙、でもないですが)…文字にすると、とてつもなく牧歌的な仕事振りな気がしてきました。素敵。


なかなか先生の顔が覚えられず、今日もやってこられた先生が分からず。いや、「あ、見たことある!先生だ!」というのは分かるのですが、固有名詞が出ないです…。判別できるようになっただけまし、これから頑張るということで…。

でも、夜間開館人員の院生さんの顔は覚えました。普通に来室してきたときも、ちゃんと判別できます。今日はそのうちのひとりの院生さんが、ショッキングピンクのTシャツで登場しました。なにーっ。驚きを隠しきれず。彼の身に、一体何が!?…思わず訊いてしまいました。おこたえは…

「いつも黒っぽい服が多いので、たまには明るい色の服を買ってみようかと思って。」

その意気は充分感じられました!ちょっとびっくりしたほどです、目に眩しくて。でももしもこれが初めに会った頃だったら、顔は絶対に覚えられず、Tシャツの色だけ記憶してしまいそうでした…。よかったです、顔を覚えたあとで。


蔵書点検の話を少ししていました。来月末から1週間ほど閉室して集中的に行なう予定です。これまでの苦労などをお聞きしつつ。今回はハンディターミナルというのですか?資料に貼り付けたバーコードをぴっと読んでやる蔵書点検。あれに初挑戦です。前の部署では、そもそもバーコードが貼られていない資料だったので、ひたすらバーコードを貼ることが、イコール蔵書点検でしたからね。数が多すぎて3年間で一巡していませんでしたし。ああ、ついに菜の花もバーコード読み取り式蔵書点検デビューですかー。むむむ。


今度、目録のカードボックスを廃棄した跡地に、テーブル&スツールを入れるのですけれども、その辺りの見積もりがきました。他にも、耐震化のための書架固定、立位での蔵書検索用のPCラックなども。思った商品が在庫切れだったり、キャスターが違ったりで再検討。その場で決まらなかったスツールだけは、後日になりました。またカタログとにらめっこです。

そういえばカード目録といえば、これについて某雑誌でとても素敵な記事が掲載されていたそうですね…タイムリーなことに来月、うちの図書室では思いっきり捨ててしまうのですけれども。長らくカードの維持もしていないですし、木製のどっしりとしたこのカードボックス自体が、重みでゆがみ、引き出しが開くかしら?と心配なほど。有事の際には倒れたり壊れたり、危険でもあるように見えますしね。かと言って今更ボックスを買い直して、もう一度維持とか…ないですよね。

カード目録は基本的に、その場に来てくれる利用者にしか利用できないものです。電話やFAXで図書館員にひくように、という問い合わせはあるでしょうけれども、その機関が所蔵しているか否かをまったく分からない状態で電話やFAXをするのは、大変なこと。そこが持っていなければ、リストの上から順番に問い合わせ続けなくてはいけないわけで。あ、そうか、そのために本の形式をとった目録が出版されていたのですね(←気付くの遅すぎでしょ)。

そのような若干の例外はあれ、カード目録は基本的に、とってもLocalなサービス。それがGlobalなサービスに向かっていく今の流れだと、OPACに取って代わられていくのは当然の流れ。その上、昨今の人員削減・財政削減、更に蔵書の増加による場所不足を考えれば、両方の維持は無理。二者択一ならば、Localでしかないサービスから削っていく、というのは仕方のないことでしょう。潤沢な人員、予算、空間があれば、きっと維持することを主張する人が、もっと沢山出てきたのでしょうけれどもね。世知辛い世の中なのです。

公共図書館ユーザとしての菜の花(ヒキコモリ属性、ネットなしでは生きられない)の個人的な意見としては、遡及入力が終わった図書館には、カード目録はなくてもいいです。だって図書館までいかないと引けないなんて、そんな不便な。菜の花は使いませんよ。面倒ですもの。さくさくとボックスをどかして、代わりにもっと書架を並べたり、もっと面白いものを置いて欲しいです。(これ、どんな面白いものを置くか?でその図書館の心意気(?)が見えそうな気がします。わくわく。)もし労力が浮くならば、その分サービスを充実させたり、更に本の修理などのケアに割く時間を増やして頂きたいです。これ、ネットユーザになれない人々にとってみれば「何てワガママな!お前はそれでいいかもしれないが、我々はそんなの困る!」と言われそうですけれども、逆にあまりカード目録を使ってこなかった世代である菜の花や、それよりも下の人々から見ると「今時、コンピュータが使えない?使ってみれば?」…という感情論になりかねない感じです…。今、結構リアルに想像しました…。そうそう、下の方の世代になるほど、もしかしたらカード目録の引き方が分からないかもしれません。少なくとも菜の花は学校で、カード目録の引き方を習ったことはありませんし。

…と、この辺でこの話は切り上げましょう。実は下書きではここから更に長ーく続くのでありますが、力尽きました。ガッツが足りない菜の花です(- -;)。中学生の頃から「若さが足りない」と言われ続けた菜の花ですから、これくらいでデフォルトです。普通の若者に、なってみたかったなあ…( - -)遠い目。


話は変わって、先週書いていた、図書室の館内マップの原稿は発見しました。odgファイルであることが判明し、困りました。この拡張子は、何なんだ!?と。オープンオフィスのようですね。とりあえずオープンオフィスをDLして、インストールしてみているところ。うーん、どうなるのか…。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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