菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
真昼のみすてり~?
- 2009/09/08 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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102日目(通算799日目)。トリックは何も無かった。
菜の花はこう見えても色々とひ弱でして、皮膚も弱いです。どれくらい弱いかと申しますと…、タオルでうっかり強めに手を拭いたら、傷だらけになってしまいました。し、真皮がこんにちはー。昨日はかなり悲劇的で、見慣れている本人すら「ど、どこの腐乱死体…?」と思わず目をそらしたくなるくらいだったので、大人しく養生させておいたら、今日はかなりよくなっていました。驚異の回復力発揮中。いや、そんなに驚異的でもないですか…。ふつーの自然治癒力程度ですかね。
うちの図書室の前には女子トイレの警報器の受信側がありまして、これが鳴ったら図書室の女性職員は現場に走る義務があります。トイレの警報器というのは、各個室についているボタン式の警報で、痴漢が出た!とか、急激に気分が悪くなって動けなくなった!…というような非常事態発生時に押して頂くものです。うちの図書室のある建物は、連なる3つの研究・講義棟の真ん中に当たりますので、ここに3棟分の女子トイレ警報器の受信機がまとめてあります。
さて、このトイレの警報が突然鳴り出したので、はたと立ち上がり、菜の花は図書室から駆け出しました。なかなか俊敏です。警報器を確認すると、うちの学部の本館1階女子トイレの表示が点灯。1階ね、1階。今いるところね?図書室の扉はガラスの自動扉。その正面がトイレです。目の前の入口を凝視しつつ、トイレに駆け込む菜の花。…って、あれ、誰もいない。…こ、これはまさか密室!?入口は菜の花が見張っていましたよ?誰も出てきていませんよ。ピンポンダッシュでもしていない限り、この短時間で警報を鳴らした人の影も形もないなんてありえない。はっ、まさかとっても、みすてり~な世界??
混乱する菜の花。…と思ったら、うちの図書室のある建物は、本館ではなく2学部の共用館でした(だから真ん中の建物)。そうだそうだ、うちの学部の本館は隣の建物でした!何と、現場誤認の密室トリックでしたか。使い古された手ではありますが、まあ悪くはない…って違う。そうじゃなくて、うちの学部の本館に行かなくては!…と、ひとりボケツッコミをしているうちにNさんが先に現場へ到着。あ、先を越されました…。今度はちゃんと人がいらっしゃったのですが「あ、間違えましたー」と苦笑で現場にいた方に言われたそうです。むむ、それはとてもあやしいですね!そんなことで引き下がっては現場保存に問題が!第1発見者をまずは疑えというのが捜査の基本です、Nさん!…って、まだひきずるのでしょうか、そのネタ。まあ、最近は本当に物騒で、洒落にならないこともありますからね。ちゃんと確認は必要です。
にしても結構、トイレの洗浄ボタンと間違えて、エマージェンシーボタンを押す人いますよね。前の部署でも散々、そういうことがありましたし。でも、たまに本当に人が倒れていることもあるので要注意です。うちの図書館でも貧血で倒れていた人が、救出された例もありましたからね。というわけで、火災報知の非常ベルよりはあてになる気がするトイレ警報を、今日も菜の花はじっと待っているのであります。いや、火災報知器だって、実際に煙もくもくな火事に遭遇したときに「ちゃんと鳴ってるな、働いているな」と思ってからは、かなり注意するようになりましたけど、菜の花。人間は学習する生き物なのです。
本日、一番時間を費やしたのは打ち合わせ。業務システム関係。午前2時間と午後2時間、てくてく歩いて行ってきました。良いお天気だったので、途中の木陰でお昼寝したいくらいでしたけれども、何とか頑張って会議室に辿り着きました。その誘惑は、本当に魅惑的でした…。
この打ち合わせ、本当はまだ2時間くらい続きがあったのですが、自分の関連するところは大凡終わったので、途中退席で夕方には自分の図書室へ戻りました。さくさくっと戻ってやったことは、いつものようにニュースチェックと印刷、掲示。それから溜まりに溜まった新着資料の受入…。なかなか大変なことになっています。でも前々々任者くらいの頃にはもっと悲惨なことになっていたそうで、他の人に言わせれば「これくらい可愛いもの」だそうです…。まあ、菜の花の担当分は寄贈ばかりなので、支払処理には影響しませんけれどもね。でも折角なのでさくさくと処理して、さくさくと提供したいものです。
と、言いつつ、明日からまた終日、図書室を留守にします。何とか少しずつでも受入はしたいですけれども、さて…。
菜の花はこう見えても色々とひ弱でして、皮膚も弱いです。どれくらい弱いかと申しますと…、タオルでうっかり強めに手を拭いたら、傷だらけになってしまいました。し、真皮がこんにちはー。昨日はかなり悲劇的で、見慣れている本人すら「ど、どこの腐乱死体…?」と思わず目をそらしたくなるくらいだったので、大人しく養生させておいたら、今日はかなりよくなっていました。驚異の回復力発揮中。いや、そんなに驚異的でもないですか…。ふつーの自然治癒力程度ですかね。
うちの図書室の前には女子トイレの警報器の受信側がありまして、これが鳴ったら図書室の女性職員は現場に走る義務があります。トイレの警報器というのは、各個室についているボタン式の警報で、痴漢が出た!とか、急激に気分が悪くなって動けなくなった!…というような非常事態発生時に押して頂くものです。うちの図書室のある建物は、連なる3つの研究・講義棟の真ん中に当たりますので、ここに3棟分の女子トイレ警報器の受信機がまとめてあります。
さて、このトイレの警報が突然鳴り出したので、はたと立ち上がり、菜の花は図書室から駆け出しました。なかなか俊敏です。警報器を確認すると、うちの学部の本館1階女子トイレの表示が点灯。1階ね、1階。今いるところね?図書室の扉はガラスの自動扉。その正面がトイレです。目の前の入口を凝視しつつ、トイレに駆け込む菜の花。…って、あれ、誰もいない。…こ、これはまさか密室!?入口は菜の花が見張っていましたよ?誰も出てきていませんよ。ピンポンダッシュでもしていない限り、この短時間で警報を鳴らした人の影も形もないなんてありえない。はっ、まさかとっても、みすてり~な世界??
混乱する菜の花。…と思ったら、うちの図書室のある建物は、本館ではなく2学部の共用館でした(だから真ん中の建物)。そうだそうだ、うちの学部の本館は隣の建物でした!何と、現場誤認の密室トリックでしたか。使い古された手ではありますが、まあ悪くはない…って違う。そうじゃなくて、うちの学部の本館に行かなくては!…と、ひとりボケツッコミをしているうちにNさんが先に現場へ到着。あ、先を越されました…。今度はちゃんと人がいらっしゃったのですが「あ、間違えましたー」と苦笑で現場にいた方に言われたそうです。むむ、それはとてもあやしいですね!そんなことで引き下がっては現場保存に問題が!第1発見者をまずは疑えというのが捜査の基本です、Nさん!…って、まだひきずるのでしょうか、そのネタ。まあ、最近は本当に物騒で、洒落にならないこともありますからね。ちゃんと確認は必要です。
にしても結構、トイレの洗浄ボタンと間違えて、エマージェンシーボタンを押す人いますよね。前の部署でも散々、そういうことがありましたし。でも、たまに本当に人が倒れていることもあるので要注意です。うちの図書館でも貧血で倒れていた人が、救出された例もありましたからね。というわけで、火災報知の非常ベルよりはあてになる気がするトイレ警報を、今日も菜の花はじっと待っているのであります。いや、火災報知器だって、実際に煙もくもくな火事に遭遇したときに「ちゃんと鳴ってるな、働いているな」と思ってからは、かなり注意するようになりましたけど、菜の花。人間は学習する生き物なのです。
本日、一番時間を費やしたのは打ち合わせ。業務システム関係。午前2時間と午後2時間、てくてく歩いて行ってきました。良いお天気だったので、途中の木陰でお昼寝したいくらいでしたけれども、何とか頑張って会議室に辿り着きました。その誘惑は、本当に魅惑的でした…。
この打ち合わせ、本当はまだ2時間くらい続きがあったのですが、自分の関連するところは大凡終わったので、途中退席で夕方には自分の図書室へ戻りました。さくさくっと戻ってやったことは、いつものようにニュースチェックと印刷、掲示。それから溜まりに溜まった新着資料の受入…。なかなか大変なことになっています。でも前々々任者くらいの頃にはもっと悲惨なことになっていたそうで、他の人に言わせれば「これくらい可愛いもの」だそうです…。まあ、菜の花の担当分は寄贈ばかりなので、支払処理には影響しませんけれどもね。でも折角なのでさくさくと処理して、さくさくと提供したいものです。
と、言いつつ、明日からまた終日、図書室を留守にします。何とか少しずつでも受入はしたいですけれども、さて…。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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