菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
忘れ物ディスプレイ
- 2010/06/03 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
- TB() |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
274日目(通算971日目)。引き取られて良かった。
先週、図書室の入口のところにあるソファーに忘れ物がありました。上着。これがまた、キレイにたたんで置いてあったのです。どういう忘れ物!?…その後、カウンター内に保管していましたが誰も取りに来ません。うーん、そもそもうちの図書室の忘れ物ってみんな、取りに来ていないですね…。これは、忘れ物をカウンター内に置くからいけないのでは…とちょっと前から思っていました。目の前に出されていると、意外にみんな「あ、これ自分の!」となるものです。前いた図書館でも、忘れ物はディスプレイしていました。というわけで、急遽ブックトラックに忘れ物を並べて、「お心当たりの方はカウンターに申し出てね」とカウンターから見える入口付近に置きました。果たして…、その僅か1時間後には、上着は引き取られていきました。うちの学部の学生さんでした。「もう、諦めてました!」と、喜んで持っていかれました。ああ、よかった。うちとしても、ずっと取りに来ない忘れ物は、どうしたものか悩んでしまいます。まして衣類なんて、何となく捨てにくいですしね。他にも、シャープペンシルや時計、ノート(でも白紙)などを置いてあります。これらに関しても、さらっと引き取られていくと良いな。とりあえず、見せることの大事さを、あらためて実感です。
というわけで、珍しくGood ideaを提案した菜の花でしたが、朝はボケボケでした。図書室前にある閉室時の返却を受け付ける「ブックポスト」、カウンター当番だった菜の花は、朝一番にこの中身を回収にいきました。何故か、コピー機のプリペイドカードを持って。…一体、どんな手段を使ってブックポストを開けようとしていた、菜の花っ!?…お茶目、ってことで…。
お茶目といえば、名誉教授のN先生がお茶目でした。一昨日だったか、このN先生が資料閲覧にいらしたときに、ペーパーナイフを探して大変なことに。N先生が読もうとされた本が、まだ紙が切られていない本だったので、ペーパーナイフをカウンターに借りにこられたのに、図書室内で見つけられなかったため。古い本だとたまに、自分で切って開く本があるのですよね。でも最近はそういうのがないもので、気付いたらペーパーナイフがその辺になかったと。その出来事を受けてN先生、今日は何と「ペーパーナイフを寄贈します」と。それが、アイヌ木彫りのペーパーナイフだったのですが、裏返したら「摩周湖 N先生」と名前が刻まれていました…。って、名前入り。しかも「先生」って…、、、本人が行って刻んでもらってきたら普通、「先生」ってつけませんよねー…。ということはこれ、誰かお弟子さんのお土産では、先生!しばらく悩んでからN先生、「ああ…誰がくれたものか何となく分かったような…」。とりあえず、大事なものですよね、ダメです、受け取れません!とお返ししようとしたら、はたと思いついたぞ、という表情で「いやいや、大事なものだからこそ寄贈します!」…ええと、ええと、ありがとうございます。一瞬だけ、「ま、まさか厄介払い…?」と思ってしまった菜の花は罰当たり者です、すみませんすみません。でも、思っちゃったの…。
本日は、先週支払分の新着図書を、何とか全部やっつけました。所蔵登録、書誌のないものは書誌作成、配架。まさかこれが今日中に終わるとは思わなかったですよ、うん、頑張りました。明日は更に、火曜日の支払分について所蔵登録・書誌作成をしましょう。多分、夕方には本日支払分の新着図書が届くでしょうから、出来ればその前に終わりたいところ。
先週、図書室の入口のところにあるソファーに忘れ物がありました。上着。これがまた、キレイにたたんで置いてあったのです。どういう忘れ物!?…その後、カウンター内に保管していましたが誰も取りに来ません。うーん、そもそもうちの図書室の忘れ物ってみんな、取りに来ていないですね…。これは、忘れ物をカウンター内に置くからいけないのでは…とちょっと前から思っていました。目の前に出されていると、意外にみんな「あ、これ自分の!」となるものです。前いた図書館でも、忘れ物はディスプレイしていました。というわけで、急遽ブックトラックに忘れ物を並べて、「お心当たりの方はカウンターに申し出てね」とカウンターから見える入口付近に置きました。果たして…、その僅か1時間後には、上着は引き取られていきました。うちの学部の学生さんでした。「もう、諦めてました!」と、喜んで持っていかれました。ああ、よかった。うちとしても、ずっと取りに来ない忘れ物は、どうしたものか悩んでしまいます。まして衣類なんて、何となく捨てにくいですしね。他にも、シャープペンシルや時計、ノート(でも白紙)などを置いてあります。これらに関しても、さらっと引き取られていくと良いな。とりあえず、見せることの大事さを、あらためて実感です。
というわけで、珍しくGood ideaを提案した菜の花でしたが、朝はボケボケでした。図書室前にある閉室時の返却を受け付ける「ブックポスト」、カウンター当番だった菜の花は、朝一番にこの中身を回収にいきました。何故か、コピー機のプリペイドカードを持って。…一体、どんな手段を使ってブックポストを開けようとしていた、菜の花っ!?…お茶目、ってことで…。
お茶目といえば、名誉教授のN先生がお茶目でした。一昨日だったか、このN先生が資料閲覧にいらしたときに、ペーパーナイフを探して大変なことに。N先生が読もうとされた本が、まだ紙が切られていない本だったので、ペーパーナイフをカウンターに借りにこられたのに、図書室内で見つけられなかったため。古い本だとたまに、自分で切って開く本があるのですよね。でも最近はそういうのがないもので、気付いたらペーパーナイフがその辺になかったと。その出来事を受けてN先生、今日は何と「ペーパーナイフを寄贈します」と。それが、アイヌ木彫りのペーパーナイフだったのですが、裏返したら「摩周湖 N先生」と名前が刻まれていました…。って、名前入り。しかも「先生」って…、、、本人が行って刻んでもらってきたら普通、「先生」ってつけませんよねー…。ということはこれ、誰かお弟子さんのお土産では、先生!しばらく悩んでからN先生、「ああ…誰がくれたものか何となく分かったような…」。とりあえず、大事なものですよね、ダメです、受け取れません!とお返ししようとしたら、はたと思いついたぞ、という表情で「いやいや、大事なものだからこそ寄贈します!」…ええと、ええと、ありがとうございます。一瞬だけ、「ま、まさか厄介払い…?」と思ってしまった菜の花は罰当たり者です、すみませんすみません。でも、思っちゃったの…。
本日は、先週支払分の新着図書を、何とか全部やっつけました。所蔵登録、書誌のないものは書誌作成、配架。まさかこれが今日中に終わるとは思わなかったですよ、うん、頑張りました。明日は更に、火曜日の支払分について所蔵登録・書誌作成をしましょう。多分、夕方には本日支払分の新着図書が届くでしょうから、出来ればその前に終わりたいところ。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
フリーエリア
カレンダー
菜の花にメールする
カテゴリー
最新記事
(07/17)
(03/13)
(04/21)
(01/01)
(12/26)
この記事へのコメント