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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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配架ミス多発警報、発令中

283日目(通算980日目)。驚くべき量。

最近、うちの図書室で多発している配架ミス。いや、配架時のミスかどうかは、正確にはわかりません。ただ、書架が乱れている、というのは事実。数が半端ないのが問題。

うちの図書室では和洋で別々の並びに置いていますが、逆転して和書が洋書の中にあったり、洋書が和書の中にあったり…というのも多発。これが指摘され始めたのが今年度に入ってから。返却された本を書架へ戻すのが「返本」ですが、この作業は週3日は大学院生のバイトさん(正確にはTA、ティーチング・アシスタント扱いで雇っている)にやって頂いて、2日は常勤職員がやっています。週3日の大学院生のバイトさんは2人1組で、全部で6人いらっしゃるのですが、今年は各組1人ずつが去年からの継続、1人ずつは新人さん。もしかして、新人さんが配架の仕方を分かっていないのでは疑惑、勃発。まさかー、と思っていたのですが、それにしてもちょっと尋常な数ではないと…。

今日は菜の花が返本担当だったのですが、返しに行くついでに前後の棚を確認していたら、ひとつ隣の棚(連)の本が入っているのを発見したので、引っこ抜いて正しい位置に持っていったら、今度はその付近に更に隣の連の本があって、それも引っこ抜いて正しい位置に移動させたら、今度はその段の一番後ろに何冊も前の前の連の本が置いてあったりして、また2連前に戻って…と、行ったり来たり。確かに請求記号は似てるけど、段違いどころか、全部連違いだから!かなり違うからっ!!

こういうことがそのまま、利用者さんに「棚にありません」と指摘されるケースに直結です。今週に入ってからもすでに何件か、まさにこういう事例が。大体が、前後の段や連で発見されるか、和書なら洋書の同じ請求記号のところ、洋書なら和書の同じ請求記号のところにある、というパターン。

それで、先週からTAさんたちに少しずつでいいから、順番に正しい並び順か、和書と洋書が混じっていないか、など書架を確認して欲しい、つまりは「書架整理」をお願い中。でも蔵書が多いのでまだ全然進んでいません。1年で1巡、出来ない気がする…。ちょっと考えないとなー…。


本日は受入、目録を少々。あとは来週の出張のときに発表する内容のレジュメ作成と、その印刷。コピーではかなり手間取りました。というのも、うちの図書室付近に、カラーコピーができるコピー機がなかったため。いや、正確に言うと、能力としては出来るのですが…、機能制限が解除できず、目の前にあるコピー機ではカラー印刷が出来ないという。何故ー。結局お隣の図書室のコピー機で印刷。1枚40円か…。結構、高いです。(←隣とはいえ、別系統の費用になるのでうちの図書室の費用負担で印刷させて頂いています、縦割りー。)でも40円なら、まだ安い方ですか?他大学にILL依頼したときに、100円のところとかありますものね。まあ、ILLと単なるコピーじゃ、手間賃などが違いますけど。




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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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