菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
菜の花に挑戦するのは誰?
- 2008/10/27 (Mon)
- 1-3年目(参考調査編) |
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598日目。盛りだくさん。
朝からまた、利用者端末でエラーを発見。うーん、どうなっているのか。しかしそれは、序章でしかなかったのであります。午後から、業者さんが利用者端末不具合の聞き取り調査にいらっしゃったのですが、そこで説明しているときに、実際にエラーが2/3の確率で登場するという素敵な状態。たっぷり30分くらい、状況確認のお話をしたのち、閲覧さんからの通報で別の利用者端末の不具合確認。その不具合とは…、利用者端末のブラウザのホームが、いつもの図書館内のオリジナルページ(蔵書検索画面や、利用案内画面等へのリンクがある)から、勝手にYahoo!に変更されていたというもの。えー。それは…それは!菜の花への挑戦状ですか!?
そもそも、そういうことは本来、出来ないようにセキュリティをかけているのですが、現在問題になっているのはこのセキュリティが、起動時にうまく働かない事例が時々あるという不具合なのです。今回の「ホーム変更事件」は、セキュリティ用のパスワードが知られてしまったのか、それともセキュリティの不具合でたまたま変更が可能になってしまったのかが問題でした。結局、色々と状況を確認してこれまでの事例を参照した結果、パスワードを入力して変更した可能性はない、ということに。それに関しては良かった、という感じです。だって、パスワードを入力した上で変更していたら、完全にやる気でやっているじゃないですか。不具合のために変更してしまったら、通常行なう動作範囲内での変更なので悪意は少ない感じです。いや、ないかもしれないし、あるかもしれないですけれどもね。
なお、今回の事件が特に困ったことになった原因のひとつは、Yahoo!が正常に表示されないことでした。館内端末からは通常利用範囲内ではYahoo!などの一般サイトへのアクセスを認めていません。基本的には学術系サイト以外を表示をしようとするとエラーになってしまいます。また、URLの直接入力も出来ないように設定されています。そのため、表示の出来ないページをホームにしてしまうと、どこにもリンクできなくなり、一切のインターネット…蔵書検索すら出来なくなってしまうのです。何とも厄介な。
結局、この事例を持ってまた業者さんに相談に行くことになってしまいました。その後も、別の系列の話でこの業者さんとはやり取りがあったので、今日はすっかり利用者端末な日でした。…と総括したいところですが、それだけでは終わらず。
本日、最も時間をかけたのは、利用者端末の方ではなくて、WWW作業の方でした。色々と変更・作成するものがありまして。でも結局、どちらにしても電子系なんだ…。やっぱり紙をあまり触らない図書館員・菜の花。というか、それがイマドキな図書館員なのです!…ということにしてみたりして。まあ、部署と役割によりますね。
そんな中、お隣の係ではある意味「図書館らしい」電話対応をされていました。著作権法について語る相互利用の係長。どうやら、図書か何かの全文複写をしたいという利用者さんに対して、著作権法上、全文複写のためには著者の許諾がいりますよというのを説明していらしたようですが、ずいぶん食い下がられていたようです。それでも図書館にとって著作権法は、遵守しなくてはならない法律ですからね。いや、どの法律も遵守しなくてはいけませんけれども。とりあえず、図書館らしい仕事だなあ、と思った次第。
でも菜の花でも、たまには現物に触ることだってあるのです!本日は係内で質問されました。曰く「この資料は、どこに資料IDラベルを貼ったらよいですか?」。
うちの参考図書は、資料の表表紙に1枚と、中のタイトルページの中央付近の2箇所に、資料IDラベルを貼ります。(タイトルページに貼る分は、蔵書印の代わり。)でもその資料は、タイトルページなしでいきなり本文が始まるというものでした。あ…ほんと、これってどこにラベルを貼るのでしょうね?ええと、分からないので早速訊きに行ってみましょう!(諦め早し…でも知らないものは知らないわけですから。)結果。最初のページでいいよ、ということに。何でも、そもそも蔵書印をタイトルページに押すのはそこが最も大切なページであり、破りとられる恐れも少ないためだそうで。菜の花が思うに、1ページだけバラになってしまっても元の本を探せる(タイトルがあるから)という意味もありそうな。たまに、1ページがその辺に落ちていて「これは一体どの本の破片…?」という困った事態になりますが、タイトルページなら大丈夫、ということで。とにかくそういうことらしいので、いきなり本文が始まる資料の場合、めくった最初の表紙裏は、表紙にすでに1枚、ラベルが貼ってありますのでもういらない、と。で、そのあとは全部本文なのでどれが重要、というのはなくなります。となると、あまり奥に行くと見つけづらくなる一方なので、もう1ページ目でいいよ、うん、と。そ、そんな単純な~。でもまあ、納得。ということで。謎の説明をされるよりは。
本日の最も嬉しい出来事は。カウンターに置くために作成していたペーパークラフトのカボチャが完成したことー。昼休みと終業後にこつこつ作っていました。2-3週間かかりました。いや、ハロウィンに間に合いました。よかった。ので、この経験を生かして来週からはクリスマスの準備でしょうか。絶対間に合わなくなりそうなので(苦笑)。
朝からまた、利用者端末でエラーを発見。うーん、どうなっているのか。しかしそれは、序章でしかなかったのであります。午後から、業者さんが利用者端末不具合の聞き取り調査にいらっしゃったのですが、そこで説明しているときに、実際にエラーが2/3の確率で登場するという素敵な状態。たっぷり30分くらい、状況確認のお話をしたのち、閲覧さんからの通報で別の利用者端末の不具合確認。その不具合とは…、利用者端末のブラウザのホームが、いつもの図書館内のオリジナルページ(蔵書検索画面や、利用案内画面等へのリンクがある)から、勝手にYahoo!に変更されていたというもの。えー。それは…それは!菜の花への挑戦状ですか!?
そもそも、そういうことは本来、出来ないようにセキュリティをかけているのですが、現在問題になっているのはこのセキュリティが、起動時にうまく働かない事例が時々あるという不具合なのです。今回の「ホーム変更事件」は、セキュリティ用のパスワードが知られてしまったのか、それともセキュリティの不具合でたまたま変更が可能になってしまったのかが問題でした。結局、色々と状況を確認してこれまでの事例を参照した結果、パスワードを入力して変更した可能性はない、ということに。それに関しては良かった、という感じです。だって、パスワードを入力した上で変更していたら、完全にやる気でやっているじゃないですか。不具合のために変更してしまったら、通常行なう動作範囲内での変更なので悪意は少ない感じです。いや、ないかもしれないし、あるかもしれないですけれどもね。
なお、今回の事件が特に困ったことになった原因のひとつは、Yahoo!が正常に表示されないことでした。館内端末からは通常利用範囲内ではYahoo!などの一般サイトへのアクセスを認めていません。基本的には学術系サイト以外を表示をしようとするとエラーになってしまいます。また、URLの直接入力も出来ないように設定されています。そのため、表示の出来ないページをホームにしてしまうと、どこにもリンクできなくなり、一切のインターネット…蔵書検索すら出来なくなってしまうのです。何とも厄介な。
結局、この事例を持ってまた業者さんに相談に行くことになってしまいました。その後も、別の系列の話でこの業者さんとはやり取りがあったので、今日はすっかり利用者端末な日でした。…と総括したいところですが、それだけでは終わらず。
本日、最も時間をかけたのは、利用者端末の方ではなくて、WWW作業の方でした。色々と変更・作成するものがありまして。でも結局、どちらにしても電子系なんだ…。やっぱり紙をあまり触らない図書館員・菜の花。というか、それがイマドキな図書館員なのです!…ということにしてみたりして。まあ、部署と役割によりますね。
そんな中、お隣の係ではある意味「図書館らしい」電話対応をされていました。著作権法について語る相互利用の係長。どうやら、図書か何かの全文複写をしたいという利用者さんに対して、著作権法上、全文複写のためには著者の許諾がいりますよというのを説明していらしたようですが、ずいぶん食い下がられていたようです。それでも図書館にとって著作権法は、遵守しなくてはならない法律ですからね。いや、どの法律も遵守しなくてはいけませんけれども。とりあえず、図書館らしい仕事だなあ、と思った次第。
でも菜の花でも、たまには現物に触ることだってあるのです!本日は係内で質問されました。曰く「この資料は、どこに資料IDラベルを貼ったらよいですか?」。
うちの参考図書は、資料の表表紙に1枚と、中のタイトルページの中央付近の2箇所に、資料IDラベルを貼ります。(タイトルページに貼る分は、蔵書印の代わり。)でもその資料は、タイトルページなしでいきなり本文が始まるというものでした。あ…ほんと、これってどこにラベルを貼るのでしょうね?ええと、分からないので早速訊きに行ってみましょう!(諦め早し…でも知らないものは知らないわけですから。)結果。最初のページでいいよ、ということに。何でも、そもそも蔵書印をタイトルページに押すのはそこが最も大切なページであり、破りとられる恐れも少ないためだそうで。菜の花が思うに、1ページだけバラになってしまっても元の本を探せる(タイトルがあるから)という意味もありそうな。たまに、1ページがその辺に落ちていて「これは一体どの本の破片…?」という困った事態になりますが、タイトルページなら大丈夫、ということで。とにかくそういうことらしいので、いきなり本文が始まる資料の場合、めくった最初の表紙裏は、表紙にすでに1枚、ラベルが貼ってありますのでもういらない、と。で、そのあとは全部本文なのでどれが重要、というのはなくなります。となると、あまり奥に行くと見つけづらくなる一方なので、もう1ページ目でいいよ、うん、と。そ、そんな単純な~。でもまあ、納得。ということで。謎の説明をされるよりは。
本日の最も嬉しい出来事は。カウンターに置くために作成していたペーパークラフトのカボチャが完成したことー。昼休みと終業後にこつこつ作っていました。2-3週間かかりました。いや、ハロウィンに間に合いました。よかった。ので、この経験を生かして来週からはクリスマスの準備でしょうか。絶対間に合わなくなりそうなので(苦笑)。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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