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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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1円が…合わない!

9日目(通算1384日目)。エクセルに騙された。

今日は朝一番でまずは各所に連絡メールを送信。でも1件だけ忘れていたことを、終業してから気付きました…あ。。。で、でも大丈夫!そんなに急ぎじゃなかったですから!明日でも大丈夫。明日は忘れずにメールします!

うっかり者すぎて、先生に署名して頂くところを、思い切り菜の花が名前を書いちゃって、どうしましょー!なんて問い合わせも朝のうちに。ふ…( ̄ー ̄)。



本日のメインの業務は、決算書類作成と、JLA調査への回答作成。

決算書類は、例年の様子を見ると、7月の委員会に出すのだろうなーと思っていたのが、何故かT教授のお陰で、この時期にいきなり作って作ってー?ということになりまして…。いやいやいや、確かにJLA調査回答の方にも使いますから、出せなくは無いですが、項目が違うのですのよ?だから別口に計算がいりますのよ?しかも作り方がよく分かりませんのよー!?

でも、ひとりでぶつぶつ言いながら、一昨年のデータで一度作ってみて、その作り方であっているのかを確認して(一昨年のデータなら去年、前任のYさんが出した書類に「正解」が書いてあるので)、菜の花は一生懸命同じように書類を作りましたのですよ。ところが。何故か1円だけ合わない。何度やり直しても、1円合わないのです。元々の規模が数万円とか数十万円レベルではなく、もっと大きな枠組みのところなのに、たったの1円が合わない…!1項目間違えたとか、そういう話ではないはず。一体何故だ。どこが違うんだー!!!

「1円が、1円がー!!!」

と思わず頭を抱えて大騒ぎしながらお昼休みに入ったのですが、様子を見ていたIさんとSさんには

「…何か菜の花さん、銀行勤めのOLさんみたいですね…」

と呟かれました。騒がしくしてごめんなさいー!(ちなみに、この「1円がどうしても合わなくて、こんなに苦労したの!!」と、かかりちょうにあとで報告したら「銀行員みたいだね」と言われました。世間一般の銀行員のイメージって、結構固定化されてますのね…。)


結局、何時間もかけてようやく見つけ出したこの1円の違いの由来は…、洋雑誌の年度末精算の項目付近でした。あ、ちなみに洋雑誌は1年分をまとめて契約し、ある程度の金額を前払いするらしいのですが、年度末に払い残した残額から未着分を差し引いた最終額を払うという「精算」ということが行なわれるようです。ついでにうちの大学では「年度」で決算しますが、洋雑誌の場合は大抵「年」単位で契約するので、その辺りのズレの調整も色々あって、何だか難しいですねー、ということになっています。いやはや、そんなややこしい状態だったなんて菜の花、何年も大学図書館に勤めてきて、今回初めて知りましたよ!…いかに、今まで支払&雑誌と無縁だったかと思い知らされましたね…。

とにかく、その辺りの項目では、支払額を計算で出すことになるため、他のエクセルシートから計算結果をコピーして予算の計算をするエクセルファイルに放り込んでいたのですね。そのときに、予算は基本的には「お金」ですから、小数点以下は四捨五入して表示するようにしているのです。小数点の金額は払えませんからね。が、どうもエクセルさん、このセルの中にある小数点の項目が2つあったのですが、それらを小数点のまま、計算してくれたようなのです。で、それを四捨五入した数字を表示していました。ところが、決算書類に持っていくときは四捨五入済みのこの2つの値を電卓を叩いて手打ちしたので、四捨五入後の数字同士を足しました。分かりにくい表現ですみません。例を挙げましょう。

1234.5
678.9

こういう2つの数字があったとします。エクセルはこれを「通貨だよ、四捨五入で表示しといて」と指定すれば

¥1,235
¥ 679

と表示してくれています。だから菜の花は決算書類には1235+679=1914で、

「¥1,914」

という数字を入れたわけですが。(そしてこの数字は、実際に支払った額と多分、一致している)

これに対してエクセルさんの方は、この合計について、まずは1234.5+678.9を行なってくれたようです。すなわち、合計は1913.4。それを通貨で四捨五入という法則に従って表示してくれると…

「¥1,913」

はい、1円が行方不明になりました。。。本当の数字とはもちろん違う例ですが、まさにこれと同じことが起きて、1円が足りなくなっていました。あー、もう、ホントに驚いたー!!この2セルだけを計算させたときに、エクセルが真顔で1違う数字を返してきたときは、菜の花はもう、おろおろしまくりですよ!だって、表示上、2+2となっているのに「答えは3だよ~」と言ってきたって感じですよ。(この場合だと、実はセルに入っている本当の数字は「1.5+1.5」だった、みたいな。)

いやはや、だからエクセルは嫌いなのー!!!

と思わず叫んだ本日でございました…。


さて、もうひとつのメインのおしごとは、JLA調査回答。JLAは、Japan Library Assotiationでしたっけ?あれ、つづりあってる?(※Associationでした)とりあえず、日本語で言うと日本図書館協会でしたっけ?とにかくそれ。たぶんそれ。そこから年に1回、「そちらの図書館、どないですか~?」という調査がくるのですが、これの回答を作成するという業務です。

で、「え!?蔵書数?えー?」…から始まって、「去年の貸出数!?そっ、それは…!」…と大騒ぎしながらやりましたよ。まあ、3分の1以上は、雑誌担当者兼閲覧担当者であるIさんに「この数字教えて下さい!(>_<)」とまとめてメールで投げて、その数字からの算出なのですが。あとから「あ、この数字も!」とばたばたしちゃって申し訳なかったのですけれども。(ちなみにこのメールへのIさんからの返信で「JAL調査について…」と本文に書かれていたのを菜の花はまったく気付いておらず、あとで本人からの自己申告で知り、申し訳ないですが大笑いしてしまいました…!いや、スルーしちゃった菜の花に笑われるのは心外だったことでしょう…すみません>Iさん)

この調査回答については、残すはお金の部分だけなので、決算書類も完成していることですから、そちらからぽつぽつ数字を拾う、という仕上げ作業を残すのみです。それはまた明日のおしごとということで。うん、何とかなりそう。よかったよかった。



あ、そうそう、もうひとつ。怖い話を聞きました。お隣の図書室…すなわち、先月まで菜の花のいた図書室の書庫、雨漏り事件だそうです。ああ、恐ろしい。何でこんなに晴れている日に雨漏りするの。恐ろしいにも程があります。今日はみんなでバケツと雑巾を持って書庫でお祭りだったようです。…ふわー、うちは現在、4階建ての建物の1階なので、よほど上で水道止め忘れました、とか、水道管破裂しました、と言われない限りは、水漏れの心配はしていないのですが…、いやいや、でも明日は我が身かも。菜の花が就職するより前にこの図書室、地下書庫が水没したために現在は埋めちゃった、なんて噂もちらっと聞いていますので…(ホント!?でもとりあえず、かつてあったと聞いている地下書庫が、現在は確かにない、というのは事実)。マメに書庫の見回りはしようっと…。



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この記事へのコメント

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つづり

Assotiation→Association
ですね。
  • from モヒカン野郎 :
  • URL :
  • 2012/05/03 (21:41) :
  • Edit :
  • Res

Re:つづり

ああっ、本当ですね、間違ってますね…!失礼致しました。ご指摘、ありがとうございます!
  • from 菜の花 :
  • 2012/05/08 (08:16)

プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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