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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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見学者さんを観察

135日目(通算1510日目)。りさーち。

今日は午後、見学者さんがきました。午前中に予告されたので「いいですよ~」と受け入れ。それなりにウケて頂けて、菜の花は嬉しいです。こうやって、ちまちまと見学者を受け入れて案内し、その都度見学者さん自身をじっくり観察させて頂いて、何が「ウケる」のかを毎回、ほんのりリサーチしています。

結果としてはやはり、物量を見せるのが比較的簡単に喜ばれますね。視覚的に「うわあ、凄い」というのが分かりやすいですからね。直接脳内に驚きが届くというか。凄い、と思って頂ける要素のひとつである「古さ」をアピールする資料の場合、綺麗に再製本なんてされてしまっていると、説明で「これくらいの頃の資料ですよー」と言っても、「そうか、それくらいの古さか」とまずは認識してから脳内で「それは古いな!凄いな」と判断されるわけで、どうしてもワンステップ間に入ります。その点、見たままである「量」はダイレクトに判断されますから。

古さアピールとしては、劣化資料も結構、頑張っちゃいますけれどもね。あんまり嬉しくはないですけれどもね。あとは、戦前期から存在していて、今現在も継続して発行されているメジャーな雑誌なども「へー、今見かけるあれ、こんな時代にもあったのか!」と言って頂ける率、高し。

そうやって感心して頂けたら成功。その状態では、うちの図書室への関心度が高まっていますから、そこであれこれ解説することで、脳内への説明の浸透度が高まるのではないか、と目論んでいるわけですが、実際のところは、最初の興味さえひければ成功だろうとも思っています。あとから少しでも「そういえばあそこには『何か』あった気がする…」と思い出して頂けるなら、それは素敵なことです。


そんな本日は、かなりの時間を未登録資料の受入準備に費やしていました。書誌調整出したり、お隣の図書室と交互に所蔵しあってしまっている年刊資料について、どうするか話し合いにいったり、色々です。でも何とか、目標の部分は終わりました。よしよし、です。

で、午後の後半、業者さんがいらっしゃって菜の花はびっくり。あ…先週、アポイントメントを取って下さっていた方でした。菜の花、完全に失念。うわあ、本当にごめんなさい。

データベース関連の業者さんでしたので、そちらのお話を。うーん、、、そうですね、また講習会等考えます。

業者さんといえば、別の業者さんからお電話。そういえば何となく訊いてみたことがありました…。いや、本当に何となくでした。やっぱり連絡来るのですねー。来週いらっしゃるとのことで…えーっと、実際に頼むかどうかは別問題ですからね?



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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