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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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毎日が豆知識との出会いです

145日目(通算1520日目)。…しかしながら、日常生活にはあんまり役に立たなかったり…(- -;)。

朝から、雑誌書誌の修正作業をしていました。何か「休刊のお知らせ」が出てきたので、その巻が最終巻だ!ということが分かったのです。分かったからには、終刊処理をしなくては!なのです。

ちなみに、休刊のお知らせは「御断」なんて物々しい名前で、しかも発行年月が昭和戦前期でした。うん…それがひょっこり出てくるうちの図書室の書架が、時々怖いです…。菜の花が生まれる前どころか、菜の花のご両親が生まれる前から、雑誌の受入を粛々としていたのだろうな、と想像すると、図書室の中に降り積もっているであろう、歴史と埃と怨念のようなものに思いを馳せてしまいます…いやいや、先人の偉大さを噛み締めているところです!ホントです。

こういう資料と戯れていると、時々「え!そうだったの!」という豆知識に出会ってしまいます。今日は、海外から参入してきたのかな、と勝手に思っていた某企業が、実はちゃんと漢字の名前があって、しかも地場産業の振興のために明治時代に立ち上げられた会社だった、というのを知って驚愕していました。いや、だって企業名が何か、外国語っぽかったので…そ、そうか~と感動。そういえば同じようなことを、先週も別の社名で言っていた気がします。

ああ、それから「旬刊」の意味を再認識しました。いや…元々知っていたはずなのですが、完全に頭から抜け落ちていました。月3回刊の雑誌、FREQ(刊行頻度)のコードに「月刊」「月2回刊」「週刊」はあるけど、「月3回刊」がない!と悩みまくってしまいました。でも「旬刊」がそれに当たるのですね…。毎月、「上旬」「中旬」「下旬」に刊行されるというわけですね!いや、分かっていたはずなのです…分かっていたはずなのに、いざコードを入れようということになったら、もう全然、頭から抜け落ちておりました。そうかー、「旬刊」ね、「旬刊」…。多分、もう二度と忘れることは無いと思います。今回、完全に脳内に刻み込まれました。「どうしよう!?」と相談してしまったKさん、どうもすみません。菜の花が抜けてました。


そんな感じで、日々おしごとさせて頂いておりますよっと。何か色々、変なものがある職場です。そんな変なものがいっぱいの職場に、更に変なものを蓄積させていたりするのですが。また新たなペーパクラフトをお昼休みに完成させ、昨日からすっかりクリスマス・モードに突入しているうちの図書室です。

今回の目玉は、正面のベルを回すとサンタが踊るペーパークラフトです。でもなかなか利用者さんは、回してくれません。お近くの方々是非、回しに来て下さいませー。ちなみにこれ、何人か声をかけて回して頂いた職員や研究員さんはみなさま例外なく、「これってどうなってるんですか?中を見ていいですか?」と後ろ向きにしてくれます。そういうご要望にお応えできるようにか、このペーパークラフトはちゃんと、ちょっとフタを開ければ後ろの機構が見えるようになっております。親切設計。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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