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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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あ、FAXが…

41日目(通算738日目)。雪崩れに陽が差すと、それはそれで危ない。

昨日から書誌調整の山に埋もれ中の菜の花。が、焦らずに、目の前にある仕事から片付けます。すなわち、週末に届いた新着図書の装備~所蔵登録~配架。うわーどうしようどうしようと思ったわけですが、こういうときこそ落ち着かなくては、と夜に頭を冷やしました。

新着図書の処理も、こういうときに限ってさくさくとはいかないもので、どうしてもページ数が既存書誌と合わないものが出てきたりして、他機関へFAXで問い合わせをしました。多分、お互いに間違っていたりはしないのです。刷が違うわけでもなくて、出版地がちょっと違うかもしれない、という感じ。で、若干ページ数が違っているのかな、と…。さて、どうなのでしょう。

で、何だかんだで結局午後の最初の方で、何とか終わりました。ついでに新着図書棚を片付け、利用者用端末の状態を確認して(最近の日課)、とりあえずこれだけはやっておかなくては、というものを片付けたのでようやく、書誌調整のFAXに取り組みます。現在のところ、7件分が来ています。すべて雑誌書誌。一応、調べ物が出来るように、お昼休みに中央に出掛けて、目録システム講習会のテキストを借りてきました。うちの図書室の目録担当者(つまり菜の花の前任者さん)は2代連続でベテランカタロガーだったため、講習会に参加していないので。しかし、あまりにも大量に貸して下さったので菜の花はふらふらです。何この量。

とりあえず、1件目から波乱万丈でした。紆余曲折がありました。本当に重複書誌であるか否かで、まずは意見が割れましたからね…。NIIは重複書誌だと判断したようですが、LCでは別書誌扱いらしいのです。結局、作成者である前任者さんの意見に従って、NIIが指摘する通りに、重複書誌として片方を削除するという結論に達しました。色々意見が分かれるところのようです。

で、これで夕方に雑誌さんへFAXを送ったのですよ。雑誌さんの方で修正案を確認していただくため。で、言われました。FAXの送信向きが90度間違っていると。へ?何だか横向きになってしまって、A4のはずがB4で印刷された上に、端が切れているとか。えー。それでFAXを確認して初めて、菜の花はFAX原稿のセット向きを間違えていたことに気付いたのです。何ということ。よくよく考えてみれば、午前中に他機関にFAX問い合わせを送ったではないですか!!端が切れていたかも…。というか、超迷惑なFAXでしたよねえ…。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。明日になっても音沙汰なかったら、再送信しようか悩み中。端が切れていて読めなかった可能性がありますからね…。しかし、裏表は気にしていましたが、縦横はまったく気にしていませんでしたよ。前の部署のFAXとは縦横が違ったとは。うーん、慣れって恐ろしい。まったく気付きませんでした。。。反省。



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書誌調整FAXが積み上がってきた

40日目(通算737日目)。うわあああ、雪崩れるー。

本日のメイン行事は…、Vista機の再インストール。またウイルスを検疫していたため。しかも今までと同じタイプ。検疫して削除しての繰り返しなのに、駄目です。いたちごっこです。諦めました。再インストールしてやるっ!と決意したのです。で、ディスクを探し回ったのですが見つからず。前任のH氏に内線をかけて「あそこか、そうでなければあっちでは…」という候補地をお聞きして事務室中を探しましたが見つからず。再び内線をかけて、H氏自ら伍足労願って探しました。貴重書室やマイクロ室まで鍵を開けて探しましたよ。でも見つからず。結局、最初に候補になっていた棚のもうひとつ隣の棚の下の方で、予備の蛍光管に埋もれていました。…蛍光管のなかまかと思いましたよ…。変な箱。お手数をお掛けいたしました。

で、ようやく見つけたディスク、使い方が分からない。沢山CD-ROMは入っていますが、説明書がちっとも分からず。プロダクトキーも分からず…と、ここでまたロスタイム30分くらい。ようやくインストールを始めたものの、手探り状態。1回目は失敗しました。しかし、パーティションごと中身がまっさらにされる部分は成功してしまったので、無政府状態…ではなくて、無OS状態でストップ。あー…。リトライしたところ、今度はうまくいきました。その後、Winアップデート、アンチウイルスソフト・Office・Adobe reader・FireFoxなどのインストール、細かい設定変更などで、午前中から始めたものの夕方近くまでかかりました。しかも、折角、工場出荷時の状態に戻せるディスクが作れるパーティションがあったのに、思いっきり上書きして再インストールしてしまいましたし。あー…失敗かも。でもまあいいです。Vistaの再インストールは初めてです。何事も経験。でもVistaの再インストールなんてあまり機会はなさそうです。


…ということをしながら、新着図書の装備をしていました。途中で新着図書が16冊増えて驚きました。その後、所蔵登録…。そういえばこの所蔵登録というのも目録作業というのですか?菜の花はそういう基本的な用語がまだ分かりません。担当は何?と訊かれるととりあえずよく分からないので「目録担当です」とか適当に答える日々です。嘘かもしれません。

この目録、講習会が今年こそは受けられそうです。今まで1度も受講できなかったので今回こそは。さすがに、目録担当になった今年は受けられると思いますが…。もしも受けられなかったら、もはや菜の花は書誌調整も恐れずに適当に新規書誌作成しちゃいますぞ!

というか、すでにこの書誌調整の山に埋もれています…。金曜日の夕方から連続して3枚もFAXがやってきました。各FAXに複数件ずつあるので、全部で7件くらいあるのでは…。これとこれは統一しなさい、とかそれは2つに分けなさいとか…。あー…分からない!コーディングマニュアルとにらめっこして、目録の係長に「こういうことでしょうかー」と尋ねたら、あっという間に「違います」と駄目出しされました。あああ。基本が分かっていないらしいです。そりゃそうです。だって基本なんて知らないもーん。どこを見れば基本が書いてあるかすら分からないという状態ですし。要・勉強です。でも勉強している余裕がなくなりつつある菜の花。一気に来すぎて、凄い勢いで積もっています。どうして重なるかなあ。このややこしいときに、新着図書の中にまた、よく分からないのが登場していますし。この書誌は、いつもお送りして新規書誌作成して頂いている中央の目録さんでは作って下さらない可能性が高いです。ちょっとレベルが高いらしいです。と言われましても。そちらよりもはるかかなた、足元にもいないような菜の花にそれを作れと…?そこそこ困惑中。

まあ、諸々の不安をこめて、中央の目録係長に内線をかけて、あれはこれはそれは?とお話していました。受話器を置いた後に衝撃。何と1時間もたっていました。あああ、ごめんなさいごめんなさい。最初は、新着図書の所蔵登録で1件、どうしても既存書誌とページ数が合わないものがあって、どう対処すべきかの指示を仰いでいたはずですが…。本当に、目録に関しては分からないことが多すぎます。もはや、何が分からないのか分からないくらい。日々、分からないことを見つけている感じです。手探りですねー…ホント…。とりあえず、今日はVTフィールドについて学びました。


あ、今日の発見。教務課にある留学生担当部署って、やってくる留学生だけではなく、こちらから行く留学生も担当していたのですね。びっくりしました。そうか、行く方も確かに留学生には違いない。



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「369.18」のいま・むかし

39日目(通算736日目)。また印刷、失敗…。

本日はカウンター当番。ので、大人しくカウンターに…いたかったのですが、利用者端末について通報が!

「PDFファイルが見られません」

なんとー!Adobe readerが入っていませんでした…。えええぇぇぇ。この手のセットっぽい製品で、まさか入っていないとは思わず。そうですか、1週間、誰も申し出て下さらないから気付きませんでしたよぅ。PDFファイルが見られないと、電子ジャーナルが読めませんよね。というわけで、カウンターの方をちらちらと見ながら、急いで利用者端末4台にインストールを。意外に時間がかかりました。どうして…?

結局、1台を残してすべてにインストール。残した1台は昨日、アンチウイルスソフトの調子が悪かったものです。結局、午後にアンチウイルスソフトを再インストールして、ついでにFireFoxとAdobe readerもインストールしました。これでどう!?…でもまた1週間位したら「あれがないですー」と申し出られそうで、微妙にびくびくの菜の花です。


今月中旬に行なった展示会の報告書、先週の金曜日に作成しましたけれども、あれのPDF版を更に作成しました。ようやくこれで報告して、終わったー、という感じ。長かったですねえ。。。

それから、いつものように新聞記事データベースを巡って担当分野のニュース・チェック。最近は午前と午後の2回、巡回しています。オンライン・ブックショップで、入れるべき資料も発注します。

と、ここまで終わると、ぽっかりと穴が開きました。急ぎの仕事が終わったかも。今週の新着図書は夕方に届きますし(というわけで夕方以降は忙しい)、受入すべき新着資料の郵便物は午前の時点ではありませんでしたし…。ということは!懸案事項で積んである事案を、片付けられるということですね!よかったー。このまま積み上がったままだったら、どうしようかと思っていましたよ。いつもその日暮しの自転車操業でしたから、ようやく長期的なことが…。感涙。なんて思いながら、OPAC用に利用者に端末を1台開放したい!とか、新着図書案内をメールで通知するための準備とか(現在はAccessのレポート機能を利用して印刷してしまっている)。利用者端末の「調整中」表示を作るとか。あ、利用者端末が新しくなったというニュースを出すのを忘れていました。それからそれから…。まあ、そういうことを、どんな段取りでこれから進めていくか、脳内整理。カウンター当番なので外にほいほいと出てはいけないかなーと思い(でも思いっきり、インストールのためうろついていましたが)、とりあえず計画を練る、という時間になりました。


お昼頃には、新着資料の郵便物が届いたので、それを確認。このうちの1件が、午後から菜の花を「???」の嵐に巻き込みました…。いや、仲間がいたのです、菜の花は最初、ローカルのOPACをISSNで検索したのですが、これが大間違いの最初。雑誌書誌でヒットしたので、その請求記号の場所を見に行ったのです(カウンターが終わってから)。でも、物がない。何故!?とNACSISをISSNで検索したらうちの大学には所蔵がない。あれ?その後、まさかと思い、タイトルでローカルを検索したら今度は図書書誌でヒットしてきました。この図書書誌にはISSNが書かれていなかったので最初、ヒットしなかったのですね。この資料は、シリーズのうちの1冊で、雑誌書誌と図書書誌の両方があったというわけです。で、その請求記号のところへ行ったら、今度はちゃんとありました。

よかったよかった、と思いきや、何かこのNDC分類、何か変。369.18という番号だったのですが。とりあえず、NDC第9版を開いてみました。…「福祉器具」という分類でした。いやいやいや、そんな内容ではないはずですよ、この資料。あ、もしかして旧版で分類されていたのかな?と思い、カウンターにあった新訂6版の369.18を見てみました。今度は「海賊」だの「山賊」だの…。うわあ…ということは、同じ分類番号で「海賊」→「福祉器具」になっていたんだ、この番号。友人のケータイにかけたつもりが、すでに番号変えていて、別人につながった!みたいな感じ。それはともかく、どちらも大外れです!違います、そんな内容じゃないです!結局、仲間もあわせて10冊分、NDC分類をやり直して、請求記号ラベルを貼りなおしました。それにしても何故この番号がついていたのか、まったく分かりません。


夕方に、新着図書も届いたので、またラベル印刷をしていましたが、トラぶっていました。どうにも慣れません。無駄にしてしまったラベルシートにゴメンナサイを。

困っていたのは、また書誌調整がきていたため。分からないし。直せって言われるなら直しちゃいますけど、それが妥当かどうか、菜の花には判断できないー!…というわけで前任のH氏にお尋ねしてみました。何しろH氏が作成した書誌ですし!さあ、責任をとって!(というわけでもないです)。まあ、そういうことで来週は、これらを削除予定レコードにしなくてはいけません。ということはー、これと新着図書の目録と、新着資料の受入と…あ、にわかに忙しくなりそうな予感。救いといえば、新着図書が少ないことですね。さくさくっとやっちゃいたいところです。



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ロッカーの対策

38日目(通算735日目)。ちょっと頑張れた。

本日も引き続きメインの仕事は、新着資料の受入作業。何とか溜まっていた分はすべて終了。素晴らしいです。ただ、本日の午前中は実は、受入作業でシステムに入力してはいけないことを忘れていました。支払い処理のため。何故支払処理の日に入力してはいけないか?というのは、システムに負荷がかかるのと、支払処理にかなりの時間がかかるため、処理前後でその週の支払数が不一致になってしまうのを防ぐため…らしいです。後者に関しては仕方ないかな、と思いますが、前者は単に、システムが頑張れないだけじゃないの疑惑。。。いいのですけれども、駄目なら駄目で、その作業が出来ないようにロックするような機能はつけておくべきだと思いますね。支払日は毎週あるため、2か月分くらいがカレンダーになって通知されますが、「今は入力しないでね」というのをその都度いちいちは連絡してくれないので、「今日は何日だっけ?」とぼけっとしていると、うっかりやっちゃうこともありますよ!人間はミスをうるのですもの。そのミスをどれだけ事前に防げるか?が、コンピュータのお仕事ですよねー。ととりあえず言っておいてみる。いや、ぼけっとしている菜の花が悪いのですけれども。幸い、今日は思いっきり忘れていて作業していましたが、何の不具合もなかったので結果オーライで。。。いやあ…、怖いなあ。綱渡りです。


そんな作業をやりながら途中、ちょこちょこと1台ずつ、利用者端末の確認をしました。FireFoxをインストールしてほしい、という要望があったのでついでにインストールしつつ。昨日のウイルス騒動のあった端末は、本日は大丈夫でした。が、別の端末でアンチウイルスソフトに不具合。ぐぐってみましたが、どれもうまくいかず。これはもう、ソフトの再インストールかな、という状況ですが、悪いときに悪いことが重なるもので、現在ソフトの再インストールが出来ない状態なので、しばらくこの端末は封印することにしました。来週には…何とかなるでしょうか。


他に、幾つか気になっていた事案を処理。事務書類とか、ロッカーの件とか。

ロッカーの件は、うちの図書室の入口に設置されている利用者用ロッカー。手荷物の持ち込み禁止のため、100円玉を入れるタイプのロッカーが設置されています。もちろん、100円玉は後から戻ってきます(商売じゃないですよ!)。これが、扉を開けた中の床…とは言いませんか、何と言うのでしょう、とにかく下側の板の、一番奥に隙間があるのです。1枚ものの紙が通り抜けてしまう程度の細い隙間ですが、実際にこの隙間に重要な書類を落としてしまった利用者さんがいらっしゃいました。しかも、すぐ下のロッカーは使用中だったため、すぐに開けることも出来ず。急いで図書室内の利用者さんたちに「○番のロッカーを使っている方~」と呼びかけることになりました。というわけで、これの防止のために奥の方をガムテープでふさぐということをしてみました。この作業中に判明したもうひとつの問題…。ガムテープを貼る作業をしてくれたうちの図書室のIさんが気付きました。

「…絶対このロッカー、汗だくのジャージを入れてた!間違いない!」

…これから夏に向かいますから、消臭対策を考えないといけませんね…。



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堅実に

37日目(通算734日目)。菜の花って、話しかけ易い人?

本日のメインの仕事は、新着資料の受入作業。でもあまり進みません…。この時点でNDC分類が必要ですが、何が書いてあるかなかなか分からないんですもの。基本的に菜の花の担当するものは殆ど洋書。ありがたいことに英語がメインなので頑張れば読めますが、頑張らないと読めません。だってえーご、苦手だもーん。しかも内容がちっとも分からないものですし。一生懸命、毎日新聞データベースで関連ニュースをチェックしまくりで、少しずつ分かるようになってきたとはいえ、そもそもの積み重ねがなかったものですから、まだ知らないことの山は遙か見上げるほどです。このペースで学んでいて、次に異動するときまでに知識がついているのかどうか、若干不安になります…。


図書室入口のところで、菜の花の担当する資料群の関連資料の配布台(ディスプレイ機能付…つまりは掲示板がついていて下が棚のタイプ)があるのですけれども、これの残部を数えていました。1週間で減ったのは5種類、計6部。うーん、全然持って行って頂けないです。ディスプレイの仕方に工夫がないからだ、と思います。今度じっくり考えたいところ…って、今度っていつだー!ぼーっとしている時間に思いつくかもしれないので、頭の片隅に入れておくことにします。


ウイルス騒ぎのあった端末ですが、また勃発しました。色々と難しいです。注意を促すポスターを1枚、作って図書室内に掲示しました。


あとは、中央で新規書誌作成して頂いて戻ってきた資料の後処理。マイクロリール利用者の対応では他部署からこちらに回されてきた利用者さんだったのですが、利用者さんがお持ちになった情報が少し足りず、状況確認のため元の部署に内線。情報伝達の難しさを感じました。別の内線で他部署の人・O氏からOPACについて問い合わせ。微妙に不満らしいですが、特に代替案もなく、話を聞いただけになってしまいました。向こうも今までの経緯を訊きたかったのと、話を聞いてほしかっただけなのでは…と。えーと、H氏(O氏の上司)、O氏はそこそこ暇そうですので、がっつり仕事を差し上げて下さい、はい。

菜の花自身もそこそこ焦っているつもりですが、俯瞰すると今はまったりじっくりと仕事を進めている感じ。ここで堅実に学びつつ、足元を固めていきたいと思っています。



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NDC分類とか

36日目(通算733日目)。また思わず喋りすぎた。

本日のメインの仕事は、目録&新着図書配架。何だかんだで大分手間取り、結局ほぼ一日かかった感じです。色々と、躓くところがありまして。でも、いちいち躓くことに感謝です。つまずかないで適当に流していたら、被害拡大ですから。躓けるのもある意味、才能かも。まあ…、躓かなかったところは気付いていないわけですから見つかるはずもなく、すでに大量に流出済みかもしれませんけれどもねー(笑)。

目録は現在のところは殆ど、中央の目録担当者に頼りっぱなしなのですけれども、少しずつ自分の方に引き寄せなくては、と思っているところです。というわけで、ごく簡単なことから始めることに。いや、知っている人にとって「何それ、そんな簡単なこと…」というようなことも、システムを触り始めて2ヶ月足らずの菜の花にとっては「え、そんなことが可能なの!?」なのです。というわけでごく簡単で申し訳ないのですが、本日の菜の花はNACSISの書誌の中に新しいVOLを加筆することを覚えました!ちゃららーん(←効果音)。今まで出来なかったわけですか!?と突っ込まれそうで怖いですが。でも勝手にNACSISの書誌っていじっちゃ駄目ー!とずっと言われてきたわけで(削除予定レコードにはしたことありますが)、これはかなりのハードルでしたよ!ちなみにこれ、お昼休みに前々任者でもある魔女のK女史をつかまえて教わりました。ししょのししょー。だから「やはり師弟関係を結んでおったか!」とか言われるんですわー。でも菜の花は魔女にはならないです。いや、なれないです。無理無理。

目録中におおっ、と思ったことと言えば、2000年くらいに出版された本が行方不明になり、買い直したものが入ってきたのですけれども、つけられていたNDC分類が異なっていたのです(←菜の花の担当する資料群以外の請求記号は、同じ図書室のNさんが振っていらっしゃいます)。あれー?と思い日本十進分類を開いてみると、そもそも元々ついていたNDC分類が存在しないことに気付きました。何だこりゃ?…しばらく思案してから、ふと気付きましたよ。今、菜の花が開いているのはNDCの第9版。でもちょっと前までうちの図書室では旧版を使っていたらしいのですよね。もしかして…と、カウンターの方に並べてあった第6版を開いたらありました。ちゃんとその分類。どうも今ではなくなっていたので、Nさんが振りなおしたときに変更したようです。そうかあ…、少なくとも2000年はまだ、旧版を使っていたのですね…って、考えてみればもう9年も前ですね。何だか遠い昔のような気がしてきました。

NDCと言えば、夕方は散々頭を悩ませました。自分の担当領域の受入処理で、請求記号(NDC分類)をしなくてはいけなくて。うーん…、これは一体、どこに入るのか???もう全っ然、分かりません。というか、英語は読めたのですけれども、文章は分かりませんでした…。むしろ、日本語で書いてあっても分からなかったと思いますね。1冊に1時間弱も迷ってしまった…。通りでいつも時間がないはずです。菜の花は仕事が遅い。ふぅ。そのうち慣れるのでしょうか。資料組織法の授業は、司書講習でも苦手でしたからね…。



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床惨劇

35日目(通算732日目)。何だか今日も色々あったなあ。。。

貸出規則などにうまく入りきらない資料を、何とか図書室で貸し出せないか、という相談がやってきたり(これがまた、量が半端なく多くて、全部登録したら複本何十冊?になってしまうという)、お隣の図書室の人が放送設備を求めて放浪してきたり、電子ジャーナルのリストにない電子ジャーナルが読めてしまうのだけれど、これは契約しているのかそれとも無料なのか?という相談がきたり。

最初の貸出についての相談は、係長が対応されていたのですけれども、その対応に何というか、経験を感じました…。おおお、場数を踏んだ方ってちょっと怖いですよう。勉強になります、はい。

2つ目の放送設備は、うちの図書室近辺にあったらしいです。知りませんでした。初めて棟内で放送がかかっているのを聞いてしまいました。何でも、お隣の学部はネットワーク接続環境に問題が発生し、メール連絡が一切出来なくなったために、それなら放送してしまえ!ということになったみたいです。後からうちの学部も駄目になっていたのが判明しましたが…。図書室は別系統のネットワークなので、問題がなくて気付きませんでした。

3つ目の件は、雑誌さんに連絡して状況確認と対応をして頂きました。感謝。やはり、最初の配属を中央でスタートしたのは、とても良かったとこういうとき思います。中央への連絡に何の気兼ねもないです(←ちょっとは気兼ねして下さい!(^ ^;))。


しかし、本日一番の事件はやっぱり、床惨劇ですね。加害者は菜の花ですが…。別に誰も刺してません。血の海じゃありません(何を想定している…?)。午前中がカウンター当番だったもので、先週末にやってきた新着図書の装備をしようと、ブックトラックに110冊を満載した状態で引っ張ったら、がたーん!!!と凄い勢いでブックトラックが横転

ひえぇぇー。一瞬、菜の花呆然。真っ白。思考停止。

数瞬後、我に返ってみる。

資料がー!DVDとか割れてないよね!?本、曲がってないよね!?破れてないよね!?

とりあえず、資料は無事でした。しかし見事に床に散らばりましたねー…。110冊は、そこそこの量です。ふと、紀田順一郎氏の古本屋探偵が頭をよぎりましたが(作品の中で、主人公が愛書家の本が積み上がった家にて、その下敷きになって骨折するというエピソードがあったよーな)、さすがにそんな量はないですね。

全部順番がばらばらになってしまったので、リスト通りにすべてを並べ直すのが一番大変でした…。後の作業の関係上、どうしても並べる必要があったので。係長やNさんに手伝って頂き、何とか戻しました。ご迷惑をお掛けしております…。

このときぶち倒した資料群はとりあえず、装備は完了。現在、目録中です。明日には何とか…なるでしょうか。ようやくリズムがつかめてきたようで、大体月曜日は装備、火曜日が目録、という感じでしょうか。しかし今週は、山ほど菜の花が受入を担当する資料群の新着が届いてしまったので、ちょっと頑張って前倒し中です。



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空想中

34日目(通算731日目)。腕が上がらない。

昨日、新たな利用者端末がやってきた我が図書室。これで平和な日々になるかと思いきや…甘かったです、カキ氷のミツくらい、甘かったです。入れ替え対象にならなかったVista機が、トロイの木馬に感染しているのが発見されました。しかも先週の半ばに感染し、確実に感染ファイル数を増やしています。あー…。ファイルは削除しましたが、念には念を入れて、オンラインスキャンを2種類と、ボットの確認を1種類やって、すべてでシロであることを確認。Winアップデートもしましたし、ディスククリーンアップもしました。これだけに数時間がかかってしまったー!…まあ、ずっとべったりではありませんけれども。新着図書の受入登録をしながらです。何とか現在の到着分は全部片付きました。嬉しいです。

この利用者端末のウイルス感染ファイルの検出日と時間と利用簿の照合を行ないました。うちの図書室ではセキュリティのため、利用者端末を使うのに記名をして頂いているのです。その後、衝撃的な事実が判明。更に別の端末と利用簿も調べて、もっともっと衝撃的な事実が判明。いやあ…世の中って怖いなあ…。証拠集めと空想に余念のない、名探偵・菜の花。そういえば前の係長も大好きでしたね、推理もの。


そんな菜の花の空想は、色々なところへ及びます。いつも調べ物でお世話になっている某大学の先生のサイトが、公開制限を始めました。菜の花が担当することになったテーマに関して、非常に分かりやすく、幅広い見地から記述されているサイトだったのですが、パスワードを求められるようになってしまいました。元々はご自身の講義のためのサイトのようなので、きっと学生さんには配られているのでしょう。うわーん、菜の花にもパスワード下さーい!!…と、なかば本気でメールしようか悩みました。でも、メールしていません。思いとどまりました。で、空想なのですが…何があったんだろう、と。サイトには「諸事情により公開制限」とありました。それ以外にも同様分野でリンク切れしているサイトを今日見つけたのですよ。そこは正式な組織のサイトだったので、このテーマに関して、何か裏で動いているものがあるのではないか…!それはどんな恐ろしい組織なのだ…!?…と勝手に想像していました。いや、もはや妄想でした。「名探偵コナン」の見過ぎです、きっと。


さて、金曜日。金曜日といえば恒例の新着図書です。今回の新着図書は和書63冊、ビデオ15本、洋書32冊の計110件。若干少なめ。でも今回、初のビデオ(DVD)登場です。書類と現物の数の確認と、資料IDラベルを印刷したところで終了。


ところで、全然関係ないのですが、お昼頃から左腕が痛くて上げられません。四十肩!?…いや、まだ四捨五入したって40歳なんていきません。せいぜい三十肩くらいで。(…言っていて悲しいな。)冗談はさておき(冗談だったの?)、原因不明で微妙に困っています。明日には治っているとよいのですが。



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新しい利用者端末が、束になってやってきた

33日目(通算730日目)。そんなアバウトな。

本日はカウンター当番をやりながら午前中、先週終わった展示会の報告書を作成していました。大したものではないのですが、どういった内容だったか、どれくらいの参加があったか、各配布資料の配布数はどうだったか、まあそんなあたりです。A4で1枚。それに写真とその解説を3枚。A1サイズで作成したポスター5枚分。置いておいたクイズの問題用紙。広報用ポスター。展示に使った細かい説明文書。そういうものをとりまとめて1冊のファイルにしました。うーん、ボリュームはそこそこ。明日はこれをPDFファイルでとりまとめようかなと考え中。


さて、そんな報告書作成中に驚きが。教務の課長(だっけ?)と事務方のお姉さんがやってきて、PCを持ってくるよ、と。は?何のこと?…よくよく話を聞くと何と、現在の利用者端末のうち古い5台を本日中に撤去して、新しいものに入れ替えるらしい。ふえ?いきなり?…いや、正確に言えば、そういえばそのうち買いますよ、という話は聞いていた気がします。でも具体的なことまでは進んでいなかった、と思っていたのですが…はい?という感じ。何だかいきなりの展開すぎて、びみょーについていけない菜の花。まあ、なるようになるか。

この話、お隣の図書室でも同じことになっていて、設定について内線がかかってきました。知ってます?と。いや、知らないです。訊いてみます、と言ってすぐに前任H氏に内線しました。応えは単純明快でした。え?そんなアバウトな設定なの?セキュリティは大丈夫?どきどき。何となく居心地が悪い感じ。そのままお隣の図書室のY嬢に内線をかけました。案の定、彼女も「えー…」と頭まっしろ状態でした。うむ、これが我々のいる学部なのですよ、Y嬢。


午後からはこのPCたちの設定など。業者さんは設置していってくれたのですが、Winアップデートは忘れて下さったもので、それをやりつつ、あとはブラウザの設定とか。公共というほどではないですが、皆が使うようなPCですので、履歴が残らないようにします。いらない機能もさくさく消して。これで午後が終わりました。まあ、こういうのが菜の花のお仕事というのは、それほど変わらないみたいです。本当は、コンピュータって苦手なんですけれどもねー…。多分、人並みには何とかできるのと、困ったら即行でぐーぐる先生やシステム系の人々にお尋ねするという躊躇のなさだけが菜の花がこの仕事がなんとかできている理由でしょう。魔法のことばは「だってわかんないんだもーん」。ふ…( ̄ー ̄)。

ちなみに古いPCはデータをシュレッダーソフトでざくざくやってから、廃棄とのこと。それは事務方のお姉さんがやって下さるらしいですが…、いまいち不安が…。今日、少しやりかけてみたら、思ったのと違う状況が起きてパニック状態に陥っていらっしゃったので。ああ、コンピュータが苦手なんだな、と。それに待ち時間も多いようなので、菜の花が空き時間に1台ずつちくちくとやった方が効率がいいかな、と思ったのですが、本人は5台一気に、ご自分でやる気になっていらっしゃったので、水を差すのはやめました。菜の花、これを片手間にさくさくやれるよ!と言い切れるほどコンピュータの取り扱いに自信もないですしね。自分の仕事を増やして自分の首を絞めるのは卒業しないと。もう菜の花も、若くありません。

とりあえず、明日からは利用者PCの使い心地はよくなる…はず。あ、とても嬉しかったのは、5台全部Winなのですけれども、ちゃんとダウングレードしてくれていたことですね。XPでした。これは助かりました。手配してくれた方に感謝。



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返本しながら書架整理

32日目(通算729日目)。資料を受入中。

昨日やり残した新着図書の配架から。続けて、先週の展示会で出しておいた資料数十件の返本。ひたすら返す返す。ついでに周りを書架整理。返本のたびに、前後1段を整頓しています。図書室は広いので、いつまでたっても全部は回れませんけれども、こうしていけば、少なくともよく借りられる付近くらいは綺麗になっていくかな、と思って。千里の道も一歩から。でも出来るだけ効率よく。


これで展示会関連の片付けは、報告書を書くだけとなりました。他にそこそこ急ぎの仕事…、毎週金曜日夕方に到着する新着図書の目録などの前に何とか片付けておきたいのは、自分の担当する資料群の受入処理です。さて、どういう順番でやろうか、と考えて、明日の午前中はうちのシステムの関係上、受入処理が出来ないことを思い出しました。それなら受入処理を本日にして、報告書は明日にしよう、と順番が決定。

あ、もうひとつ郵便物のリストのチェックがありました。毎月1回、資料群を送ってくるところから「今月はこれを送ったよ」という一覧が届くので、それをチェックします。届いていないものがあれば「欠号請求」します。このリストを「レジュメ」と呼んでいます。というわけで、4月のレジュメチェック。ありがたいことに、すべて届いていました。今月は欠号請求の必要なし。

その前の3月に「欠号請求」していたものが送られてきていました。でも中身を見てびっくり。何と。これって図書資料の「広告」…。わざわざ「広告」を取り寄せてしまった…。「レジュメ」にはカタログ番号と適当なタイトルしか入っていないので、一体どんなものが来るかよく分からないのですよねー。いや、びっくりです。広告に専用のカタログ番号があるあたりが特に。。。


受入処理では、そこそこ悩むことが幾つかありました。というわけで、中央の目録の方へたびたびお問い合わせしました。いつもお世話になっております。

そんなこんなでまあ、順調な一日でした。



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工事のため、早退

31日目(通算728日目)。ひかりが我が家にやってきた!

…というわけで、菜の花の自宅がブロードバンド化しました。本日より。この工事のために本日は2時間休をとりましたので、短め勤務。


昨日、展示会の写真を送るようにということだったので、朝一番に整理してメールしました。それからいつものように新聞記事データベースをチェック。習慣にしています。自分の担当する分野の基礎知識と時事を追いかけるため。ようやく慣れてきました。でもまだまだ、知らないことがいっぱいでびっくりです。

それ以降はとにかく、先週の新着本の所蔵登録。昨日のうちに和書が終わっているので、本日は残り74冊の洋書に取り組みました。途中で書誌同定の難しいものが2件あって、そこで書架に行ったり、他の書誌を探しまくったりと足踏みしていたら、お昼休み。午前中に終わらせたかったのですが、無理でした。

午後からも続きを取り組んでいたら、初めての担当テーマでのレファ。いや…訊かれても思いっきり初心者で申し訳ない限りなのですが…、でも見た目には「あー、それはですね…」みたいな感じで。これが参考調査係の3年間で培ったスキルです(←何てことだ!)。しかし本当に珍しい!ので、思わずレファの記録をとりました。大したことでもなかったのですけれども。

これで中断を受けたため、午前中の続きの所蔵登録、書誌なしの図書を中央に送りつけるための梱包作業(いつも中央で書誌作成して頂いています。もっと余裕が出来たら自分で作りたいのですけれども)、更にSQLでデータを抽出して新着図書リストの作成、リスト通りに新着棚に並べて、発注した先生に通知文書送付。これだけ何とか終わらせて、若干タイムオーバーしたものの何とか切り上げて早退です。

このあと、自宅で工事立会いとネット接続の設定だけしてから再び大学に戻り、来月の出張のために交通手段と宿をおさえてきました。とりあえず、ちゃんと予約が取れて一安心です。よかった。第一志望の宿は、やっぱりもう満室でしたけれどもね。ちょっと出遅れたかな。


まあ、そんなこんなで、菜の花宅の工事は無事終了しました。これにより、ついに通信速度5~50kbpsの世界から、一気に100Mの世界に飛び立った菜の花なのです。うーん、この差は恐ろしい…。文字通り「桁違い」の世界に。世の中、変わったなあ…という感じです。いや、ホントに。数kbpsで10年くらいずっと、過ごしてきてしまいましたからね。そして「何故に(ブログの)あの文章量でダイヤルアップ?」と言われ続けてきましたからね。まあ、ブログはテキストベースですから、ダイヤルアップでも大丈夫なのですが。あ、でも、「これからは通信速度が速くなった分、ばりばりと書くぞ!」…とかいうことはありませんのでご安心下さい。むしろ減っていくかも。新しいおもちゃを沢山手に入れてしまいそうですから…。さて、ね?



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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