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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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しごとおさめ

394日目(通算1769日目)。忘れてた。

初の、開室したままのしごとおさめでした。通常、しごとおさめの日は、大掃除!ということで図書室はおやすみにしているのが今までだと普通だったので。今年は曜日の関係上、しごとおさめとしごとはじめを両方閉室にすると大変長いお休みになってしまうため、片方または両方を開室することに。それで、しごとはじめの日は、図書館システムの停止があるため、そちらの方は不便だから閉室にしようということになり、しごとおさめの最終日を開室としました。

で、よしよしそれでは目録作業を…と思ったら…、NACSISの業務システムが止まってる!ということに気付きました。うわああ、書誌作成とかできない…。完全に失念しておりました。とてもかなしいことに、書誌調整していたものを今日、修正しちゃおうと思っていたので…、書誌調整が年越しになってしまいました。うわあ、凄く嫌なパターン。。。こんなことなら前日に、残業してでも修正していくべきでした。終わり良ければすべて良しとは申しますが、終わりがこれだとどうにもすっきりしない年末でございます。打ちひしがれる菜の花。

あと、年末の閉室予定張り紙を外に出してくるのも忘れました。仕方ないので、張り紙しにまた大学に行ってきます。。。どうも最終日が開室だと、そういうことまで頭が回らないで帰ってきてしまいますね。しまった。


まあそんなこんなで、いまいちすぎる2013年の終わりですが、まあそういうこともあります、はい。来年はもう少し、うっかりしないで過ごしたいですね!…と、反省&決意を新たにしつつ。

何だか微妙な終わり方ですが、本年1年間のご愛顧(?)、まことにありがとうございました。また来年もお会いできたら…嬉しいですね。それではみなさま、良いお年を。菜の花でした。






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えーっとね…

393日目(通算1768日目)。不意打ち。

業者さんからの支払関係の電話に対応していました。本来の担当者は別にいらっしゃるのですが、時間外で不在だったので、菜の花が代わりにお話を伺っていたのですが。まあ、菜の花もビジネスマナーなどは勉強したことが殆どなく、しかも特に必要もないので放置したままなのですけれども、基本的には相手はビジネス~な感じの方が多いわけで、いつも「凄いなあ」と思っております。はい。受け答えなどを見ていても思うわけですよ。今日の電話の相手も、特に型破りなことはなかった…のですが、こちらから金額について確認したところ、お手元の資料をご覧になりながらの答えになったようで…突如「えーっとね…」と。。。。あー、あれですね、学校の部活で先輩とお話していて盛り上がったところで、うっかりあいづちがタメ口になっちゃった!的な?…まあ、お互い、さらりと流しました。オトナですから。

本日のメインのおしごとは未登録資料整理。あまり捗らず。明日は、今日の続きの書誌調整からスタートする予定です。


おまけ。お正月準備中。
お正月ペパクラ



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お正月準備

392日目(通算1767日目)。目録作業中も、気もそぞろで。

今日のメイン業務は、新着図書の目録作業。それから先生への応対と、若干の未登録資料整理。データベース導入関連の話。など。でも、気持ちは常に「お正月準備、間に合わない!」だったり…。いや、もうすみません、完全にペパクラな世界でした。今日でクリスマス仕様が終了し、とりあえず片付けたところなのですが、次のお正月ペパクラの準備がまったくもって間に合わず。おせち料理、3段のお重は出来たけれど、中身はすかすかですよ!何か大分前に「まるで食べかけのようなひどいおせちが…!」というネット通販トラブルがあったのをふと思い出すレベルに、すかすかでございます。納期が…!納期がー!!と、零細町工場の工場長みたいになっている菜の花なのです。まあ、菜の花の時間配分ミスなのですが。というわけで、そのあたりを反省しまして、現場監督責任者(?)としては責任をとるべく、おしごとのあとにひとりこつこつ、お部屋の片隅でペパクラ作成していたり。いや、もう、すみません。電気代を使ってはいけない!と、空調は消して、お部屋の電灯だけはつけさせて頂いて、ええ、作業を。まるで生活苦で暖房器具もないから毛布をかぶりながら内職作業をする人みたいな感じで。いや、まあ確かに昔は家で内職してましたけれどもね、菜の花。生活費の足しに、小学生の頃はモーターコイルの組立作業のお手伝いをしてました。小さい頃から電子部品大好きで、壊れたおもちゃなどを破壊しては中から基盤やらコイルやら電池ボックスやら引っ張り出しては「宝物箱」に放り込んでいた子どもでしたので、まあ楽しく作業していたものです…って、いや、部品をくすねたりはしたことないですよ!?そして、あの経験がもしかしたら、ペーパークラフトに活かされている…!なんてことは…まったくないですね。ええ、ありませんね。


そういえば今日は、先生とお話していて、経理のYさんのことをお伺いしました。10月終わり頃から姿が見えず、うちの支払関係の担当者でしたので、色々と業務に支障が出ていまして、代わりにYさんの前任者であり、かつ現在のYさんの上司に当たるT内さんにお話を持っていくように変更しているのですが、お蔭でT内さんはとてつもなく忙しそうで、なかなかつかまえることのできないレアキャラになりつつあります。Yさんはどうやら長期欠勤しているようだということだけが分かっていたのですが、詳しい事情は分からず、とにかく早く復帰してくれないかなあ、と思っていたのですが、先生のお話によると病気での長期休養になるようで…、、、早期復帰は望めなさそうということでした。あああ、それは…!これから支払関係も時間にシビアにならなくてはいけない季節がやってきますから、どうなるのか若干心配。Yさん自身も心配です。一日も早い回復を祈ります。お互いのためにも。






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複本合冊

391日目(通算1766日目)。その製本は、ないわー!!!Σ( ̄ロ ̄lll)

今日も今日とて、未登録資料整理を。不可思議な配架になっていたため、全容の掴みづらかった複数の雑誌が、メインのお相手でした。よく似たタイトルやよく似た出版者の雑誌が混在し、中には継続前誌後誌関係にあるものもあり、同じタイトルなのに途中で巻号付けが変わったものもあり、請求記号を無視して謎の配列になっているものもあり、合冊単位の違う複本が形成されていたり(例えば、47-51号を合冊したものと、48-52号を合冊したものなどが混在している状態)、しかも見た目はみんな同じような手製本の背表紙に手書きタイトルになっていたり…と、いやはや、最後にきちんと整理し終わったときは「何だ、こんなことだったのかー!」と思わず叫びたくなる感じで。整理されてしまえば本当、あっさりでしたけれど、本当に難航しました。特に、合冊がアバウトなのが厳しくて。多分、戦前に図書館員が手製本したのではないかと思うのですが、背に書いてあるのは最初と最後だけで、欠号の表示がなかったりして、結局合冊されている1冊ずつの表紙を探して、中身を照合する必要があったのがとても手間でした。

で、その中で発見して「誰だ、こんな製本したのはー!!!(怒)」となっていたのがありまして。あまりにもショックを受けたので、このことを現在の雑誌の製本担当Iさんに話したら、「製本したヤツ出て来い、いや、むしろ製本する前の時代にタイムスリップして、製本することになる人を一思いに…!」という恐ろしい殺意をみなぎらせていたので…ええと、みなさま、うちの雑誌製本担当者を怒らせない方がよろしいかと存じます…。怖い。

いや、どんなことになっていたかと申しますと。昭和14年頃の某雑誌の合冊製本だったのですが。「41-45」と、41号から45号を合冊したらしきことが背にかかれているのに、天をひょいと覗くと、6冊分が合冊されている…あ、あれ?と。通常は、背には41-45と書かれていても、途中で欠号があるなどで本来5冊のはずが減ることはあるのです。でもまさか多いなんて!どういうこと、と中の表紙を1冊分ずつ探したところ、44号が2冊、合冊されていたことが判明。「41, 42, 43, 44, 44, 45」…確かに6冊。しかし同じ本を2冊とも綴じなくても。。。と、思いつつ次の号に手を伸ばしたら…背には「43-45」。しかし。これも…天を覗くと6冊合冊なんですけど!いやいやいや、本当なら「43、44、45」で3冊の合冊のはずなんですけど!6冊もあるってどういうこと?…結果。「43, 43, 44, 45, 45, 45」でした。ちょっとー!まったく同じ45号が3冊も綴じてあるってどういうことー!しかも、45はその前の合冊にも入っていたので、全部で同じ本が4冊分、あることになります。そんなに要りませんから!誰よ、こんなに複本を製本しまくったのは!

…で、上述の殺意につながったのでした。いや、別に複本、いいのですけれども…複本同士を一緒に合冊したら、紛失するときは一緒に紛失するでしょうし、破損するときも一緒に破損するでしょうし、貸出のときも一緒に出て行きますから、複本の意味が皆無なのですが…(貸出のときにむしろ、無駄に重くてかさばるばかり)。。。謎の合冊でございました。






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今日の資料整理

390日目(通算1765日目)。久々にがっつりと。

今日は午前中に少し、予算関係の書類整理をしたあとはひたすら、未登録資料の整理を。昨日、気付いたらどんどん範囲が広がってしまった「586-繊維工学」辺りを。繊維工学と織物(586.7)が妙な混在具合を見せていて、困惑中です。元々は586の下位分類に当たる綿花のところを整理しかかったのですが、中には上位の「586-繊維工学」で分類すべきものが混じっていたので、それを集成しようとして、586の頭をついでに整理しかかってみたら、織物が泣き別れているぞ、と発見して…という流れなのですが。まあ、確かに織物も繊維工学には違いないのですが、継続モノで織物のところと繊維工学の上位で泣き別れさせるのはいかがなものかと…。場所が結構、離れてしまうもので。

そんなこんなで、繊維工学と仲良しな一日でした。






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しごと環境

389日目(通算1764日目)。難しい…。

木曜日は終日、カウンター当番の日。うちの図書室は零細ですので、他の図書室に比べても大変入室者は少ないです。そのため、カウンター当番といっても、実際にはカウンターには常駐しません。自分の席にいて、人がきたら出て行く、という感じ。

ですが、やっぱり窓口には常に人が座っている方がいいのではないか、と感じ、菜の花は可能なときはなるべくカウンターにいたりすることがあります。今日もそんな日。でも…うーん、おしごとがはかどりません。カウンターには端末が1台あり、ネットワーク経由で自分の業務用PCと繋がっているわけですが、何でもかんでもファイル共有、というわけにはいきません。それにPCのデスクトップやショートカットを勝手に変えられませんから、同じ環境でPCを使う、という感じにもなりません。これがとてつもなく窮屈。菜の花、普段の「自分好み配置」に相当依存しているのだな、とつくづく感じました。この辺をクリックしたらあれが立ち上がる、というのが同じようにいかないだけで、リズムが崩れます。

こういうとき、「生物って意外に、最高効率で生きていない」というのを不意に思い出します。工業的に人間は、最高効率を目指し、どんどん最適化していこうとしがちなわけですが、生き物の中のエネルギー変換機構の研究をしていますとね、使われている物質が、実は最適化されていないことがあるのです。一番効率がいいタンパク質を作るには、その元素じゃなくてこちらを真ん中に配置すべきだ、みたいなことがあるのです。どうして、わざわざ最高じゃないものを使うの?と。一番良いものを選び、不要なものを切り落として先鋭化していけば、どんどん楽になっていくはずなのに、そうはなっていないのです。生き物には余裕が、つまりは「遊びの部分」が存在しているのです。何故か?それは、最適化して、削ぎ落としすぎると、ちょっとした環境変化にも対応できなくなってしまうから。先鋭化しすぎると、ちょっとした変化で簡単に、わが世を謳歌していたものが転落してしまいます。

…まあ、そういうわけで。菜の花もあんまり最適化しすぎないようにしないとなあ、と思うわけですが…やっぱりしますよねえ…。お蔭さまで、カウンターで同じようにおしごとできなくて、窮屈です…。あと、物理的にカウンターは窮屈ですね。場所が狭い。同じようにブックトラックを置いて作業ができません。ついでに、利用者さんが近づいてくるのが分かりません…。

何と驚いたことに、カウンターから一番遠い席である菜の花の席は、一番最初に利用者さんに気付いて動ける場所なのだというのが判明。いや、確かにいつも、菜の花がいち早く利用者さんが近づいてくるのに反応していますが(入口の開く音や、書庫からの足音が聴こえる)、カウンターにいるとそれらがまったく分からなくなることがよく分かりました。…まったく気付かないで、カウンターで一生懸命、メールを打っていて、声をかけられてびく!とする、というのをやってしまいました。普段だと、絶対ありえないこと。どうもカウンターは視界が狭く、音も聴こえにくいようです。視界が狭いのは、カウンターの台が高いから、近寄りすぎると向こう側が見えないせい、ですかね。菜の花の席は遠いから、むしろ高さは関係ない感じ。


とりあえず、カウンター環境の改善が必要か…と考え中です。当面は自分の席でひきこもり…いや、ひきこもりませんが、そちらでカウンター対応の方がむしろ良いかもしれません。


まあ、とりあえずどうにかこうにか、未登録資料の整理をやっています。最初は1段分だけのつもりが、ついでにもう1段、いや、この分類番号も…もう少し前も…とやっているうちに、6段4連を一気にやらなくてはいけなくなりました。どどど、どうなっているの…?






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ついにWeb版の契約を

388日目(通算1763日目)。何年越しだったろう…( - -)。

菜の花がまだ、前の前の部署にいた頃。もう数年も前なのですが、その頃に紙媒体で買っていたとある統計資料のWeb版が登場しました。登場はしましたが結局、そのときは契約することはありませんでした。代わりに菜の花の今いる部署の人が、DVD版を購入されていました。前の部署のときは、菜の花自身がDVD版の目録を取りました。そして今の部署では、紙媒体を購入しつつ、数年ごとの購入ならDVDをそろそろ買うときでは、と言われていました。でもね…、DVD版もWeb版も、殆どお値段が変わらないのです。紙媒体では、学内の幾つかの図書館で購入されている、という人気ものの統計ですのに。菜の花もレファレンスでお世話になっています。

まあ、そんな縁の深い資料のWeb版を、ついに契約することになりました。本日の会議で承認頂いたのです。というわけで、午後からはこれの対応で殆ど終わってしまったと言っても過言ではない感じ。いや、もうばたばたでして。まずは経理に支払関係の手順を最終確認に行ったのですが、現在担当者さんが長期でおやすみされていて、その方のおしごともフォローされている前担当者さん(今はかかりちょうに昇任されている)はあっちもこっちもひっぱりだこの超絶人気者になってしまわれていて、そこを捕まえるのに一苦労。それからデータベース契約の中心である参考調査さんに内線をかけて報告の上、IPアドレスの確認(IP認証とするため)。ウォークイン・ユーザさんや他大学からのILLなどへの許諾確認の一覧チェック、業者さんへの連絡と相談。業者さんには、会議に諮る前にある程度のことは連絡・確認してあるので、最後の詰めということで主に支払手順の話と、許諾関係の話、申込手順、設定の話、請求書の宛先・送付先の話など。

ここまで全部自分でやったのは初めてだったので、途中で一度、経理に再相談することになりましたが、何とか無事、申込できました。今日、見積書・請求書を発送してくれるとのことで、じきに到着することでしょう。受け取ったら早速経理に持っていって振込み、それから開通したら納品書を受け取って、画面コピーをとって検収作業をして、書類を揃えて経理、と。はい、復習。うちの部署では、納品されてから後払い、という形が基本なので、振込み後の開通(納品)はちょっと珍しいです。もしかすると、昔だと杓子定規で困ったかもしれません。

…というやりとりを、あわあわとしている間に、ちまちまと朝から手をつけていた利用者PCのメンテナンス作業を挟んでいました。どうにも調子が悪くて。結局、朝1時間くらいつきっきりで、そのあとは数分ずつ、ちょこちょこ見ていたのですが、全部きちんと片付くまで実に6時間かかりました。いや…もうちょっと迅速に動いて欲しいです、PC。さすがXP。もうすぐお別れですけれどもね。

そして、あと少しで全部終わって帰れるー、と思っているところに、先生からの発注依頼が。通常の書店ルートではないところから雑誌のバックナンバーを買いたいとのメール。えええ。ええと…、一応、そういうことに慣れていらっしゃる(様々なところから古書を集めるのが得意で、うちの学部で図書館員を含めてすら、随一の古書探しの腕をお持ちの)先生なので、ちゃんと仲介してくれそうな書店さんまでご紹介頂いていて、それほど難題ではない…とは思いつつ、いや、でも先生、うちの図書室とその書店さんは、取引ないんです…!ということで、データベースの方の連絡を受けつつ(電話とメール攻撃)、合間にお隣の図書室に連絡して、その書店さんの連絡先をお伺いしたり。最近、こういう同時並行なおしごとが多い気がします…。この前はデータベース三つ巴でしたしね…。とりあえず、ひと段落したので、さくさくと逃げ帰って…いや、普通に帰宅しました。特に繁忙期だとは思っていなかったのですが、何だかんだで師走になってから忙しい気がする菜の花なのです。






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電子書籍と紙の本

387日目(通算1762日目)。本だ!本の手触りだ!

…まあ、素手では触れないのですけれどもね。必ず、綿手袋です。本に触れない体質の図書館員って、結構レアモノなのではないかと思っているのですが、さて?

久々に、本を触るお仕事もしました。新着図書目録。それから特定資料群の整理作業です。でも朝一番からのおしごとは、データベース関連でしたし、そのあとも選書用の広告の整理とか、電子書籍が20冊ほど納品された(というか、オンラインで利用可能になった)ので、各所に連絡をしたりとか、あんまり現物には触らない業務も多かったといえば多かったのですが。でも大学図書館員たるもの、紙ベースも電子な情報も、どちらにも触れていないといけません。はい。その意味では、今日はなかなか良いバランスだったのではないかと。

そう、今日は一方で明治時代の、でもとっても保存状態の良い本の受入準備をして、その合間には電子書籍の納品を受けて…という、本なら何でもござれな、図書館の鑑(?)みたいなことをしていました。電子書籍は、先生が研究費で購入されたものですが、その電子書籍が入るプラットフォームは全学的に利用可能なものなので、うちの大学の人なら誰でも読むことができるものです。同時アクセス数は1名ですが。さすがに、同じ瞬間に何人もの人が読みたがるような本ではなく、古い本の復刻版ですけれどもね。その意味では、電子書籍も今日整理していた紙ベースの本と内容としては全然変わりません。ちょっと形態が違って、劣化しないし、場所にも困らないというだけ。いやあ、いいですね、劣化しないというのは。本文の検索もかかりますし。でも通読性では紙にはまったく太刀打ちできませんけれどもね。どちらにも良いところと苦手なところがあります。ただ、この本は復刻版まで絶版になっているので、紙で買うことはもう出来ません。古本屋さんを回れば手に入るかもしれませんが。そう、電子書籍は絶版も乗り越えてくれるのですね、そういえば。本屋さんにとっては在庫の置き場に困りませんからね。

ちなみに電子書籍、うちの大学では購入したら必ずMARCを書店さんから頂きます。それを利用して、OPACに所蔵登録するのです。これにより、普通に「本、あるかなー?」と検索したときに、電子書籍も同じ顔をしてHITしてきて、電子書籍へのリンクが登場するのです。アナログな次世代OPAC的な動作。「ちからわざ」とも言います。でもプラットフォームでの検索だと、シリーズモノが綺麗にHITしなかったりして(某プラットフォームの電子書籍の書誌情報の登録情報がひどすぎる)、OPACで検索した方がよっぽど早く、分かりやすく本文に辿り着けたりするから困ります。






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相変わらずの事務仕事

386日目(通算1761日目)。そろそろ本の整理をしたいんだけど。

図書館業務はしています。していますよ、確かに。外部に保存書庫が出来た場合、どれくらいの規模の資料を移動するか、という希望調査への回答探しとか、データベースの支払い関係の情報収集とか、利用案内の更新状況および希望配布数への回答準備とか、現在うちの図書室で継続受入している図書および雑誌の全タイトルリストの作成とか。またそれらの状況をまとめた文書の作成とか。そりゃもう、ひたすら、間違いなく、図書館業務です。ええ、何一つ間違っていません。問題は、菜の花がメインとしている…というか、すると決めて進めている、未登録資料整理がまったく手付かずのままできている、ということで。あああ、進まない。進まない。進まない。進まないと、とてつもなくストレスです。ストレスフルです。このままでは菜の花が危ないです。

というときに、納品が遅れている電子書籍の話とか…ええ、イラっとしている菜の花は、ちょっとメールの文面も素っ気なくなります。虫の居所の悪い菜の花をイラっとさせないよう、どうぞお気をつけて。

あ、そういえば、2月に予定している書架の「書籍落下防止バー」取り付け作業の日程が、朝一番で、2月14日に決まりました。バレンタイン。素敵なバレンタインプレゼントですねー。






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雑多なおしごとを進めた日

385日目(通算1760日目)。何をしていたのか思い出せない…

昨日もあちこちから仕事が降ってわいてきた感じでしたが、今日も引き続き。思わぬおしごとが…。メールしたり、メールを頂いたり、訪問を受けたり、訪ねていってみたり、ひたすら書類の加工をしたり、レファレンスを受けてみたり。雑多な事が多く、やはりメインとしたい未登録資料整理が殆ど進まず。

今週はダメダメでした。まあそういう雑多な、飛び込みのおしごとも業務の一部なので、働いていないわけではないのですが、未登録資料の整理が進まないだけで、何だかとても消化不良な感じです。というわけで、がっかりしながら今週の業務は終了。気力が足りないので、明日はおやすみして充電します。また来週、お会いいたしましょう。






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四方から

384日目(通算1759日目)。突然降ってわく仕事が多かった。

まあ、仕事というのは、突然降ってわくものが多いものですけれどもね。しかし今日はまた色々と。ちょっとイライラしてしまったのは、仕方ないかと思います!はい。

とりあえず、水曜日朝の恒例行事「Weekly Cleaning」で窓を綺麗に拭けたのと(雑巾を取り落とし、ぐるっと建物を回って外まで拾いにいく羽目になったけれど)、発行中止になったCD-ROMが実は
ネットで無料公開に切り替わったというのが分かったことが、良いこと。





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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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