菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
しごと環境
389日目(通算1764日目)。難しい…。
木曜日は終日、カウンター当番の日。うちの図書室は零細ですので、他の図書室に比べても大変入室者は少ないです。そのため、カウンター当番といっても、実際にはカウンターには常駐しません。自分の席にいて、人がきたら出て行く、という感じ。
ですが、やっぱり窓口には常に人が座っている方がいいのではないか、と感じ、菜の花は可能なときはなるべくカウンターにいたりすることがあります。今日もそんな日。でも…うーん、おしごとがはかどりません。カウンターには端末が1台あり、ネットワーク経由で自分の業務用PCと繋がっているわけですが、何でもかんでもファイル共有、というわけにはいきません。それにPCのデスクトップやショートカットを勝手に変えられませんから、同じ環境でPCを使う、という感じにもなりません。これがとてつもなく窮屈。菜の花、普段の「自分好み配置」に相当依存しているのだな、とつくづく感じました。この辺をクリックしたらあれが立ち上がる、というのが同じようにいかないだけで、リズムが崩れます。
こういうとき、「生物って意外に、最高効率で生きていない」というのを不意に思い出します。工業的に人間は、最高効率を目指し、どんどん最適化していこうとしがちなわけですが、生き物の中のエネルギー変換機構の研究をしていますとね、使われている物質が、実は最適化されていないことがあるのです。一番効率がいいタンパク質を作るには、その元素じゃなくてこちらを真ん中に配置すべきだ、みたいなことがあるのです。どうして、わざわざ最高じゃないものを使うの?と。一番良いものを選び、不要なものを切り落として先鋭化していけば、どんどん楽になっていくはずなのに、そうはなっていないのです。生き物には余裕が、つまりは「遊びの部分」が存在しているのです。何故か?それは、最適化して、削ぎ落としすぎると、ちょっとした環境変化にも対応できなくなってしまうから。先鋭化しすぎると、ちょっとした変化で簡単に、わが世を謳歌していたものが転落してしまいます。
…まあ、そういうわけで。菜の花もあんまり最適化しすぎないようにしないとなあ、と思うわけですが…やっぱりしますよねえ…。お蔭さまで、カウンターで同じようにおしごとできなくて、窮屈です…。あと、物理的にカウンターは窮屈ですね。場所が狭い。同じようにブックトラックを置いて作業ができません。ついでに、利用者さんが近づいてくるのが分かりません…。
何と驚いたことに、カウンターから一番遠い席である菜の花の席は、一番最初に利用者さんに気付いて動ける場所なのだというのが判明。いや、確かにいつも、菜の花がいち早く利用者さんが近づいてくるのに反応していますが(入口の開く音や、書庫からの足音が聴こえる)、カウンターにいるとそれらがまったく分からなくなることがよく分かりました。…まったく気付かないで、カウンターで一生懸命、メールを打っていて、声をかけられてびく!とする、というのをやってしまいました。普段だと、絶対ありえないこと。どうもカウンターは視界が狭く、音も聴こえにくいようです。視界が狭いのは、カウンターの台が高いから、近寄りすぎると向こう側が見えないせい、ですかね。菜の花の席は遠いから、むしろ高さは関係ない感じ。
とりあえず、カウンター環境の改善が必要か…と考え中です。当面は自分の席でひきこもり…いや、ひきこもりませんが、そちらでカウンター対応の方がむしろ良いかもしれません。
まあ、とりあえずどうにかこうにか、未登録資料の整理をやっています。最初は1段分だけのつもりが、ついでにもう1段、いや、この分類番号も…もう少し前も…とやっているうちに、6段4連を一気にやらなくてはいけなくなりました。どどど、どうなっているの…?
木曜日は終日、カウンター当番の日。うちの図書室は零細ですので、他の図書室に比べても大変入室者は少ないです。そのため、カウンター当番といっても、実際にはカウンターには常駐しません。自分の席にいて、人がきたら出て行く、という感じ。
ですが、やっぱり窓口には常に人が座っている方がいいのではないか、と感じ、菜の花は可能なときはなるべくカウンターにいたりすることがあります。今日もそんな日。でも…うーん、おしごとがはかどりません。カウンターには端末が1台あり、ネットワーク経由で自分の業務用PCと繋がっているわけですが、何でもかんでもファイル共有、というわけにはいきません。それにPCのデスクトップやショートカットを勝手に変えられませんから、同じ環境でPCを使う、という感じにもなりません。これがとてつもなく窮屈。菜の花、普段の「自分好み配置」に相当依存しているのだな、とつくづく感じました。この辺をクリックしたらあれが立ち上がる、というのが同じようにいかないだけで、リズムが崩れます。
こういうとき、「生物って意外に、最高効率で生きていない」というのを不意に思い出します。工業的に人間は、最高効率を目指し、どんどん最適化していこうとしがちなわけですが、生き物の中のエネルギー変換機構の研究をしていますとね、使われている物質が、実は最適化されていないことがあるのです。一番効率がいいタンパク質を作るには、その元素じゃなくてこちらを真ん中に配置すべきだ、みたいなことがあるのです。どうして、わざわざ最高じゃないものを使うの?と。一番良いものを選び、不要なものを切り落として先鋭化していけば、どんどん楽になっていくはずなのに、そうはなっていないのです。生き物には余裕が、つまりは「遊びの部分」が存在しているのです。何故か?それは、最適化して、削ぎ落としすぎると、ちょっとした環境変化にも対応できなくなってしまうから。先鋭化しすぎると、ちょっとした変化で簡単に、わが世を謳歌していたものが転落してしまいます。
…まあ、そういうわけで。菜の花もあんまり最適化しすぎないようにしないとなあ、と思うわけですが…やっぱりしますよねえ…。お蔭さまで、カウンターで同じようにおしごとできなくて、窮屈です…。あと、物理的にカウンターは窮屈ですね。場所が狭い。同じようにブックトラックを置いて作業ができません。ついでに、利用者さんが近づいてくるのが分かりません…。
何と驚いたことに、カウンターから一番遠い席である菜の花の席は、一番最初に利用者さんに気付いて動ける場所なのだというのが判明。いや、確かにいつも、菜の花がいち早く利用者さんが近づいてくるのに反応していますが(入口の開く音や、書庫からの足音が聴こえる)、カウンターにいるとそれらがまったく分からなくなることがよく分かりました。…まったく気付かないで、カウンターで一生懸命、メールを打っていて、声をかけられてびく!とする、というのをやってしまいました。普段だと、絶対ありえないこと。どうもカウンターは視界が狭く、音も聴こえにくいようです。視界が狭いのは、カウンターの台が高いから、近寄りすぎると向こう側が見えないせい、ですかね。菜の花の席は遠いから、むしろ高さは関係ない感じ。
とりあえず、カウンター環境の改善が必要か…と考え中です。当面は自分の席でひきこもり…いや、ひきこもりませんが、そちらでカウンター対応の方がむしろ良いかもしれません。
まあ、とりあえずどうにかこうにか、未登録資料の整理をやっています。最初は1段分だけのつもりが、ついでにもう1段、いや、この分類番号も…もう少し前も…とやっているうちに、6段4連を一気にやらなくてはいけなくなりました。どどど、どうなっているの…?
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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この記事へのコメント
無題
記事を拝見して、カウンターにおられるときは、カウンターの端末からリモートデスクトップを利用すればいいんじゃないかな?と思いました。
PCがWindowsであればWindowsリモートデスクトップが利用できますし(多少の設定は必要ですが)、そうすればカウンターから菜の花さんのPCを直接触ることができ、ストレス軽減になるかな?と思います。
私も社内で遠くのPCを触るときは移動が面倒で、この機能を利用することがあります。なんとなく似た状況だったので、既にご存知であれば申し訳ないのですが、コメントさせていただきました。ではでは。
Re:無題
あああああ!!!その発想、まったくありませんでした。何ということでしょう。言われてみれば、大変簡単なこと。早速試してみました。とりあえず、PC環境はこれでいけそうです。ありがとうございましたm(_ _)m。あとは…物理的な配置の問題ですね。うん、何とか考えてみようと思います。