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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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司書さんの威信

365日目。

朝から事務室で、来週の講習会の配布資料の準備をしていました。カウンターの方から、人の声が聞こえてきました。

「ねえ、新聞だけど。夕刊は朝、来ないの?」

…来ないと思います。多分…。

たまたま印刷のためにカウンターの端末のところにいたら、レファレンスが飛び込んできました。う。質問ですか?はい、どうぞ。が!これが分からなかった…。そのままちょっと長期化に入りました。係長と二人がかり。利用者さんは先輩に「司書さんに聞けばすぐ分かるから」と言われたそうで。司書さんとしては威信にかけて探さざるをえない状況でした…。ふぇ~。結局、2つのうち1つしか見つからず。全国の司書さん、すみません。菜の花、司書さんの威信を守れませんでした…

昨日、依頼のあったwwwの方はようやく終了。本日の講習会も無事終了。途中で、うっかりカウンターにいたせいで、また質問されちゃいましたが。これが難しい…。今日は、連戦連敗中の菜の花です。司書さんの威信が…。

講習会は、また受講人数が少なめだったので、上の事務室に行って「誰か聴きませんか」コールをしてきたら、ねらい目だった人にはパスされ、全然思ってもみなかったオオモノが釣り上がってしまいました。システム系のY氏です。連れて行ったら、係長に「何て人を連れてきたの!」と言われてしまいました。いやあ、別に誘ったのはあの人じゃなくてですね…。

そういえばお昼に、退職されたわが師Iさんがいらしていました。ををを、何というグッド・タイミング!今朝、菜の花はふかーく悩んでいたのですよ!!!それはね。国史大辞典でした。壊れが出ているのですけれど、どう直そうか悩んでしまったのです。切開手術をするか否かです。結局、Iさんに見て頂いた結果、手術決行となりました。うん、やはりその方がいいですね。こういう「一旦壊して直す」というのは、まだまだ経験の浅い菜の花には、そう簡単には出来ない決断です。自分でまだ切れていない部分を切ってしまうなんて…。昨日は、しっかり接着されたものを目打ちで切り開きましたけれども。あれは、一旦壊れたのを直したのを壊す、という作業だったので、まだ決断しやすかったですね。

夜、仕事が終わった後にボランティアというか、趣味というか、超過勤務関係なしで居残りして修理をしました。アイロンをかけてのばしたり、厚紙で補強したり、ばらけたページを糸で縫い縫いして綴じ直したり。久し振りにしっかり修理。結局勤務時間中にはこういうことを出来る時間はとれませんね。

あー、今週も一週間お疲れ様ー。来週も頑張ろう。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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