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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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今週は未登録資料整理Weekでした

328日目(通算1703日目)。昭和3年は、うるう年だったのか。

今週の最終勤務日。いや、今週は頑張りました。昨日は殆ど手がつけられませんでしたが、それ以外はかなり、頑張って詰め込んで未登録資料が整理できました!1週間で受入準備できた数が、過去最高かも。素敵です。でもまあ、焼け石に水、という感じは未だにしますが…。

でもこの半年で、菜の花が推定している未登録資料の5%くらいは進みました。…あら、5%…?ということはこのペースでやっても、10年くらいかかるということ…?そういう概算はしていましたが、やはりそうなのですね…!とほほ。異動してしまう前に、少しでも多く処理し、軌道にのせなくては。

…と言いながら、ちょっと変わったものとか面白いものがあると思わず「わー、面白ーい」と時間をかけてしまうのがいけません。本当、いけません。でも、時々はっとするようなことを知ることもあります。今日は、「昭和3年が、うるう年だった」という程度でしたけれど。いや、どうしてそういうことを知ったかといえば、たまたま書誌を作成しようとしたら、その資料の発行年月日が、昭和3年2月29日だった、というだけなのですけれども。そっか、29日か、と納得して3秒くらいして「え、2月29日!?」と見返してしまいました。いや、別にその日も粛々と物事が進んで行ったのだろう、とは想像していますけれども。


さて、今週はそんなこんなで何とか週末まで漕ぎ付けました。来週はどんな週になりますかねー。良いようにおしごとが進められると嬉しいです。






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何事かは起こるもの

327日目(通算1702日目)。噂をすれば影…。

今週は驚きの未登録資料整理の進捗だったのですが。このペースで頑張れば、今月は…!と思っていたのですが、「まあ何事もなければですよね。大抵、何事かが起こりますよね」と言われ…。それがお昼前。小さな「何事」はその時点でもありましたが、こんなに影響するなんて思っていませんでした。

お昼休みを挟んで、午後。「何事か」が本格的にやってきました。そういうものよね…そう、そういうもの。。。

まあそういうわけで。未登録資料整理は本日、あまり進まず。いや、10:30からの打ち合わせ前までの2時間くらいはそれなりに頑張りましたが。打ち合わせ直線に出てきた、「この雑誌の続きはどこだ!?」事件には若干、振り回されましたが。考えてみると、今日の最初の「予想外」はここから始まったような。それを少し横において、打ち合わせ、これは1時間弱で終わって、そのあとは打ち合わせで話が出ていたことを進めつつ、先ほどの見つからなかったけど、見つかったんだけど、保存方法は要検討だよ、な資料の当面の身の振り方を決めて。で、午後からは、書類作成と捺印、それから書類起案とか、決裁準備とか、許可願メールとか、本当に事務仕事の嵐。本に、触れない…!整理が進まない…っ。


でもね、いいのです、「何事か」も大事なお仕事ですもの…。うん、、、今日も働きました。微妙に達成感がないのが苦しいところですが。そう、これがおしごとというもの。






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PUBを繰り返す

326日目(通算1701日目)。利用者PCの動作が、重い…。

水曜日の朝は、毎週恒例のお掃除。今日は利用者PCのメンテナンスをやりながら、はたはたとほこりとりにいそしもうと思ったのですが、利用者PCが思った以上に問題があって、結局それだけでお掃除の時間が終わってしまったのでした…。ま、また来週ー。


本日も、未登録資料の整理をひたすらやっていました。昨日までにブックトラックに溜め込んでいたものを一掃出来たら幸せだなあ、と思っていたら、本当に一掃出来て非常に嬉しく思います。今日は結構、がしがしと書誌を作成しましたことですよ。

ひとつブックトラックが片付いたので、寄贈資料の書誌作成を続けてやっていたのですが、これが一番の難物でした。責任表示とPUBで結構悩みました。結局、責任表示は1つを採用、発行者は3つ採用することにしたのです。そうしたら…えっとー、出版者と出版地のセットが複数存在するときは…。「同一出版者で、出版地が複数存在するとき」は最初の出版地を採用しますでしょう、で、「同一出版地で、出版者が複数存在するとき」は1つのフィールドで「:」を使って繋いじゃいますでしょう、両方が複数存在するときはー…PUBフィールド自体を繰り返していいんですよね?「(制作)」とか「(発売)」とかの役割の違いがなくても、いいんですよね…?あれ、よかったっけ?…じゃあ、3つの出版者があって、2つは同じ出版地のときは、そこだけ1フィールドにしていいのかしら…それとも3フィールド作らなきゃ駄目なのかしら…。あ、あれ?

結局、雑誌書誌だったので、えいや!で作成してNIIさまに丸投げ状態…あの、あの、あの、すみません!いつも頑張ってるから、たまには許して…くれませんかね…駄目ですかね…お忙しいところ、すみません、すみません。






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昨年分を抜いた!

325日目(通算1700日目)。そこそこ頑張った。でもまだまだ。

未登録資料の整理に邁進してました。そして今日、ようやく昨年度1年間に受入準備した数を追い抜きました。ぎりぎり半年を手前にして、何とか。今年度はまだまだいきますよー。何しろ昨年の前半はほぼ、入れる方ではなく捨てる方に時間と労力を費やしていて、それで今ようやく追いついたのですから。このペース、いやむしろこのペース以上で頑張らなくては。


少し前から苦戦していた請求記号の部分の整理が、ようやく終わったのでほっとしています。そんな日に起こる悲劇…、ネットワークが…繋がらない?いや、正確に言うと、図書館系は大丈夫でした。問題は研究用LANに繋がっているグループ。うちの図書室では、利用者さん用の端末です。pingでチェックしてみたら、どうやら優先DNSサーバも、代替DNSサーバも両方死亡している模様で。システムの部署に連絡した人にお伺いしたところによると、やはりサーバ死亡につき、本日は繋がらないものと思え、ということだったようです。ただし、大学の無線LAN経由なら繋がります、とのこと。違うサーバを使っているわけですね。図書館系のLANに繋がっている、つまりは図書館業務用端末はみんな動いているのも確認してみたら、優先DNSサーバは研究用と同じだったので死亡していましたが、代替DNSサーバが生きていました。ほほう。それで、図書室内のPCは、そちらを代替DNSサーバとして登録させて頂きました。動く。良かったことです。しかし、このサーバはどこのサーバなのかしら…。図書館専用?(←いい加減)






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両方、存在していた

324日目(通算1699日目)。昨日の気になっていた、アレ。

昨日、書誌調整で、作成館さまの所蔵本の最終ページが欠損していた、という話ですが、今日になって新たな連絡が。作成館さまのところの本は確かに最終ページがなかったため、書誌を修正されたわけですが、これについて他の所蔵館さまより「うちのは確かにページ数が違う」という連絡があったそうです。つきあわせてみるとどうやら若干、改行が違うだけで、確かに同じ内容(ただし、作成館さまの所蔵本は最終ページがないので最後の2行が足りない。うちの所蔵のものと一致していたらしい)だったそうです。うーん、何という複雑な。

つまり、元々「全116ページ」の本と、「全117ページ」の本の2種類が存在していたのです。これは改行が若干違うだけで、NOTE注記さえすれば同一書誌に入ってもよいものであった模様。そんな中、たまたま作成館さまの所蔵本は「全117ページ」本なのに、最終ページが欠損していたため「116ページ」になっており、そのまま書誌を作成。他の所蔵館さまはみんな「全116ページ」本だったため、特に問題も感じないままこの書誌に所蔵館が増えていったわけです。そしてうちの「全117ページ」本で初めて「あれ?何か変だ…」になったと。うわあ、これはまた、微妙な偶然。でも、判明してよかった…のでしょうか。多分。絡まった糸がほぐされるのは、きっと良いこと。


そんな本日は、ひたすら絡まった糸と戯れていたような一日だった気が致します。一生懸命もがいていたけれど、何だかちっとも前に進んだ気がしないような。終日、未登録資料整理に邁進していたはずなのですが…。えっとー…きっと明日はびっくりするくらい進むはず!ええ、きっと。






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「有効活用していただければ紙も喜ぶかと思います。」

323日目(通算1698日目)。「書誌情報源が欠損本」ってよくあること…なのかも?

寄贈をおねだりしてみたら、バックナンバー(複本)を更に送って下さいまして、引く手あまたな学部にお送りしました。で、お礼のメールをうちから送信したら、戻ってきたお返事メールが標題。最近は電子発行が増えて、いつまで冊子体刊行が続くかは分からないですが、という前置きで、紙で発行する限りはうちにお送りします、とのこと。ありがたいことです。


一時期の菜の花は、電子版さえあれば紙なんて、と思っていたものですが(自分の分野ではそうだったし、今も恐らくそう)、分野外の図書室で利用者さんの動向を見守っていて、

「ああ、こういう使い方もあるんだ、こういう需要もあるんだ」

と、はっとすることが本当に多く、紙の書籍の有用性についてはすっかり考えが変わったものです。やっぱりどちらにも良いところがあるもので。まあ、慣れの問題などもあるかもしれませんが。しかし電子ジャーナルの契約を切ったら、バックナンバー買いきりをしていないとあとに何も残らない、とか、ちゃんとバックアップデータをCD-ROMで頂いていたのに、全データが収録ではなかったために、そのデータベースが廃止されたときに、情報が失われてしまった、というのもありましたし、いやいや、電子資料の怖さも沢山体験させて頂きました。

ま、紙も電子も両方あるとよりハッピーということで。中には電子だけで十分なものもありますが。色々な利用者さんがいて、色々な使い方があるので、多様な要求に応えるためには、図書館も多様性が大事、という結論にしておきましょう。


さて、そんな本日のメインのおしごとは、いつも通りの未登録資料整理。それから終業1時間半前の新着図書到着。1時間で終わらせる!と思って目録作業をしていたのですが、途中で、受入時の書誌同定ミス(その本は書誌なしだったのに、別の書誌に同定されていた)が相次いだため、新規書誌作成→すでに紐付けされていた書誌の解除→所蔵登録という思わぬ仕事量増加のため、あやうく最後まで終わらないところでした…危ない。書誌同定は慎重に。うちのように、受入担当者と目録担当者が二重チェックしているところだと、こういうミスがあっても見つかることが多いのが救いですけれどもね(2人とも見逃していたらコトですけれども)。図書室によっては、和図書担当者は和図書の受入から目録まで全部担当で、洋図書担当者は洋図書の受入から目録まで全部担当、という割り振りのところも多そうですが、和洋問わずに受入担当と目録担当、で分かれている方が、すべての本を2重チェックできるし、一度は手に取るので、結構良いようにも思います。ちょっと煩雑になりそうですが。

で、未登録資料の整理の方で、書誌調整に出していた件が戻ってきました。ページ数だけがちょっと合わない、というものだったのですが、何と依頼先である書誌作成館さまの現物では、最終ページが欠損していたとかで。あー、でもこれ、なくても分からないかも。ちょうど改行になっていますし、切れてしまったのは参考資料の最後の2つだけですからね…。こういう欠損は、指摘されない限り、判明しないものかもしれません。しかし、この書誌に所蔵をつけている機関は13。全部、欠損だったのでしょうか…。若干、気になることは、国立国会図書館の同じ本の書誌も、1ページ足りないのです。本当に単なる落丁本なのでしょうか?まさか、むしろうちの本だけ1ページ多いとか…?実は何も書いていないけれど、うちのは第2刷とかで、ページが増えているとか…。いや、でもレファレンスリストに、こんな追加というのも不自然なのですけれども…。うーん、一体どういうこと?ちょっと謎です。


で、ブックトラックで書庫を移動中、何か床を這っていたので「うわ、何だろう」と思いながら、そのまま直進したら「ぷちっ」と轢いてしまいました。あ…こ、これは…!季節はずれのごきさんを、ブックトラックで出会いがしらに轢いた!きゃーきゃー。何で書庫をふらふら歩いていたりするのですかー。もう1年くらい見ていないというのに。まさかまだ生き残っていらしたとは。完全に駆逐したと思っていたのはどうやら間違いだったようです。しかし、直進しかしていないブックトラックにわざわざ横から突っ込んでくるとか…どういうこと。何だか今日はふしぎがいっぱいでした。





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資料整理中

322日目(通算1697日目)。大学名以外の単語だけを、サイトのURLにしている大学があるなんて思わなかった。

今日は終日、ひたすら未登録資料の整理。若干、お隣の図書室のお手伝い。お隣の図書室は、9月いっぱいで非常勤さんが1人、退職する予定なのですが、その後任の人が9月1日付ですでに採用されています。1ヵ月、引き継ぎ期間を作ってくれるなんて総務、素敵。うちの管轄しているAさんのときは「何とか1ヵ月、重複させてくれないですか」と掛け合っても、けんもほろろでしたのに。やりますな、かかりちょう。

で、その新任の非常勤のIさんのメール設定とか、その手のことでお隣の図書室に呼び出されてました…。別に菜の花もPCとかよく分からないんですけど…。ソフトにもハードにも弱い菜の花。理系出身者はこういうとき、いいように使われる運命なのです。あるときは「ハチの退治方法を教えて下さい!」と懇願され、またあるときは「池の浄化に効くバクテリアとかってない?」と言われ。いやいやいや、菜の花、確かに生物系材料を使っていましたが、一応物理の人ですからね?分野外ですよ!…何故か分野を超えて過剰な期待をされる、それが理系。…それでもまあ、お役には立てたようで何よりです。


今日は更に、整理中の資料で「第2輯」というのが出てきたら「第1輯」はお隣の図書室がすでに所蔵していた、とか、シリーズのうち1冊だけがうちの図書室からひょっこり出てきた、とか、まあそんなこんなで何冊かを押し売り…いやいや、養子縁組するために、お隣の図書室に何度か足を運びました。で、上述のように呼び出されてもいたので、何だかやたらと出入りしまくりでした。まあ、本当にお隣の図書室は建物自体がお隣ですので大した手間でもないのですが。


そしてまた、整理は厄介な部分に突入しました。うわあああ、何でしょう、この棚。未登録の嵐。そして全部同じ請求記号とか、おかしくないですかー!!明らかに別の請求記号をとるべきものもごたまぜになった上、複数のシリーズが分散して並んでいるのです…。ぜ、全容が、つかめない…(- -;)。明日はここを集中して整理、請求記号振り直し、受入準備をしていく所存。





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あ、また落丁ですか…

321日目(通算1696日目)。作成館のときに落丁だと困るよね。

以前に、他大学さまからの書誌調整依頼を受けたとき、作成根拠にしたうちの蔵書が落丁本で最終章がまるごと落ちてた!…という恐怖体験がありましたが、今回は作成館ではないので少しはましでした。でも、ページ数は書誌同定に重要な要素のひとつですので、最終ページが落丁しているのはつらい…!という感じで。ちなみに、最終ページがないのが何故分かったかって…

文章が凄いところで切れてるー!?Σ( ̄ロ ̄lll)

…ということで。法律の条文だったようなのですが、「労働者がな」で終わってました…労働者が何なんですかっ!?気になって夜も眠れません。いや、寝ますけど。


変わった本と言えば、未登録資料の整理をしていたら、みかんが有名な県の、戦時中のみかんの統計本が出てきたのですが、まえがきが凄かったです。ぱっと開いてまず「恥辱」ということばが目に飛び込んできました…。え!?何が…?思わず読んでしまいました。どうやら、みかんの有数の産地である我が県で、きちんとしたみかんの統計がないだなんて、これはもう、「恥辱」である、と言っているようでした…。え、そんなに…!?しかも、この統計は「戦時資材統計として最重要」というような文言もありまして。え、いや、待って…?この県では、みかんは軍需品だったのでしょうか…。一瞬、みかんを敵に投げあう兵士という、雪合戦ならぬみかん合戦をしている姿を想像しましたが、それはさすがに。どちらかというと食料ということでしょうか。まさか、みかんを主食にして戦わされるのでしょうか…うーん、みかん、偉大?


まあ、そんな感じで未登録資料をせっせと片付けつつ、昨日のお呼び出しに応じて、お隣の図書室の蔵書点検のマッチング作業のお手伝いとか、新着図書目録などで一日が過ぎていきました。今日、回ってきた新着図書を今日中に片付けられたのは良かったです。






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占いまにあ

320日目(通算1695日目)。占いの結果に従った結果、黙々と資料整理の一日に。

何か今日の菜の花は運勢が悪い、と3種類の占いに断言されて、「とにかく大人しくしてろ」と(占いに)言われてしまいましたので、ひたすら挨拶以外、押し黙っておしごとさせて頂きました。どうも菜の花が黙っていると、本当に誰も一言も話しませんので、事務室が異様に静まり返ります…。というか、普段どれだけ喋ってるのよ、菜の花…(- -;)。

でもお蔭さまで整理は大変順調です。多分。いや、実際のところはあまり冊数は進んでいないのですが、今日は新規書誌作成と、書誌調整が相次いだから、ここまで進んだだけで上々、といううことで。

熱中症のかかりちょうはなんとか復帰してました。ようやく吐き気がおさまって、昨夜から食べられるようになったとか。あと、お隣の図書室では、9月から新規採用された非常勤のIさんがいきなり風邪とか。あー…、そういえば、前回の新規採用だったSさんも、最初の週に風邪ひいて休んでましたね。いきなり出勤拒否!?我々、何かやっちゃった!?…と、おろおろしたものです。新規採用のときは、何だか緊張して体調を崩してしまう人が一定数いらっしゃるみたいです。まあ、そんなに緊張しないでリラックスリラックス。これからまだまだ働いていかなきゃいけない場所なのですから、最初からそんなに何でもできなきゃとか思わなくても良いのです…とはいえ、しますよね、緊張。まあ仕方ないことですね。

で、かかりちょうからの内線。蔵書点検のマッチングの話でした。若干、微妙でした。え、何かおかしくない?と思いましたが、今日の占いであんまりしゃしゃり出ると余計に面倒だから、適宜受け流しなさい、と言われていたので、占いの言う通りにしてみました。すなわち、「自分の思うがままにどうぞ」。菜の花は余計な口出しはしませんので。そのうちまた呼ばれるかと思いましたが、結局終業まで内線もなく。でも帰る直前に、明日の朝一番で立ち会って欲しいとのことでしたので、明日はそれが最初のおしごとになりそうです。


そういえば、昨日アップしたうちの図書室のニュースを見て、早速魔女のK女史から内線が。きましたね…!何か、前のときも資料関係の広報したら翌日に内線かかって来ましたからね。こんなにまじまじと、うちのニュースの中身を眺めているのはきっと、魔女のK女史くらいです。ありがたいことです。それにしても相変わらず。今はサービス課の課長補佐でしたっけ。働き者です。菜の花と違って…( ̄ー ̄)。菜の花は、働きたくない病ですからね。給料分は、きっちり動きますけれど。






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蔵書点検お手伝い

319日目(通算1694日目)。え?熱中症…?

本日から蔵書点検週間に入ったお隣の図書室。初っ端から、かかりちょうが熱中症でおやすみとか。え、週末、そんなに暑かったのでしたっけ!?…何でも昨日、地域の防災訓練中に役員として張り切りすぎて、熱中症でたおれたとか。周りの人たち向けの救急救命の実地訓練ですか…!?Σ( ̄ロ ̄lll)。いや、そんな冗談を言っている場合ではないわけですが、命には別状なさそうで何よりです。

というわけで、ピンチヒッターで菜の花が蔵書点検の「データ抽出作業」と「マッチング作業」のレクチャラーになってきました。まあ、大したことはしていないのですが、思ったより時間がかかってしまって、メイン業務であるはずのところの未登録資料整理はあまり進まず。

それ以外の作業は…午前の前半が先週の続きの新着図書目録、午前後半が未登録資料整理で、午後からは新しく受入した資料の広報関係、そうそう、寄贈資料についての調整にも結構時間を費やしたのでしたっけ。で、上述の蔵書点検お手伝いが2回あって…まあそれくらい。うう、働けているのかいないのか。

寄贈資料の調整というのは、なかなかややこしい話。以前、うちの図書室で寄贈を頂いている公文書版の資料について、寄贈元が「もっと要ります?」と訊いて下さったことがあります。それが去年。で、調べてみると学内の他の図書室3箇所で市販本版を購入をしていたのです。それで「もしも可能ならあと3部頂けませんか?」と打診したら、4部ずつ送付して下さるようになりまして。やってきたものをうち以外の3箇所に、うちから転送する、というやり方です。若干、うちの負担はありますが、まあ全学の金銭的には市販本版の購入をしなくて済むようになって、その分を他の本に回せる、ということに。まあ、これで満足していたのですが、今年になったらうちから転送している図書室さんから「じゃあ同じ寄贈元からきているこっちの本も頂けませんかねー?」というお問い合わせがあり。うーん、それはどうですかね、と思いつつも、一応希望を伝えてみたところ思いもかけない返答が本日、やってきました。1部だけ送って頂いていると思っていた資料が何と、先方からすると「貴学にはすでに5部送付している」と。え!?どこに!?…と思ったら、下に書いてある…えーっと、うちの図書室でしょ、それから中央?あとは先生方。先生方…?先生方もうちの大学にカウントなんですか…!

とりあえず、何か色々調整してました。いいように丸く収まったのかどうかは謎ですが、うちとしてはもうこれで…。いっぱい内線かけましたよ!菜の花は頑張りましたことよ。


さてさて、明日も…蔵書点検のお手伝いですかね。





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譲渡打診

318日目(通算1693日目)。珍しく、養子縁組逆バージョン。

うちの図書室が古い資料を整理している関係上、譲渡を打診するのはいつもうちの役目、という感じでしたが、珍しく逆に学内の他の図書室から譲渡を打診されました。それほどは古くないけれど、まあちょっと前のものかなーという年刊の統計類2種。2000年代以降はデータがオンラインで無料公開されているものの、それ以前のものでした。

内容的には、あんまりうちらしい感じの分野ではなかったのですが、よく似た2種のうち、1種は現在もうちの図書室で継続受入しているものでしたので、欠号分をありがたく頂戴することに。もう1種の方は、似てはいるけれど、やっぱりあんまり関係ないかも…。どうでしょう。まあ統計類なら分野関係なく、結構収集している感がある図書室なのですが。

学内の他の図書室の所蔵状況を確認したところ、どうやらもう1つ、別の図書室、しかもかなり分野的にはふさわしそうなところでも所蔵があり、しかもその図書室とうち、最初に打診してきた図書室の3者のすべての所蔵が、1冊も年度がかぶっていないというまさに「泣き別れ」状態。え、これはさすがに全部、1箇所に集めた方が使いやすくないですか…!?年刊の統計なのですからね。

というわけで、譲渡を打診されたうちが、玉突き式に別の図書室に譲渡打診をすることに。集めるならあちらの図書室の方が分野が近いかなあ、というのと、あちらの方がより新しい年度まで所蔵があったため。ただし、不連続だったので、先生の希望による単年度購入の可能性が高そうでした。もしかしたら最近まで必要としていた先生がいらしたのではないかと。

結局、3者で相談し、あとは先生のご希望をお伺いして決めることに。さて、どうなりますか。でも、1箇所に集まればやっぱり使いやすいと思うのです。たとえ、今使いたい利用者がいらっしゃらなかったとしても、これからの未来に、これを必要とする人がいつ現れないとも知れないのですから、その人のためにきちんと整理・整備しておきたいものです。短期的な利用ではなく、長期的なりようを見据えて整備することが本屋さんにはできない、図書館特有の役割ですからね。まあ、ネット世界が完全にこの時代のものも網羅的にテキスト収集しだすとその役割も、変容するかもしれませんが、今のところはまだ、全然そこまで手が回っていないわけで。何かこういうときどうしても、中間部分は手薄になりますね。もっともっと古い時代なら近代デジタルライブラリーをはじめ、色々なプロジェクトがあるし、もっともっと新しい時代なら統計などは最初からオンライン無料公開などが行なわれていることも多々ありますが、昭和半ばなどはなかなかそこまでいきません。物理学でも生物学でも、超ミクロの世界は最先端で研究が進められ、マクロの世界もそれなりにプロジェクトが進行しているものですが、メソは意外に手薄だったイメージです。最近はそういうところに積極的に飛び込んで研究する、というのも流行りに思えましたけれども。


今日のところは、この譲渡関係の話と、いつも通りの未登録資料整理、それから新着図書目録あたりがメインでした。来週は、新着図書目録をさくさくと終えて、着々と未登録資料整理に邁進したい所存。

あ、そういえばようやく4月の和雑誌前払の支払書類が届きました。あまりの遅さに驚愕です。いや、間違えて捨てたかと思うくらいのタイムラグ。まあ、良かったです。年度内に届いて…。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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