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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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家内工業

361日目(通算1736日目)。いつも通り平和な一日。

本日は特に厄介ごとはなく、淡々と資料整理に勤しんだ一日でございました。か、書くことがない…!というくらい。


そういえばハロウィンも終わりまして、うちの図書室のデコレーションは秋ヴァージョンとなっております。入口のところには「森の仲間たち」ペパクラが鎮座ましましております。切り株の周りに集まる、サル、キツネ、フクロウ、リス、ウサギ。ストリングデコレーションは、秋の実り・紅葉・リス・フクロウさんあたり。所蔵検索用PCの画面の周りには紅葉や切り株、リス。受付カウンターの辺りはどんぐりやかき、ぶどう、りんごなど。カウンター周り以外は、図書室内でお昼休みにみんなでこつこつ作成しているペーパークラフトです。いやはや、もはや完全に日課というか、ライフワークというか。

そして、今はクリスマスに向けて、鋭意作成中です。目下、みなさまはクリスマスケーキのペーパークラフト作成中。菜の花は、それが完成したあとに取り掛かる予定のクリスマスツリーの下準備として、完成作品の強度を上げるために、原稿に裏からもう1枚、紙を貼り付ける「裏貼り」作業を進め中です。ただし、何でもかんでも「裏貼り」すればよいというものでもなく、裏貼りはしない方がよいパーツというのもありまして、それは完成形を想像しながら指定していくことになります。菜の花はペーパークラフト指揮官(?)として、裏貼り指定および、作成順の指示などを出します。複数人で作成すると、同時作業ができるものとできないもの、組み立て中に間違いがないようになるべく先に組み合わせた方がよいものなどが出てくるため、菜の花が図書室内でのペーパークラフト作成の統率をさせて頂いているわけです。…完全に家内工業の様相を呈しておりますね…。むむ。


…なんて休み時間の楽しみも得ながら、今日も平和に働かせて頂いております。はい。






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集密書架のレール掃除

360日目(通算1735日目)。今日も利用者さんに喜んで頂けた。

毎週水曜日の朝は、恒例のWeekly Cleaning。30分ほど、全員であちこちをお掃除します。前半は、菜の花は利用者用PCのメンテナンス、Sさんは事務室の掃除機かけ、Iさんは書架の埃取り。で、後半からはSさんとIさんが新たなる作業をスタートせんとしていたので、それを見守っておりました。

取り出された2本の箒と、掃除機。一体何が始まるんだ、どきどきしていたら、集密書架を全部片側に寄せています。うん?そしてSさんとIさんが集密書架の奥と手前でそれぞれスタンバイ。その手には箒。集密書架の両側でレールを掃き掃きし、1-2列ずつ書架を動かして掃き掃き、動かして掃き掃き、動かして掃き掃き…という、そりゃもう、何とも悠長な!と言いたくなる作業をして、最後は掃除機で吸い取るというお掃除でした。なあるほど。

終わったあとのレールを覗き込むと…おおお、レールが黒い!いつの間にか埃で白っぽくなっていたんだ!と気付く一瞬でした。心なしか、手動集密書架のハンドルの動きも軽い!(確かに掃き掃き中、何かねっとりしていた…)

いやあ、いいですね、いいですね。今週は2ブロック分しか進んでいませんが、来週からも続けて、少しずつ作業を進めて参りましょう。


朝のお掃除のあとの菜の花のおしごとは…書類書き。それから先日、ログインできなかった事務系の新システムへのログインと、新しいグループウェアで遊んでみること。にしても、結局菜の花しかログインできなかったのです。SさんもIさんも放置!?何で…と、問い合わせたところ、どうも微妙でした。所属などの問題のようで。結局、このまま全員は登録されないかもしれません。となると、このグループウェアはあまりにも無意味…。いや、課内とか全員のスケジュール管理や、会議参加者の日程調整と会議室の空き状況などの確認も一緒にできたり…という色々な機能が搭載されてはいるのですが、同じ部屋にいる人すら全員登録されないのでは、使っても仕方ないというか。何か色々謎です。折角機能があるのに、活かしきれないのは何だか勿体無いですね。ちゃんと全員が出勤したらとりあえずログインする、という風にするだけで、色々良いことがありそうな気がするのですが。お金をかけて導入しているであろうシステムですのに。


その後は、いつも通りの未登録資料整理。


夕方、利用者さんからの問い合わせに応対。今日はカウンター当番ではなかったのですが、たまたま。「ちょっと今から用事があるので、また来ます」と帰られたあとに、とりあえず書庫を駆け回って情報収集。今日は来れないかも、とのことでしたが、一応予習は覚えているうちに、と。1時間くらいしたらひょっこり戻られたので、早速書庫までご案内。ああ、良かった、鉄は熱いうちに打て、すぐにチェックしていなかったら、危ないところでした。さすがに完全アドリヴは冷や汗ものです。そうしてご案内していたら、「さすが歴史のある図書室。市内にこんな資料があったなんて!」と感激して頂けたので、今日の菜の花はとってもご機嫌で一日のおしごとを終えられました。いやあ、何か嬉しいですね。






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所属換処理とか

359日目(通算1734日目)。またうっかりした。

人間はミスをする生き物…とはいえ、よくミスします。まあ、あとから見つけられている分だけ、チェック体制はできていた、ということで良いといえば良いのですが。…中には気付くことなくそのままさようならしているものもあるかもしれませんが(苦笑)。

先週、中央から「所属換(しょぞくがえ)」、つまりはこちらに頂いた本について、目録修正などをしていたのですけれども、その途中で、もらい損じたものを発見。いや、中央がですね、そもそも所蔵を泣き分かれさせていたのに気付かなかったのです。気付かなかったのはもちろん、菜の花が悪いのですが。とある県の出している年刊の統計なのですが、こちらの手元に明治35年と明治37年のものがあって、中央には明治38年があったから、「どうしますか、こちらの資産未登録の2冊をそちらに送って登録して頂いていいですか?それともそちらの資産登録済みの1冊を『所属換』してこちらの籍に変更して、2冊の方もこちらで『受入』しますか?」と確認したところ、後者でお願いします、と中央から連絡があったのです。で、実際に中央から明治38年が送られてきたのですが、目録を確認したら、明治38年は図書書誌に所蔵がついていました。この本は雑誌書誌も存在していて、うちとしては雑誌書誌の方が都合がいいな、とそちらに変更しようとして、ふと「継続前誌」があるのに気付いてクリックしてみたら…、明治20年代も中央、持ってるじゃない!?と気付いてしまったというわけです。いや、本当に気付きませんでした。『所属換』するなら、最初から、こちらの明治20年代もろとも、頂いておかないといけなかったわけです。うっかりものでした。

しかし明治20年代ですか…。うちの図書室は設立が大正15年なので、それ以降の本がメインであり、明治時代の本は相当少ないのです。せいぜい明治30年代くらいのものくらいまでで、明治20年代はかなり珍しいです。これを頂くと、結構レアな年代だー、と思った次第。

今日、処理したのは10月打診分だったので、次回11月打診分で処理する予定。毎月「本をもらってくれます?それともこちらにくれます?」をちまちま打診しております、最近。ちまちまですみません。あんまり一気にやると分量多くてつらいでしょう?かと言って五月雨式はもっと鬱陶しいでしょうしね。はい。


今日は、とある資料が欲しい、というご相談で、カウンター当番だったSさんと話が合わなくて、困惑しました。Sさんが対応されていたのですが、お困りのようだったので途中で出て行ったら、話が通じず。菜の花は、利用者さんはそのコンテンツが欲しいと認識したので、復刻のマイクロ版が出ているのを知っていたので、マイクロ版の総索引を引けばいい、と提案したのですけれども…。まあ、結果として、マイクロ版でのリール番号は分かったけれど、それをうちの大学は所蔵していなかったのですが。でもリール番号さえ分かれば、原本よりはもっている大学は多いので何とかなるでしょう。原本だと状態によっては閲覧・コピー制限がかかりそうな気もしますし。同じ年代のうちの図書室の持っている原本の状態はあまり良くないですからね。多分Sさんは、マイクロがどういう状態で出ていて、どういう風に所蔵しているかご存じなかったのだろうなと想像。うちみたいに原本を大量に持っている方が珍しいのですけれどもね。。。まったく、変な図書室です。オリジナリティがあって面白いとは思いますが。でもここの図書室以外の図書館で勤めたことがないと、これが普通に思われてしまうのでしょうね…。いや、ここが特殊ですからね!?菜の花以外のスタッフは2名とも非常勤さんで、他館への異動がありませんので、どうもたまに、認識がずれていることがある気はします。環境によって「普通」には驚くほどの誤差が生じるものです。ま、菜の花だって、規模の小さい大学の図書館とか、公共図書館とか、他のところのことはまったく分かりませんが。きっと恐ろしく「常識」がずれているのだろうなあ、とたまに思います。自分の「普通」が万人の「普通」と思うな、というのは常に忘れてはいけません。






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11月

358日目(通算1733日目)。今年も残すところ、あと2ヶ月。

新しい月に入りました。カレンダーをめくると「ああ、また時間が過ぎてしまった」と実感しますね。が、あんまり深くは考えられない菜の花です…。風邪はますます悪化してしまいまして。さすがにおしごとの効率に関わってきていると思います。いや、今日はあんまりやったことが多くない上に、チェックして、中央にお持ちした資料の中に、別の部署へ送るつもりだったものが2冊紛れておりまして。大分、ぼけぼけです。1冊ずつチェックしたところまでは良かったのですけれどもね。チェックしたときに、置いたブックトラックの段が悪かったですね。先に、別の部署に送るつもりの本が置いてあった段に、そのまま続きで置いてしまったのが間違いでした。チェックしたのに、チェック後に紛れ込ますことになるとは。そういえば本日の星占いの仕事運、5段階評価の1(最悪)で、「不注意によるミスが大きなトラブルに」なんてことに…。何故かやたらと当たる気がするので恐ろしいです。まあ、その占いに「今日は自重して…」と言われているので、早急に寝てしまおうと思います…。ああ、咳が。。。






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ハロウィン片付け

357日目(通算1732日目)。そうしたらばたばたっと利用者さんが。

今日は午前中、びっくりするくらいの閑古鳥。お昼休みに「そろそろハロウィン、片付けますか」ということになり、最後のハロウィン飾りが殆ど見て頂けずに淋しい思いをしつつ、飾り付けを取り外していました。で、その午後。

ばたばたっと利用者さんが連続して来室。午前中はなんだったの?というくらいの繁盛…とまでは言い過ぎかもしれませんが、いつもの1日分の来室者を半日で達成してしまいました。しかも、他大学の学生さんのグループ対応や、うちの学生さんの卒論関係のレファ、お隣の学部の学生さんの資料配置の質問など、何だか急にカウンターが賑やかに。何か、働いている!という感じです。いや、普段から働いていますけれどもね?


そんなわけで、午前中は着々と進めていた未登録資料の整理ですが、午後はあまり進まず。でも問い合わせの返信は着々と戻ってきておりまして、ちょっとあわあわしておりました。自分で蒔いた種…というか出したメールなわけですが。明日も引き続き、その対応を。


それにしても、相変わらず風邪が危険な状況です。喉の痛みはひいたものの、折角下がった熱もまた戻って、頭痛がやってきました。よくない傾向です。うーん、週末までには何とかなっていて欲しいのですが。体調が悪くても、よほどでなければおしごとはできるのですが、家事や趣味のことはできないのですよね。不思議です。






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まさかの切り抜き

356日目(通算1731日目)。思わず探した。

本日は終日、未登録資料の整理を。

合冊製本されている雑誌の場合は、背表紙などに「何巻何号~何巻何号、何年」という情報が書かれているのですが、もちろん鵜呑みにはせずに、ちゃんと中身を1冊分ずつ確認しています。で、昭和戦前期のある雑誌をチェックしていたら。月刊誌でこの年は臨時増刊号が1つでて、13冊あったのですが、13号の表紙から、きれーいに四角くタイトルが切り抜かれていました。…は?

何故にタイトルだけを綺麗に切り抜いたのか。何これ、と思いながら、思わず製本をひっくり返してみたり閉じてみたり。で、「あ」と。発見。表紙の緑色の厚紙に四角く貼り付けられた印字のタイトル。サイズが一緒。字体も他の号と一緒。あー…、13号の表紙タイトルを切り抜いて、製本の表紙に貼ったわけですね…?えーっと…何で。どうして。図書館員としてありえなくない?

…と思ったら、この雑誌の各号の表紙にうたれた印からすると、元々うちの大学ではなく、今はなくなった県の商品陳列所のものだったらしいです。図書館、というわけでもなかったから、こんな扱いだったのでしょうか…。ものによっては、「内務部長」「課長」などの印が表紙にべたべた捺されていて、きっとこの雑誌が内部で回覧されていたのだろうなーと想像されました。まあ、そういう扱いだったからこその切抜きですかね…。それにしても1号の表紙ではなく、その年の最終号、合冊製本の最後の表紙から切り抜く辺りに、菜の花などは姑息さを感じるのですが…、他の人に言ったら「奥ゆかしさを感じる」と言われました。何か菜の花、人を悪意のある目で見すぎでしょうか…( ̄▽ ̄:)。






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ちょこっと避難訓練

355日目(通算1730日目)。相変わらずの体調。

というわけで、今日もご機嫌斜めの菜の花です。喉が痛くて、段々耳が聞こえにくくなってきた気がしますよ…。危険。でも、昨夜は早く就寝したので、これでも熱は下がりましたし、だるさはかなり抜けました。午後から「これは駄目だ…」と5分くらい、書庫でキックステップに座ってぼーっと本を見上げながら、どの本をどこに移動しようと考えていたときが、意外によい休憩になって、そのあと大分良かったのですけれども。あと、ことあるごとにトイレにうがいにいっていたのですが、うがい、いいですね。するたびに復活します。すっきり。何か悪いものが一気に減少する感じがします。

一応、おしごとの効率はぎりぎり落とさずに、何とか本日一日を乗り越えました。


今日のイベントと言えば、全学的に避難訓練が行なわれました。研究科長の気合いの入った格好!思わず写真を撮りたくなる勢いでした。一瞬、このままヘリコプタで上空に上がって、パラシュートで降りてくるのかと思ったくらいの服装でした。

地震がきた想定での避難訓練でしたが、うちの図書室では放送を聞いて机の下に潜ってみたり、この前の年度末に買ったヘルメットを実際にかぶってみたり、懐中電灯の点灯試験をしてみたり、非常持ち出しのものの場所を確認してみたり、実際に利用者さんを誘導する場合の手順を全員で確認しあったり、まあそれくらいでした。もう少し気合を入れて何かするべきだったのかは分かりません。建物内の人の多くは、一次避難場所である建物入口付近に集結していましたが、基本的には集結しているだけだったようなので、それよりはうちの図書室の方が集結はしていないけれどまだ有益だったのではないかと思ってみたり。

しかしここ1年で本当に、色々防災対策してきています。書庫は目線より上の段に落下防止バーを取り付けましたし、ガラス張りのところが多いのですが、ガラス飛散防止シートの貼り付けも先週完了しましたし、ヘルメットや懐中電灯などを買い揃えましたし、殆どの什器は壁に対して転倒防止の固定をして頂きました。思い浮かぶことはどんどんやっています。これからも油断せず、防災になりうることを思いついたり、耳寄り情報がないかを常に確認していきたいものです。やはり図書室は、人に来て頂いて、滞在して頂くところですから。そして10年20年ではなく、100年200年という単位で大事な「情報」を整理・保存している場所ですからね。もちろん、人命優先ですけれども、この財産も最大限守りたいものです。






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ブックポストと、閲覧担当者の無念

354日目(通算1729日目)。利用者さんは1人でも貴重。

朝、お隣の図書室から本が届きました。うちの図書室にはブックポストがないので、閉室中は返却が出来ないのですが、さすがにそれはとても不便。だからと言って自前でブックポストを買うほどの利用はない…、ということで、菜の花がこの図書室にきた去年の春に、お隣の図書室のブックポストに間借りさせて頂けるようにお願いしたのです。で、うちの図書室は閉室中のご返却はお隣の図書室のブックポストへどうぞ、と表示されているわけで。

…ちなみに実際どれくらい利用があるかと申しますと…年に数回?…少なっΣ( ̄ロ ̄lll)。なので、ブックポストを買う必要はやっぱりなかったなあ、と。ブックポストって結構、高いのです。

で、この返却本を受け取って、閲覧担当者さんが一言。

「無念…」

…え!?何!?どういうこと!?というか、日常会話で「無念」なんて呟く人、初めて見たんですけど!( ̄▽ ̄:)

いや、こうしてブックポスト返却されてしまうと、対面返却と違ってうちの図書室内に入室しませんから、来室者がマイナス1名になってしまうのが「無念」なのだそうです。へ、へえ…。統計上、僅か1名でも減るのが悲しいそうです。うちの閲覧担当者さん…凄い。細かい…。


…という本日も、夕方まで淡々といつも通りの未登録資料整理を。途中で別の図書室さんへ1冊譲渡しようと内線かけてみたり、現物をお持ちしたりもありましたが、粛々とやらせて頂きました。夕方からは新着図書目録。

ええ、淡々と。粛々と。というか、朝から喉が痛くて痛くて。身体も痛くて痛くて。多分、熱があるせい。書庫に本の確認に行って、ふっと一瞬、意識が遠のくレベルには体調が悪い一日で(そして背後の書架に頭をぶつけた)。自分でも凄いなあと思うのは、そのレベルでも、頭痛がなければ特に問題なく仕事が進むところですね。体調の悪さはしごとの効率にはあまり関わりがないようです。趣味のことは出来なくなってしまうのですけれどもね。不思議ですね。とりあえず、明日には快復していると良いのですが。






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ログインできない

353日目(通算1728日目)。忘れ去られた…。

来月から大学事務部のシステムが入れ替わるそうで、メールアドレスも変更になるらしいです。と言われましても、我々図書系職員は、大学事務部とは別の、図書系システム&メールアドレスを利用しているので、それほど影響はないのですが。それでも事務方からのメールは事務部メアドにきてしまうので、事務部メールの転送設定が必要です。

というわけで、設定しようとしたのですが、ログインできない。連絡されたマニュアルどおりにやっているのですけれども!どういうこと。確認すると、うちの図書室の人は3人全員、入ることが出来ません。これはもしかして、「11月から運用」ということで、今はまだ出来ないということ?ええ~、それならこの時点で連絡しないでよー、と思いつつ、念のためうちの担当の委員の人にメールで訊いてみました。「まだ運用されていないから、誰もログインできないのですか?」と。

そうしたら何と「もうできます」との返答。どういうこと?こちらで試した方法をそのままお送りして、判断を仰ぐことに。この話が複雑になっているひとつとして、ID/PWが交錯しているというのがあります。従来のシステム&メアドのID/PWも存在するものの、マニュアルによると今回はそれは使わないとか。で、新たに指定されているIDはまったく別のもので、パスワードだけは大学システムのものを使うとか。それってどういう風に結び付けられているんでしょう…。何だかあやしげ。それに加えて、大学システムのID/PWのセットも存在しているわけです。つごう、IDが3種類、パスワードは2種類混在しているわけです。どういうつながりになっているかよく分からないので、とにかく2種類のログイン画面で、3種類のIDと2種類のパスワードを片っ端から試してみていたので、その組み合わせは12通り。ああ、面倒な…。もちろん、打ち間違いなどもありえますから、念のため2回ずつ試したのです。というわけで24回。途中でどれをやったか分からなくなって、同じことを繰り返したりもしつつ。お蔭さまで、「やっぱり入れない」の結論に達するまで、1時間以上を費やしました。

…ついでに朝から妙なスパイウェアにも遭遇していました。何なの、一体…。厄日なのですか!?何だか午前中はそんなこんなでPCに振り回されていました。午後からは通常業務。


で結局、どうやら「ログインできない問題」については、そもそもうちの図書室の人が全員、「ユーザ検索したら登録されていないっぽい」と、ログインできた人からの情報が。えーっと、それは何かやるだけ無駄だったということでしょうかΣ( ̄ロ ̄lll)。月曜日に委員の人に確認します。






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検査きた

352日目(通算1727日目)。今年こそは何事もなく。

うちの大学では、全学にある図書室に対して、中央から年に1回、検査がやってきます。たまに監査室と、監査法人もくっついてきますが、今年は中央からの検査員さんだけでした。あんまりいっぱい来られるとぎゅうぎゅうなので、助かります。

午後からだったのですけれども、午前中から必要な書類を準備したりで、何となくそわそわ。それに木曜日はカウンター当番の日ですから、利用者さんくるかなくるかな、でやっぱりそわそわしていて、結局夕方まで落ち着いておしごとした感じがしませんでした…。いやはや。

それでも午前中のうちに昨日の続きで閲覧さんに「この本、もらってくれますか?」相談のファイルを作成し、10月分としてまとめて内線で話を通した上でメール添付するところまでは漕ぎ付けました。うん、頑張った。多分。

午後は上記の通り、検査。うちの図書室が適切に運営されているかどうかの確認なのです。「抽出調査」として、何冊かの指定された本の書類が全部不備なく揃っているか、それらの本の装備は適切かなどが確認され、保存すべき書類が指定どおりの順に綴じられているか、貸出規則などもきちんと作成されているか(この辺りは毎年変わるわけがないので、わざわざ検査するようなことでもない気もしますが…)、またそれらがきちんと運用されているか、蔵書点検の状況はどうか?などなどがチェックされます。何とかティータイムの頃には無事終了。特に問題なしー。良かった良かった。かかりちょうから、おやつの差し入れがあり、終わったぞぅのタイミングで、ブルーベリータルトを紅茶で戴きましたo(≧▽≦)o。ご褒美。美味しい食べ物をくれる人は良い人ですヽ(〃'▽'〃)ノ☆。明日からもまた頑張りましょう。






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利用者用PC、全台復旧

351日目(通算1726日目)。何とか全部、蘇ったー。

夏頃から、利用者さん用のPCが不調でした。水曜日朝の「Weekly Cleaning」がやってくるたびに、ちまちまとメンテしながら、復旧をはかっていたのですが、今日は午前中いっぱいかけて、一気にやっつけることに成功。根気よくアップデートやアンチウイルスソフトの再インストール、スキャンなどを続けただけで、最終的には何事もなかったかのように不気味な動きが消えてなくなり、結局のところ原因不明のままの復旧になりました。な、何だったの…?本当に、PCというのは謎が多いです…。とにかく、しばらくはそっと見守る所存。原因不明ですから、いつなんどき、また不審なことが起こるかわかりませんからね。気をつけなくては、なのです。


というわけで、本日は午前中は殆ど、利用者さん用PCと戯れていただけ…いや、片手間にちゃんと、未登録資料整理にも手をつけていました。これらのうち、学内の別の図書館での欠号分というのが存在してまして、ある程度分量がたまったら、それをどうするのかを閲覧のかかりちょうに相談申し上げているのですが、そろそろ良い感じにたまってきましたので、今月は相談・打診をすることにしました。ためこんでいたエクセルファイルデータから、現物を再確認しつつ、相談用ファイルを作成していきます。

作業途中で、目録のかかりちょうから内線があり、半年くらい前に「そちらの雑誌書誌についている所蔵、一括所蔵データと個別所蔵データに相違があるんですけど、どっちが正しいの?」と問い合わせた件が、ちょうど回答されました。結論から言えば、一括所蔵データが正しかったらしいです。ちなみに、一括所蔵データとは、「(2009-2013)1-5」というような形で表記され、「この雑誌全体の所蔵範囲は2009年から2013年分の1巻~5巻です」という感じです。これに対して個別所蔵データとは「1, 2009」「2-3, 2010-2011」「4-5, 2012-2013」というようなデータで表され、1冊ずつの内容を表します。この例だと3冊所蔵していて「1巻(2009年)」「2巻と3巻(2010-2011年)合冊」「4巻と5巻(2012-2013年)合冊」という感じです。なお、この例は、思いつきのいい加減なものです。

ま、とにかく、個別所蔵データは悲惨なことになっていたようです。何年か前に外注して入力して頂いたデータだそうなのですが、あまり正確ではないようです。最近の外注した他の目録データの話を聞いても、意外と質は低いようです。いや、低いというか、格差が大きいようです。ちゃんとしたものと、ひどいのが混在しているというか。色々な人が関わるせいでしょうか。やはり館内でやるのとは士気が違うのかもしれません。自館データの入力だと、その本への愛が違うとか…(え?)。とりあえず外注分は間違いチェックなどで結局かなり労力もかかるし、実際にミスも多いしで、マイナス面も結構あるらしく、何でもかんでも効率化だ、外注だ、というのも考え物だな、という意見も聞いたり聞かなかったり。それでも図書館内から人は容赦なく減っていきますし、データの遡及入力はしなきゃいけないしで、なかなか何ともままならないものですね。と愚痴っている場合ではなく。

とにかく間違いが修正されたので、それも考えに入れ込みつつ、閲覧さんに相談するファイルを作成。明日、もう少し足して、今週中には打診できたらいいなあと思っています。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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