菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
まさかの切り抜き
356日目(通算1731日目)。思わず探した。
本日は終日、未登録資料の整理を。
合冊製本されている雑誌の場合は、背表紙などに「何巻何号~何巻何号、何年」という情報が書かれているのですが、もちろん鵜呑みにはせずに、ちゃんと中身を1冊分ずつ確認しています。で、昭和戦前期のある雑誌をチェックしていたら。月刊誌でこの年は臨時増刊号が1つでて、13冊あったのですが、13号の表紙から、きれーいに四角くタイトルが切り抜かれていました。…は?
何故にタイトルだけを綺麗に切り抜いたのか。何これ、と思いながら、思わず製本をひっくり返してみたり閉じてみたり。で、「あ」と。発見。表紙の緑色の厚紙に四角く貼り付けられた印字のタイトル。サイズが一緒。字体も他の号と一緒。あー…、13号の表紙タイトルを切り抜いて、製本の表紙に貼ったわけですね…?えーっと…何で。どうして。図書館員としてありえなくない?
…と思ったら、この雑誌の各号の表紙にうたれた印からすると、元々うちの大学ではなく、今はなくなった県の商品陳列所のものだったらしいです。図書館、というわけでもなかったから、こんな扱いだったのでしょうか…。ものによっては、「内務部長」「課長」などの印が表紙にべたべた捺されていて、きっとこの雑誌が内部で回覧されていたのだろうなーと想像されました。まあ、そういう扱いだったからこその切抜きですかね…。それにしても1号の表紙ではなく、その年の最終号、合冊製本の最後の表紙から切り抜く辺りに、菜の花などは姑息さを感じるのですが…、他の人に言ったら「奥ゆかしさを感じる」と言われました。何か菜の花、人を悪意のある目で見すぎでしょうか…( ̄▽ ̄:)。
本日は終日、未登録資料の整理を。
合冊製本されている雑誌の場合は、背表紙などに「何巻何号~何巻何号、何年」という情報が書かれているのですが、もちろん鵜呑みにはせずに、ちゃんと中身を1冊分ずつ確認しています。で、昭和戦前期のある雑誌をチェックしていたら。月刊誌でこの年は臨時増刊号が1つでて、13冊あったのですが、13号の表紙から、きれーいに四角くタイトルが切り抜かれていました。…は?
何故にタイトルだけを綺麗に切り抜いたのか。何これ、と思いながら、思わず製本をひっくり返してみたり閉じてみたり。で、「あ」と。発見。表紙の緑色の厚紙に四角く貼り付けられた印字のタイトル。サイズが一緒。字体も他の号と一緒。あー…、13号の表紙タイトルを切り抜いて、製本の表紙に貼ったわけですね…?えーっと…何で。どうして。図書館員としてありえなくない?
…と思ったら、この雑誌の各号の表紙にうたれた印からすると、元々うちの大学ではなく、今はなくなった県の商品陳列所のものだったらしいです。図書館、というわけでもなかったから、こんな扱いだったのでしょうか…。ものによっては、「内務部長」「課長」などの印が表紙にべたべた捺されていて、きっとこの雑誌が内部で回覧されていたのだろうなーと想像されました。まあ、そういう扱いだったからこその切抜きですかね…。それにしても1号の表紙ではなく、その年の最終号、合冊製本の最後の表紙から切り抜く辺りに、菜の花などは姑息さを感じるのですが…、他の人に言ったら「奥ゆかしさを感じる」と言われました。何か菜の花、人を悪意のある目で見すぎでしょうか…( ̄▽ ̄:)。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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