菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
古いものは面白い
- 2011/09/16 (Fri)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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565日目(通算1262日目)。どんなに薄っぺらく見えても。
今日は、とても興味深い資料を見つけてひとり、喜んでいました。昭和の一ケタ台の「清涼飲料水」関係の小冊子です。雑誌でしょうか。1部10銭という定価が書かれていました。文字はもちろん、右から左に読みます。でも英語タイトルも書いてあって、それはちゃんと左から右でした。さすがにひっくり返さないのですね…。入っている広告も、とても素敵でしたし、内容も「へー」でした。昭和初頭には、ごく普通にこういう物質名も使われていたのだな、と。「ヴァナヂウム」なんか、もしかしたら今、一般的に書かれる「バナジウム」よりも原語の読みに近い表記なのでは…。清涼飲料水という言葉自体が、そんな時代から使われるほど古い言葉とは知りませんでしたし、食品加工で化学物質を強く意識するというのも、すでにこの時代では当然だったとは…菜の花が不勉強なだけではありますが、そうだったのか、と思った次第。でも考えてみれば、昭和の一ケタ台なんてつい最近ですよね。だってその時代から生きている人が、現存しているわけですから。ごく普通に、沢山いらっしゃいますね。というか、ついこの前、このブログでも書いたM先生は大正のお生まれなのですから、余裕でもっと年上です。
今日は午前中、講習会のお手伝いに出掛けていたのですが、その間にうちの図書室では巨大ムカデ事件が起きていたようです。
「図書室にいなくてよかったねえ」
としきりに言われた、超・虫嫌いが知れ渡っている菜の花です。足がいっぱいある生きものと、足が全然ない生きものはとても苦手です…。
今日は、とても興味深い資料を見つけてひとり、喜んでいました。昭和の一ケタ台の「清涼飲料水」関係の小冊子です。雑誌でしょうか。1部10銭という定価が書かれていました。文字はもちろん、右から左に読みます。でも英語タイトルも書いてあって、それはちゃんと左から右でした。さすがにひっくり返さないのですね…。入っている広告も、とても素敵でしたし、内容も「へー」でした。昭和初頭には、ごく普通にこういう物質名も使われていたのだな、と。「ヴァナヂウム」なんか、もしかしたら今、一般的に書かれる「バナジウム」よりも原語の読みに近い表記なのでは…。清涼飲料水という言葉自体が、そんな時代から使われるほど古い言葉とは知りませんでしたし、食品加工で化学物質を強く意識するというのも、すでにこの時代では当然だったとは…菜の花が不勉強なだけではありますが、そうだったのか、と思った次第。でも考えてみれば、昭和の一ケタ台なんてつい最近ですよね。だってその時代から生きている人が、現存しているわけですから。ごく普通に、沢山いらっしゃいますね。というか、ついこの前、このブログでも書いたM先生は大正のお生まれなのですから、余裕でもっと年上です。
今日は午前中、講習会のお手伝いに出掛けていたのですが、その間にうちの図書室では巨大ムカデ事件が起きていたようです。
「図書室にいなくてよかったねえ」
としきりに言われた、超・虫嫌いが知れ渡っている菜の花です。足がいっぱいある生きものと、足が全然ない生きものはとても苦手です…。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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