菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
飲食禁止なのです。
- 2008/05/26 (Mon)
- 1-3年目(参考調査編) |
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498日目。日も長くなりました。今週の目標は、明るいうちに帰宅すること。
月曜日の朝って、何かが館内に澱んでいるように感じます。というわけで、朝の開館準備で、目につく窓を片っ端から開けて回る菜の花。ああ、吹き込む空気の、何と爽やかなことでしょう!もう少し時季が遅くなると、朝だというのに開けた瞬間の熱気がたまらない…なんてことになりかねないのですが、この季節は本当に素敵です。ふわっと入ってくる風が、涼しくてさらさらとしていて…。うーん、読書日和のいい季節。
そんな開館準備中に、閲覧席にお菓子くずが落ちていたりします。飲食禁止なのに!こっそり持ち込みましたね?。図書館は飲食禁止、というところが多いですが、その理由のひとつは、食べこぼしが本や環境によくないから…ということなわけで…(まあ、館外貸出しちゃうと、家では何かしら飲食しながら本を読むということがよくあるので、同じじゃないの?という意見も頂きますが)とりあえず、少なくともこぼすのはやめましょう、こぼすのは。
ちなみにうちの図書館では、入館ゲートの手前に僅かながら、飲食可能なスペースがあるのですが、ここでは問題が起きまくりで、結構みなさん、頭を抱えていらっしゃいます。1つはゴミの問題。飲食OKの空間は、驚くほどゴミが増えます。特にコンビニで買ってきた飲食物の包装ゴミが多いですね。持ち込みのゴミが増えると、その処理の問題が生じます。人的なものと金銭的なものが両方。ゴミを捨てるのもタダじゃないのです。それからにおいの問題。これはかなり大きい。カップラーメンやカレーを食べる人が1人でもいると、においがこもります。結構、他の利用者からのこの手のクレームが多いですが、「カップラーメン禁止!」と書いてもあまり効果はないようです。他にも食べこぼしや食べ残し。水道に流す人多いので、詰まってしまったことも。清掃の人が毎日入って掃除していますけれどもあのエリア、夜は黒くて平べったい生き物の大運動会です…。あの実態を知ってしまうと、多分二度とあそこで飲食はしたくなくなること請け合いですが…、知らぬが仏…?(菜の花は、あのエリアには昼間でも絶対に近寄りません)。そんな姿を知っているサービス課の人々が、どうしても館内の飲食解禁は同意できないというのも納得ではあります。もしもあの状況が館内一体に…なんてこといなったら確かに大変。あの黒くて平べったくて空も飛べる生き物は、雑食なので本をかじってしまうこともありますしね。
でも利用者の立場としては、飲食出来たら便利ですよね。今起きている問題を解決しつつ、飲食可能にするならば…そうだなあ、人的資源とお金と、それに向いた施設があれば可能かもしれませんね。人的資源は掃除をするために、お金はゴミ等の処理と人的資源と施設の維持のために。しかし重要なのは施設。少なくとも今のうちの図書館を、飲食可能にすることは非現実的でしょう。維持できまい。
人が集まるところでも、飲食可能な空間というのは、当然世の中に存在します。学内なら、食堂とか。食堂はどうして飲食可能空間を保てるかというのを考えてみると、飲食可能な図書館を設計できるかもしれませんね。例えば床は水気が染み込んだりせず掃除しやすいもので(当然、静穏のためのカーペットとかはNG、溝のあるようなタイル風の床も駄目。完全タイルなら毎日磨けば、それはそれでOKですが…ちょっとトイレっぽい)、換気がしっかりなされてにおいがこもらず、机・イスは人間の手で容易に移動できるもので、すべてどかしての大掃除が可能(菜の花のバイトしていた学食ではときどき、半分ずつ机を寄せてすべてを露出した状態での床の大掃除が行なわれていた。そのためには机はなるべく長机、しかしある程度軽くてちゃんと人間の手で移動したり、裏返して他の机の上に載せられるくらいのものでなくてはならない)…、ざっと思いつくだけでもこのあたりは必要なのではなかろうかと…。ま、今のところそういう話はないですけどね!
というわけでそういう話はさておき。そういえば同じく開館準備中、閲覧席で。先端を1つに結わえた数本の髪の毛を拾いました。…何の呪いでしょう?図書館に来る人にも色々いらっしゃいますね。
本日のメインの仕事はいつも通りWWW関係。広報です。講習会の。幾つかの説明を書いて、申込みフォームを作って、CGIを書き直して、ニュース出して、英語も書いて…まあ、本当にいつも通り。これで殆ど一日終わりかも?
カウンター当番中に、TAの院生さんに、1年生の学生さんのリテラシー教育指導について相談され、1時間以上レクチャーしてしまいました。思わず…。またこれが、聞き上手な利用者さんでして、思わずしゃべっちゃうんですよ!…って、菜の花だからか?菜の花だからかー!!!(ん…どこかで聞いたようなリズム…?)。話の止まらない図書館員でゴメンナサイ。
そういえば、MS社のLive Search Academicが終わっちゃうらしいじゃないですかー。情報遅くてすみませーん。とりあえず、微妙に残念です。菜の花、そんなに嫌いじゃなかったです。リンクリゾルバの使えるデータベースが減ってしまいますね。
ところで。最近、仕事をどんどん忘れるのでメモを山ほどとります。いや、最初からめちゃくちゃメモする人でしたけど、それがもう病的なまでにメモだらけに(実際はPCの中に書くので、机の周りが付箋だらけになることはない)。でも山ほどメモをとると、今度はそのメモから仕事を拾うのが大変で、1時間ごとに、優先順位の確認をしながらメモを見直す羽目になってしまいます。そんなわけでメモに埋もれまくりの菜の花です。メモ魔のメモ地獄。でもそのメモのお陰で、夜になってからブログに書くネタを思い出せます…。もしもメモがなかったら「今日って何があったっけー?わっすれちゃったー☆」で終わると思われ…(^ ^;)。いいことなのか、悪いことなのか。何とも。
月曜日の朝って、何かが館内に澱んでいるように感じます。というわけで、朝の開館準備で、目につく窓を片っ端から開けて回る菜の花。ああ、吹き込む空気の、何と爽やかなことでしょう!もう少し時季が遅くなると、朝だというのに開けた瞬間の熱気がたまらない…なんてことになりかねないのですが、この季節は本当に素敵です。ふわっと入ってくる風が、涼しくてさらさらとしていて…。うーん、読書日和のいい季節。
そんな開館準備中に、閲覧席にお菓子くずが落ちていたりします。飲食禁止なのに!こっそり持ち込みましたね?。図書館は飲食禁止、というところが多いですが、その理由のひとつは、食べこぼしが本や環境によくないから…ということなわけで…(まあ、館外貸出しちゃうと、家では何かしら飲食しながら本を読むということがよくあるので、同じじゃないの?という意見も頂きますが)とりあえず、少なくともこぼすのはやめましょう、こぼすのは。
ちなみにうちの図書館では、入館ゲートの手前に僅かながら、飲食可能なスペースがあるのですが、ここでは問題が起きまくりで、結構みなさん、頭を抱えていらっしゃいます。1つはゴミの問題。飲食OKの空間は、驚くほどゴミが増えます。特にコンビニで買ってきた飲食物の包装ゴミが多いですね。持ち込みのゴミが増えると、その処理の問題が生じます。人的なものと金銭的なものが両方。ゴミを捨てるのもタダじゃないのです。それからにおいの問題。これはかなり大きい。カップラーメンやカレーを食べる人が1人でもいると、においがこもります。結構、他の利用者からのこの手のクレームが多いですが、「カップラーメン禁止!」と書いてもあまり効果はないようです。他にも食べこぼしや食べ残し。水道に流す人多いので、詰まってしまったことも。清掃の人が毎日入って掃除していますけれどもあのエリア、夜は黒くて平べったい生き物の大運動会です…。あの実態を知ってしまうと、多分二度とあそこで飲食はしたくなくなること請け合いですが…、知らぬが仏…?(菜の花は、あのエリアには昼間でも絶対に近寄りません)。そんな姿を知っているサービス課の人々が、どうしても館内の飲食解禁は同意できないというのも納得ではあります。もしもあの状況が館内一体に…なんてこといなったら確かに大変。あの黒くて平べったくて空も飛べる生き物は、雑食なので本をかじってしまうこともありますしね。
でも利用者の立場としては、飲食出来たら便利ですよね。今起きている問題を解決しつつ、飲食可能にするならば…そうだなあ、人的資源とお金と、それに向いた施設があれば可能かもしれませんね。人的資源は掃除をするために、お金はゴミ等の処理と人的資源と施設の維持のために。しかし重要なのは施設。少なくとも今のうちの図書館を、飲食可能にすることは非現実的でしょう。維持できまい。
人が集まるところでも、飲食可能な空間というのは、当然世の中に存在します。学内なら、食堂とか。食堂はどうして飲食可能空間を保てるかというのを考えてみると、飲食可能な図書館を設計できるかもしれませんね。例えば床は水気が染み込んだりせず掃除しやすいもので(当然、静穏のためのカーペットとかはNG、溝のあるようなタイル風の床も駄目。完全タイルなら毎日磨けば、それはそれでOKですが…ちょっとトイレっぽい)、換気がしっかりなされてにおいがこもらず、机・イスは人間の手で容易に移動できるもので、すべてどかしての大掃除が可能(菜の花のバイトしていた学食ではときどき、半分ずつ机を寄せてすべてを露出した状態での床の大掃除が行なわれていた。そのためには机はなるべく長机、しかしある程度軽くてちゃんと人間の手で移動したり、裏返して他の机の上に載せられるくらいのものでなくてはならない)…、ざっと思いつくだけでもこのあたりは必要なのではなかろうかと…。ま、今のところそういう話はないですけどね!
というわけでそういう話はさておき。そういえば同じく開館準備中、閲覧席で。先端を1つに結わえた数本の髪の毛を拾いました。…何の呪いでしょう?図書館に来る人にも色々いらっしゃいますね。
本日のメインの仕事はいつも通りWWW関係。広報です。講習会の。幾つかの説明を書いて、申込みフォームを作って、CGIを書き直して、ニュース出して、英語も書いて…まあ、本当にいつも通り。これで殆ど一日終わりかも?
カウンター当番中に、TAの院生さんに、1年生の学生さんのリテラシー教育指導について相談され、1時間以上レクチャーしてしまいました。思わず…。またこれが、聞き上手な利用者さんでして、思わずしゃべっちゃうんですよ!…って、菜の花だからか?菜の花だからかー!!!(ん…どこかで聞いたようなリズム…?)。話の止まらない図書館員でゴメンナサイ。
そういえば、MS社のLive Search Academicが終わっちゃうらしいじゃないですかー。情報遅くてすみませーん。とりあえず、微妙に残念です。菜の花、そんなに嫌いじゃなかったです。リンクリゾルバの使えるデータベースが減ってしまいますね。
ところで。最近、仕事をどんどん忘れるのでメモを山ほどとります。いや、最初からめちゃくちゃメモする人でしたけど、それがもう病的なまでにメモだらけに(実際はPCの中に書くので、机の周りが付箋だらけになることはない)。でも山ほどメモをとると、今度はそのメモから仕事を拾うのが大変で、1時間ごとに、優先順位の確認をしながらメモを見直す羽目になってしまいます。そんなわけでメモに埋もれまくりの菜の花です。メモ魔のメモ地獄。でもそのメモのお陰で、夜になってからブログに書くネタを思い出せます…。もしもメモがなかったら「今日って何があったっけー?わっすれちゃったー☆」で終わると思われ…(^ ^;)。いいことなのか、悪いことなのか。何とも。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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