菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
研修1日目。図書館のよさを改めて実感
- 2008/06/05 (Thu)
- 1-3年目(参考調査編) |
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506日目。やはり図書館が一番、ほっとする。
本日は朝から研修。朝とりあえず図書館に行き、PC持参で研修会場へ。スーツが多かったです。菜の花はいつも通り。むしろ明日はもう少しくだけててもいいかな、くらい。外見に気を配っているように見えないよう、普段から気をつけています。変な人だ、と思われるのが理想です。「変人である」って、研究者としては最高の賛辞でしょう?…研究者じゃないですが。
研修会場で、LANは繋がりませんでした。とてもショック。研修担当者に訊いたところ、無理とのことでした。何故?と訊かれたので、休憩時間にメールチェックだけでもしておきたい、と答えたら、研修は業務であって、通常業務をしてはいけないと言われました。休憩時間まで拘束するつもりなの?と思うも、何だか凄い剣幕で怒られたので、黙って引き下がりました。何だか、余裕のない人。でも菜の花自身も余裕のない人なので、仕方ありません。お互いに余裕がないときは、近寄らないに限ります。
結局この件については夜に図書館に戻って来て、システム課で愚痴ったら「それはよほど暇な部署の人なんだね」と言われました。菜の花に対してキレてくれたあの担当者さんには、「図書館においてはそういう評価をされてしまうのですよ」と教えて差し上げたい。で、研修や出張中の必須アイテムとして、b-mobileを渡されました。これで休憩時間もばっちり図書館の仕事が出来るぞ!…という。ありがたいよーな、ありがたくないよーな。が、結局、何故か菜の花のPCでどうしても認識が出来なくて、悪戦苦闘した上で泣く泣く諦めました。しくしくしく。
仕方ないので、明日も本日と同じ作戦で行く予定です。すなわち、一番会場から近い図書室にお邪魔して、PCをお借りする。やはりお昼に一度、メールチェックしているのとしていないのでは大分差が出ます。夕方戻ってから全部処理って無理ですもの。
で、肝心の研修内容の方なのですが。基本的に、完全に事務系の話。実践できそうなヒントが少ないです。あまりにも周りの事務の人たちと状況が違いすぎ、参考になりません。それでも少しはすくい上げられるところもあるはず。何とか僅かでも吸収しようと、主に講師のプレゼンを見ていました。菜の花でも知っている程度の基本とされること、例えば視線移動とか、キーパーソンを作るとか、ジェスチャー等の基本(威圧的な動きを避けるための動作と速度の関係)、そのあたりは当たり前のようにおさえていらっしゃっていて、さすが。当然ですよね。それ以外にも多分、もっと工夫があるのだと思い、じっと観察…。いや、本当にプレゼンというのは難しいです。人の心を掴むようなプレゼンは。
あとは、一応同期採用者ばかりが受講者なので、横のつながりということで他部署の様子を情報交換するのがプラスでしょうか。でもあんまり出来ません…。というのも、聞けば聞くほど憂鬱になるので。事務系って、そんなに楽なんですね…、と思わず考えてしまうのです。図書系とのギャップに驚きすぎ。でも待遇は同じわけで。やっぱり、図書職員は割には合わない。でも、多分やりがいは一番あると思いますけどね。菜の花が図書系職員だからそう思うのでしょうけれど、自分の仕事ですもの、誇りを持つべきでしょう!…というわけで言い切ります。図書系職員は、素敵な職業だ!…待遇を除けば。
研修に出てみて得られた感想としては、そうですね、「この大学でこれ以上、勤めていくのは難しいなあ」かな…。図書館で働くのはいいのですけれど、この大学で働くのは嫌だ、というか。もっと毒を吐けば、本日の研修担当者さんと、同じ職員と思われるのは不本意だ、というか。今までも何度も言っているように、やっぱりうちの大学は組織として駄目ですね。自分が何とかしようという気は、さらさらないですが。菜の花は、やる気のある大学図書館職員だけど、同時に、まったくやる気のない大学職員ですからー。
そういえば、エゴグラムが研修中にありました。あれは時期によって形が変わり、色々と指標に使えるのですけれども、就職してからすっかり形が変わっていることに気付きました。悪い変化です。危険な形なので気をつけるように、とのこと。これは白髪も増えるわー。去年くらいからの菜の花の悩みは、白髪なんですよぅ。仕事と比例して増えた!しくしくしく。
この研修で、仕事の効率化をするためには無駄な時間を省こう、無駄な時間を省くためにはどうしよう?というのをロジックツリーで考えさせる課題がありました。グループ討論等の結果、コミュニケーションの不足が伝達不足を招き、無駄な時間を作る、ということになり、では具体的に何をするか?で、各自今日から出来ることを考えたのですが…。勿論、菜の花の発表は簡単。一言。「課長とお話しする。」です。当然。って、今できていないのか!というくらい?いやあ、無理。無理よ!他の課の課長とは和やかにお話したり、おねだりできますが(課長曰く「なついている」だそうです。菜の花、なついているのかー)。うちの課長はちょっと話しにくすぎ。
で、戻ってきてから。夜に何と、課長が向こうからコミュニケートにやっていらっしゃいました!うわ!きた!(こらこら)。とりあえず、目標は早速ひとつ、達成されました。ぱちぱちぱち。まあ、菜の花の発信はすべて、愚痴でしたが。(えー)
そんな感じで、研修は何だか疲れるばかりで、ぐったりして会場を出てとぼとぼと歩いていたのですが。ふと思いついて、ついでなので帰りに他図書室に寄ってきました。引越ししたばかりのところ。顔を出したら「まあまあ、いらっしゃい!」と手放しで歓迎され(Iさんには、本当に両手を広げて歓迎された、びっくり)、新しい部屋を見せて頂いたりして和んできました。図書館の人はどうしてこんなに、やわらかい人ばかりなのでしょう。まさにhomeって感じです。自分のところに戻ってからも、本当に雰囲気がいいのですよね。忙しくてみなさま立ち働いていらっしゃいますが、それでも。
しかし明日もまた研修か…。この研修に出て一番の成果は、図書館がいかに自分に合った場所なのか、が実感できることかもしれません。そういう戦略なのか…!?
本日は朝から研修。朝とりあえず図書館に行き、PC持参で研修会場へ。スーツが多かったです。菜の花はいつも通り。むしろ明日はもう少しくだけててもいいかな、くらい。外見に気を配っているように見えないよう、普段から気をつけています。変な人だ、と思われるのが理想です。「変人である」って、研究者としては最高の賛辞でしょう?…研究者じゃないですが。
研修会場で、LANは繋がりませんでした。とてもショック。研修担当者に訊いたところ、無理とのことでした。何故?と訊かれたので、休憩時間にメールチェックだけでもしておきたい、と答えたら、研修は業務であって、通常業務をしてはいけないと言われました。休憩時間まで拘束するつもりなの?と思うも、何だか凄い剣幕で怒られたので、黙って引き下がりました。何だか、余裕のない人。でも菜の花自身も余裕のない人なので、仕方ありません。お互いに余裕がないときは、近寄らないに限ります。
結局この件については夜に図書館に戻って来て、システム課で愚痴ったら「それはよほど暇な部署の人なんだね」と言われました。菜の花に対してキレてくれたあの担当者さんには、「図書館においてはそういう評価をされてしまうのですよ」と教えて差し上げたい。で、研修や出張中の必須アイテムとして、b-mobileを渡されました。これで休憩時間もばっちり図書館の仕事が出来るぞ!…という。ありがたいよーな、ありがたくないよーな。が、結局、何故か菜の花のPCでどうしても認識が出来なくて、悪戦苦闘した上で泣く泣く諦めました。しくしくしく。
仕方ないので、明日も本日と同じ作戦で行く予定です。すなわち、一番会場から近い図書室にお邪魔して、PCをお借りする。やはりお昼に一度、メールチェックしているのとしていないのでは大分差が出ます。夕方戻ってから全部処理って無理ですもの。
で、肝心の研修内容の方なのですが。基本的に、完全に事務系の話。実践できそうなヒントが少ないです。あまりにも周りの事務の人たちと状況が違いすぎ、参考になりません。それでも少しはすくい上げられるところもあるはず。何とか僅かでも吸収しようと、主に講師のプレゼンを見ていました。菜の花でも知っている程度の基本とされること、例えば視線移動とか、キーパーソンを作るとか、ジェスチャー等の基本(威圧的な動きを避けるための動作と速度の関係)、そのあたりは当たり前のようにおさえていらっしゃっていて、さすが。当然ですよね。それ以外にも多分、もっと工夫があるのだと思い、じっと観察…。いや、本当にプレゼンというのは難しいです。人の心を掴むようなプレゼンは。
あとは、一応同期採用者ばかりが受講者なので、横のつながりということで他部署の様子を情報交換するのがプラスでしょうか。でもあんまり出来ません…。というのも、聞けば聞くほど憂鬱になるので。事務系って、そんなに楽なんですね…、と思わず考えてしまうのです。図書系とのギャップに驚きすぎ。でも待遇は同じわけで。やっぱり、図書職員は割には合わない。でも、多分やりがいは一番あると思いますけどね。菜の花が図書系職員だからそう思うのでしょうけれど、自分の仕事ですもの、誇りを持つべきでしょう!…というわけで言い切ります。図書系職員は、素敵な職業だ!…待遇を除けば。
研修に出てみて得られた感想としては、そうですね、「この大学でこれ以上、勤めていくのは難しいなあ」かな…。図書館で働くのはいいのですけれど、この大学で働くのは嫌だ、というか。もっと毒を吐けば、本日の研修担当者さんと、同じ職員と思われるのは不本意だ、というか。今までも何度も言っているように、やっぱりうちの大学は組織として駄目ですね。自分が何とかしようという気は、さらさらないですが。菜の花は、やる気のある大学図書館職員だけど、同時に、まったくやる気のない大学職員ですからー。
そういえば、エゴグラムが研修中にありました。あれは時期によって形が変わり、色々と指標に使えるのですけれども、就職してからすっかり形が変わっていることに気付きました。悪い変化です。危険な形なので気をつけるように、とのこと。これは白髪も増えるわー。去年くらいからの菜の花の悩みは、白髪なんですよぅ。仕事と比例して増えた!しくしくしく。
この研修で、仕事の効率化をするためには無駄な時間を省こう、無駄な時間を省くためにはどうしよう?というのをロジックツリーで考えさせる課題がありました。グループ討論等の結果、コミュニケーションの不足が伝達不足を招き、無駄な時間を作る、ということになり、では具体的に何をするか?で、各自今日から出来ることを考えたのですが…。勿論、菜の花の発表は簡単。一言。「課長とお話しする。」です。当然。って、今できていないのか!というくらい?いやあ、無理。無理よ!他の課の課長とは和やかにお話したり、おねだりできますが(課長曰く「なついている」だそうです。菜の花、なついているのかー)。うちの課長はちょっと話しにくすぎ。
で、戻ってきてから。夜に何と、課長が向こうからコミュニケートにやっていらっしゃいました!うわ!きた!(こらこら)。とりあえず、目標は早速ひとつ、達成されました。ぱちぱちぱち。まあ、菜の花の発信はすべて、愚痴でしたが。(えー)
そんな感じで、研修は何だか疲れるばかりで、ぐったりして会場を出てとぼとぼと歩いていたのですが。ふと思いついて、ついでなので帰りに他図書室に寄ってきました。引越ししたばかりのところ。顔を出したら「まあまあ、いらっしゃい!」と手放しで歓迎され(Iさんには、本当に両手を広げて歓迎された、びっくり)、新しい部屋を見せて頂いたりして和んできました。図書館の人はどうしてこんなに、やわらかい人ばかりなのでしょう。まさにhomeって感じです。自分のところに戻ってからも、本当に雰囲気がいいのですよね。忙しくてみなさま立ち働いていらっしゃいますが、それでも。
しかし明日もまた研修か…。この研修に出て一番の成果は、図書館がいかに自分に合った場所なのか、が実感できることかもしれません。そういう戦略なのか…!?
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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