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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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今日も出たり入ったり

427日目(通算1802日目)。寝不足…。

事務仕事で、席を外すことの多い一日でした。事務室にいる間は、昨日に引き続き、寄贈図書の整理を。ちまちまと書誌作成をし、請求記号を割り当てていました。

それにしても細切れ時間になると、なかなかおしごとが捗らなくて困りますね。もう少し、短期集中!が得意になれると良いのですが。





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空調、直りました!

426日目(通算1801日目)。よかったー。

昨日、突如として試運転を始めた空調ですが、やっぱり直っていました。何の連絡もないというのは解せませんが…、とにかく直ったので、今日から再稼動です!良かった良かった。やっぱり安心感が違いますね。

…と言いつつ、今日はやたらと暖かい一日でした。


午前中は事務仕事でばたばたしていて、午後からはまた、寄贈図書の整理の続きをしていました。今日は、書誌作成がメイン。うちのY先生からの寄贈図書なのですが、いやー…先生!何てマニアックな本をお持ちなのですか~(>_<)!いえ、ありがたいです、とても。でも、書誌がないです!ついでに書誌事項が確定しづらいものが多いです!いわゆる「灰色文献」というものが中心ということ。しばらく、頑張るとしましょう。






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突然の試運転

425日目(通算1800日目)。もしかして直った?

本日は午前休みを頂いたので、午後から出勤しました。とりあえず、他部署からのかりだしで、作業に。戻ってきてからは、寄贈図書の整理の続きを。


途中で、何だかとてつもなく暑くなって来ました。あ、あれ?何だか、のぼせそう…?


と思ったら何と、壊れたままの空調から温風が吹き出しています。あ、あれ?しかし、電源は入っていません。おかしいな、とよくみると「試運転」という表示が小さく出ていました。止められません。ひたすら、暑い…。のぼせそうな被害者が1名出たので、窓を開けました。ああ、加湿して何とか揚げている湿度がー!でも、命にはかえられません(大袈裟)。


結局、試運転はそのうち終わりましたが、これはもしかして直ったのでしょうか。何も通知はなかったのですけれども。なかなか、謎です。






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昭和戦前期のシラバス

424日目(通算1799日目)。今と変わらないねえ。

朝から、外国雑誌の契約・支払金額が分からず、右往左往していた菜の花です。今年度から支払い方が変わったのですが、きっちり把握できていなかったのが敗因でした。…嘘です。最初からホントはよく分かってません…(- -;)。すみませんすみません。でもお蔭さまで、今日はよーく分かりました。むしろ以前よりシンプルになったと思いますよ~。はい。外国雑誌は契約が1月-12月が普通なので、日本の会計制度だと、年度をまたいでしまうことになります。だから色々と面倒なのですよね。それにしてもかかりちょう…まさかのどんぶり勘定!?Σ( ̄ロ ̄lll)…いや、実害はないですけれども…。


先生からの寄贈資料を片付けつつ、昨日発掘された古い内部資料を整理していました。なかなか凄いですよ。

昭和23年頃の、大学運営関係の会議の議事録や、その会議への召集状。関連する資料などを、当時のうちの教授だったS先生がご自分でまとめてファイリングした(というか、穴を開けて紐で括った)ものなんて、完全なる本学の内部資料ですよね。

それから、昭和戦前期の卒業見込生徒名簿。昭和6年分はまだ普通に、名前、名前のアルファベット表記、生年月日、本籍地、選択外国語などだけの掲載だったのに、何故か昭和12年くらいになってくるとそれぞれの名前、生年月日、本籍地、戸主との続柄(長男、とか甥、とか、三男(養子)とか!)、選択外国語、専門研究分野、所属部(野球とか、籠球とかの部活)、そして何と趣味!…卒業見込の人の趣味って!!それ、必要な情報ですか!?そうなんですかっ!?ちなみにこの趣味、「読書」「スポーツ」などの今となんら変わらない普通のものから、「詩吟」(渋い!けど、結構何人もいた)、「園芸」(まさか盆栽じゃないでしょうね?)、「散歩」(それは趣味なの?でもこれもかなり沢山いた)などなど、色々面白いものでした。何をやっていたんでしょう、うちの学校…(- -;)。

更には、昭和戦前期の各部活の紹介がまた熱かったです!どこの大本営発表だよ!くらいの好戦的な文章は、何と言うか…もはや「スポーツマンシップ」ということばはどういうものだっけ?くらいの感じで。

そんな部活の、更に更に熱い遠征の応援団記録も凄かったです。作ったのは文芸部。文才…ちょっと足りなくない!?勢いだけで書いているよね!?的な。

それから標題の通り、シラバス。当時はシラバスと言う名前ではもちろん、ありませんが。でも中身は今と全然変わりません。がっつりと、授業の流れというか、講義ごとのタイトルを並べている人もいれば、もっともっと細かく、一大目次状態になっている人もいるし、面倒になったのか凄くアバウトにしか書いていない先生もいる…という。今と何ら変わりません。

どれもこれも、見ていて「昭和戦前期って、何だ、結構今と変わらないし、何か妙に身近~」という感じです。人間というのはいつの時代でも、似たようなものなのかもしれません。



なお、これらの結構貴重っぽい(手に入らないという意味で、間違いなくレア)資料たちは、うちの大学の関連する文書を保管する施設に引き取って頂くよう交渉して、受け取りに来て頂きました。菜の花がここの図書室にきてから、もう何度目でしょう。そちらの先生、いつもいつもお呼び立てして申し訳ないです。と言いつつ、さくさく内線かけまくります。

「いやー…いつも一体どこからこんな資料が出てくるんですか?」

と訊かれました。ええーっと、その辺に転がってます…。整理が行き届いてなくて、何かすみません(^ ^;)。






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旧蔵書コレクション、元持ち主のお孫さんがやってきた

423日目(通算1798日目)。歴史を感じた。

うちの図書室にある、現在鋭意整理中の某コレクションは、ある研究者の個人蔵書です。このコレクションは受入経緯などが不明で、年度の初めから調査をしてきました。その過程で、この元の持ち主の親族の方と連絡が取れて、やり取りがあったのですが今日、ついに満を持してこの方がうちの図書室へ来室されました。直系の孫に当たるこの方も、某有名私立大で教授をされている研究者の方です。ご年齢は、菜の花の父と同世代くらい。それを考えると、このコレクションの元の持ち主は、菜の花から見ると、曽祖父くらいの感じですかね。

色々と興味深い話が展開されました。が、思ったより時間が…かかりました。今日はこのコレクション関連以外は、3月で他大学に移られるためにお部屋を絶賛片づけ中のY先生の、寄贈図書の整理くらいで終わりました…。いや、くらいなんて言えないですね。先生の寄贈資料…多いですわ~。お隣の図書室にも山と積まれていましたが、一体先生のお部屋にはどれだけの本が収納されていたのでしょうか。今までよく、床が抜けなかったものです。


とりあえず、さくさくと資料を整理していかないと、あっという間に今年度もあと1ヵ月、になってしまいそうです。頑張りましょう。






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新規継続とか、書誌調整とか

422日目(通算1797日目)。思ったよりおしごとがスタックした…(- -;)。

月1回の委員会に出席しました。図書室から提案していた新規継続図書が承認されました。どこの業者さんから購入するか?は、いつも見積もりをとって決めていますが、今回は単価が安いものだったので、見積もりしてもほぼ差は出ないだろう、ということで、室内のみなさまのご意見によることとしました。判断基準は、「確実納入」「遅延させない」「これまでに納品トラブルが少ない」など。この図書室のスタッフの中の業者さんのランク付けって、こうなっていたのか、と思わず苦笑してしまった菜の花でした。実害を被らせていたりすると、こういうときひとりひとりへの心象が悪いので、業者さんもお気をつけ下さい。10回の生真面目さより、1回のトラブルの方が印象に残ってしまう、というのも怖いところです。


話は全然変わって、今日は書誌調整で、作成館さまからの返信で、

「表紙と奥付が欠損しているため、確認が取れない」

ということで、調整が次館回しになったものが1件ありました。あー、そういえばつい先週も別の大学さま相手に同じようなことがありました。結構、ちょくちょくあるものですね。重なるときは重なる、と申しますか。一時期は、「作成館所蔵資料の最終ページの落丁」が流行ってましたからね、菜の花の周りで。うちの作成書誌(つまりはうちの所蔵資料)でもありましたし、うちから書誌調整をかけた他大学さまの資料でもありました。またこれが、意外に気付かないと所蔵をどんどんつけてしまう大学さまがあるから厄介です。2種類存在するのか、それともページ数を見落として所蔵登録してしまっているのか…?全所蔵館に確かめない限り、分かりませんからね。






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1950年代の教授会資料

421日目(通算1796日目)。空調のない職場5日目。

寄贈経緯が分からない某資料群。色々調査していたのですが、ついについに!存在が確認されていたことが分かる資料が発見されました!発見者は、准教授のK先生。丹念に、古い教授会の資料に当たっていらっしゃったのですが、1950年代の議事録の中から、発見されたようです。凄い!分量がそもそも凄い…。

いや、菜の花も確かに教授会資料は少しチェックしたのですが、当たりをつけた年だけしか見なかったのと、うちの図書室に関係ある部分だけをコピーしたらしい書類の綴りしか見ていなかったのです。どうやら、そこからは外れていた模様。いや、流石に歴史系の先生はこういうことにかけての執念…いやいや、丁寧さが違いますね。

それもありますが、とりあえずうちの学部、この時代の教授会の議事録がきっちり残ってるってのも凄いです…。しかも、この議事録が出た3年後には、キャンパスの移転があったのに、よくぞこの教授会資料も、寄贈経緯が分からずに放置されていた資料群もどちらもちゃんと移転先に持ってきたのものだ、と。それに驚き。そこまでしたなら、その時点でちゃんと資料の整理をして欲しかったですね…。まさか寄贈から50年以上経ってから、こうやって作業されるなんて思いも寄らなかっただろうな、と。

ただ、寄贈の手引き(?)をしたであろう先生が、この期間中に海外へ長期渡航中だったらしいことが同時に教授会資料から判明したため、受入経緯については以前、あやしげです。そしてその先生、すでに10年位前に永眠されているので、もはや経緯を本人に聞くわけにもいかず。時の流れとは無常なものです。


あ、そういえば昨日書いた、休職中のうちの経理担当者、何と復帰されてました!びっくりです。まさに噂をすれば影状態でした。何だか凄く普通でした。良かったです。





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風邪!?インフルエンザ!?

420日目(通算1795日目)。空調のない職場4日目。

空調は相変わらず壊れたまま。週明けです。きっと寒いだろうなあ、と思ったので、日曜日の夜に事務室に侵入し、加湿器をセットして深夜から朝にかけて稼動するようにしておきました。お蔭さまで朝一番の湿度が、何もしないよりはマシな感じでスタートできました。

菜の花としては無事だったのですが、パートさんのうちのおひとりが、凄い咳を…。大丈夫ですか!?そして…いや、あの、気になるんですけど!

更に、同じ建物の中の研究室事務室のパートさんがインフルエンザに倒れたという情報が飛び込んできました。あわあわ…。

みなさま、お大事に。そして菜の花も自衛をしなくては…!恐ろしい季節でございます。とりあえず、ビタミンと睡眠はたっぷりとりましょう。


そういえば、大分前に書いた「請書(うけしょ)」ですが、結局業者さんは「そんなの作れない」とでも仰ったのか…、うちの経理が自分のところ宛ての請書を作成して

「これでいいか、先方に訊いてください」

と、ファイルを送っていらっしゃいました。えっと…請書って、サービス提供側が

「確かにこのサービスを提供しますよ」

ってお約束してくれるものじゃなかったのでしょうか?どうしてサービスを受ける側が作っているの…?でも業者さん、作る気皆無っぽかったので、経理の人もごちゃごちゃ言われるより自分で作った方が早い、と踏んだのかもしれません。今、この経理担当者のT女史は、相当大変ですからね。凄く出来る方なのですが、斜め後ろとすぐ横の男性職員2人がメンタル系で休職してまして、1人で3人分働いているようです。恐ろしいです。大変明るくて、人当たりの良い方なのですが、最近ちょっと怖いときがあります…。そして、もしも担当者が彼女でなければ、ほぼ間違いなくおしごと回っていないです。でもこのまま1年とかやったら、今度は彼女が休職に追い込まれそうな気がします…。何かおしごとをむしろ増やしている方向で、色々すみませんm(_ _)m。






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空調のない生活3日目は、書籍落下防止バーの日

419日目(通算1794日目)。ゆき!

雪でした。ずいずい積もっていました。そんな中、空調壊れたままなうちの図書事務室。南向きなので、太陽さまが微笑んでいてくれさえすれば、昼間は暖かなのですが、終日、雨雪となっては…太陽のお力は頼れませず。セラミックファンヒーターを設置して、何とか持ちこたえました。やれば何とかなるものだ、というのが本日の結論…。


それにしても、雪でした。

朝一番に電話がかかってきました。今日は書庫の「書籍落下防止バー」の設置工事を予定していたのですが、その営業さんからのお電話でした。

「すみません、うちの会社、貧乏なので…」

開口一番、何を仰るんですかっ!?Σ( ̄ロ ̄lll)

「スタッドレスタイヤがないので、社用車が使えなくて」

ああ、なるほど。分かりました。何を言い出すのかとどきどきしましたよ…!電車でいらっしゃるのですね。大丈夫です。お気をつけてお越し下さいませ。


そんなわけで、営業さんは工事が終わる頃に電車で到着されました。10年ぶりに乗ったらしいです。す、凄い…。


で。

うちの図書室の書庫の書架、上2段全部に「書籍落下防止バー」が取り付けられました!去年、3分の2をやって、今回3分の1を工事して、これで完了です!結構お金はかかっていますが、安全への投資は大切です。これで万全!というわけではなく、防災意識を保つのは大事ですが、とりあえずは一歩前進。嬉しいことです。





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空調のない生活2日目

418日目(通算1793日目)。今日は生き延びた。

事務室の空調が壊れて2日目です。今日はぽかぽか陽気の太陽さまさまのお蔭で、何とか温室状態を保てました。何と、22℃まで室温上昇。あらやだ、空調要らないじゃない?的な。あ、でもセラミックファンヒーターをひとつだけ設置しましたが。あと加湿器がちょー頑張ってました。ぐつぐつ煮えたぎってました。

しかし明日は雪予報。どうしましょう…太陽のお力がないと、15℃すら望めないかもしれません…。防寒対策をしっかりして、おしごとに臨まなくては。






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まさかの空調故障再び

417日目(通算1792日目)。こーわーれーたー。

朝、事務室のあまりの低湿度っぷりにショックを受けつつ、一生懸命加湿に努めていました。が。問題はそこだけではありませんでした…。なかなか室温が上がらないのです。おかしい。。。設定を変更してみたり、色々試すも結局動かず。エラーは全然出ていないのが解せないのですが、とにかく業者さんに見ていただくことに。

で、午後に判明したのは、うちと室外機を共有しているお隣の部屋も含め、利用不可になっていること、そして、肝心の室外機は…コンプレッサが死亡していた、ということでした。部品交換になるそうです。って、コンプレッサということは心臓部では…(- -;)。部品取り寄せに最低1週間。それまで利用できないとのことでした。さささ、寒い!

仕方ないので、倉庫から古いセラミックファンヒータなどを出してきました。でも同時に沢山使ったら、ブレーカが落ちちゃいますよね…。怖いなあ、と思っていたら、うちの建物の配線図が登場しました。ほうほう。コンセントと、容量を確認して、何とかうまく使えそうです。しかしよくこんなものが出てきますね…うちの図書室。いや、何でも情報があるのは良いことです。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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