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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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再び包囲網、形成中

210日目(通算907日目)。ブックトラックに囲まれた!

午前中は事務部にお呼び出しされて、そちらのお仕事。午後から、以前に作成した書誌について、添削が戻ってきたのでそれを反映する作業に。でも、プリンタの修理さんが来てくださって、部品交換をしてくださっていたのですが、その対応で1時間半くらい、殆ど作業は進まず。いや、正確に言うと、同時に再生されないDVDに翻弄されていました。「DVDがさーいせーいさーれーなーいー」と、プリンタ修理の業者さんと一緒に対応してくださっていたシステム系のK氏に訴えてのち、15分後くらいにようやく再生されたのでエンドロールを確認していたのですが(書誌データに追加するため)、再生されてから「プレイヤー変えたら?」と助言されました。何ですか、この時間差はっ!?…でも、今使っているのと違うフリーソフトを落としてきました。これも若干、謎の動きをすることはありますが、とりあえず使えそうです。適宜、併用しようっと。

作業を進めている間に、どーんと、次の新着図書が到着。えええぇぇぇ~!!!大きなブックトラック1台分。…だけかと思ったら、小さいブックトラックに満載されているマイクロー…。マイクロリールは、そこそこ装備が厄介なので、思わず嘆息。というか、この2台は菜の花の周りにもはや配置できません!菜の花の両隣には、書誌修正待ちの小さいブックトラックがそれぞれ1台ずつ、後ろには新規書誌作成待ちの大きなブックトラックが1台、その横には色々物置にしている大きなブックトラックが1台、逆隣にはNCRはAACR2、辞書などの書誌作成に必須参考資料を載せたとってもミニなブックトラックが1台。包囲されすぎ。後ろは仕方ないので2重に置いて、両側に置いて、それでもまだ入らないので1台は遠くへ配置しました。…み、身動きできない…。少しずつ片付けていきましょ。

とりあえず、DVDの書誌修正に戻って、ケースを開けてみたら、中身空っぽ。ほ?これはー…、エアギターならぬ、エアDVD…?無理だー…。。。書誌の添削をしてくださっている部署に内線をかけたら、もくろくかかりちょうのPCの中に残存しているのが確認されました。あらま。中身がないとどうしようもないので、ちょっとひとっ走り、取り行って参りました。ついでにこちらから明日発送する筈だったダンボールを抱えて。。。重かったです。

何とか夕方には小さいブックトラックが1台、片付きました。書誌修正はまだ20件以上残っていますが、先に新着図書処理しないと。だんだん、これを先にやらないとが何重にもなっていきますね。よくない傾向。

その中でも、何とか死守して毎日こつこつと僅かでも進めているのが某システムのマニュアル作成。何しろ、菜の花の前々上司からの依頼ですから、何とかしないと駄目でしょ。…と言いつつ、何ともなっていない現状。くくっ…!!でも明日も終日、事務部の仕事があるので、どれくらい進められるか未知数です。が、、、頑張ります。何とか、1台でも多くのブックトラックを開放しなくては。



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かんどう多め

209日目(通算906日目)。そりゃ鳴らないわな。

何がかって、うちの図書室の時計がです。菜の花が出張中に電池切れを起こして、電池交換をしたそうなのですが、そのときに何とか時間の設定はしたものの、アラームの設定が出来なくて、そのままにしてある、ということだったのです。で、菜の花にアラーム設定をして?と。アラームというのは、いわゆる「キーンコーンカーンコーン」のチャイムです。学校みたいなの。普通の壁掛け時計に見えるのですが、そういう機能がついている時計なのです。お昼の12時と、あとは曜日によっては閉室時間である17時に鳴るようにしていたのですが(なお、曜日によっては17時以降も開室してます)、これが鳴らなくて淋しい!ということで。で、昨日、菜の花は設定をしたのです。AM12:00とPM5:00に設定したつもりだったのですが…、鳴らず。あれー?で、確認してびっくり。何と、13時頃に時計をみたらAM1:00になっているではないですか!つ、つまりは、アラームの設定はともかく、時計の方が12時間ずれていたってことですね。なので、鳴らないなあと思っていたら昨日はきっと、深夜0時と、明け方5時頃に、ひっそりとこの時計は「キーンコーンカーンコーン」と時を告げていたはずなのです。うわ…、、、シンデレラ!?それとも、泥棒よけ?、



午前中は、昨日の続きの書誌作成。今日も台湾資料の図書書誌を作ってから、日本語資料の図書書誌に突入。何てことだ、日本語資料の書誌がとてつもなく気楽に作れる!!かんどう。

それから、洋書の図書書誌に突入です。最初が手ごわかったですね…。フランス語の稀覯本。200年以上前の本。保存状態は良好。大変、綺麗です。製本はしっかりしているし、虫食いもない。紙の状態も劣化が殆ど見られず、輝くまでの白さを見せています。文字がこすれたように見づらくなっているところもゼロではないですが、殆どなし。良いお買い物してますね、A先生。でも1冊で、菜の花の手取り給与の2ヶ月分以上の価格だそうで。ああ、お値段もいいですね…。そこはかとなくショック。これ1冊で菜の花が2ヶ月以上雇えるのですか。まあ、それだけの価値が菜の花の労働にあるかと思うと、光栄です!!!…とコメントしておきます。

午後からは事務部の作業に1時間ちょっとかりだされて、戻ってきてから洋書の書誌作成の続き。後半は英語で、これまた気楽に作れてかんどう。何事も慣れか…。続いて、台湾資料のうち、逐次刊行物にすべきだ、という結論に達したものについて、雑誌書誌を作成。いつも言語も図雑もごたまぜに書誌を作っているので、常にコーディングマニュアルやAACR2、NCRを後ろに置いて、ひたすら確認しながら作業を進めています。そうしないと思わず、和書の書誌にAACR2の規定を適用してしまったりしますからね。まあ…そうしていてもうっかり書いちゃうことはあります、はい。

夕方に、寄贈分を残して、購入資料に関しては書誌作成が終了したので、先に添削を依頼していて戻ってきた書誌の修正に入りました。久々にDVDが戻ってきました。むむ…ちょっとびみょう。明日、また内線で問い合わせて確認予定。


本日、驚いたこと。台湾資料の書誌を作成しているときに、「中華民国○○年」みたいなのが奥付にいまして…「そりゃ一体何年だよっ!」と思わずひとりごとを呟いていたら、正面に座っているかかりちょうが「1985年」と、さらりとこたえて下さいました。一瞬、何事かと思いました。ええと…ええ!?ひとりごとに換算をして下さるとは…。というか、台湾の元号をよく即答できますね…。かかりちょうはうちの図書室では目録をとられませんから、目録業務から離れて大分たっていると思うのですが…さ、さすがベテランは違います…。

で、そのあとフランス語の稀覯本で、一体どこに出版年が書いてあるか分からなーい!と叫んでみたところ、ちらっとタイトルページを見て、こちらも即答。え、え、え!?一体、どこにそんなこと書いてあります!?え、タイトルページの一番下?それって一番、普通の場所じゃないですかー。そんなことないですよー。だって、菜の花も見ましたもの。って、え、これ?この記号?

「M. DCC. LI」

…これが、ローマ、数字…?…え、そ、そーなの!?Lは見たことありますけど、MとかDとかCって何よっ!?へ?「M=1000」「D=500」「C=100」ですって?あー…、そっか…確かにこれは、出版年だったのですね…!びっくり。かんどう。菜の花、思わずかんどうに打ち震えちゃいましたよ。む…今日は何だか、かんどう多めでお送りしております。


あ、かんどうと言えば、システム系K氏に感謝。ある意味、これもかんどうもの。というのは、ずーっとうちの図書室のプリンタ、調子が悪くて毎日1回は謎のエラーに襲われていたのですよね。で、これでもかこれでもか!とすべてのエラーの日時、状況等をメモして書き溜めていたのです。3月になったら業者さんを呼ぼうと。それが今日、こちらはまだ連絡もしていないのに修理に来てくれました。どうも菜の花の愚痴にK氏が応答してくれたような。いやあ、ありがとうございます!ことあるごとに愚痴ったおかげ!?


今日は、ブックエンドも大量に届きました。早くこれを使って書架整理をしたいです。でもそんな時間がとれないんですよね…。ブックエンドよりも時間がほしい今日この頃です。



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台湾の資料にトライ

208日目(通算905日目)。今日も落ち込んでみた。

やることが遅いんですよねー、菜の花。いやあ…、今日は昨日の続きで、新着図書の所蔵登録をしていたのですが、これは予定よりも早く終わり、午前中のうちに書誌のあるものに関しては一通りの登録終了、新着案内も出来たのです。幸先良いな!と思って、すぐに書誌がなかったものに関して、書誌作成を始めたのですが…、これが少しも進まない。。。1件につき、何時間かけているの?というくらい。いや、実際には2時間以上はかかっていないですが…、それでも結構な時間です。確かに、本日トライしたのはすべて、菜の花の初挑戦になる台湾の資料だった、ということも関係するとは思うのですが。

台湾の資料は、今まで菜の花が沢山作成してきた中国語資料の一種ではありますが、まず簡体字を使っていない、というのが違いました。繁体字ですね。繁っていると何が嬉しいって、文字を見れば、大体読めるということ。簡体字はもはや漢字じゃなーい!と思いましたから。で、繁体字ならきっとラクが出来る!…と思っていたのです、始める前は。甘かった…。やっぱり中国語は中国語でした。意味分からなーい。あと、奥付の書き方とか、大分違いますね。今までやってきた簡体字の資料の方が、すっきりさっぱりしていた気がします。…情報が少なめだったと申しますか。とりあえず様式が大分違うので、戸惑いました。やっぱりある程度の定型というものがあるみたいで、しかも無意識にそれが頭の中にあるのですね、タイトルページや奥付などなど。著者名典拠ファイルを作るときは、いつも資料の内容と、その所属機関のWebサイトの内容が合っているか?(自己申告だけの適当な情報じゃないよね?と)確認しているのですが、このサイトが中国の機関とはつくりがまた違う感じ。慣れればどうってことないのかもしれませんが、この「慣れ」というのは、1時間や2時間で身につくものでもないので。。。あー…。

明日は、雑誌書誌にするか、図書書誌にするか、図書書誌にするならVOLだてにするか、親書誌・子書誌にするかで迷っている資料が待ってます。菜の花、親書誌・子書誌で、親書誌の名前の方が圧倒的に目立っているものについては、この構成で作るのがとてつもなく嫌です。VOLだてがいいー。でもサブタイトルがあると、それをタイトルにとって、親書誌をつけるのが一般的なんですよね。でも、自分が利用者だったら嫌なんですよね、これ。多分、本を検索するときは目立つ方のタイトルである親書誌タイトルを入力すると思うのです。で、そのタイトルの何巻、または何年版、みたいな形で探したいと思うはず。それが、今のNACSISのデータだと、とっても探しにくいのです。子書誌がタイトルでずらーっと並んでしまって。せめて巻号や年度順で並んでくれよ!…と、幾度となく毒づいてきました(まあ、登録順で並べば、ある程度は受け入れた順番になるので、それっぽく並ぶものも多いのですが)。これは適切な並び順で表示できないOPACも悪いのでしょうけれども、今のコーディング・マニュアルに従った場合は親書誌に対する子書誌の番号付けって自由記述状態になってしまっていますから、OPACで機械的に読み取って並べ替えるのが難しいのですよね。元々順番がなかったり、順番をどうとっていいのか分からないシリーズものもありますし。で、うちのOPACのサブグループの方に子書誌の並び順については意見を投げましたけれども、あまりうまくいかないなら、NACSISの書誌データのルールの方を何とかしてほしいなあと思っているところです。目録は、当然規則に従って作らざるを得ないですけれども、自分が利用者だったら「何やってんの、図書館」と思いそう&今までも思ってきたようなデータを、担当者として作らなくてはいけないのが、とても心苦しいです。この前も作りましたけど。だからって例外を認めると、ますますひどいことになりますものねー。そうならないようなルールに変えなくてはいけないのでしょうけれども…そもそも本にはいっぱい例外があるものですからね、難しいです。共通書式で、書店さんが本を作ってくれれば、万事解決!なのですけれども…これから出てくる本に関しては。古書は駄目ですが。そうするとブックデザインの面白さが味わえなくなったりして、それはそれで淋しいですけれど。さて、どうするか…どうなるか…。。。



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おひさです。

207日目(通算904日目)。間は抜けてるけど。

出張から戻りました。不在の間のカレンダーを埋めるかどうかは迷いましたが、ま、たまにはひみつのひみつの菜の花さん♪ということで。

久し振りなので、すっかりメールやお仕事がたまっていました。きゃー!しばらく危機的状況が続きます…きっと。

まずは出張の後始末ということで、郵便を出そうとしました。出張の交通費の請求のため。今回の出張費は、大学ではなくて主催者が出してくれているのです。で、そちらの会計では、きっぷがないと振込みが出来ないとかで、帰りに使ったきっぷを郵便で送るという、そこそこ愉快なことになっています。カラ出張対策?でも、往路のきっぷはすでに到着時に渡しているわけで、復路もきっぷ確認が必要というのは、なかなか謎。出張してきたら、そりゃ絶対帰りもあると思うのですが。来るばかりで帰らないとかありえないですよね。ああ、でも新幹線で要求しておきながら、それを金券ショップに売り払って、夜行バスで帰っていく、なんて人がいるのかも。…いるの?…いたのかも。過去に?まさかー…、、、ね?…そして通常、きっぷというものは自動改札などで回収されちゃいますよね。これ、「ほしいです」と申し出れば、無効ハンコを押して渡してくれるというのを今回初めて知りました。菜の花、ひとつ賢く…いや、一般教養が身についちゃったのです。

この郵便を出すためには、お隣の建物の総務の事務室に行かなくてはならないのですが、現在渡り廊下等々が工事中のため、お隣に行くためにはぐるっと遠回りする必要があります。それで最近、すっかりご無沙汰なのですが。とりあえず、てくてくと歩いていきました。で、総務に着いたら、やはり素敵なことに。いや、覚悟はしてました。事務部の改変が菜の花の不在中にありまして、席替えをしたそうなのですよ。だから、きっと誰がどこかわからないだろうなあと思ってはいたのですが。状況、一変。しすぎ。大分違うなあ…顔ぶれ。こんな人、総務にいたっけ?みたいな。で、とりあえずモノを探そうとして、菜の花は巡り歩きました。ここだ!と思ったロッカーをがらがらっと開けたのですが、見慣れないファイルが入っているばかり。あれー?で、隣のロッカーの引き戸を開けます。がらがら。うーん、違う。その隣!がらがら。あー、中身もがらがら。次!がらがら。うん、空っぽ。横!がらがら。違う。反対側!がらがら。はずれ!もう1つ横!がらがら。また空っぽ。次!がらがら…。まあ、こんな調子で、目に付いたロッカーを全部順番に開けて回ったのですが見つからず。どーこーだー!!どこにいったー!?2周しましたが、結局見つからずじまい。

にしても、総務の人たちって、無用心すぎやしませんか!?だって、菜の花から見て総務の人々って、顔が分かるの2人だけですよ。多分、向こうから見た菜の花は、かなりのレアキャラであり、見知らぬヒトのはず。なのに、これだけ派手にロッカーを開けて閉めてぐるぐるうろうろしているのに、誰一人何も声をかけてこないとか…し、信じられない!どう考えても菜の花の行動は、不審者そのものですってば!おかしいって!声かけなきゃ!!(自分でいうな)

それとも、菜の花からみたら「見たこともない人々」でも、あちらから見れば「うわ!あいつだ!ヤツを1度見たら、忘れられるはずがないぜ!」な人なのでありましょうか。そんな馬鹿な。こんなに大人しくて、知らない人の中では借りてきた猫みたいな菜の花が。まあ、自分の事務室にいるときは、この上なくスピーカーな人ですが。たまには黙ってみろ!みたいな。もしも一人職場だったら、壁や柱にも話しかけかねない勢いです。怖いでしょ?怖いです。ぶつぶつぶつぶつ。。。

あ、最終的にその辺にいた人に尋ねました。場所は大ハズレでした。ま、そういうことも。

本日は一事が万事、こんな感じで、なかなかお仕事進まず。プリンタは絶不調でしたし、色々ミスもありましたし。そんな今日の基本の仕事は、2月第3回の新着図書。チェックして、装備して、所蔵登録の途中です。和書は一通り終わりましたが、書誌のなかったものは横に除けられています。今回は台湾の資料が数冊、書誌なしでした。むむ、今度は簡体字はないので、若干マシでしょうか。一応、字は読めます。繁ってます。

これでいっぱいいっぱいで、以前に書誌調整などをして問い合わせた回答が何件か戻ってきていますが、まったく手付かず。依頼されていた、システムマニュアルの作成は、1日15分はやろうと決めて、夜に少し手をつけましたが、ちっとも進んではいませんね。。。出来れば今週中に何とか形は…と言いたいところですが、ほんの僅かも目処がたっていない現状です。が、今週末はちょっと色々あるもので、その準備のために今週はあまり超過勤務が出来ないので、超過勤務は最高で1日1時間を目処に帰ってくる予定。うーん、仕事…片付きますかね…。それこそ無駄口叩かずに、黙々とやらないと駄目ですね。



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新品のキャレル

203日目(通算900日目)。通算だと900ちょうどか。

昨日、ブログを書いていて思い出したハングル資料のALを追記するところからスタート。すでに1冊分作ったという経験のお蔭か、本日のハングルは紆余曲折しつつも、かなり時間短縮でいけました。昨日が1冊3時間で、今日は1.5時間くらい…かな。そこそこ余裕を持って、単語の意味とか調べて、分かち書きもばっちりっぽいです!…まあ、添削が返ってこないと、どうなっているか分かりませんけどー…。ちょっとコワイですね。

午前中、まるごとハングル資料にかかりきりになってしまうかな?と心配していましたが、結局ちゃんと時間が出来たので、さくさくと他の洋書の新規書誌作成もしました。今回は、全然参照MARCになかったのが悲しかったです。こちらは1書誌15分くらい。昨日のハングル資料にかけた時間があれば、1ダースくらい洋書(英語)の新規書誌が作れちゃうよ!…とほんのり思ってみたり。洋書の書誌作成は、ヨミの登録がない分、和書よりもラクです。本日の資料に関しては、著者名リンクが結構はっきりしている資料だったので、それらについて調べなくてもよかったのもラクさに拍車をかけていますね。

という感じで、午前中は新規書誌作成。午後からは、中断していたNIIの今年度第5回のレコード調整お手紙のチェック。図書の所蔵付替報告、図書の書誌修正報告、雑誌の誌名変遷報告をチェック、データダウンロード、所蔵付替…等々対応して、終了。よし、着々と仕事が片付いています!

次は、新着の郵便物開封。いつもいつも、1冊ずつ郵送してくれるのですけれども、毎日毎日届いている気がします。1週間に1便で、まとめて送れば郵送料が削減できる気がするのですけれども…。この頃から、図書室内が騒がしく。というのも、うちの閲覧席のキャレルが新品になることになり、午前中に古いものを撤去、午後から新しいものを搬入・設置していたのです。どんな風になるかな、どきどき☆…と思っていたのですが、夕方には素敵なその姿がお披露目されました。うわ~、あっかるい!がたつきもないし(今までと違って…(苦笑))、天板も綺麗なだけでなく、明るい色合いを選んだので、全体にとにかく「明るい!」という印象。若干、広くもなっていますし。いいですね、いいですね。思わず激写。この写真、広報用に使おうっと。

と、あー、途中になっていた新着郵便物は全部開けて、順次受入処理中。

途中で、はたと思い出して、昨日引き受けてしまった仕事に着手しようかと思い立ちました。少しでも手をつけておく方がよかろうと。引き受けたマニュアル作成のお仕事です。対象になるシステムを開いてみようとして、それにログインできない自分を発見(苦笑)。おおおぉぉぉ~いっ!マニュアル以前の問題だからっ!!結局、リトライにつぐリトライで、ようやくログインできました。ふぅ、それだけで菜の花、ちからつきそうでしたよ…。なので、今日のところは、「表紙」だけ作って終わりました。十分、満足(←いや、ダメだから、そこで満足してたら…!)。


ところで、明日から週末まで菜の花、ちょっとばかりレファ系のお勉強の旅に行って参ります!。一応、カウンターのお昼当番なので何食わぬ顔で出勤して働いていますが、夕方には出発予定。でも仕事の予定よりも、出張先の近くに住んでいる友人方と夜ご飯一緒に食べよー?などという、プライベートの連絡の方がずっと密だったりする、ダメ人間です。ま、菜の花ですから。



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OCRのリクリエイト版に、ハングルか!

202日目(通算899日目)。れしーぶ、れしーぶっ!(>_<)

午前中、カウンター当番をしながら書誌作成。こちらで難関として菜の花の前に現れたのは、電子的復刻本でした。どうやら80年以上前に出た本を、スキャンしてOCRのソフトウェアで読み込んで印刷したらしいもの。(と、タイトルページ裏にひっそりと書いてあった。)何が嫌かって、元本情報がまったく書かれていないこと。まあ、あれですけど、その本自体が元本を指し示しているから、それでいいといえばいいのかもですが。びみょーにタイトルが違うというか、タイトル関連情報が落ちていたりして、若干の違いはありましたが、多分、これだろう、とは推定は容易。で、更に嫌だー!と思ったのは、出版社名は書いてあっても出版地がそこそこ謎とか。何か書いてある住所、別の組織の住所に見えるんですけど。出版地不明にする?と悩みに悩んで、規定の情報源以外から無理に取って補記([]。規定されている情報源以外の場所から得た場合はつけます)にしてみましたが…、何かあやしいなあ…。WebサイトのURLも書いてあったのでいってみましたけど、その出版社はどうも、物理的に存在しているかどうか不明。オンライン上でしか存在が確認できず。企業などの住所などの情報を集めているサイトでも、社名はあっても住所欄は空欄になってましたし。あと、その出版社、とっても評判がよろしくない…。「poor quality」とか言われちゃったりして…。実際に、資料の中身をぱらぱらっとめくってびっくり。これはひどい。本文、読めない部分がかなりあります。言語が難しいとかではなく、意味不明の記号の羅列になっているページとか、英語なのですが全部大文字で表記されている段落とか、スペースが凄いことになっている部分とか。まさに、OCRでやりました!!という感じ。これ、売るんだ…売っちゃうんだ…。そして先生、買っちゃったんだ…。書誌、何とか作りましたけど、先生がこれを返品したい、と仰られたらどうしよーと思いつつ。。。。


午後からは更なる難関が、菜の花の前に立ちはだかっていました。もはや超えられない無限大の壁っぽいです。井戸型ポテンシャル無限大。これを超えて向こうの世界に行くには最早、トンネル効果しかないね、みたいな。量子力学的トンネル効果、Quantum tunnelling。自分で書いてて、すでに意味不明。でも気にしてはいけません。そんなことが気にならないくらい、この難関は、素敵ハードルだったので。

午後から菜の花がトライしたのは、ハングルの図書でした。ハングルはダメ。もう全然ダメ。文字に見えませんもん。模様です。菜の花の中ではキリル文字と並んで、模様です!以前に菜の花が扱ったハングルの資料は雑誌で、書誌修正だったのですが、今回は完全新規作成。どこにも書誌がない。いや、正確に言えば、原書の書誌はありました。原書、日本語。がー!!!何故日本の大学図書館で、自館で日本語で書かれた原書が選書対象外になっているのに、わざわざハングルに翻訳されたものを入手しているのですか~っ!!!…え?寄贈?そうですか…。何故、日本の方が寄贈されたものが、ハングル…?ハングル、堪能?

メインタイトルなど、ある程度の部分は、ISBNをGoogleに放り込むことで、韓国の書店サイトでコピペしてこられました。もちろん、1文字ずつ照合はしますが。問題は、細かい部分。誰々著、の部分が、誰々の名前は書店サイトにあっても、資料本体のタイトルページと一言一句同じ形では「著」や「翻訳」の部分のハングルがなくって。結局、自分で打たなくては!ということになったのですが…、どうやって打ったらいいのかさっぱり分からない!教えてっ、Google先生っ!

結果、言語の設定をして、IMEで韓国語を扱えるようにすればよいことが分かったのでやってみましたが…、キーボードの配置とかよく分からないし…。試行錯誤をしたところ、ハングルでもちゃんと手書きパッドが使えることが分かったので、目の前にある文字を「絵」としてマウスで書いて入力することに。しかし、似たような形が多くて困りました…。あと、フォントが違うと別ものに見える文字!これは困るー。日本語などだと、ちょっとくらいフォントが違ってもそれが他の文字とは異なる、ということが認識できますが、まったく知らない文字だと、よく似た別の字があるのかどうかが区別できません…。菜の花がとても悩んだのは、資料上だとカタカナの「ス」の下に「T」があるみたいな字。これがどうやってもそういう文字が画面上に出てこなくて。どうやら、画面上にいる「一」「人」「T」が縦に並んでいるみたいなのが同じ文字らしいですね…。似た字に「人」「T」もありましたが。分からなかったので、目録のかかりちょうに内線で尋ねた菜の花です。

「すみません、ちょっと教えてください!」
『はい、なんでしょう?』
「"す・てぃー"って、"いち・ひと・てぃー"と同じ文字ですか!?」
『………』
「それとも"ひと・てぃー"と同じ文字ですか!?」
『………』
「………」
『…はい?』

いつもいつも、ご迷惑をおかけしております!

ようやく、入力は出来ましたが、今度はTRのヨミでつまずきました。ハングルの場合は、ヨミには分かち書きしたハングルを入れるそうで。えーっと…、どこまでがひとつの単語か分からないっ!!!日本語だって分かち書きは難しいのに!しかも、うちの素敵に賢くなりきれない業務システムは、ハングルをすべて「くち」にしてくれます。タイトル以下、画面上には無数の「□」が並んでいます。簡体字のときは、普通の漢字の中にちょこちょこと「□」が入っていてパズルみたいになっていましたが、ハングルになると全面「□」なので、もはや何が何だか分かりません。何だこの伏字の嵐は。文字数しか分からないよ!どこでどう分かち書いていいものやら、なんてレベルの話じゃない…。仕方ないのでコピーして、Win標準テキストエディタ・われらが「メモ帳」にぺたっ。お、ハングルになった。模様だ。ふう、「メモ帳」に負けるうちの業務システム。この辺で1単語かねえ?というところを、ここからオンライン辞書にぷちぷちとコピペして単語を割り出して分かち書きしました。あとは、「参考までに」な助詞の一覧表を見て、助詞っぽいのは確認。何とか分かるものですねえ。菜の花、オンラインのツールがなければ、絶対目録なんか途中で投げ出していましたわ…。今の時代に図書館員になって、ホントによかった!20年前だったら、挫折して転職間違いなし。

さあ、次は出版地。どこに書いてあるのでしょう。やみくもに探して、「これだー!」という記述を見つけ、頑張って手書きパッドでハングルを入力し、それをオンライン翻訳にかけてみました。画面には無情な二文字。「住所」。…間違えたー!その後ろだー!!惜しい!!!

出版年月は多分、これだな!とあたりをつけて念のため、これも手書きパッドで入力して翻訳にかけてみましたが、文字が若干間違っていました。出てきたのは「2009ニャン」…何だそれー!?あ、横線の出てる向きが逆だった。もう一度書き直して入れたつもりでしたが、前の文字が消えていなくて、その後ろに入れてしまったものだから、翻訳はますます謎なことに。すなわち「2009ニャンニョン」。…何か可愛いな。。。

まあ、そんなこんなで、叫びまくりつつ嘆きまくりつつ、いちいち目録かかりちょうに内線をかけて訊きまくり(そして途中で番号を1桁分間違えて、システム系のK氏にかけました、お騒がせをば)、何とか1書誌完成。3時間以上かかったよ…。脱力。でも何とか、菜の花はレシーブした!…と思ったのですが、今ふと思い出しました。しまったー!AL(著者名リンク)に、翻訳者の名前入れるの忘れた!明日の最初の仕事はそれね…。ふぅ…。


で、明日も、まだハングル資料が1冊あります。あー…。

あと、何だかこの作業のさなかに、システム課から何かのマニュアル作って依頼が来ていたのですが…、日本語思考力停止状態の菜の花は、引き受けてしまったのですが、、、何か首絞めましたね、また。はー…。




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書誌調整の応酬

201日目(通算898日目)。さすがにメールは速い。

速すぎて、急かされて急かされて、生き急がされている心地がします…ってそれは言い過ぎ。

書誌調整をメールで出したのですけれども、45分後に返信がありました。早いなあ。でも、不明点があったのでお昼前に返信しました。で、お昼休みが終わった頃に、また戻ってきていました。ホントに早いなあ…。。。何というか、ここまで早いともはや、メールが早いという次元の話ではなくて、向こうの担当者さんが素早い、と言うべきです。早かったですけれども、内容に思わず菜の花、「え!?」と驚き。ま、まさかこの反応になるとは、予想だにしない展開…。困った。菜の花が間違っているのか…?自信喪失。うちの大学の目録の部署に相談。菜の花、そんな変なこと言ってます!?…協議の結果、やっぱり菜の花の思った方針でもう一度メールすることに。それでダメなら、まあ作成館の意向を尊重するということで、うちとしてはLocalにだけその内容を記述しよう、ということで。さあ、難しいメールを書かなくてはいけないぞ、どきどき…としていたら、別の書誌調整メールがきました。逆に、うちの作成書誌についてのお問い合わせです。…でも、、、何を言っているかまったくわからず。な、何を求めていらっしゃるのでありますか?よくわからなかったので、資料だけ手元に持ってきて、後回し。先に、こちらのどきどきメールを書かなきゃなのです。…。……。………ふう、一仕事、終了。

で、やってきた方は…?VOL?積む?…いや、積めってこと?んー、分からない。ホントに分からない。どうしよ…、、、と思っていたら。そもそもの書誌を眺めていて、はたと気付きました。むむむ、この書誌、どうやって作ったんでしょう?この資料の一体どこに、PUB情報があったのかな…。出版地、出版社、出版年月、すべて埋まってますけど、そんなの幾らめくっても、ひっくり返しても、見当たらないのですが…。はっ…、まさか、もしかして、つまり…そ、そういうことでしょうか。うちの書誌がおかしいってことかっ!そうか、そうなのかっ!?これはもう、えいや!で目録の係に投げました。いつもすみません。


そんなこんなでバタバタしましたが、2月第2回支払分の所蔵登録は一通り終了。新着図書案内もしましたし、配架もできて、あとはNACSISに書誌のなかったものに関して、書誌を作っていくだけ。で、今回も中国語資料ですかー。中国語資料はホント、流用がしにくいので困りますが、何とか完了。英語の資料も幾つか。こちらはUSMARC流用が出来たので、分類などの情報もそこそこリッチ。こういうところが流用のよいところ。


ところで、PUBフィールドの「出版地」で「New York, N.Y.」という記述に違和感を覚えます。えーと、ニューヨーク州のニューヨークだよってこと?同じものが二つ並んでるー、と思ってしまいました。でも、ニューヨークなんて単体で分かる気もするのですけれども…、これって普通?





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魔法のスペル

200日目(通算897日目)。さすが、ししょー。

異界ならぬ2階から人を召喚したり、困ったときに魔法のスペルを授けてくれたり、うちのししょー・K女史は、立派な魔女なのであります。ちなみに何のししょーかって、もちろん、ししょのししょーです、魔女のししょーではないのであしからず。そして魔法のスペルとは「slightly varies」のこと。色々なところで応用がきく、洋書の目録屋さんには必須スペルなのであります、はい。


午前中は、昨日所蔵登録したときに、NACSISに書誌のなかったものの書誌作成。ちょっと、出版者(出版社ではありません、ご注意)の項目で以前に作った書誌にミスがある疑いがあったため。引っ張り出してきて確認して、やっぱりあやしい!ということに。ただ、手元に資料がなかったため、資料を送っている部署に現物確認に行ってきました。その上で、うちが作成したもの以外は他機関に問い合わせ中。ごちゃごちゃしていた割には、午前中のうちに完結できて大変嬉しかったですね。

午後からは、NIIから送られてきたお手紙、H21年第5回のレコード調整に対応。「図書:所蔵付替依頼」は終了しましたが、「図書:所蔵付替報告」は半分、それ以外は手付かず。途中で新着図書が到着してしまったため。2月の第2回支払分です。いつものように照合して、ラベルの印刷をして、装備をし始めたところ。

途中で、昨日NIIに問い合わせた件が、何とも迅速なことにもう返事があったので、そちらを優先して確認。菜の花はうっかり間違えていたことに気付きました。確かに、菜の花が指摘したファイルはおかしかったですが、菜の花が最初にそのファイルを選んだことも十分おかしかったのです。うーん、まだまだ甘かった…!詰めが甘いとは、昔からよく言われるのですが、気をつけなくてはね。


夜に、図書館の一番奥の部屋から眺める、最後の夜景を愛でてきました。あの部屋は今度、書架を立ててしまって、窓は直射日光を防ぐためにふさいでしまうそうです。やっぱり、もったいないなあ…。





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DVDの書誌

199日目(通算896日目)。さすがにそんな天才少年は存在し得ないっしょ!

というか、もはや神。何がかって、著作発表年が、生年であるよーな人ー。とある著者名典拠ファイルにリンクしている書誌のデータがそうなっていたもので…。いやいやいや、無理だから!明らかに2人分またはそれ以上、リンクされちゃってます!つい最近も、同様のケースを見つけて書誌調整になってました。ええ、結構こういうこと、あります。

著者名リンクって難しいです。同姓同名もいますし、いつも必ず同定できるというわけではないですからね。それをうっかり同じような分野だ、と推定でつないでしまうとこういうことが起こってしまいます。でもリンクしないとそれはそれで、折角のデータが活かせないですし。悩むー。菜の花は、間違ったのを繋ぐよりは、データがもったいない気もしつつも繋がない方をいつも選択していますが…、かなり迷うことも多いです。著者名典拠ファイルには、生年や出身地、経歴がまったく入っていないものも多いので、判断するにはその人の著作を比べるくらいしかなく。どう考えてもこの人、これ書いていそう、という場合でも、文字でこの作品の著者とこの作品の著者は一緒だよ、というのがないとリンクしないことにしているので、なかなか繋げなかったりします。現役の大学教員だと所属機関のWebサイトに「著作リスト」を載せていることが多く、同定できるケースも多々ありますが…。AL、鬼門。


鬼門といえば、DVD。今日の目録は、中国語資料とフランス語資料は紙媒体でしたが、英語の資料はDVDのビデオでした。おおお、DVD、菜の花の前には初登場。早速、視聴覚資料用のコーディングマニュアル抜粋のPDFを表示して何回か、読みました。なになに、タイトルの情報源はタイトルフレームですって。…何それ。タイトルフレームって何?結局、すべてのDVDの書誌を作成するまで菜の花にはそれが何かわからなかったのですが、今、「タイトルフレームとは」とぐぐってみてわかりました(遅っ!)。何だー、ちゃんとNIIのマニュアルに書いてあったー!

「ここでタイトルフレームとは一般に記述対象の冒頭にあって,完全なタイトルと資料の詳細な出版事項のあるフレームを指します。 」

だそうです。…で、フレームって何だー!?枠?枠なの?それは何?画面のこと?再生したとき、最初に出てくる画面?そしてそれは1回で出てこないと駄目?製作会社表示→製作会社消える、タイトル表示→タイトル消える、タイトル関連情報表示→タイトル関連情報消える、著者名表示…だったらどうなるの!?それはタイトルフレームじゃないの?どうなの?うーん、混乱。こういう場合はラベルから取れということでしょうか…。

そもそも、その中身を見るまでが大変で。DVDを一発で再生できなかったのです、うちの業務用端末で。仕方ないので、その辺に落ちているフリーソフトを拾ってきてインストールしてみたのですが、うまくいかず。仕方なくアンインストールして、それから何となく、同じものをもう一度インストールしてみたら、ようやく見られました。でもたまに変な動きを…。こんな適当にフリーソフトを入れている状態でPCが不具合を起こしたら、システム系の人に怒られちゃうのでしょうか、菜の花。。。でも中身が見られないと書誌が作れないし。まあ、以前のシステムよりはマシですかね。菜の花が去年まで使っていた業務用端末はそもそも、DVDを読み込めるドライブがありませんでしたから。世の中は進んでいる、ということで(ツッコミを入れないよーに)。





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線引かないでね、切り取らないでね

198日目(通算895日目)。それが正式名称…だっけ?

何気なく見つけたのですけれども、現在、NACSIS Webcatで検索すると、出版者名が「Academic Press is an imprint of Elsevier」となっている書誌は17件ヒットします。むむ、それが出版者の正式名称?ちょっと独創的な出版社名ですね。こんなに何件もあるならば、本当にそう書いてあるのだろう、と想像するばかり。


本日はカウンター当番をしつつ、2月第1回の新着図書の所蔵登録からスタート。…そしてそれで終わる。という感じ。今回は新着が多かったですからー。何しろ、大型ブックトラックに満載だったお陰で、それを横に置いていた菜の花は、完全にブックトラックに隠されていました。「あれ、誰もいないぞ?」状態。のだめで言うところの、さくらちゃん状態です。でも書誌がないものはよけて、後回しにしてこれだから…、何だか今日はあまり進まなかった、という気分です。新着案内や配架等、書誌があったものに関しては一通り終わりましたけれども。というわけで、明日は書誌がなかったものの、書誌作成からスタート。今回の書誌なしのものは、DVDとか中国書とか…、そこそこ厄介そうなものが多いかな。参照MARC等で流用できそうな書誌も見つかりませんでしたし。完全白紙からの作成になりそうです。


途中の中断は、OPAC検索でのヒットの仕方で疑問にあったことを検証、OPACのサブグループにメールしていたことが比較的、時間をとったことでしょうか。あとは、カウンターでいつものように消しゴムかけをしていたことですね。何と、ずっと同じ本のらくがきを消し続けています。先月から。何しろ360Pくらいある本、ほぼ全ページ・全文に線が引かれていますから、時間がかかります。1Pに5分かけたら、1800分かかる計算です。ちなみに1800分は30時間ね。時給1000円の人が作業していたら、3万円ですか。ずいぶん価値の高い本になってしまいますね。。。今までの報告によると、1Pを消すのに最高タイムは3分弱らしいので、最速でやってもらえば、2万円弱の経費で済むようです。それでもこの本自体の定価の10倍近いのではないでしょうか…。いかに落書きというものの被害が、大きなものであるかが分かる気がします。何回も書いていますが、どうぞみんなのものである図書館の本に、落書きはしないように宜しくお願いいたします。書き込みたいなら、自分で買って下さいね。切り取りもダメですよ。この前、1章分の切り取り被害にあった本を、買い直すことになったうちの図書室です。世の中には、本をばらして持ち歩きたい人もいらっしゃると本で読んだことがありますが、図書館の本では実行しないようにお願い申し上げます、はい。



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本とおしゃべり

197日目(通算894日目)。おお、これはまた大漁大漁。

昨日に引き続き、ドイツ語資料の目録。新着図書が到着するまで、なのでそんなに長くやるつもりはなかったのですが、結局、書誌作成した資料が小さいダンボールにいっぱいになったので、書誌チェックのために梱包して中央の目録の部署に送付することに。

それから、書誌調整を他機関に1件投げて、郵送されてきた資料の受入処理をして、午後からまた若干、ドイツ語資料の書誌作成。午後に、先週チェックをお願いした書誌データが戻ってきたので修正。それから待望(?)の新着図書(支払済)到着。おおお、今回はまた…大量ですねえ。大漁大漁。今回は、洋のDVDも幾つか買われていますが、今のところNACSISには書誌なしですか…。うーん、参照MARCにあったりするといいな。

新着図書はとりあえず、リストと照合しながら、どの本をどの先生が買われたかをチェックします。さすがに1年近くやっていると、先生方の特徴…、というか専門分野が了解されてきて「あー、あの先生はこういう研究をされているのね」となるのですが、たまに意表をつかれることもあります。「えええ、どうしちゃったのかな、H先生。突然まったく違う分野ですけどー。新たに始めるのかな?」とか、「わー、いつも洋書しか買わないN先生が和書買ってる~!」とか。で、ぶつぶつ言いながらチェックしていたところ、係長に笑われました。

「嬉しそう。本を見てるというより、先生と会話しているみたい」

…どんなですか。作業中です、作業中~っ!本と語り合うとか菜の花、そんなに危ない人ですか!?


それにしても、今日のプリンタの不調っぷりときたら!装備用のラベル、印刷した時に左端に、ひとつ前のページの右端のゴーストが出るのです。バーコードラベルでこれは致命的。読めない!毎回ではないですが、ラベル印刷のときは、かなりの高確率な気が…。んー、今日のところは4-5割というところです。日によってはまったく出ないときは出ないのですが。今日は逆にかすれることも多かったです。うちのプリンタくん、むらっ気があります。何の加減ですかね。


そんなこんなで今日は、装備までしか出来ず。来週は所蔵登録からスタートです。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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