忍者ブログ

菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パネル1、概形できた

243日目(通算940日目)。相変わらず、新年度。

カウンター当番をしていたら、新入生さんっぽい人々が駆け込んできました。曰く、「教室が分かりません!」。あらあら…。新年度が始まってから、こういう質問が多いです。


本日は少し目録と新着図書案内などをやりましたが、あとは基本的に昨日の続き…展示会準備です。着々と進んでいます。目に見えて進むものって嬉しいですよね。カウンターでも手すきの時間に説明文書を作成。横倒しにしたパネル上に実際にレイアウトしながら、色などを微調整していきます。すでに完成しているパネル2と違い、パネル1は予定外に図画工作な感じになりつつあります。印刷したものに大抵、はさみを入れることになる、という意味で。ちょきちょき、ぺたぺたなのです。高校の文化祭のノリどころか、幼稚園の先生のノリです。テキスト量は相変わらず、半端ないですけれども。これ、菜の花だったら全部読むのだるいなー、みたいな。「なら、書くなー!」なわけですが…そこはそれ、菜の花なので仕方ないのです(開き直り)。

そして、ようやく展示会タイトルがFixしました!…って今まで決まってなかったのか!?という感じですが…、ええ、決まってませんでした。これでようやく広報も出来るというものよ!

明日は何とかパネル1の微調整を進めて、このパネルの完成を目指すつもりです。明後日の午後には多分、新着図書が到着してしまうのでしばらく目録の方にいってしまうだろうな、という予想が立っていることもあります。明日か、遅くとも明後日金曜日の午前中にはパネル1を何とかする!ということで頑張ります。




拍手[0回]

PR

Next パネル。

242日目(通算939日目)。一歩前進。

昨日、ほぼ完成したパネルに、掲示物を固定をしました。何しろA4紙が30枚分ありますので、結構大変でした。パネルは床に倒しておいて、その上に掲示物をきっちり置いて、その通りに固定していくのですが…とにかくパネルが大きいので(長辺方向は菜の花の身長よりも長い!)それほど広い場所で作業していないためになかなか無理な体勢でやることに。ちょっとした運動です。出来上がったあとは、パネルの片付けてあった元の場所…貴重書室に放り込んできました。えーい。これでパネル1つぶん、完成~。おめでとうおめでとう、菜の花!

で、早速同じ大きさのパネルをもう一つ、えいやこらとっとと出してきました。次はこれを埋めるのであります。

パネル以外の工作も少しだけやりました。こちらも大型で、手をいっぱいに広げたくらいの幅のあるもの。発泡スチロールが欲しかったのですが、なかったので床に座り込んでダンボールを合わせ貼りしていたら、何だか高校の文化祭の準備でもしている気分になりました。昔のことすぎるー。もう一昔前ですよぅ。菜の花、若くないな…と思った次第。

若くないなと言えば、今日はお昼休みに僅か50mほど廊下を歩いただけで、フレッシュな人々3人に、講義室の場所などを訊かれました。多いな!さすが新学期。そして菜の花はもはや、学生には見えないのね!だからみんな訊いてくるのね…しくしくしく。、


で、パネルの話に戻りますが、今日から作業するのはパネル1。先に2つめのパネルから始めてしまったのでそうなります。2種類のものを貼ろうと思っていたのですが、パネル2の存在感があまりにも強すぎて、予定していたものだと目立たないことが判明したので、もう一度計画を練り直し。A3用紙4枚を予定していたものを、倍サイズに作り直して8枚分とすることに予定変更。そのため、掲示順などもそのままではいけなくなり、うんうん悩んでいました。当初予定では上半分に横に並べることにしていましたが、左側半分に3行3列で並べることにしようかと考え、縦に順にするか、横に順にするか…と迷っていたのです。そこへ、お隣の図書室からかかりちょうに報告に来ていたY嬢に「画期的な提案をしてもいい?」と訊かれたので、嫌そうな顔をしながら、話を聞きました。曰く、「丸く並べる」。無茶なー。どうやれっていうんだー…と思いつつしばし思案。Y嬢自身は「冗談ですからー」と言いつつ去っていきましたが、可能性を追求してみる菜の花。自分になかった発想は、とりあえず吟味してみるものだ、うむ。まあ…何とか…やれなくはないかなー…何とかならなくはないかなー、なるかもなー、なっちゃうかなー、しちゃおうかなー。とりあえず、それってアリかもしれなくない?いや、アリだよね、うん、アリだ!よし、その案、採用!細かな調整をしつつ、目処は立てました。あとは材料をもう少し作ること。にしても、ますます「高校の文化祭」のノリになってきたなー、これ…。





拍手[0回]

そうは見えないイラスト

241日目(通算938日目)。まさかのかかりちょう。

いや、面白い方だとは思っていたのです。でもまさかここまでとはー!菜の花、前かかりちょうを甘く見ておりました!面白すぎ。菜の花の外見イメージは、怜悧で怖そうな女性だったのですが、現在は自称「モグラちゃん」だそうです…。何ですかー、それは?

本日、図書室へ届いたお菓子についていたメッセージが面白かったのですけれども。定年退職された前かかりちょうはもはや、朝ちゃんと起きなくてもよい身分になり…、どうやら引きこもって自称「メタボのモグラちゃん」化しているらしいのですが。10日くらいでメタボになりますかー!あれだけ痩せていらっしゃったのに、それはない、ない。そもそも菜の花の半分くらいですよね、横幅。いや、まあ、菜の花は標準よりちょっと幅がある方とは思いますが、まさか普通の人の2倍はないですから!前かかりちょうが、標準よりもちょっと幅がなかったということで。菜の花の前でメタボって言うな~!なのです…。

いやはや、でもお元気そうで何よりです。と言ってもホント、まだ半月もたっていないのですけれどもね。何だか先週がとっても長く感じたから、とても前のように思えてきてしまっていますけど、僅かな時間しかたっていないですね…。


その僅かな時間で作った展示会資料のパネル2の内容は、現在校正中。分かりにくい、という部分が幾つかありましたが、もう文字で説明するスペースはないので、小さな絵を横に貼って、手書きの説明をつけることにしました。が、ちょうどいい写真がない。正確に言うと、写真はいっぱい、Google先生で見つかるのですが、それらには著作権があるために無断転載なんて出来ないわけです。転載OKな画像を探し回って結局、1つだけは見つけましたが(某国の、政府観光局のサイト。その国のことを広報するのが目的のサイトだったため)、それ1つだけ。あとは諦めて自分で描くことにしました、イラスト。菜の花、そんなに絵心があるわけではないのですけれどもねー…。写真からイラストに変換するのもちょっと難しいです。特徴をつかんで簡略化しないと、ですから。どうせ上手いわけではないので、可愛さだけで勝負なのです。結局、出来上がったその小さなイラストは、全員に別のものと間違われました。ががーん。そんなに笑うことないじゃんさ、Y嬢!…そして、あとで自分で見直してみてもやっぱり、みんなが間違えたものにしか見えませんでした。ぐはっ。自分ですら、間違うか!…いや、でもそもそも基にした写真も、その間違えられるものにしか見えませんでしたから。ゆえに、それを見て書いた絵も…。まあ当然か。なお、菜の花の絵心のなさは、小学生のときのこんなエピソードで推し量れるはずです。写生大会で描いた流れる川の絵が、見る人見る人全員に「どじょうがいっぱい泳ぐ田んぼ」と言われたこと。それから「幸せの青い鳥」を模した図画工作の作品をみんなに「青いうなぎ?」と言われ続けたこと…ショック大。


今日は、とても珍しくレファレンスを受け付けました。即答できず。多分、うちでは所蔵していないし、オンラインでの公開もその半年後に発行された分からなんですよ、残念ながら。惜しいなあ…。とりあえず、分かりそうなところにレファ中。利用者さんには回答保留。

レファじゃないですが、リテラシ関係の教員からの質問も受け付けました。よく質問される日かも。書類書きもしていたのですが、それもレファレンスについて報告しなくてはいけないものがあって、もう一度記録をひっくり返して、自分で再度回答を辿り直してみたり。これが意外に難航。あれー、どうやって行き着く?と、行きつ戻りつしてしまいました。ダメだ、全然レファ力がアップしてなーい。やっぱり自分で学生時代に使っていないデータベースの上、洋物だと苦手っぽいです。検索内容も法令とか議会資料になるともう全然…。そういえば参考かかりにいた頃も、法判例・議会資料が超苦手資料だったなー…そしてこれらのレファは多くはないものの、決して少なくもないという。びみょう。もう少し慣れないとね。





拍手[0回]

計算通り、でも想定していない事態

240日目(通算937日目)。何とか、はまったー。

午前カウンターで、来客のたびに中断がありましたが、基本的に終日展示会準備。3つの大きなパネルのうち、2つめのパネルを埋めるA4用紙27枚分+ヘッダ(タイトル、A4で2枚分のスペース)+フッタ(参考文献や注、A4で1枚分)のすべてが完成しました。で、早速パネルを持ち出してきて、その上に並べてみました。

…。
……。
………。

入った!ばっちり!計算通り!!A4でフルサイズにしてしまうと入りきらないため、横の長さは25.5cmで作成して、余白部分を重ねればばっちりサイズになるようにしたんですよねー。凄い、誤差も殆どなくちょうどで、はまりましたよ。いや、感動的。まあ、テキスト量が半端ないので、もう一度ちゃんとじっくり校正の必要ありですが。だからすぐには貼ってしまえない…。そこは残念。でも嬉しいこと。

これで3大パネルのうちのひとつは埋まりましたが…、実際に作ってみたら、思った以上の存在感で。1つめのパネルが目立たなくなるというか、いや、張り合えるくらい派手に作ると、ごちゃごちゃになって見づらくなりそうな…。これは想像していなかったです。全体の設計図を書くときは、配色までは頭が回っていなくて、サイズと概要メモだけを書き入れていましたし、色のあるものというのは、面積によって大分受ける印象は変わるものです。確かに、色彩検定のときもそういうの、勉強したー。忘れてたー。

というわけで、全体の構図を頭の中で再構成中。さて、どうしたものか…。でもそれはまた来週のおしごと。ということで。




拍手[0回]

文字数を合わせた作文

239日目(通算936日目)。ペースダウン。

今日は終日、展示会準備。ひたすらー、なので書くことがないです。。。というか、今日はホントに進みませんでした。これまで午後だけを展示会準備に費やしていましたが、本日はもう一気に進めてやる!という気力も十分に、終日やったのですが…、何故か昨日と同じくらいしか終わらず。午前中は何だったの?くらい。あ、でもその分、超過勤務は抑えたので、むしろ昨日までが、午前中分に匹敵するくらいまで無理矢理超過勤務して進めていた、ということかも。

現在作っているのは、今回の展示会で使う3つの大きなパネルうちの、2つめを埋めるもの。このパネルは、A4用紙5×6枚分(より少し小さい)スペース。このうち、2枚分はタイトルとし、最後の1枚分は参考文献や注を入れるので、実質このパネルは27枚のA4用紙で構成されることになります。で、ちまちまと作り続けているのですが…、どうもテキストをえいえいと詰め込みすぎているようで、今まで作った分を並べたところ「ちょっと文字が小さすぎる」「テキストが多すぎる」という指摘を受けつつあります。やっぱり…?そんな気はしてたんですけどね…。ポスター発表などでは基本、最低でも文字サイズは18pt、出来れば24pt以上が望ましい、と学会発表の準備の頃に研究室では指導されていましたが、今回はなるべく18ptは目指すものの、説明文章は入りきらずに16ptなんですよね。それどころか、一番小さい文字だと8ptも。。。これは、読めないだろうなあとは思っています。思っていますが…入りきらないんだもん。。。もっと取りまとめないと駄目なのでしょうが、それが難しい。特に8ptのところは画像のキャプションですが、8ptにしても1行15文字もないくらい場所が狭い…2行あっても、3つの画像のキャプションを書くとなると、固有名詞だけですら入りきりません。くく…。何とか説明枠の16ptだけは死守していますが、この部分の文字数を27枚すべてで多くもなく少なくもなく、同じくらいの文字数におさめていくという作文は、本当に難しいです。大体文字数制限のある書き物って、文章の練習になりますよねー。でもこんなところで練習したくないんですけどー。ちょっとは練習しろって怒られそうな、適当な文章をいつも書き殴って…いや、打ちまくってますけどー。(そこは少し反省。)

とりあえず、23枚分が終わっています。あと4枚ね…。明日中には終わるでしょう。というわけで、明日も続き、決定。



拍手[0回]

出版国コード

238日目(通算935日目)。予定通り、進行中。

昨日と同じく、午前・目録、午後・展示会準備。

目録は、また引き続き博士学位論文の書誌作成。そういえば菜の花、図書館にきた最初の頃はずっと博士学位論文のことは「D論」と呼んでいました。でもうちの図書館では「博論」と呼ぶのが普通。気付いたら、染まっていました。こうやってだんだん色々なものに染まっていくのでしょうか。そのうち、「IR」を見て「赤外線!」と思わない日がやってくるのか…?

博論には出版情報がないことが多い、という話を一昨日だかに書きましたが、それでふと気付きました。しまった、出版地を不明にしているのに、ここまでに作成した書誌のCNTRY(出版国コード)を「ja」にしてきた!これってどう考えても変…よね?と、コーディングマニュアルを確認しました。出版地不明のときは、「xx」が正しいらしいです。しかしながら次の規定で、出版地不明ながらも推論できる場合は「空欄」が正しいようなのでした。ということは、空欄が正解?念のため、目録の部署に確認したところ、以前に目録の部署内で話し合った結果は「xx」とする、ということになったようなのですが…、結局それは「間違ったローカルルール」ではないか、と目録のかかりちょうによって一蹴され、「空欄」が採用される予定。まだ直していませんが。でも、うちの大学の博論ですから、きっとうちの近所で作られたのだろう、という推論もなりたつわけで、そもそも出版地を補記で我が街を書けば、それは日本国の都市ですから出版国コードも「ja」でいいわけですよねー。。。その辺の判断は、難しいところです。前例に従うのがいいものの、前例がすでに、「出版地不明」なのに「ja」という、ルール無視状態だから、盲目的に従えないし。。。びみょうな。


午後からはまた展示会準備。展示会全体の3分の1~4分の1のエリアの中では、6割近くまできました。もうひと頑張り。明日は終日、展示会準備に回そうかと考え中です。



拍手[0回]

本日も午前目録、午後展示会準備

237日目(通算934日目)。とってもだるい。

帰宅したら、あまりにもだるくてダウンしそうな菜の花です。お仕事中は気が張っているのか、全然問題なかったのですけれども。きっと明日もそうな気がする…。まあ、仕事が何とかなればとりあえずはいいや…。今の懸案事項は確実にそちらですから。

本日も昨日と同じく、午前中は目録、午後は展示会準備。ただしこれにカウンター当番プラス。午前中は何とか、日本語の博士論文の書誌作成終了。次は英語の方ですね…。こちらの方が少なめなので、何とか明日にはやっつけたいですが、従う規則が昨日、今日でやってきた日本語の博士論文とは異なるので(日本語はNCR、英語はAACR2)、また目録規則と首っ引き確定です…。ふぅ。。。

展示会準備も順調に進んでいます。昨日は1割しか出来ませんでしたが、今日は昨日の倍、出来ました。ので3割ちょっとまで進んでいます。いや、まあでも展示会全体の3分の1~4分の1のエリアの中の3割なので…、全体像からすれば1割も終わっていない、ということですね…。展示会は来月です。…ま、ますます間に合わない気がしてきた…!

…と、不安に駆られるために今日も夜、作業を少ししてきました。そのせいでますます体力消耗、気力も消耗。。。とにかく、これを終わらせるんだ!そうしよう、そうしよう…。



拍手[0回]

管理者なんですけどー

236日目(通算933日目)。面白い、けど、終わるの?

新しい1週間が始まります!頑張っていこー。

朝から、初カウンターになる新かかりちょうに、カウンター当番のおしごとなどをお伝え。かかりちょうですから、当然経験豊かなわけですが、この辺は図書室ごとにローカルルールが多いですからね。

それから久々に利用者端末のメンテナンス。一気に全台行なうと、利用者さんがきたときに対応できないのでいつものように前半と後半に分けたのですが、後半の方でトラブル。アンチウイルスソフトが、いつものようには動かず。管理者権限で入っているはずなのに、何故か「君は管理者じゃないな!」と怒られるのです。何故?どうして?最後にメンテナンスした2/5に異状はなかったのですが。でもウイルス定義ファイルの最終更新も2/8で止まっていて、その辺りで何かがあったのは間違いなさそうな。この端末はうちの学部で独自に買っているものなので図書館は関係ないのですが、もしかしたら原因が分かるかもーと念のため、システム系のY氏にお尋ねしてみたところ、特に即答はなし。じゃあ再インストールしちゃおうかと思ったものの「それは野蛮」と言われたのでここはこらえました。むむ、宇宙人の次は野蛮人か!そう言われてしまっては、菜の花の得意技「すべてを無に帰す」は使えず…残念。特に緊急ではないので、しばらくそーっと様子見です。


午前中のメインのおしごとは、上述のメンテナンスのほか、目録。新規書誌作成です。ちまちまちまちま。博士学位論文に初挑戦。これは学位をとった人がそれぞれ製本して納本して下さっているもので、特に発売されたわけではないため、普段やっているものとは大分勝手が違います。まず、出版年や出版地、出版者等の「出版情報」は殆どありません。ページも両面ではなくて片面印刷のものがまとめてあるものが多いですね。当然、価格もISBNもありません。著者紹介もありません。博士をとったばかりの著者なので、他に著作があることもあまりないです。これは慣れだなー…と。これからしばらく作成していけば、さくさくっといけるようになるかも?(ならないかも。。。)


午後からは展示会準備。2つ目の大きなボード用の資料を作成開始。形式を決めるまで、ちょっと時間がかかりましたが、軌道に乗ってきたので、この2つ目のボードに関してはあとは作業あるのみ。本日は11%完成。…む、このペースだと間に合わない。何とか、スピードを上げていかなくては。





拍手[0回]

一歩ずつ着実に

235日目(通算932日目)。不安に思っても仕方ないし。

昨日はシステムが止まっていたので、朝一番で昨日の分の返却処理&返本。これが結構時間がかかる今日この頃です。何しろ、1年のうちで一番、図書室の書架の本が多い時期ですからー。大学を離れていく人が返却していますし、大学院に進むなどの、学内にいても身分の変更がある人は返却期限日が3/31になっていますから、今の時期が一番、借り出されている本が少ない、すなわち書架にある本が多いのです。で、書架は結構、いっぱいいっぱいの充足率(?)ですので、返ってきた本が、は、入らない~!…という。ここまでぎりぎりだったとは知りませんでした。春の図書室の秘密をまたひとつ、知ってしまったー(何か違うような)。


本日の午前中は新着図書の目録。午後は、NIIからきたH21年度第6回、最後のレコード調整のお手紙の処理。やってきたのは5種類でした。「図書:所蔵付替依頼」「図書:所蔵付替報告」「図書:書誌修正報告」「雑誌:誌名変遷報告」「雑誌:書誌修正報告」。まあ、またそのうち気が向いたら中身を書いてみるかも、みないかも。

今回は、本来だと所蔵の付け替えは必要ないはずの「図書:書誌修正報告」で、うちの図書室の所蔵登録している書誌が間違っていたことに気付いたので修正が必要でした。現物がどう見てもペーパーバックなのに、hbkに所蔵が登録されていた、というもの。pbkとhbkが同じときに刊行されていれば同じ書誌になりますが、ペーパーバック版が2年遅れだったので別書誌になっており、うちの所蔵本はペーパーバック版につけるべきもの、だったのにハードバックの書誌についていた、と。最初の書誌同定ミス…でしょうか。この本、うちの所蔵データの備考では「カード遡及」となっていました。つまり、まだデジタルデータのない、目録カードを作っていた時代に受け入れて、それをあとから「遡及入力」したもの。(業者さんに依頼して、目録カードから所蔵登録をしてもらった分がうちの大学では「カード遡及」と備考に入れているようです。)そうかー…、カード遡及ならではのミスだなあ、と。現物を見ないで遡及するので、明記されていない限り、pbkかhbkか分かりませんものね。同時刊行でないため、hbkの方には元々、装幀に関する情報は入っていませんでした。だから、デジタルの書誌データからはハードカバーかペーパーバックか分からなかったのです。現物を見ていれば一目瞭然なのですが。…まあ、刊行年が違う(c年は同じですが)のですから、本当は気付くべきだったのでしょうが…。

何だかとってもお仕事がスタックしている気がしていたのですが、「そうでもないじゃないですか」と人から指摘され、え、そういわれてみるとそうかな!?…という気になってきた単純な菜の花です。本気で単純だ…。焦っても不安になっても仕方なくて、とにかくひとつひとつ、順にやっていくしかない、ということで。がんばろー。

…というわけで、夜中にちまちま、リテラシ教育関係を進めました。もう少し早く前向きになっていれば、もう少し早く帰れたのになー。



拍手[0回]

2巡目の春

234日目(通算931日目)。今の図書室も、2年目。

本日から新しい年度が始まりました。気持ちも新たに頑張りましょう。

かかりちょうも次の人がやってきます。初日は図書室の鍵をお持ちではないはずなので、早めに行って、鍵を開けて待機していなくては…!と思い、いつもより少ーしだけ早く起きて、しかも全力疾走で出勤したのですが…、かかりちょういらっしゃらず。先に、Nさんがいらっしゃいました。大学の最寄駅で新しいかかりちょうを見かけたので、これはまずい!と走ってこられたらしいのですが、結局待てど暮らせど新しいかかりちょうはいらっしゃいません。最終的には1時間もたってから登場。どうも先に前部署に寄ってきていたようですが…、それならそうと言っておいて下さらないと心配します。微妙に幸先の悪いスタート。

年度始めで沢山の人が異動したので、挨拶に来る人も沢山でした。

覚えきれないかも。某文系図書室の人が挨拶にこられたとき、菜の花は2箇所の他図書室に書類を置きに行く途中でした。でもちょうどうちの図書室へ挨拶に行くところに行き会ったので、一旦戻ってご挨拶して、それから他図書室へ。書類を渡していたら、先ほどの挨拶のご一行様がやってきたので、横にどいてみました。で、次の図書室へ移動していこうとすると、何とそのご一行様もついてきてる!あれ!?…って、行き先同じですか!…というわけで、一緒に行きました。まるで菜の花が異動者みたいです…。次の図書室では、ずいぶん怪訝な顔をされました。菜の花、異動してないですっ!


本日は、システムが年度がわりの更新のため使えなかったので、朝からひたすら図書館システムとは無関係のお仕事を。すなわち、来月の展示会準備。電卓片手に、採寸したパネルサイズと、紙のサイズと、想定される原稿サイズをうんうん言いながら見比べ、計算し、頭を抱え…、最終的に何とか全体の設計は出来ました。まあ、原稿はまったく真っ白なんですけど。大きく5種類の枠にわけて、その中身を作っていけばいいんだな、ということに。で、引き続いてそのうちの1種類を作成。というか、これは過去の展示の原稿の使いまわし。修正を加えて再利用の予定。使えるものは何でも使うのです。3年前の展示会で使ったときは、大きなサイズで印刷して、これだけで1つの展示会にしたみたいですが、今回は全体の1/5を占めるに過ぎません。スケールアップした!ってことで…。かわりに豆粒みたいに小さな字になりそうだったので、どこをどう削って、見た目をよくするかに腐心しました。とりあえず、今日一日かけて、この再利用分の準備は出来ました。うん、何とかなりそうな気がしてきた!あとは順次、他の部分も作成していきましょう。

でも明日は目録ね。今日、全然手がついていませんから。。。



拍手[0回]

さようなら、かかりちょう

233日目(通算930日目)。年度末の、ホントに最後の日。

朝から、いつも通りにお仕事が始まって、本当に何もかもいつも通り。どれくらいいつも通りかと申しますと、かかりちょうがこんな話を始めるくらい。

教務課の課長が、うちの研究科長に昨日、しきりに菜の花のことを「宇宙人だ、宇宙人だ!」と主張されていたらしいです。何ですって!菜の花、こう見えてもネイティヴの地球人ですけど!生粋の地球生まれ、地球育ち。どうも課長、入試事務の際、用紙を数えているときに菜の花が、1枚ずつ数えていたのが気になったらしいのです。事務の人たちって、菜の花が1枚数える同じ速さで、書類を扇形に開いて5枚1組にして数えていきますからね。はやっ。神業か!…でも事務一本槍な課長にとっては、それが普通。そういう事務仕事の出来ない菜の花が、図書系とはいえ事務にいるのが不思議でたまらないらしいのです。(特に、図書系は他の事務系に比べて採用人数も少なく倍率も高いから、そんな中に何であんなのが混じっているんだ!…ということでありましょうか…。)しょぼーん。そんなに駄目っぽく見えるのか、菜の花はー。と思っていたら、

かかりちょう「まあ、図書系の仕事はまた違うから。
       ちゃんと事務書類が凄く苦手なことは言っておいたから大丈夫。」

あ、そーですか、大丈夫ですか。それはありがとうござ…って、ええぇぇ~!!!かかりちょう!研究科長にまで、何を宣伝しているんですかっ、何を!!

かかりちょう「いや、だって、事前に言っておいた方が、びっくりしないでしょ」

…うああ、今後ますます菜の花の事務仕事の駄目さ加減が露見したときの予防線ですかっ!そこまで駄目かー…いや、駄目ですけど。1つ書類提出するのに、倍以上のゴミの山を作る菜の花ですからね…。もう何でもいいです。


本日のメインのお仕事は、引き続き所蔵登録と書誌作成。またベトナムの本かー、と思いきや、タイだったという落とし穴はありましたが、大したことはなかったです。よかった、英語に翻訳してくれている本で。全部終わっていないうちに、次の新着図書が届きました。ちょっとだけですけど。年度末だから、最後の最後に支払い、ですね。


がさがさと図書室前の中庭で作業しているな、と思っていたら、1年以上放置されていた枯れ木が取り払われていました。つつじのような、丸く刈り込まれた低木です。菜の花が1年前に異動してきたときから、ずっとあった枯れ木。山へ柴かりにいったおじいさんが大喜びしそうなほど、リヤカーには枯れ枝満載。今まで枯れ木があって気付かなかったのですが、その下には青々とした同じような低木が生えていました。上にあった枯れ木がなくなったので、それが鮮やかに日の光を浴びて輝いていました。これだけで、窓から見える景色が大分変わりました。こうしてどんどん、色々なものが変わっていくのです。ひとつひとつは比較的小さなことでも、積み重なっていくにつれて、大きな変化になっていくのでしょう。

午前中に、他部署のTさんがかかりちょうにご挨拶にいらっしゃいました。それから学生さんが。かかりちょうも挨拶回りに出掛けました。そうそう、お昼前にかかりちょうが大好きな、レーズンウィッチを図書室一同からプレゼント。午後から来室した先生が、かかりちょうに挨拶していきます。夕方前にはまた別の部署の人が挨拶に。そう、挨拶だらけ。今日は年度末最後の日。本学では、定年退職者は、年度末付けでの辞令になります。

ごくごく、いつも通りに始まった本日。そして少しの非日常を混じらせつつ、やはりいつも通りに過ぎた本日。普段にはないほど丁寧に全員で挨拶してから、帰っていくかかりちょうを見送りました。さようなら、かかりちょう。明日からはもう毎朝、かかりちょうが大学に通ってくることはないなんて、とてもとても不思議。さようなら、かかりちょう。


明日からは菜の花も、5年目に突入です。




拍手[0回]

プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

フリーエリア

カレンダー

09 2025/10 11
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

菜の花にメールする

最新CM

アーカイブ

最新TB

ブログ内検索

アクセス解析

広告

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 菜の花の大学図書館日誌 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]