菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
勢いあまって消しすぎた。
- 2009/04/21 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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15日目(通算712日目)。しょ、しょ、しょしちょうせい?
今日はカウンター当番。朝から13時までです。入室者はそこそこ。少しは自分で対処できるようになってきました。カウンターではひたすら、昨日の仕事の続き。所蔵登録です。昨日、大分進めていたお陰で、何とか午前中うちに、自分で出来る分の117冊は完了しました。残り9冊は、NACSISに書誌がないので、まだ自分で新規書誌を作れない菜の花には所蔵をつけることができません。(所蔵をつけるための元データである書誌がないから。)というわけで、書類を整えて、9冊をまとめて縛り上げて、中央の目録担当部署に送りつけます。えいや!学内の図書室を巡る「搬送便」は月・水・金なので、明日には中央へ旅立つ予定です。
それ以外の117冊については、またSQLでデータ抽出。ちっともSQLは分かっていないのですが、テ机の横に置いてあるテキストを開いても、どうにも読む気にならなくて、横着して適当に雰囲気で抽出の条件式を書いて試してみたら、一発でうまくいったのでご満悦の菜の花なのでした。何だ、結構普通の書き方で大丈夫じゃないですか。SQL、またそのうち恐れずにテキストも読んでみようっと。そこそこ手際よく、すべての処理が終わりました。
そうそう、こうやってカウンターで所蔵登録をしていたら、本の貸出手続きに来た学生さんが、「その本、借りられますか!?」と、菜の花が手にしている処理中の本を指して訊いてこられました。えっと、5分待って頂ければ。何だか人気爆発みたいで、昨日から所蔵登録処理中の本を3冊、登録直後に借りていかれています。まだ棚に並べてもいないというのに。まあ、ありがたいことでありますね。全部それが洋書というのが凄いなあと。学部生さんでも洋書の教科書を読むのですね。菜の花の分野では教科書に指定されていない限り、率先してそういうことはしなかったなあ…。いや、物理学って結構人口が多い上、学部生が学ぶあたりは20世紀に入ったころには完成されてしまっていますので、名著と呼ばれる教科書群は殆ど、すでに日本語になっているのですよねえ。だから菜の花、学部生の頃は英語で書かれた教科書なんて、殆ど読んでいないのです。まあ論文は読みましたけれども。
そんなこんなで、装備、所蔵登録、配架はかなりいい感じで終わりました。しかし菜の花の今日の使命は、これだけではない!昨日、FAXを受け取りました。「書誌調整」というやつです。菜の花の前任者さんは、自分でNACSISの書誌データをさくさくと作れる方でした。ので、新規作成書誌があったり、うちの大学だけが所蔵しているようなデータもあります。そのうちの2つが、「重複」(既存の書誌と同じもの)だったと同定された、ということです。こういうとき、NIIはどちらかの書誌を消すことを提案します。でも所蔵データがついている書誌データは消せないので、うちがつけている所蔵データをもうひとつの書誌の方に付け直し、うちが作った削除対象の書誌データは「削除予定レコード」と修正して下さい、という依頼です。ふえぇぇぇ、NACSISのデータなんて、殆ど触ったこと無いのに、いきなりそんなこと言われても~!!でも、とりあえず頑張ってみましょう!ガッツこそ菜の花の長所(ということにしておく。他に誇れるところもないですし)。で、雑誌のG嬢に「マニュアルない、マニュアル?」とメールしたり、「何かうまく出てこないよー」と内線かけたりで頼りまくり、係長にも相談しながら努力した結果!…勢いあまって、消さなくていいものまでさくさく消しました。ふ…。これ以上傷口を広げると危険なので、ある程度で切り上げて前任のH氏を召還しました。ちなみに報酬はクッキーでした。…システム系のY氏といい、前任のH氏といい…何故うちの図書館には甘いもの大好き、仕事料はガーナ換算な男性が多いのでしょうか…(多分、気のせい)。とにかく、菜の花最初の書誌調整は、勢いよすぎました。ふぅ。思わずね。最後に、こういうデータの管理をしている部署に「消しすぎました。ごめんなさい」と内線で報告して謝っておきました。先手必勝。去年も何回か、あそこから怒られましたっけねえ…。今は亡きデータを、勝手に復活させたりして。。。
展示会の準備は、若干滞っていましたが、一気に片をつけてやる!と決心し、書きかけになっていた展示ポスターの文章を、むしろざくっと消しました。今ある分だけでバランスとって空白を埋めちゃう~。菜の花は悪い子です。ええ。自覚があるだけマシということで許して下さい。でも一応、前任H氏には、もう文章量は十分では?と指摘されていましたので。確かに、入りきらないから~と言って、去年よりも文字列の幅を引き伸ばし、更にフォントサイズを下げてみたりして、無理やり詰め込んでいましたからね…。菜の花の悪い癖です。文字詰め込み。ちょっと反省して、ゆとりを持たせることにしました。最近の教育問題とは逆の方向性で。
それで、展示ポスターの原稿は何とかなったので、もうひとつ、次のことをやろうと。オンラインでのニュース掲載。また英語の壁にぶち当たっていました。どこにいっても結局はついて回るのか、えいごー!大嫌いなのに…。ぶつぶつ。とりあえず、こちらの片はつきました。何とか、少しずつでも前に進んでいます。
それから、そこそこ大騒ぎ!な感じだったのは、電子ジャーナルリストと、リンクリゾルバの動作について。うちの図書室内で疑問が出てきたのですが、それについて「何とかして!」と内線をかけまくっていた菜の花。ちなみに菜の花自身は何にもしません。口しか出さない嫌なやつ、菜の花です。ふふふ。。。これに関連して夜、わざわざ帰りにうちの図書室に対応してくれていた雑誌のG嬢が寄ってくれました。そのまま捕まえて話し込んで2時間以上…。いやあ、ホントにごめんなさい。菜の花は帰宅時間3分ですけれども、向こうはもっと遠いですからね。ゴメンナサイ。反省。でもたまにこうして、人が訪ねてきてくれると嬉しいものです、はい。もっと誰か来ないかなー。
今日はカウンター当番。朝から13時までです。入室者はそこそこ。少しは自分で対処できるようになってきました。カウンターではひたすら、昨日の仕事の続き。所蔵登録です。昨日、大分進めていたお陰で、何とか午前中うちに、自分で出来る分の117冊は完了しました。残り9冊は、NACSISに書誌がないので、まだ自分で新規書誌を作れない菜の花には所蔵をつけることができません。(所蔵をつけるための元データである書誌がないから。)というわけで、書類を整えて、9冊をまとめて縛り上げて、中央の目録担当部署に送りつけます。えいや!学内の図書室を巡る「搬送便」は月・水・金なので、明日には中央へ旅立つ予定です。
それ以外の117冊については、またSQLでデータ抽出。ちっともSQLは分かっていないのですが、テ机の横に置いてあるテキストを開いても、どうにも読む気にならなくて、横着して適当に雰囲気で抽出の条件式を書いて試してみたら、一発でうまくいったのでご満悦の菜の花なのでした。何だ、結構普通の書き方で大丈夫じゃないですか。SQL、またそのうち恐れずにテキストも読んでみようっと。そこそこ手際よく、すべての処理が終わりました。
そうそう、こうやってカウンターで所蔵登録をしていたら、本の貸出手続きに来た学生さんが、「その本、借りられますか!?」と、菜の花が手にしている処理中の本を指して訊いてこられました。えっと、5分待って頂ければ。何だか人気爆発みたいで、昨日から所蔵登録処理中の本を3冊、登録直後に借りていかれています。まだ棚に並べてもいないというのに。まあ、ありがたいことでありますね。全部それが洋書というのが凄いなあと。学部生さんでも洋書の教科書を読むのですね。菜の花の分野では教科書に指定されていない限り、率先してそういうことはしなかったなあ…。いや、物理学って結構人口が多い上、学部生が学ぶあたりは20世紀に入ったころには完成されてしまっていますので、名著と呼ばれる教科書群は殆ど、すでに日本語になっているのですよねえ。だから菜の花、学部生の頃は英語で書かれた教科書なんて、殆ど読んでいないのです。まあ論文は読みましたけれども。
そんなこんなで、装備、所蔵登録、配架はかなりいい感じで終わりました。しかし菜の花の今日の使命は、これだけではない!昨日、FAXを受け取りました。「書誌調整」というやつです。菜の花の前任者さんは、自分でNACSISの書誌データをさくさくと作れる方でした。ので、新規作成書誌があったり、うちの大学だけが所蔵しているようなデータもあります。そのうちの2つが、「重複」(既存の書誌と同じもの)だったと同定された、ということです。こういうとき、NIIはどちらかの書誌を消すことを提案します。でも所蔵データがついている書誌データは消せないので、うちがつけている所蔵データをもうひとつの書誌の方に付け直し、うちが作った削除対象の書誌データは「削除予定レコード」と修正して下さい、という依頼です。ふえぇぇぇ、NACSISのデータなんて、殆ど触ったこと無いのに、いきなりそんなこと言われても~!!でも、とりあえず頑張ってみましょう!ガッツこそ菜の花の長所(ということにしておく。他に誇れるところもないですし)。で、雑誌のG嬢に「マニュアルない、マニュアル?」とメールしたり、「何かうまく出てこないよー」と内線かけたりで頼りまくり、係長にも相談しながら努力した結果!…勢いあまって、消さなくていいものまでさくさく消しました。ふ…。これ以上傷口を広げると危険なので、ある程度で切り上げて前任のH氏を召還しました。ちなみに報酬はクッキーでした。…システム系のY氏といい、前任のH氏といい…何故うちの図書館には甘いもの大好き、仕事料はガーナ換算な男性が多いのでしょうか…(多分、気のせい)。とにかく、菜の花最初の書誌調整は、勢いよすぎました。ふぅ。思わずね。最後に、こういうデータの管理をしている部署に「消しすぎました。ごめんなさい」と内線で報告して謝っておきました。先手必勝。去年も何回か、あそこから怒られましたっけねえ…。今は亡きデータを、勝手に復活させたりして。。。
展示会の準備は、若干滞っていましたが、一気に片をつけてやる!と決心し、書きかけになっていた展示ポスターの文章を、むしろざくっと消しました。今ある分だけでバランスとって空白を埋めちゃう~。菜の花は悪い子です。ええ。自覚があるだけマシということで許して下さい。でも一応、前任H氏には、もう文章量は十分では?と指摘されていましたので。確かに、入りきらないから~と言って、去年よりも文字列の幅を引き伸ばし、更にフォントサイズを下げてみたりして、無理やり詰め込んでいましたからね…。菜の花の悪い癖です。文字詰め込み。ちょっと反省して、ゆとりを持たせることにしました。最近の教育問題とは逆の方向性で。
それで、展示ポスターの原稿は何とかなったので、もうひとつ、次のことをやろうと。オンラインでのニュース掲載。また英語の壁にぶち当たっていました。どこにいっても結局はついて回るのか、えいごー!大嫌いなのに…。ぶつぶつ。とりあえず、こちらの片はつきました。何とか、少しずつでも前に進んでいます。
それから、そこそこ大騒ぎ!な感じだったのは、電子ジャーナルリストと、リンクリゾルバの動作について。うちの図書室内で疑問が出てきたのですが、それについて「何とかして!」と内線をかけまくっていた菜の花。ちなみに菜の花自身は何にもしません。口しか出さない嫌なやつ、菜の花です。ふふふ。。。これに関連して夜、わざわざ帰りにうちの図書室に対応してくれていた雑誌のG嬢が寄ってくれました。そのまま捕まえて話し込んで2時間以上…。いやあ、ホントにごめんなさい。菜の花は帰宅時間3分ですけれども、向こうはもっと遠いですからね。ゴメンナサイ。反省。でもたまにこうして、人が訪ねてきてくれると嬉しいものです、はい。もっと誰か来ないかなー。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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