菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
保存書庫は危険だった
- 2016/05/11 (Wed)
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復職14日目。見てはいけないものを見てしまった…かもしれない。
大分、やらなきゃなお仕事が溜まってきました。以前はテキストエディタをずっと起動していて、それに「やることリスト」を管理していたのですが、復職後は大学の事務システムにログインして、そちらのToDoリストを活用しています。あんまり融通がきかないので、どれくらいもつか分かりませんが。カレンダー機能も併せて使っているので、今のところはそこそこ活用できている方。というのも、係長が共有の会議等を登録して下さるので、これを使っていると都合がよい、というのがあります。
うちの図書館では、どうしても入りきらなかった本を、保管している「保存書庫」というものがあるのですが(でもそんなには入らないし、すでにいっぱい。というか、最初に出来た時点で、ぎゅうぎゅうに詰め込み済み…)、こちらがそれなりに危険です。むかーし、この書庫については書いたような…、この書庫が出来たとき、菜の花はこの書庫に送り込む本の選定作業および引っ越し準備作業を、結構な時間をかけてやっていたので、多分この日誌の中にも出てきていると思います。あの頃から、水が出るというのは分かっていました。というか、サーバ室だったその部屋が水没したためにサーバが撤退し、そこに何故か図書館が間借りした…ので菜の花はかつてこれを「水牢」と呼称していた…気がします(でもブログ内検索するとHITしない…書かなかったのかな…)。
で、そちらの書庫、案の定、壁から水が滴ってきているそうで。一生懸命、吸水材を置いているところです。今日、そちらを見に行く機会があったので、行ってきました。(行くという人を追いかけたはずなのに出会えず、うろうろしてしまいましたが。結局、別のところから鍵を開けて侵入。)
ハリーポッターみたいな世界だよー、と仰っていた非常勤さん、なんて夢のある表現!かなり危険な雰囲気の書庫でした。あんなにここへ送る本リストを作り、お引越し用シールを書初め大会したのに、実際に足を踏み入れたのは初めて。ひとりでうろうろしました。水漏れ箇所については、参考図書のある辺りとは聞いていたので、何とか発見。吸水材もいっぱい置いてありましたしね。幸い、水浸しではなかったです。どちらかというと、その奥の棚板の上に落ちていた鳥の羽の方が気になりました。見上げると高く暗い空間が広がっており、鳥の巣のひとつふたつはありそうだな、と思いましたが…後から聞いたら、鳥なんかはいってくるはずない、とのこと。…あの羽は…。
それにしても、懐かしい本たちに沢山出会いました。あの頃、ここ送りにした参考図書の数々。薄暗く、出納員が来ない限りは隔絶されたこの空間、でも空調はばっちりな保存的にはまあまあのところ。彼らにとって、幸せって何だろう、としみじみ考えてしまいました。
大分、やらなきゃなお仕事が溜まってきました。以前はテキストエディタをずっと起動していて、それに「やることリスト」を管理していたのですが、復職後は大学の事務システムにログインして、そちらのToDoリストを活用しています。あんまり融通がきかないので、どれくらいもつか分かりませんが。カレンダー機能も併せて使っているので、今のところはそこそこ活用できている方。というのも、係長が共有の会議等を登録して下さるので、これを使っていると都合がよい、というのがあります。
うちの図書館では、どうしても入りきらなかった本を、保管している「保存書庫」というものがあるのですが(でもそんなには入らないし、すでにいっぱい。というか、最初に出来た時点で、ぎゅうぎゅうに詰め込み済み…)、こちらがそれなりに危険です。むかーし、この書庫については書いたような…、この書庫が出来たとき、菜の花はこの書庫に送り込む本の選定作業および引っ越し準備作業を、結構な時間をかけてやっていたので、多分この日誌の中にも出てきていると思います。あの頃から、水が出るというのは分かっていました。というか、サーバ室だったその部屋が水没したためにサーバが撤退し、そこに何故か図書館が間借りした…ので菜の花はかつてこれを「水牢」と呼称していた…気がします(でもブログ内検索するとHITしない…書かなかったのかな…)。
で、そちらの書庫、案の定、壁から水が滴ってきているそうで。一生懸命、吸水材を置いているところです。今日、そちらを見に行く機会があったので、行ってきました。(行くという人を追いかけたはずなのに出会えず、うろうろしてしまいましたが。結局、別のところから鍵を開けて侵入。)
ハリーポッターみたいな世界だよー、と仰っていた非常勤さん、なんて夢のある表現!かなり危険な雰囲気の書庫でした。あんなにここへ送る本リストを作り、お引越し用シールを書初め大会したのに、実際に足を踏み入れたのは初めて。ひとりでうろうろしました。水漏れ箇所については、参考図書のある辺りとは聞いていたので、何とか発見。吸水材もいっぱい置いてありましたしね。幸い、水浸しではなかったです。どちらかというと、その奥の棚板の上に落ちていた鳥の羽の方が気になりました。見上げると高く暗い空間が広がっており、鳥の巣のひとつふたつはありそうだな、と思いましたが…後から聞いたら、鳥なんかはいってくるはずない、とのこと。…あの羽は…。
それにしても、懐かしい本たちに沢山出会いました。あの頃、ここ送りにした参考図書の数々。薄暗く、出納員が来ない限りは隔絶されたこの空間、でも空調はばっちりな保存的にはまあまあのところ。彼らにとって、幸せって何だろう、としみじみ考えてしまいました。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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