菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
除湿機を動かしてみよう
64日目(通算1439日目)。一応、動くんだー?
何だか最近、蒸し暑い日が続きますね。季節的に。他の図書室ではすでに空調を利用しているようですが、妙にエコ…というか、エコノミーなうちの図書室では、空調はまったく動かしていません。まあ、職員が女性ばかりなので、冷えは大敵、自然の風が一番!というわけです。それに、書架や利用者さんスペースは余裕で涼しいのです。書架にはそもそも空調設備がないのですが、それでも事務室が28℃を超えていても、24℃くらいなので十分涼しく感じます。ただ、若干気になることがないわけではありません。
それは…湿度。
ちょっと湿度は高い気がしています。24℃だと涼しさが先に立って、蒸し暑さを感じないために見落としがちではあるのですが、外気が入ってくると室温が低い分、同じ水分量でも湿度は高くなりますしね。というわけで、気になるなーと思っていたのですが、同じく気にしていたSさんが「倉庫にサーキュレータがあるので、使ってみていいですか?」と確認されてきました。おお、そんなものがあるのですか。どうぞどうぞー。
で、持ってきたSさん。
「すみません…」
「?」
「何か、『作動せず』って貼ってありました。しかも私の字で…」
えー!そうなんですか。何か日付も書いてありますね。2009年ですか。そうですか。そんなに長い間、倉庫の肥やしにしていましたか。じゃあ、もしかしたら、熟成して、気分を直して動いてくれるかもしれませんよ?
というわけで、とりあえず電源プラグを突き刺して、電源を入れてみました。作動しないといっても色々な状況がありえますから、とりあえず確認確認。
…って、あれ?動くし。普通に回ってませんかね…、これ。あー、じゃあ、設置できますね。置いてみます?…って?え?一応、除湿機も調子は悪いけど設備はある?あー、そういえば見たような。
書架を見に行ってみると、菜の花が前にいた図書室と同じタイプの除湿機でした。古くて、調子はいまいちでしたけれど、それでもちゃんと動いていたはず。お隣の図書室のが壊れて大変だったこともあったっけ…。よし、じゃあ使ってみましょう?で、どういう風に壊れているみたいなのか、検証しましょう?何でも、やってみなくては分かりませんよ。
結果としては、4基の埋め込み式除湿機のうち、3基はまともに動作しているようでした。何故か設定温度を30℃あたりに設定すると、その辺に暖房と冷房の切り替えスイッチがついているようで、かちっと音がして、とんでもない温風を出し始めますが。うーん、温風はいらないですよ。冷風が欲しいわけでもないですが。でも、アナログなダイヤル式の温度設定ネジを回すときに、切り替え音がして若干の手ごたえがあるのは分かるので、うっかり温風設定にしないように気をつけることは可能なようです。それにしてもIさんとSさんからは「壊れている、温風が出ます」という申告だったのですが、もしもあの設定でやっているならそうだったでしょうね…だって温度設定が40℃になってましたもん。もちろん、あれを動かした上でそう申告されていると信じたいのですが…、マニュアルには「30℃で設定せよ」とか書いてあったらしいので…多分、温風が出たり冷風が出たりしたなら、ちょうどぐるぐる回している間に温風・冷風の切り替えになるあたりを通過していたのでしょうね。ダイヤル式なので、何だかんだで結構、遊びがあるのです。だから高温側から30℃設定にする場合と、低温側から30℃設定する場合では、恐らく温風になるか冷風になるかが違っていたと思われます。とりあえず、そんな問題っぽい。書架に温湿度計を置いて測定していたのですが、除湿機作動後からちゃんと湿度は徐々に落ちていたので。
まあ、まだ色々謎が残ってはいますし、1基は実際に壊れている可能性があるので、もうしばらく様子を見る予定です。
それにしてもこんなことをしていると「理系の人」とか「論理的に考えてくれる人」がいてくれて良かった、的な感心のされ方をしまして、光栄ではありますが…去年までの「おかしいねー?」と一応色々触ってみて、結局そのまま修理を頼むこともしないで放置、という状況の方がどちらかというと一般的ではないような気がするのは菜の花だけでございましょうか…?いや、壊れている、と主張するなら普通は、修理に出そうとするのでは…。菜の花時々、この図書室の人たちが分からない…。それは菜の花が理系だから、という理由だけではないような。。。
何だか最近、蒸し暑い日が続きますね。季節的に。他の図書室ではすでに空調を利用しているようですが、妙にエコ…というか、エコノミーなうちの図書室では、空調はまったく動かしていません。まあ、職員が女性ばかりなので、冷えは大敵、自然の風が一番!というわけです。それに、書架や利用者さんスペースは余裕で涼しいのです。書架にはそもそも空調設備がないのですが、それでも事務室が28℃を超えていても、24℃くらいなので十分涼しく感じます。ただ、若干気になることがないわけではありません。
それは…湿度。
ちょっと湿度は高い気がしています。24℃だと涼しさが先に立って、蒸し暑さを感じないために見落としがちではあるのですが、外気が入ってくると室温が低い分、同じ水分量でも湿度は高くなりますしね。というわけで、気になるなーと思っていたのですが、同じく気にしていたSさんが「倉庫にサーキュレータがあるので、使ってみていいですか?」と確認されてきました。おお、そんなものがあるのですか。どうぞどうぞー。
で、持ってきたSさん。
「すみません…」
「?」
「何か、『作動せず』って貼ってありました。しかも私の字で…」
えー!そうなんですか。何か日付も書いてありますね。2009年ですか。そうですか。そんなに長い間、倉庫の肥やしにしていましたか。じゃあ、もしかしたら、熟成して、気分を直して動いてくれるかもしれませんよ?
というわけで、とりあえず電源プラグを突き刺して、電源を入れてみました。作動しないといっても色々な状況がありえますから、とりあえず確認確認。
…って、あれ?動くし。普通に回ってませんかね…、これ。あー、じゃあ、設置できますね。置いてみます?…って?え?一応、除湿機も調子は悪いけど設備はある?あー、そういえば見たような。
書架を見に行ってみると、菜の花が前にいた図書室と同じタイプの除湿機でした。古くて、調子はいまいちでしたけれど、それでもちゃんと動いていたはず。お隣の図書室のが壊れて大変だったこともあったっけ…。よし、じゃあ使ってみましょう?で、どういう風に壊れているみたいなのか、検証しましょう?何でも、やってみなくては分かりませんよ。
結果としては、4基の埋め込み式除湿機のうち、3基はまともに動作しているようでした。何故か設定温度を30℃あたりに設定すると、その辺に暖房と冷房の切り替えスイッチがついているようで、かちっと音がして、とんでもない温風を出し始めますが。うーん、温風はいらないですよ。冷風が欲しいわけでもないですが。でも、アナログなダイヤル式の温度設定ネジを回すときに、切り替え音がして若干の手ごたえがあるのは分かるので、うっかり温風設定にしないように気をつけることは可能なようです。それにしてもIさんとSさんからは「壊れている、温風が出ます」という申告だったのですが、もしもあの設定でやっているならそうだったでしょうね…だって温度設定が40℃になってましたもん。もちろん、あれを動かした上でそう申告されていると信じたいのですが…、マニュアルには「30℃で設定せよ」とか書いてあったらしいので…多分、温風が出たり冷風が出たりしたなら、ちょうどぐるぐる回している間に温風・冷風の切り替えになるあたりを通過していたのでしょうね。ダイヤル式なので、何だかんだで結構、遊びがあるのです。だから高温側から30℃設定にする場合と、低温側から30℃設定する場合では、恐らく温風になるか冷風になるかが違っていたと思われます。とりあえず、そんな問題っぽい。書架に温湿度計を置いて測定していたのですが、除湿機作動後からちゃんと湿度は徐々に落ちていたので。
まあ、まだ色々謎が残ってはいますし、1基は実際に壊れている可能性があるので、もうしばらく様子を見る予定です。
それにしてもこんなことをしていると「理系の人」とか「論理的に考えてくれる人」がいてくれて良かった、的な感心のされ方をしまして、光栄ではありますが…去年までの「おかしいねー?」と一応色々触ってみて、結局そのまま修理を頼むこともしないで放置、という状況の方がどちらかというと一般的ではないような気がするのは菜の花だけでございましょうか…?いや、壊れている、と主張するなら普通は、修理に出そうとするのでは…。菜の花時々、この図書室の人たちが分からない…。それは菜の花が理系だから、という理由だけではないような。。。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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