菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
鉄道統計
363日目(通算1738日目)。解せぬ…。
今日は、朝から鉄道づいていました。いや、たまたまその辺、NDC分類では686の辺りの資料の整理をしておりまして。大正~昭和戦前期にかけての、小さめの資料がざくざくっと出てまいりまして。確認すると、NACSISに書誌がないのです。NACSISに書誌がないということは、NACSIS加盟館ではその資料を所蔵登録しているところがないというわけです。レア資料です。ちなみに、NACSIS加盟館って今、どれくらいなのだろう?とふと思って見てみたら、2013年11月5日現在では502館だそうです。国立98館、公立66館、私立335館、その他3館。ん?その他…?なお、文科省のサイトによりますと、大学数は国立86校、公立82校、私立603校なので、国立大は多分みんな加盟(大学数より多いのは、大学ではない国立機関が加盟しているから)、公立も加盟率が高めで、私立でも半数以上が加盟、という感じでしょうか。とりあえず、その辺に所蔵がない、ということで。はい。レアです、レア。菜の花的には十分レア認定です。実際はきっと、未登録で眠らせている大学図書館さんもあることでしょう。うちも今日までそうだったわけですけれどもね!そういうのを書架から発掘しては、せっせと書誌を作るのが楽しいわけです。Googleの台頭により、「検索して出てこないものは、存在しないもの」とみなす風潮が揶揄されるようになったわけですけれど、未登録資料は結局、まさにその通りのものだと思うのです。誰も検索できない。誰もそこにあることが分からない。使えない。。。それをここで菜の花が登録することによって、もしかしたら数年後、もしかしたら数十年後、まさかとは思うけれど数百年後の誰かがふと「こんな資料ないかなあ」と検索したら何か出てきたぞ!…となったら、何やらやたらと嬉しくないですか?そんなことを考えて、思わずにやにやしながら、無駄かと思うほどデータを入れ込みたくなる菜の花なのです。だって、ねえ?うまく検索されなかったら困りますし。
そんなこんなでせっせと作業していたのですが…いや、すみません、ほかごとに気を取られすぎていて、かなり散漫に作業してました…ってここで正直に懺悔してしまう菜の花はとっても素直。…ではなくて。とにかく、作業中に、ふと開いた資料に、乗降者の統計が載っていたのです。ほうほう、この時代、一体どれくらいの乗降があったのだろう、と統計を眺めてびっくり。「乗車」「降車」の合計が凄くずれているのですが!乗った人が、降りた人より圧倒的に多いのです。乗ったら降りないの…!?Σ( ̄ロ ̄lll)。乗るだけ乗って、この人たちはどこへ消えてしまったの…!?み、ミステリー?…いやいやいや、待って、地域限定の統計でした。この地域で乗って、別の地域で降りれば乗車数が多いのは納得…と思うものの、一旦鉄道に乗って出かけて、帰りはどうしたの?鉄道で帰ってこなかったの…?もしかしたら、船とかバスとかで帰ってきたのでしょうか。それならまあ…納得?いや、でもそれって来る人に関しても言えるわけで、他の地域から鉄道でやってきて、逆にバスなどで帰っていったら今度は降車数が増えるはずで…ある程度相殺されてもいいような。それとも超不景気で、移住者続出?出て行ったけれど帰ってこなかった人たち…。にしては、数が多いのです。年間数十万人。…一体、何が…。。。それとも「乗車人員」「降車人員」というのは菜の花が知らないだけで「この地域から乗り込んだ人」「この地域で降りた人」の統計ではないとか?どうなのでしょうか…。誰かその辺りのことをご存知の方がいらっしゃったら、是非菜の花にご教授下さいませ。気になります。
今日は、朝から鉄道づいていました。いや、たまたまその辺、NDC分類では686の辺りの資料の整理をしておりまして。大正~昭和戦前期にかけての、小さめの資料がざくざくっと出てまいりまして。確認すると、NACSISに書誌がないのです。NACSISに書誌がないということは、NACSIS加盟館ではその資料を所蔵登録しているところがないというわけです。レア資料です。ちなみに、NACSIS加盟館って今、どれくらいなのだろう?とふと思って見てみたら、2013年11月5日現在では502館だそうです。国立98館、公立66館、私立335館、その他3館。ん?その他…?なお、文科省のサイトによりますと、大学数は国立86校、公立82校、私立603校なので、国立大は多分みんな加盟(大学数より多いのは、大学ではない国立機関が加盟しているから)、公立も加盟率が高めで、私立でも半数以上が加盟、という感じでしょうか。とりあえず、その辺に所蔵がない、ということで。はい。レアです、レア。菜の花的には十分レア認定です。実際はきっと、未登録で眠らせている大学図書館さんもあることでしょう。うちも今日までそうだったわけですけれどもね!そういうのを書架から発掘しては、せっせと書誌を作るのが楽しいわけです。Googleの台頭により、「検索して出てこないものは、存在しないもの」とみなす風潮が揶揄されるようになったわけですけれど、未登録資料は結局、まさにその通りのものだと思うのです。誰も検索できない。誰もそこにあることが分からない。使えない。。。それをここで菜の花が登録することによって、もしかしたら数年後、もしかしたら数十年後、まさかとは思うけれど数百年後の誰かがふと「こんな資料ないかなあ」と検索したら何か出てきたぞ!…となったら、何やらやたらと嬉しくないですか?そんなことを考えて、思わずにやにやしながら、無駄かと思うほどデータを入れ込みたくなる菜の花なのです。だって、ねえ?うまく検索されなかったら困りますし。
そんなこんなでせっせと作業していたのですが…いや、すみません、ほかごとに気を取られすぎていて、かなり散漫に作業してました…ってここで正直に懺悔してしまう菜の花はとっても素直。…ではなくて。とにかく、作業中に、ふと開いた資料に、乗降者の統計が載っていたのです。ほうほう、この時代、一体どれくらいの乗降があったのだろう、と統計を眺めてびっくり。「乗車」「降車」の合計が凄くずれているのですが!乗った人が、降りた人より圧倒的に多いのです。乗ったら降りないの…!?Σ( ̄ロ ̄lll)。乗るだけ乗って、この人たちはどこへ消えてしまったの…!?み、ミステリー?…いやいやいや、待って、地域限定の統計でした。この地域で乗って、別の地域で降りれば乗車数が多いのは納得…と思うものの、一旦鉄道に乗って出かけて、帰りはどうしたの?鉄道で帰ってこなかったの…?もしかしたら、船とかバスとかで帰ってきたのでしょうか。それならまあ…納得?いや、でもそれって来る人に関しても言えるわけで、他の地域から鉄道でやってきて、逆にバスなどで帰っていったら今度は降車数が増えるはずで…ある程度相殺されてもいいような。それとも超不景気で、移住者続出?出て行ったけれど帰ってこなかった人たち…。にしては、数が多いのです。年間数十万人。…一体、何が…。。。それとも「乗車人員」「降車人員」というのは菜の花が知らないだけで「この地域から乗り込んだ人」「この地域で降りた人」の統計ではないとか?どうなのでしょうか…。誰かその辺りのことをご存知の方がいらっしゃったら、是非菜の花にご教授下さいませ。気になります。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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