菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
所蔵登録ミス
90日目(通算1465日目)。ゴミ箱、ざぶざぶ。
水曜日は、Weekly Cleaningの日!…と、菜の花が着任した4月から取り決めました。で、全員で水曜日の朝、30分くらいそれぞれが好きなところをあちこち掃除しています。自動扉のガラス拭きだったり、事務室の掃除機かけだったり、書架に並ぶ本の「天」のほこり落としだったり。
今日の菜の花は、事務室の共有ゴミ箱の汚れが目に付いてしまいました。よし、今日はこれを磨くー!
カウンター正面のシンクで、一心不乱にゴミ箱を磨くこの図書館員。いやはや、利用者さんがいなくて良かったです。(いや、それって喜べない事態ですよ?)でも考えてみて下さい、もしも自動扉を入ってすぐのカウンターで、入室手続きをしようとしたら、凄い勢いでゴミ箱を洗っている図書館員さんしかいなかったら。思わず、そのまま回れ右して帰りたくなりません?うっかり、利用者さんをリジェクトしちゃうところでございましたよ。
今日は、まるっとした可愛らしい文字で書かれた読めない言語のCD-ROMを前に、うーん、となってみたり、業者さんからのアポイントメント電話を受けたり(後日、お会いすることになった)、ひたすら重複本のピックアップをしてみたり、先月分の使ったお金の書類がきたので取りまとめたり、何か色々ありました。一番「うわー」となったのは…ああ、またあれですね、公文書版と市販本版の話を含め、所蔵登録ミスの発覚。
複数冊あるから、1冊は捨てよう、とリストに挙げようとして、所蔵データのぶら下がっている書誌データと、実際の本のタイトルが不一致のものを発見してしまったのです。えー。びみょう。最初に見つけたのはシリーズものの資料で3書誌に2冊ずつ所蔵があるはずのところ、1つ目の書誌には1冊、2つ目の書誌にも1冊、3つ目の書誌に4冊ついてました。いや…ダウト!!
どうやら10年くらい前の受入担当者が、間違えて所蔵登録したようです。間違えられた本と、間違えてつけられた書誌ではお値段が違うようだったので、支払はどうだったのだろう、と若干不安になりました。日付がはっきりしているので、受入時の資料を確認することもできそうでしたが、もしもそれで金額間違いなどが発覚したとしても、もはやどうしようもないので(購入者の先生は退職済みですし、何しろ10年以上も前の支払ですしね…)、深く考えるのはやめました。人間、知らない方が幸せなこともありますの。
他にも、公文書版と市販本版がおかしなことになっている雑誌書誌の資料も発見。最初の2冊は市販本版しかなかったのですが、所蔵としては公文書版で持っている範囲まで全部ついていて(そういうことはままあります。確かに、内容がまったく同じなら、利用者にとってはどちらでも良いわけなので、まとめて所蔵状況を書いてある方が分かりやすい、という意見も当然あります)、公文書版では、市販本版しかない最初の方の所蔵をつけていない(つまり確かに公文書版で持っている部分だけの所蔵をつけている…あれ?利用者にとってはどちらでもいいから持っているのを全部書いた方が分かりやすい、というコンセプトなら、最初の方の所蔵もいるはずなのですが…)状態。これらについては、明日また、正しい所蔵に付け替えることに。今日のところは、注記として「何年までは市販本版を所蔵」「何年以降は公文書版を所蔵」と入れて、その書誌IDを書き添えておきました。これならはっきりするはず。これでほっとしたのも束の間。この雑誌書誌、途中でタイトルチェンジして、「継続後誌」が存在するのですが、そのリンクをクリックしてびっくり。切り替わる前後ともに公文書版のはずなのに、公文書版の「継続前誌」から「後誌」をクリックすると所蔵がない!どこだ?…と思ったら、やっぱり市販本版の書誌に所蔵がついていました。こんな肝心なところで間違うなんて!だってそうでしょう?これでは「継続後誌」側から「前誌」をクリックしても「所蔵なし」になっちゃうんですから。間違いなく継続の前後、両方を所蔵しているのに、所蔵登録を間違えたために、まるで所蔵がないかのように利用者さんに誤解させてしまう恐れがめちゃくちゃ高いのですよ!えええ!ですよ。こういうのはさすがにまずいです。数が多いからすぐに対応できませんでしたが、明日には修正したいと思います。
…という感じで「明日やる」を積み上げていったら、凄いことに。明日の菜の花は大変なことになりそうです…というか、単にやりきれないで終わるだけか…とほほ。何とか少しでも沢山こなせるよう、頑張る所存ではございます。
水曜日は、Weekly Cleaningの日!…と、菜の花が着任した4月から取り決めました。で、全員で水曜日の朝、30分くらいそれぞれが好きなところをあちこち掃除しています。自動扉のガラス拭きだったり、事務室の掃除機かけだったり、書架に並ぶ本の「天」のほこり落としだったり。
今日の菜の花は、事務室の共有ゴミ箱の汚れが目に付いてしまいました。よし、今日はこれを磨くー!
カウンター正面のシンクで、一心不乱にゴミ箱を磨くこの図書館員。いやはや、利用者さんがいなくて良かったです。(いや、それって喜べない事態ですよ?)でも考えてみて下さい、もしも自動扉を入ってすぐのカウンターで、入室手続きをしようとしたら、凄い勢いでゴミ箱を洗っている図書館員さんしかいなかったら。思わず、そのまま回れ右して帰りたくなりません?うっかり、利用者さんをリジェクトしちゃうところでございましたよ。
今日は、まるっとした可愛らしい文字で書かれた読めない言語のCD-ROMを前に、うーん、となってみたり、業者さんからのアポイントメント電話を受けたり(後日、お会いすることになった)、ひたすら重複本のピックアップをしてみたり、先月分の使ったお金の書類がきたので取りまとめたり、何か色々ありました。一番「うわー」となったのは…ああ、またあれですね、公文書版と市販本版の話を含め、所蔵登録ミスの発覚。
複数冊あるから、1冊は捨てよう、とリストに挙げようとして、所蔵データのぶら下がっている書誌データと、実際の本のタイトルが不一致のものを発見してしまったのです。えー。びみょう。最初に見つけたのはシリーズものの資料で3書誌に2冊ずつ所蔵があるはずのところ、1つ目の書誌には1冊、2つ目の書誌にも1冊、3つ目の書誌に4冊ついてました。いや…ダウト!!
どうやら10年くらい前の受入担当者が、間違えて所蔵登録したようです。間違えられた本と、間違えてつけられた書誌ではお値段が違うようだったので、支払はどうだったのだろう、と若干不安になりました。日付がはっきりしているので、受入時の資料を確認することもできそうでしたが、もしもそれで金額間違いなどが発覚したとしても、もはやどうしようもないので(購入者の先生は退職済みですし、何しろ10年以上も前の支払ですしね…)、深く考えるのはやめました。人間、知らない方が幸せなこともありますの。
他にも、公文書版と市販本版がおかしなことになっている雑誌書誌の資料も発見。最初の2冊は市販本版しかなかったのですが、所蔵としては公文書版で持っている範囲まで全部ついていて(そういうことはままあります。確かに、内容がまったく同じなら、利用者にとってはどちらでも良いわけなので、まとめて所蔵状況を書いてある方が分かりやすい、という意見も当然あります)、公文書版では、市販本版しかない最初の方の所蔵をつけていない(つまり確かに公文書版で持っている部分だけの所蔵をつけている…あれ?利用者にとってはどちらでもいいから持っているのを全部書いた方が分かりやすい、というコンセプトなら、最初の方の所蔵もいるはずなのですが…)状態。これらについては、明日また、正しい所蔵に付け替えることに。今日のところは、注記として「何年までは市販本版を所蔵」「何年以降は公文書版を所蔵」と入れて、その書誌IDを書き添えておきました。これならはっきりするはず。これでほっとしたのも束の間。この雑誌書誌、途中でタイトルチェンジして、「継続後誌」が存在するのですが、そのリンクをクリックしてびっくり。切り替わる前後ともに公文書版のはずなのに、公文書版の「継続前誌」から「後誌」をクリックすると所蔵がない!どこだ?…と思ったら、やっぱり市販本版の書誌に所蔵がついていました。こんな肝心なところで間違うなんて!だってそうでしょう?これでは「継続後誌」側から「前誌」をクリックしても「所蔵なし」になっちゃうんですから。間違いなく継続の前後、両方を所蔵しているのに、所蔵登録を間違えたために、まるで所蔵がないかのように利用者さんに誤解させてしまう恐れがめちゃくちゃ高いのですよ!えええ!ですよ。こういうのはさすがにまずいです。数が多いからすぐに対応できませんでしたが、明日には修正したいと思います。
…という感じで「明日やる」を積み上げていったら、凄いことに。明日の菜の花は大変なことになりそうです…というか、単にやりきれないで終わるだけか…とほほ。何とか少しでも沢山こなせるよう、頑張る所存ではございます。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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