菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
代替資料と電子書籍デモ
249日目(通算1624日目)。めーるばっかり書いていた気がする。
水曜日の朝は、図書室のお掃除。書庫のほこりはらいに出掛け、図書受入担当者さんが「もう入らない…」と仰っていたタイトルのことを思い出し、見に行きました。月刊の逐次刊行物ですが、雑誌扱いではなく、図書として受入しているので、図書受入担当者さんのおしごとになっています。分厚くて、タウンページみたいな子なのですが…見に行って「あああ…」と。本当だ、入りませんね。困りました。今年はいけても、来年は絶対無理。ただでさえこの1タイトルで、見渡す限り…数連に渡って6段を占拠しているので、それはもう、膨大な分量です。でもこれ、大体オンラインでひけるのでは…。もうやめてしまえばいいのでは?という考えがわきあがってきます。しかし、この金額は大きいし、やめるならそれなりの代替が必要…。というわけで、午前中はひたすら、この代替資料を探索していました。うーん、、、微妙です。半日かけましたが、今のところはまだ本決まりではありません。また今度、再検討します。
午後からは電子書籍のデモに業者さんがいらっしゃいました。K先生と一緒に聞かせて頂きました。前の前の部署では扱っていたものなのですが、あれからずいぶん変わりました。それぞれのコンテンツごとに全文検索がかかるとかかからないとか、図表のタイトルがデジタルで入力されているのといないのがあるとか、色々と細かくチェックできたので、よかったです。本当はどうしても紙媒体で欲しいものの、絶版になっていて、もはや電子書籍版しか売らない、と出版元さんに言われてしまったシリーズがあります。とっても悲しいけれど、これからはこういう風になっていくのかな、と。しかし、書架にすでに並んでいる同系シリーズのことを考えると、本当に困ります。どうしようかな、また前の前の部署みたいに、書架に「このタイトルは電子版の所蔵あり」という代本板を入れるか…でもそんなことしたら、書架がすぐいっぱいになってしまうし…。もう少し場所を取らない形で入れ込めないかな…とは思いますが、それならもう、所蔵検索でやってもらうしかない、という気もします。ブラウジングはできないですが、このプラットフォームの電子書籍だと、うちの大学では所蔵目録に登録しているので、紙媒体と一緒に検索はかかります。こういうときふと、次世代OPACとか言っていた頃を思い出します。どうなったのだっけ。もう何年も前にあんなに調査したのに、結局未だに入っていません。菜の花としては、新書マップの結果表示みたいな、ビジュアルな結果が出てくると何か嬉しいのですけれどもねー。まあ、そのためには背表紙画像の登録が必須なので、そりゃもう大変でしょうけれど。そういうベンチャービジネスとか出てきたりしないかしら、なんて思ったり。
デモの後、K先生とうちの図書室で未整理資料として置かれている某コレクションの目録公開についてご相談しました。一応のリストは完成していて、それぞれの資料は袋詰めされて保管されています。状態がばらばらなので、NACSISへの登録は行なっていません。ものによっては、いけるのではないかとは思っていますが、今のところこれらを登録するのは最優先事項ではないので(現状、別の未整理資料群2種の登録を進めているところなので。片方は約1年の作業時間を、もう片方は数年を見込んでいます)、いずれ検討する、というところです。でも折角出来ているリストがあるので、これをPDFでも何でも公開していれば、本当に必要な研究者さんなら、ぐぐってでも辿り着いてくれると信じて。それにしても懸案事項の多い図書室ですね、ここ。。。
水曜日の朝は、図書室のお掃除。書庫のほこりはらいに出掛け、図書受入担当者さんが「もう入らない…」と仰っていたタイトルのことを思い出し、見に行きました。月刊の逐次刊行物ですが、雑誌扱いではなく、図書として受入しているので、図書受入担当者さんのおしごとになっています。分厚くて、タウンページみたいな子なのですが…見に行って「あああ…」と。本当だ、入りませんね。困りました。今年はいけても、来年は絶対無理。ただでさえこの1タイトルで、見渡す限り…数連に渡って6段を占拠しているので、それはもう、膨大な分量です。でもこれ、大体オンラインでひけるのでは…。もうやめてしまえばいいのでは?という考えがわきあがってきます。しかし、この金額は大きいし、やめるならそれなりの代替が必要…。というわけで、午前中はひたすら、この代替資料を探索していました。うーん、、、微妙です。半日かけましたが、今のところはまだ本決まりではありません。また今度、再検討します。
午後からは電子書籍のデモに業者さんがいらっしゃいました。K先生と一緒に聞かせて頂きました。前の前の部署では扱っていたものなのですが、あれからずいぶん変わりました。それぞれのコンテンツごとに全文検索がかかるとかかからないとか、図表のタイトルがデジタルで入力されているのといないのがあるとか、色々と細かくチェックできたので、よかったです。本当はどうしても紙媒体で欲しいものの、絶版になっていて、もはや電子書籍版しか売らない、と出版元さんに言われてしまったシリーズがあります。とっても悲しいけれど、これからはこういう風になっていくのかな、と。しかし、書架にすでに並んでいる同系シリーズのことを考えると、本当に困ります。どうしようかな、また前の前の部署みたいに、書架に「このタイトルは電子版の所蔵あり」という代本板を入れるか…でもそんなことしたら、書架がすぐいっぱいになってしまうし…。もう少し場所を取らない形で入れ込めないかな…とは思いますが、それならもう、所蔵検索でやってもらうしかない、という気もします。ブラウジングはできないですが、このプラットフォームの電子書籍だと、うちの大学では所蔵目録に登録しているので、紙媒体と一緒に検索はかかります。こういうときふと、次世代OPACとか言っていた頃を思い出します。どうなったのだっけ。もう何年も前にあんなに調査したのに、結局未だに入っていません。菜の花としては、新書マップの結果表示みたいな、ビジュアルな結果が出てくると何か嬉しいのですけれどもねー。まあ、そのためには背表紙画像の登録が必須なので、そりゃもう大変でしょうけれど。そういうベンチャービジネスとか出てきたりしないかしら、なんて思ったり。
デモの後、K先生とうちの図書室で未整理資料として置かれている某コレクションの目録公開についてご相談しました。一応のリストは完成していて、それぞれの資料は袋詰めされて保管されています。状態がばらばらなので、NACSISへの登録は行なっていません。ものによっては、いけるのではないかとは思っていますが、今のところこれらを登録するのは最優先事項ではないので(現状、別の未整理資料群2種の登録を進めているところなので。片方は約1年の作業時間を、もう片方は数年を見込んでいます)、いずれ検討する、というところです。でも折角出来ているリストがあるので、これをPDFでも何でも公開していれば、本当に必要な研究者さんなら、ぐぐってでも辿り着いてくれると信じて。それにしても懸案事項の多い図書室ですね、ここ。。。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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