菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
せりあいちゅう
208日目(通算1583日目)。タッチの差は続く。
月曜日(2/25)にも書きましたけれど今、ちょうど菜の花が続々と受入準備作業をしている大正から昭和戦前期の資料群、某S大さんも続々と所蔵登録されている模様…。
今日も、何気なく「書誌なし」と記録されている書誌を検索したら、ちゃんと出てきてしまいまして、しかもS大さんが今週、作成されていました。またタッチの差…!思わず、「ああっ、S大さんが!」と言ったら周りから、
「きっと向こうも、『またこいつか!』って言ってますよね」
と。あ、、、なるほど、確かに。気付いていますよね、きっと。ちょっと検索してみようっと。…というわけで、菜の花が先週作成した書誌をぽちぽちと検索してみました。結果、半分くらいにはS大さんの所蔵データが入っていたのです。おおっと!ということは、多分向こうも、
「所蔵登録しようと思ったら、数日差で書誌が出来てる!」
…と、なっているはず。一番びっくりしたのは、菜の花が作成したその日のうちに、S大さんの所蔵がついていたものまであったこと。完全にかぶってる!完全に同じ時期、同じ分野の遡及入力してる…!!なかまがいました。目録仲間がいましたよ。ええ。もうすぐ、この分野の資料群の入力が完了しますが(あと1段分)、それまでに何回、S大さんとニアミスできるでしょうか。若干、たのしみです。
そんな感じでたのしく遡及入力している菜の花なわけですが、目録は菜の花がやるものの、装備などは図書担当のSさんにお任せしています。年代が大正~昭和戦前期のため、それなりに劣化が激しく、ラベルを貼る際にはついでに補修作業も行ないます。ので、結構時間がかかるのですね。で、Sさんの周りに、ブックトラックが増えてきてしまいました。これ以上、修理を丸投げするのは無理だな、と判断。それで今日は珍しく、自分で補修作業をすることにしました。久々。本当に久々です。今の図書室に異動してから、殆ど本を直していない気がするのですよ…!これはいけない。やはり、自分で手を動かさなくてはね。
久々にやると、やっぱり楽しいですね。綺麗に直ればなおさらです。ページの補修ではなるべく、ページヘルパーなどを使わずに、ノリと紙を使ってなるべく元の状態に近い見た目になるように直すのが好きなのですが、今日はかなりの会心の出来でした。やった自分でも、どこを接いだかが分からない…!あれ、どこだっけ?うわあ、素敵!…と、ひとりでご満悦で自画自賛してました。ま、そんなハイテンションなのです。
こうして今週は終わっていきました。来週は…また勝負のときでございます。頑張りましょう。
月曜日(2/25)にも書きましたけれど今、ちょうど菜の花が続々と受入準備作業をしている大正から昭和戦前期の資料群、某S大さんも続々と所蔵登録されている模様…。
今日も、何気なく「書誌なし」と記録されている書誌を検索したら、ちゃんと出てきてしまいまして、しかもS大さんが今週、作成されていました。またタッチの差…!思わず、「ああっ、S大さんが!」と言ったら周りから、
「きっと向こうも、『またこいつか!』って言ってますよね」
と。あ、、、なるほど、確かに。気付いていますよね、きっと。ちょっと検索してみようっと。…というわけで、菜の花が先週作成した書誌をぽちぽちと検索してみました。結果、半分くらいにはS大さんの所蔵データが入っていたのです。おおっと!ということは、多分向こうも、
「所蔵登録しようと思ったら、数日差で書誌が出来てる!」
…と、なっているはず。一番びっくりしたのは、菜の花が作成したその日のうちに、S大さんの所蔵がついていたものまであったこと。完全にかぶってる!完全に同じ時期、同じ分野の遡及入力してる…!!なかまがいました。目録仲間がいましたよ。ええ。もうすぐ、この分野の資料群の入力が完了しますが(あと1段分)、それまでに何回、S大さんとニアミスできるでしょうか。若干、たのしみです。
そんな感じでたのしく遡及入力している菜の花なわけですが、目録は菜の花がやるものの、装備などは図書担当のSさんにお任せしています。年代が大正~昭和戦前期のため、それなりに劣化が激しく、ラベルを貼る際にはついでに補修作業も行ないます。ので、結構時間がかかるのですね。で、Sさんの周りに、ブックトラックが増えてきてしまいました。これ以上、修理を丸投げするのは無理だな、と判断。それで今日は珍しく、自分で補修作業をすることにしました。久々。本当に久々です。今の図書室に異動してから、殆ど本を直していない気がするのですよ…!これはいけない。やはり、自分で手を動かさなくてはね。
久々にやると、やっぱり楽しいですね。綺麗に直ればなおさらです。ページの補修ではなるべく、ページヘルパーなどを使わずに、ノリと紙を使ってなるべく元の状態に近い見た目になるように直すのが好きなのですが、今日はかなりの会心の出来でした。やった自分でも、どこを接いだかが分からない…!あれ、どこだっけ?うわあ、素敵!…と、ひとりでご満悦で自画自賛してました。ま、そんなハイテンションなのです。
こうして今週は終わっていきました。来週は…また勝負のときでございます。頑張りましょう。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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この記事へのコメント
無題
戦前の海運の本を読んだことがあります。
日本海に国境がなかった時の海運や、ドイツのダンチヒ港に関することが書いてありました。おもしろかったです。
>ホエールズさん
最初に配属された部署では、お隣のかかりに凄い人がいらっしゃったので、「師匠」として習ってました。実に色々な補修をさせて頂きました。
>新刊図書だと「先をこされた-」は多いですが、古い本では本当に珍しい。
そうなのですよね!新刊はむしろ「先をこしてくれないかな…」と一日二日、待ってみたりもして(←こらこら)。しかしこれだけ古いものになると、かなり珍しいです。それが何冊も続くのもまた珍しい。そもそも国内所蔵が殆どないと思われるマイナーな資料なだけに。
古い雑誌系で一番面白いのは「広告」かも…と最近よく思います。いや、もう、ホントに面白いです。色々。