菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
しごと納め2012
172日目(通算1547日目)。納まった。
何とか納まりました。というわけで、本年最後の出勤でした。
もちろん、朝からやったことといえば、大掃除。頑張りました。とっても。それから、あとは書類書きばかりしていたような。いや、全体的にばたばたした1日でした。送別&忘年昼食会の幹事をしていましたし。図書室のメンバーではないのですが、菜の花のお隣の席に引っ越してきた非常勤さんが本日で最終勤務でした。来年からは、新しい方がいらっしゃいます。うーん、どんな方がいらっしゃるのでしょう。どきどきです。
本日特筆すべきことは特にありませんでしたが…そうですね…、つらつらと2012年について振り返ってみたりしていました。何だかんだで、今年一番、印象に残ったことは何だろう?と思っていたのですが、やっぱり一番は「祝・論文掲載!」でしょうか。
菜の花がFirst Authorとなっている論文(レギュラーペーパー)が、今年発行の学術雑誌に掲載されました。ちゃんと英語でございます。今年の初めに投稿し、査読を経て初夏の頃にアクセプト、夏頃にはパブリッシュされました。図書館とは何の関係もない、元々の専攻の論文なのですけれどもね。掲載雑誌は、インパクトファクターが徐々に上がってついに4以上となった某雑誌で、Oxford Journalsで電子ジャーナルとして見られます。画面で見るたびに思わずにやにやしてしまう、あやしい人になっています。(だって、何だか嬉しいですよね!ね?)
この一連の体験は、とても貴重なものでした。大学図書館員としては是非、経験すると良いことだと思います。出来れば、事務職員も。そうしないとますます、事務系と研究者との溝は深まるばかりですからね。大学に勤務する上では、それぞれの立場をある程度理解する必要はあると思います。大学に勤める人たちの多くは大卒か院卒でしょうから、「学生」の立場は経験済みの人が多いでしょう。でも、教職員はどうでしょうか。研究職には研究職の大変さがあるし、事務職には事務職の悩みがあるはず。事務系は人事交流で、他の大学はじめ、色々なところに体験に行く制度もあるらしいですが、それよりも事務職員でも学部レベルを超えた研究をしてみる、逆に教員は教員で片手間ではなく事務のしごとどっぷりの3ヵ月をやってみる、みたいな「学内人事交流」というのがあっても良いような気は致します。まあ、難しいでしょうけれどもね。名ばかりで、実際には研究しない、とか事務仕事丸投げ、ではまったく無意味ですが、しっかり真面目にやれば、それなりに面白い発見があるのではないかと思います。…まあ、そんな未来はまったく想像がつきませんし、きっとこれからも、何となく「教員」と「職員」の溝は埋まらないのだろうなあ…とは思います。それを何とかしよう!…と叫べるほど、もはや菜の花は若くない、というのをしみじみと感じる今日この頃。菜の花も歳をとってしまいました。年の瀬なので、余計にそんな時の流れに気持ちが流されてしまうものです。
いやいや、いけないいけない。今年も最後。最後くらいは明るく締めましょう。終わりよければ全て良し、です。色々なことがあった1年でした。まさかの異動とか、夏場のヘルペス事件、そしてその後遺症で皮膚が過敏になり、「資料に触るときは完全防備」という白衣の標準装備化とか。何とか今日までこぎつけられたことは幸いでした。菜の花は頑張りました。ええ。多分ね。来年も…頑張って参りましょう。
というわけで、本年はこれにておしまい。今年も1年間、ありがとうございました。また来年も、お会いできたら嬉しいことです。それではみなさま、良いお年を。
何とか納まりました。というわけで、本年最後の出勤でした。
もちろん、朝からやったことといえば、大掃除。頑張りました。とっても。それから、あとは書類書きばかりしていたような。いや、全体的にばたばたした1日でした。送別&忘年昼食会の幹事をしていましたし。図書室のメンバーではないのですが、菜の花のお隣の席に引っ越してきた非常勤さんが本日で最終勤務でした。来年からは、新しい方がいらっしゃいます。うーん、どんな方がいらっしゃるのでしょう。どきどきです。
本日特筆すべきことは特にありませんでしたが…そうですね…、つらつらと2012年について振り返ってみたりしていました。何だかんだで、今年一番、印象に残ったことは何だろう?と思っていたのですが、やっぱり一番は「祝・論文掲載!」でしょうか。
菜の花がFirst Authorとなっている論文(レギュラーペーパー)が、今年発行の学術雑誌に掲載されました。ちゃんと英語でございます。今年の初めに投稿し、査読を経て初夏の頃にアクセプト、夏頃にはパブリッシュされました。図書館とは何の関係もない、元々の専攻の論文なのですけれどもね。掲載雑誌は、インパクトファクターが徐々に上がってついに4以上となった某雑誌で、Oxford Journalsで電子ジャーナルとして見られます。画面で見るたびに思わずにやにやしてしまう、あやしい人になっています。(だって、何だか嬉しいですよね!ね?)
この一連の体験は、とても貴重なものでした。大学図書館員としては是非、経験すると良いことだと思います。出来れば、事務職員も。そうしないとますます、事務系と研究者との溝は深まるばかりですからね。大学に勤務する上では、それぞれの立場をある程度理解する必要はあると思います。大学に勤める人たちの多くは大卒か院卒でしょうから、「学生」の立場は経験済みの人が多いでしょう。でも、教職員はどうでしょうか。研究職には研究職の大変さがあるし、事務職には事務職の悩みがあるはず。事務系は人事交流で、他の大学はじめ、色々なところに体験に行く制度もあるらしいですが、それよりも事務職員でも学部レベルを超えた研究をしてみる、逆に教員は教員で片手間ではなく事務のしごとどっぷりの3ヵ月をやってみる、みたいな「学内人事交流」というのがあっても良いような気は致します。まあ、難しいでしょうけれどもね。名ばかりで、実際には研究しない、とか事務仕事丸投げ、ではまったく無意味ですが、しっかり真面目にやれば、それなりに面白い発見があるのではないかと思います。…まあ、そんな未来はまったく想像がつきませんし、きっとこれからも、何となく「教員」と「職員」の溝は埋まらないのだろうなあ…とは思います。それを何とかしよう!…と叫べるほど、もはや菜の花は若くない、というのをしみじみと感じる今日この頃。菜の花も歳をとってしまいました。年の瀬なので、余計にそんな時の流れに気持ちが流されてしまうものです。
いやいや、いけないいけない。今年も最後。最後くらいは明るく締めましょう。終わりよければ全て良し、です。色々なことがあった1年でした。まさかの異動とか、夏場のヘルペス事件、そしてその後遺症で皮膚が過敏になり、「資料に触るときは完全防備」という白衣の標準装備化とか。何とか今日までこぎつけられたことは幸いでした。菜の花は頑張りました。ええ。多分ね。来年も…頑張って参りましょう。
というわけで、本年はこれにておしまい。今年も1年間、ありがとうございました。また来年も、お会いできたら嬉しいことです。それではみなさま、良いお年を。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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