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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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風邪

287日目(通算984日目)。喉が痛い。

どうも昨夜からずっと喉が痛かったのですが、今日も終日、喉が痛いまま。うがいしまくりで、こまめに水分を摂っても、喉の痛みはひどくなるばかり。あとくしゃみも。そして夕方からは身体のだるさも。。。これは、これは…風邪?いや、認めません!菜の花は認めませんぞ!病は気から、ここで認めたら負けだ!!何しろ明日から、遠出の出張なので、ここで風邪を引くわけには参りません。根性で乗り切ります。


図書室で、昨日は「画面キャプチャを、Wordに貼り付ける方法」を訊かれました。今日は「Wordに挿入した図形の塗りつぶしを解除する方法」を。つまりは、システムの画面を取り込んで、どう操作するかを吹き出しなどのコメント追加したWord文書にしたい、と。というわけで、最近、絶賛マニュアル作成ブーム到来中の、うちの図書室です。確かに、今年度末には、定年等で5人中2人がこの職場を去ることが、現時点ですでに判明していますからね。それ以外にも異動がないとは言い切れませんし、きちんとした引継ぎ書類を整備しておくのは重要です。


本日のメインのお仕事は、カウンター当番と、ドイツ語資料の書誌作成。ようやく、この資料群の作成書誌数が100件突破。あと一息で、この一連のドイツ語資料ともお別れできます。今月中は厳しいかもですけど…、来月には絶対終われますね。引き続き、気を緩めずに頑張ります。


それから、来月に「5年目研修」なるものが登場。「もっと早く言えよ!」と思わずメールに毒づきましたが、カレンダーを見たら自分の文字で書き付けてありました。あ、、、年度始めに聞いてましたか。すみません、研修担当部署の人に、心の中で謝っておきます。

この研修では、あらかじめ何か書いて来い、ということで、それを開いてみました。なになに?

「新人職員のとき、一番嬉しかったことは?」

…そんなの決まってるじゃないですか。

「貯金通帳の残高が増えること。」

そのために就職したのですからねー。世の中、お金です!お金がすべてです、とまでは申しませんが、先立つものなくしては、幸せを得るのは難しゅうございます、はい。世知辛い世の中というやつでしょうか。でもこの正直なことばは、周りから総攻撃にあったので、書き換えました。もう少しまともに。

「毎日、明るいところで生活できること。」

暗室作業から開放され、喜びに打ち震える菜の花さんを思い出したのでした。でも、図書館員(というか大学職員)としては「利用者さんの役に立てて、笑顔を見られたこと」とか書く方が、模範解答なんでしょうねー…。他者との関係重視というか。他に、自分の仕事が認められる喜び、とか。それも他者との関係か。でも菜の花は、じこちゅーな人間嫌いなので、自分が自分が、なのです。「一番」と言われると、それはもう、他の人は関係なし。でもこれ、一応仕事で出る研修なわけで、何かを装っておく方が、社会人としてはありかもしれません。心にもないことを書いて持っていって、欠片も思っていないことをディスカッションする研修に何の意味があるのか、といえなくもないですが…ええと、そういう「装う」ことこそが、社会人に重要なスキルである、ということを学べます、とか?




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あれ、本文は?

286日目(通算983日目)。ざくざくなんだ…。

いや、傷が。ある意味、自傷行為です(違)。ええと、口の中。昨日、朝食のときに噛んでしまったところが腫れていたせいで、うっかり昼食のときも噛みまして、それで更にふくれてしまったので夕食でも噛みまして。鏡を見たら、×の形で交差した傷のすぐ横に更に深そうな傷が出来てしまい、かなりだくだくと血が出ました。今日も、腫れたままなので噛まないようにかなり注意。話をするのも気をつけないと、なのです。会議では、なるべく発言しないよう、相当頑張ったのですけれども、ちっとも減っていない無駄口…、、、という感じ。今度はマスクでもしていきましょうか?


本日のメインのお仕事は、先週の続きの「平成22年度第1回NACSIS-CATレコード調整」。何とか全部完了。この仕事は、順々に慎重に進んでいかないと、うっかりすると他の部署の書誌まで上書きしかねないので、それはそれは気をつけて作業しています。どきどき。

それ以外は、いつものように新着図書の所蔵登録と、書誌作成と、あとまたドイツ語資料の書誌作成を少々。それから委員会の会議。K氏の視線が冷たい。。。


ああ、そういえばお隣から書誌についての相談。2冊の図書があり、書誌は1つ。片方は1冊に本文・附録・図版があり、もう片方が附録・図版のみ。書誌は前者のもの。

…ん?附録・図版のみ?

さて、これはVOLとして入っていいのか、それとも別書誌か?NACSISのQ&Aで類似事例がないかざっと探してみたところ、図版の有無で別書誌にするか否か、というものは事例があり、コーディング・マニュアル通り、「図版の有無ではなく、本文に差異があれば別書誌…」というような回答。そうですよね。でも、今回の場合はそもそも本文が有りませんからね…。差とかそんな生易しいものじゃないですよー。ということは、やっぱり別書誌…?なお、タイトル・奥付等はまったく同じ。とりあえず、NIIに質問出したら?とこたえてみましたが、他の人にも尋ねてみるとのこと。賢明な判断かと。しかし、本文のない資料って、どうしてこれだけの本を作ろうと思ったのでしょう…。何か卒業アルバムみたいで面白かったですが。



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今回のレコード調整リストは分厚い気がする…

285日目(通算982日目)。きんえん守れー。

朝から、図書室の窓の向こうで、隣の学部の院生さんが喫煙しているのを目撃。外で吸う程度には分別があったらしいですが…、が!そこのガラス扉に、A2サイズの大きな赤いマークが貼ってありますでしょう!!そこ、禁煙!!!図書室前は禁煙ですからー!可燃物のかたまり、可燃物のかたまり!大体、灰皿も置いていないところ(禁煙スペースだから)で吸うんじゃありません。でも他の方に聞いたらあの方、いつもあそこで吸っているらしいのです。よっぽど窓を開けて叫ぼうかと思いましたが「でも、このスペースってうちの学部の管轄じゃないから…」と止められて、やめました。でも考えてみると、引き下がってはいけなかったような。そんな縦割りな理由。。。次回見かけたら、注意しましょう。喫煙場所は、隣の建物の入口のところです。喫煙ルール・マナーはちゃんと守りましょう。守らない人が少数いるだけで、自分だけでなく他の喫煙者の肩身がますます狭くなりますよ。


自分の担当する分野のニュースを去年から印刷・掲示しているのですけれども(ニュース送信元には掲示許可を戴いてます)、これに書き込むメモを作るため、毎日が勉強です。今日は、最近国際ニュースを賑わせているキルギスの独立以降のごく簡単な概要情報GET。菜の花、時事問題などにめちゃくちゃ疎かったのですが、この1年でホントに牛歩~ではあるものの、大分進歩はしている方だと思います、はい。キルギスがどこにあるか、最初分からなかったですけど(苦笑)。直接の主題知識ではないですし、あまり深い知識でもないですけれども、浅くてもなるべく広範な主題関連知識は、取り込んでいきたいものです。はい。


色々な雑事はありましたが、本日のメインのお仕事といえばこれ。「平成22年度第1回NACSIS-CATレコード調整」。きました。何か今回は量が多い…。と思ったら、うわー、リストが黒いー。というわけで、延々付け替え。まだまだ終わりそうにもありません。何しろ1番上にあった「図書:所蔵付替依頼」だって終わっていない…。ホントは今日も、がっしがっしとドイツ語資料の書誌作成をしたかったのですが。あー…、しばらくこちらに専念になりそうな予感。



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ラウンジ掃除

284日目(通算981日目)。明るくなった。

図書室入口に、前室のようなくつろぎ空間「ラウンジ」があるのですけれども、ここに入ってくる自動ドアと、全面窓のブラインドが、普段の掃除の契約に入っていないためかなり汚れています。というわけで、前々から気になって気になって気になってたまらなかった菜の花、ついに実行に移しました。掃除だっ!大掃除だーっ!!

自動扉は最初、濡れ雑巾で拭いて手垢を落とし、それから乾拭き。センサーを切って作業するのですが、人が来るたびに菜の花の手動ドアに。裏も表も全面拭くには、どうしても閉じざるを得ないので…。ご迷惑をおかけしております。しかも体力消耗。でも、きれいになりました。特に、入って左側がとっても。あんまりきれい過ぎて、ドアがないかと思ってぶつかりました、菜の花。って、どれだけ目が悪いのか…。

ブラインドの方は最初、濡れ雑巾で拭いてみたのですが、これは失敗でした。拭いた1枚の板はきれいになりますが、周りにも濡れ雑巾が当たったとき、汚れがむしろ落ちにくくなることが後から判明。それで今度はハタキ大作戦に。はたいて、はたいて、はたきまくりました。ラウンジには自由に読める最新の新聞が何紙も置いてあるため(10紙以上?かな)、結構お客様が多いです。たまたま、人がいなくなったところを見計らって、作業作業。そこそこ音が出ますからね。何とか、4分の3は終了。ずいぶん、明るくなりました。気のせいかもしれませんけどね。でも嬉しいです。あとの4分の1もまた。


本日は掃除以外は、ひたすら書誌作成。ドイツ語。これまでの1日の作成量の最大値を記録かも。でも速くなったのではなく、単に目録作業時間が長くとれたため。いや、菜の花、初期から書誌作成速度が全然変わっていない気がします。慣れると普通は短くなるものでは…。でもまあ、最高記録であることに変わりはないので、喜んでおきましょう。本日と同じだけ作業が進められるなら、あと3日で、積みあがっていた懸案事項のこのドイツ語資料が全部終わる予定…、ま、予定通りには終わらないでしょうけど。これから3営業日の間に、カウンター当番は2回ありますから、きっと利用者さん対応で中断されるためにそんなに沢山は作れないでしょう。



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配架ミス多発警報、発令中

283日目(通算980日目)。驚くべき量。

最近、うちの図書室で多発している配架ミス。いや、配架時のミスかどうかは、正確にはわかりません。ただ、書架が乱れている、というのは事実。数が半端ないのが問題。

うちの図書室では和洋で別々の並びに置いていますが、逆転して和書が洋書の中にあったり、洋書が和書の中にあったり…というのも多発。これが指摘され始めたのが今年度に入ってから。返却された本を書架へ戻すのが「返本」ですが、この作業は週3日は大学院生のバイトさん(正確にはTA、ティーチング・アシスタント扱いで雇っている)にやって頂いて、2日は常勤職員がやっています。週3日の大学院生のバイトさんは2人1組で、全部で6人いらっしゃるのですが、今年は各組1人ずつが去年からの継続、1人ずつは新人さん。もしかして、新人さんが配架の仕方を分かっていないのでは疑惑、勃発。まさかー、と思っていたのですが、それにしてもちょっと尋常な数ではないと…。

今日は菜の花が返本担当だったのですが、返しに行くついでに前後の棚を確認していたら、ひとつ隣の棚(連)の本が入っているのを発見したので、引っこ抜いて正しい位置に持っていったら、今度はその付近に更に隣の連の本があって、それも引っこ抜いて正しい位置に移動させたら、今度はその段の一番後ろに何冊も前の前の連の本が置いてあったりして、また2連前に戻って…と、行ったり来たり。確かに請求記号は似てるけど、段違いどころか、全部連違いだから!かなり違うからっ!!

こういうことがそのまま、利用者さんに「棚にありません」と指摘されるケースに直結です。今週に入ってからもすでに何件か、まさにこういう事例が。大体が、前後の段や連で発見されるか、和書なら洋書の同じ請求記号のところ、洋書なら和書の同じ請求記号のところにある、というパターン。

それで、先週からTAさんたちに少しずつでいいから、順番に正しい並び順か、和書と洋書が混じっていないか、など書架を確認して欲しい、つまりは「書架整理」をお願い中。でも蔵書が多いのでまだ全然進んでいません。1年で1巡、出来ない気がする…。ちょっと考えないとなー…。


本日は受入、目録を少々。あとは来週の出張のときに発表する内容のレジュメ作成と、その印刷。コピーではかなり手間取りました。というのも、うちの図書室付近に、カラーコピーができるコピー機がなかったため。いや、正確に言うと、能力としては出来るのですが…、機能制限が解除できず、目の前にあるコピー機ではカラー印刷が出来ないという。何故ー。結局お隣の図書室のコピー機で印刷。1枚40円か…。結構、高いです。(←隣とはいえ、別系統の費用になるのでうちの図書室の費用負担で印刷させて頂いています、縦割りー。)でも40円なら、まだ安い方ですか?他大学にILL依頼したときに、100円のところとかありますものね。まあ、ILLと単なるコピーじゃ、手間賃などが違いますけど。




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初・かちょう

282日目(通算979日目)。だって知らないんだもん。

先月末にやって以来、半月くらいたったので、利用者端末の全台メンテナンスをしました。すっきり。

今日は殆ど、書誌作成。夕方に終わったので個人情報のシート作成。何だか知りませんが、毎年毎年、同じものを書かされて、紙での提出が全職員に求められます。学歴欄とか、どう考えても、殆どの人が去年と変わっていないと思うのですけれども。稀に社会人院生とかして学歴が増える人はいるかもしれませんが。他にも色々個人情報。これ、毎年紙で提出して、過去の分は本当に適正に処分されているのでしょうか。どこかで適当に放置されてたりしませんかね。不安がいっぱいです。本部にメールでもしてみますか…?

このシートの提出で、初めて、うちの課の課長を見ました。あれが、課長。見たことがないため顔も分からないので、「あの席が課長の席ですか?」と事務室で訊いて指差したところ、課長らしき人と目が合って、凄い勢いでにらまれました。ああ、向こうから見ると、課長を指差しているように見えたかも。でも申し訳ないけど、分かりません。直属の上司の上司のはずですが、4月に着任して以降、挨拶にいらしたこともなければ、逆に挨拶に来て下さいとも言われたこともありませんし、名前すら知りません。席の近くを通っても、2ヵ月半で、一度も座っていたことがありません。きっと多忙なのでしょう。

で、結局話はしていないです。怖そうだったので、横から見ていて席をたったところを狙いすまして、机に書類を置いてきました。菜の花、こう見えても人見知りなので、知らない人には極力近寄りません。カウンター当番だけでおなかいっぱいです。(もしも菜の花が閲覧だけの部署なんかに異動になったら、転職を余儀なくされます。)とにかく、雰囲気がホントに怖そうだったので、とてもじゃないけど近寄れず。

とりあえず、あの課長と次に顔を合わすのは、年始の仕事始めだと予想。あと半年後に再会ですね。ま、あれです、会社勤めの人が、社長とか会長とか部長とか、その辺の誰かであんまり会わない人がきっと1人くらいいるかと思いますが、その人みたいな立場ということで。今の部署は、かかりちょう以外、あんまり分かりません。前の部署だと、部課長はごく普通に毎日会う人たちだったのですけれどもね。今の部署では超レア・キャラです。あ、そうか、だから今日は大雨なのか。とにかく風通しが悪いので、実際のところ色々なことがやりにくい部署なのかもしれません。色々連絡来なかったりしますし。



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初・ツール使用

281日目(通算978日目)。どきどき。

今日は雨模様。たまたま菜の花が外に出るときは雨が上がっていて、大変助かりましたけれども。…意外に、日ごろの行ないがよかったのかもしれません。


うちの図書室では荷物の持ち込みを不可としていて、入口にロッカーを置いているのですが、このロッカーを先週の半ばからずっと占有している人がいるようです。荷物を取りに来ていないようで。困ったこと。一応、図書室利用者の、利用時のみの使用というお約束なので、夜間に預けっぱなしというのはアウト。それが更に数日間となれば規約違反ですから、注意書きとして掲示してあるように、こちらのマスターキーで開けることになります。万が一、なまものとか入っていたら大変ですし。まさか爆発物とか毒劇物とか、危険物は入っていないと信じていますけど。でもでも…ひょっとして、こう、犯罪ちっくなものが入っていたら、どうしましょう!菜の花、考えるだけでどきどきです。とりあえず、今は警告だけ貼ってあります。期限は今週中。それをこえると…ついにオープン・ザ・開かずの扉、なのです。緊張するなー…。


今日はカウンター当番をしていたら、名誉教授のN先生が来室。いつものように文献と首っ丈でしたが、つかつか、とカウンターにやってきて一言。

「ペーパーナイフを貸して下さい」

おおお、というか、まさにN先生ご寄贈のペーパーナイフなんですけど!寄贈されて、初の利用者は、寄贈者のN先生でありました。そして今後も…きっと一番のお得意さまになること請け合い。何しろ菜の花、この図書室のカウンターに入って1年ちょっとで、ペーパーナイフを求められたのは初めてですからね!

しゃくしゃく、と古い洋書のとじている部分をペーパーナイフで切ったN先生、ちょっと嬉しそうでありました。


しばらくしてからまたN先生、つかつか、とカウンターにやってきて、無言で本をこちらに向けました。何かな、と思っていたら、後ろから開いて、「680ページ、681ページ…」とページを指し示して数え上げながら、めくっていきます。そして、途中で真っ白なページが。でも先生は気にせず数えます。次のページにはまたちゃんと、ページの記述が。繋がっています。更にまた白いページ。あ、落丁だ!いや、丁は落ちていないか…いや、でもページ落ち。印刷抜けというべきですかね。トータル、4ページ分がありませんでした。そこはその本のラスト部分で、Index。先生、「Wが引きたかったんだよ…」と訴えてきました。あらら…Yはあるけど、その前2ページが抜けてる…。ピンポイントでしたか…。若干古い本だったので、今更交換はできなさそう。調べてみると、学内の他の図書室でも所蔵していたので、そちらへ行ってコピーさせて頂くことに。

…と算段していたら、帰ったはずのN先生から、図書室へ電話がかかってきました。

「あの本、他の図書室にもあると思うけど、他のところのは抜けていないかな…」

…心配だったようです。調べてみます、と答えておきました。で、早速午後から所蔵する図書室へ。そこで確認したら、ちゃんとページはありました。4ページだけコピーさせていただきました。しかし、10年以上、この資料のページ落ちには誰一人気付かなかったということですか…。確かに、受入や目録のときにざっとは見ますけれども、細かいところまでは必ずしも気付かないもので。菜の花はこれまで、数回は落丁・乱丁を見つけてきていますけれども、実際は見落としているだけで、もっともっと多いかもしれません。


とある書誌に所蔵をつけようと、じっと眺めていたら、「NOTE:参考文献: p.284」と書いてありました。確かに、p.284には「参考文献」というものがありました。でも…、こんなに少ないの?あれ?このページは第9章のラストでした。ぱらぱら~とめくったら、第5章のラストにも「参考文献」がありました。ということは、「NOTE:参考文献: 各章末」じゃないの!?と菜の花は思ったのです。でも、一応確認することに。1章の終わりには…ありません。2章の終わりにはありました。3章の終わりにはなし。4章にもなし。5章にはあって、あとは9章までなし。…なんだ、この本。。。で、NOTE注記って発見館修正でよかったっけ?え、削除は駄目?いや、修正ですけど…、やるなら「NOTE:参考文献あり」くらいの表示ですよね…。何かページ情報が減って、「データはリッチな方向へ」という「修正指針」に若干、反しているような気がして…、悩みました。目録の部署に内線をかけて「どう思います!?」と思わず質問してしまいました。「うーーーん」と悩まれて、結局こちらで修正する、という結論に達しました。ええと、どうなのでしょうか。書誌調整に出した方がよかったのかな…。


逆に、修正を連絡したものも。すでに先行する2書誌があり、これの「タイトル関連情報」とPTBLに移して、新たな親書誌を作成した上で、もう1件の新規書誌を作成するというもの。おおお、何かちょっと大掛かり。こういう場合は「発見館」と「作成館」の協議になるわけですが、先行2書誌は菜の花の前任者さんが作ったもの。というわけで、「発見館」=「作成館」です。というわけで、菜の花の脳内会議が行なわれ、もちろん「修正するよー」という結論が導かれました。さくっと作った後、若干不安になって、それらを持って目録の部署までてくてく歩いていって、その場でチェックをしていただきました。どうも毎度、お世話になってます。結果、問題なしとのことだったので、NACSISのツール、「図書書誌修正報告」の登録をしてみました。初です。ちょっと嬉しいです。でもどきどきでした。いや、何か今日は結構、どきどきしてるなー。


何だかんだで、書誌作成・修正数が多かったせいもあり、先生購入本に関しては新着案内・配架まで完了しましたが、それ以外に関しては完全には終了できず。しかも残っているのは確認したら、1つもNACSISに書誌がなかったので、明日もひたすらがりがりと書誌作成になりそうです。一応、全部英語で終わってくれていますので、ありがたいです。これがタイ語とかアラビア語とかブルガリア語とか言われたら、菜の花泣いちゃうと思うんだ…。。。うん、とにかく、明日は英語の書誌と仲良し、って予定で。






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ダンボールの底がない

280日目(通算977日目)。そして筋肉痛。

というわけで、だるだるです。座っていても痛いし、立ち上がっても痛いし、歩いていても痛いし。いや、痛み自体は大したことはないのですけれども、倦怠感が凄い。掃除くらいでこんなに痛くなるとかおかしいから!運動不足過ぎなことを再認識。ちなみに、痛いのは背中から腰にかけて。熊手による、あの中腰姿勢から両手を引き寄せる動作が背中の筋肉に来たか…。腕もだるいですが、筋肉痛というほどでもないです。そういう動きをしていたということですか。

そのせいもあって、本日は何だかペースが遅かったような。ボケまくりでしたし。進んだぞ!といえることは、新着図書の装備が終わったのと、比較的急ぎのものに関しては所蔵登録と書誌作成が終わったくらい。結局、新着案内するところまでは到達できなかったので、それは来週回し。


今日は凄い状態で届いた本がありました。某宅配業者さんが配送してきた、業者Kさん納入本。ダンボールに…入っては…いたのかな…。微妙な状態。下部分がなくなって、ざくざくに引きちぎられた状態でした。肝心の中身は、4冊のうち、一番下にあったハードバックの大きな本が、かたい表紙すらぐにゃぐにゃで、中身も推して知るべしという惨状。一瞬、水濡れ?と見紛うばかりの変形ぶり。でも特に濡れた形跡もなく。一体、どこでどうしてこんなことに!?と。配送してきた業者さんは、配送センターにきたときにはもうこの状態だったの一点張りで、そちらの落ち度はないと主張。はあ…そうなんですか。でもまさか、こんな状態で書店さんが配送業者さんのところに荷物を持ち込むとは思えないのですが…。結局、書店さんに連絡して、現状を確認に来て頂き、交換を依頼しました。それにしてもあのかたい本が、あんなことになってしまうなんて、一体どんな不思議な力のかかり方だったのか…それが気になって仕方ありません。


先週、K大学が発送した、という書類がまだ届かなくてそこそこ困っていました。次のステップに進めない。タイムリミットが迫ってきているというのに。国内でこんなにかかるかなあ…離島でもないのに。それで、電話をかけてみました。もしもし。…凄いですね、電話。あんなに遠くにいる人と、リアルタイムでお話できちゃうのです。って、いつの時代の人だ、菜の花…。チャットなんかでもいつも思いますけどねー。つぶやきとかでも。とりあえず、メールで書類の概要を頂きました。どこか、学内で迷子になっているのかな、郵送書類…。月曜日に届くと良いのですが。




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お掃除、お掃除、るらららら~

279日目(通算976日目)。か、身体が痛い…。

ちょっと張り切りすぎました…。今日は「キャンパスクリーン」という行事がありまして、つまりはまあ、1時間くらい外回りを掃除して来いよ!ってイベントなのですが。ひたすら熊手で落ち葉とか枯れ草とか集めまくっていました。90Lだか120Lだか忘れましたけど、うちの大学で通常使っている大きいゴミ袋に実に3袋分くらいを集めまくりました。う、腕と腰が痛い…。筋肉痛だと翌日以降にくるかと思うのですが、即日どころか、即時にきてます…。単に運動不足のために痛いだけですかね。いや、ホントに痛い…。今も、座っているのがツライです。普段からもっと働けーって感じ?だからと言って、図書館内で熊手持って歩いてたら、相当な変人です…いやいや、それ以前の問題のような。


それがメイン・イベント。あとは、書誌をちまちまちまちま作っていました。またドイツ語のあれです。ようやく、最初の3分の2が終わりました。相変わらず、参照MARCでなかなかヒットしてきません。ドイツMARCはクセがあるから、やっぱり苦手というのも。


夕方はレファレンスがあって、それの調べものを。うちで契約しているデータベースで調べればすぐに分かることなのに、「どうしても本がいい」と言われ、探していました。でも、どうにも見つからないのですよね、そういう紙媒体の資料。そもそも出版されているのかどうか、何とも言えません。もしかしたら存在しないとか…いや、地域などを限定したものなら、ありそうなもの。

ついでに、このデータベースの方も、自分ではまともに使ったことがなかったことに気付き、後からこっそりアクセスしてみました。おおお、こういうものかー!凄い。何となく想像していたものよりも、もう少し上な感じ。データ数も多いですし。いや、何事もやはり、眺めて触って遊んでみることが、何より大事です。自分で触ったことのないものは、利用者さんにも説明できませんし、これを紹介できなくては図書館員としてはやっぱり駄目だ!なのです。紙の本のお守り役をしていればいい時代は終わってしまいましたからね。あらゆる情報源を、貪欲に取り込み、提供し、紹介していくことが、これからの図書館とそこで働く我々の道ってことに、最近はなってます、はい。


夕方には、新着図書が届きました。まだ装備用のラベルを印刷しただけ。明日は装備をして、順次所蔵登録していく予定。



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面白い人

278日目(通算975日目)。悪い日もあれば、そうでもない日もある。

とりあえず、立ち直りました。ホントにとりあえず、なのですけれども。少なくとも、昨日よりは悪い状況ではない、と。

今日は、色々主張してみたり、主張してみたり、主張してみたり。。。喋り詰めだった気がします。そこまで語る必要はない気もしましたが…ま、おまけ。本気で喋りだした菜の花から、マイクを奪える人はそうはいません、ええ。自分ですら止められない、ノンストップ・ワンマントークショーなのです。怖いな。

午前中はそのほか、ちまちまちまちま、ポスターを作成していました。自分の担当する資料関連。その存在意義は、昨夜からじっくり考えましたけれども、やっぱり綺麗な結論は出なかったし、自分の中ですらよく了解されていない気もするし、うまく説明もできないのですけれども、それでも与えられた仕事に対して、今の菜の花なりに精一杯出来ること、立ち位置の確認と確立のつもりで。昨日よりはずいぶん気楽。出来ることしか、やれないです。出来ないことは、やれません。考えすぎても仕方ないのです。思考の空回りほど、費用対効果の低いものはありません。Time is money、時は金なり。それはきっと、E=mc^2のエネルギーと質量の関係よりも、ずっと実感しやすいもの。


今日は、名誉教授のN先生からお菓子を戴きました。先生、お医者様にお酒と甘いものを止められてしまったそうです。甘党の先生が、折角戴いたお土産のそのお菓子を食べられずに、泣く泣く持ってこられたと。うーん、とっても嬉しいですけれども、とっても複雑です。おいしかったので、更に複雑。お大事に、なのです。

ところでこのN先生、どうやら菜の花のことをご存じなかったみたいです。前の部署にいた頃から、頻繁にお会いしていたし(よく来ていた)、言葉を交わしたこともあるはずなのですが、どうも識別出来ていなかった模様。で、事務室で菜の花のことを訊いたらしいのですよね。そのときに、何だか形容詞がついていたらしいです。

「図書室に比較的最近きた、あの面白い人は誰?」

だそうです。面白いか?面白いですかっ!?菜の花、せんせいの前で、そんな面白いことした覚え、ありませんけどっ!!

ああ、そういえば今日はポスターを掲示したあとに、お隣の図書室のY嬢を見かけたので、右手で滑らかな踊りを披露してみたら、これでもかというほど驚愕された上、「思わず、『変な人がいる!!』って、大声あげそうになりました」と言われました。どういうこと。

更に、うちの図書室のOさんに「Yさんってば、変な人がいる!って言うんですよ~」と言って、また右手の動きを披露して見せたら(単に、横にゆらゆら~っと振るだけなんですけど)、両手で口を押さえて、大笑いされました。む…。みなさまの菜の花への評価は、そこそこ不本意です。どこにでもいる普通の人、とは言いませんけど、一風変わった人、レベルですよ。


今日は、新着資料の受入がかなり進みました。もう、滞架はありません。凄い、一掃した!明日は支払日なので、次の支払済み新着図書が届くでしょうけれど、それまでの時間にまた積まれているドイツ語資料の書誌作成が出来そうです。嬉しいな。




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仕分けられる…

277日目(通算974日目)。何だかぐったり。

まあ、色々ありまして。相変わらず、外的圧力に弱い菜の花です。というか、思考の俊敏性が足りない。つまり頭の回転が遅い、という自己評価。菜の花には弟御がいらっしゃいますが、彼の思考の素早さと柔軟性を見ていると、結構凹みます。似た遺伝子を持っているはずなのですけれどもね…。学校の成績では菜の花の方が多分、良かったというのもあって、「頭の良さと学校の成績は違う」というのを、実感し続けて育ってきた菜の花です。努力すれば勉強は出来るようになるけれども、頭のよさはそれとは別物なのです。って、今日の出来事とは特に関係ないですが。

本日は、図書室の雑誌架の一部が入れ替わりました。朝から業者さんが来て取り外しをし(耐震工事の解除)、廃棄業者さんが引き取りに来て、運搬してくれる業者さんが運び込み、設置をしてくれました。午後には完了。一部が少し、新しくなりました。どこからやってきた書架かといいますと、改修工事をした学内の別の図書室です。お蔭様で、今までばらばらだった雑誌架の高さが、少し揃いました。


お仕事は、カウンター当番と、あとは新着資料の受入と、雑務で終わり。


昨日書いていた予約の取り置き期間については、「14日」で決定して本日、システムの設定もしました。まあ、それくらいが妥当でしょうか。「7日」という図書室もあるようですが、うちの図書室のように、社会人学生さんや聴講生さんが多いところだと、週1日しか登校しない人だったりすると困るでしょうし。


そういえば今月、年に1回の担当者の総会みたいなもので出張するのですけれども、これについて来年からは出張を認めない、と教務課と経理課からかかりちょうが言われたらしいです。理由はお金がないから。旅費が出せないからダメなんだそうで。えええ。これ、一連の資料寄贈を受けている全国20箇所程度の「情報センター」の担当者が、年1回集まって報告や協議をしたり、関連知識の講義を受けたりするもので、その20箇所くらいの大学が「当番館」として輪番制でその大学で開催していく、というもの。実質的には「総会」ですね。普段はこれらの担当者は業務用の専用掲示板でやりとりをしているのですが、年に1回、そのときだけは実際に集まるという「顔合わせ」の場でもあります。

その参加を認めないと言われますと…、一応これ、基本活動のひとつですからねー…、これから一切、出ませんなんてことになったら、最終的にはうちは「情報センター」を閉鎖し、今後は寄贈を受けない、ということに繋がりかねません。閉鎖となると、これまで受け入れた資料の返還とかもありうるのですけれども(何年か前に閉鎖した某大学では、新しく「情報センター」を開設した別の大学へそのまま資料の移譲をしたはず)、うちの大学の場合、完全に通常寄贈と同様に資料を受け入れてしまっていますので、返還はかなり難しいです。(もちろん、不可能ではないですが。)それに、受入時は無料で寄贈を受けていますが、書類上は「評価額」というのを設定していて、1冊あたり幾らの価値、というのを登録していますので、「資産」としてはかなりの額になります。去年の受入実績と、寄贈期間を掛け合わせるという、超アバウトな概算をしてみても、それらの「評価額」は100万や200万ではすみません、桁が違う金額。まあ、書類上なので、実質的ではないのですが。しかし、これを返還となると書類上に関して言えば、大学の資産が1千万円分以上、減るわけですね。きっと、即断できるようなものではないです…。まあ、傷は浅いうちに何とかした方がいいですから、本気で閉鎖するなら今すぐに検討すべきかとは思います。とりあえず、この件に関しては明日、要検討、というか、要追及。おおごとにならないとよいのですけれども。でも本当に仕分けるべきものならば、早いうちに仕分けてしまった方がのちのちのため。今、流行りですからね。

というわけで、そこそこ頭を悩ませ中。自分のやっていることのそもそもの意義から考え込んでしまい、夕方からずっと沈んでいる菜の花なのです。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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