菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
一日、新着図書処理
- 2009/07/13 (Mon)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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69日目(通算766日目)。貼って、貼って、貼った。
これまでのあらすじ。金曜日に大量に届いた新着図書。数が多いので「あまり急がないものグループ」「それ以外グループ(急ぐものと急がないもの混在)」に分けました。そして「それ以外グループ」の装備を終えて、菜の花は週末満喫モードに入ったたのであります。。。
というわけで、今日は朝から「それ以外グループ」の所蔵登録を行ないました。具体的には、NACSIS-CATで書誌データを探してきて、確かにこの本だねえ、と確認(書誌同定)してから、所蔵登録(Register)をします。もしもその資料が複本の場合(複数冊、所蔵がある状態)、NACSIS上では1冊しか登録が出来ませんので(複本を許さないシステム)、Local-CAT(うちの大学の目録)にのみ登録を行ないます。雑誌書誌だった場合は、NACSIS上は所蔵巻・年を修正の上、Localに各巻情報を登録します。もしもNACSISに書誌がなかった場合は、従来は菜の花の席にいた人が作成していましたが菜の花では心もとないので、今のところは中央の目録担当に送り、作成して頂いています。この工程では書誌同定が一番、時間がかかります。慣れないせいもありますけれども。ホントにこの書誌かなー?というのは、意外に難しいものです。明らかな場合も多いですが、あれ、ホントにホントにこれかな?というものもあります。ページ数が違ったりとか。今日もうっかりしていたことに気付いたもの、ありました。とある資料が、ISSNもISBNもついていて、雑誌書誌と図書書誌の両方が存在するものだったのですが、うちの図書室は両方に登録をしていました。1冊しかないわけですが、データとしてはどちらにも登録しているということ。でも今まで気付かずに、図書書誌だけに所蔵をつけていました。今回、気付いたので、今まで忘れられていた3冊分を、雑誌書誌の所蔵範囲に追加しました。ああ、早めに気付いてよかったです。他にもこんなものがないか心配です。これに懲りて、これからますます慎重にしないといけません。
同じく所蔵登録時に、意外な展開が。菜の花の担当する特殊資料群は、特殊というだけあって、全国のあちこちの大学が持っている、という資料ではありません。所蔵館が限られていることもあり、ここ数年はうちの図書室が一番乗りで登録して、多くの書誌の作成館になっていたようです。残念ながら菜の花にはまだ作成が出来ないので、引き継げていませんが…。そういうことで、最近はこの資料群は受入時に書誌があることは継続の雑誌書誌でもない限り皆無だったのですが…、何と本日の登録のうち2件が、他大学によってすでに新規書誌作成されていました。素早い。今までにない事態。何があったのでしょう、作成館のK大学さん。。。微妙に気になるところです。
そんなこんなで所蔵登録が終わり、新着図書の案内を作成し、配架をし…という一連の作業後に、今度は「あまり急がないグループ」の装備。こちらの方が数が多く、ちょっと厄介。でも何とか、貼って貼って貼って、終わりました。明日は引き続き、こちらのグループの所蔵登録です。
これまでのあらすじ。金曜日に大量に届いた新着図書。数が多いので「あまり急がないものグループ」「それ以外グループ(急ぐものと急がないもの混在)」に分けました。そして「それ以外グループ」の装備を終えて、菜の花は週末満喫モードに入ったたのであります。。。
というわけで、今日は朝から「それ以外グループ」の所蔵登録を行ないました。具体的には、NACSIS-CATで書誌データを探してきて、確かにこの本だねえ、と確認(書誌同定)してから、所蔵登録(Register)をします。もしもその資料が複本の場合(複数冊、所蔵がある状態)、NACSIS上では1冊しか登録が出来ませんので(複本を許さないシステム)、Local-CAT(うちの大学の目録)にのみ登録を行ないます。雑誌書誌だった場合は、NACSIS上は所蔵巻・年を修正の上、Localに各巻情報を登録します。もしもNACSISに書誌がなかった場合は、従来は菜の花の席にいた人が作成していましたが菜の花では心もとないので、今のところは中央の目録担当に送り、作成して頂いています。この工程では書誌同定が一番、時間がかかります。慣れないせいもありますけれども。ホントにこの書誌かなー?というのは、意外に難しいものです。明らかな場合も多いですが、あれ、ホントにホントにこれかな?というものもあります。ページ数が違ったりとか。今日もうっかりしていたことに気付いたもの、ありました。とある資料が、ISSNもISBNもついていて、雑誌書誌と図書書誌の両方が存在するものだったのですが、うちの図書室は両方に登録をしていました。1冊しかないわけですが、データとしてはどちらにも登録しているということ。でも今まで気付かずに、図書書誌だけに所蔵をつけていました。今回、気付いたので、今まで忘れられていた3冊分を、雑誌書誌の所蔵範囲に追加しました。ああ、早めに気付いてよかったです。他にもこんなものがないか心配です。これに懲りて、これからますます慎重にしないといけません。
同じく所蔵登録時に、意外な展開が。菜の花の担当する特殊資料群は、特殊というだけあって、全国のあちこちの大学が持っている、という資料ではありません。所蔵館が限られていることもあり、ここ数年はうちの図書室が一番乗りで登録して、多くの書誌の作成館になっていたようです。残念ながら菜の花にはまだ作成が出来ないので、引き継げていませんが…。そういうことで、最近はこの資料群は受入時に書誌があることは継続の雑誌書誌でもない限り皆無だったのですが…、何と本日の登録のうち2件が、他大学によってすでに新規書誌作成されていました。素早い。今までにない事態。何があったのでしょう、作成館のK大学さん。。。微妙に気になるところです。
そんなこんなで所蔵登録が終わり、新着図書の案内を作成し、配架をし…という一連の作業後に、今度は「あまり急がないグループ」の装備。こちらの方が数が多く、ちょっと厄介。でも何とか、貼って貼って貼って、終わりました。明日は引き続き、こちらのグループの所蔵登録です。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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