菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
エラーチェック
- 2008/12/24 (Wed)
- 1-3年目(参考調査編) |
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637日目。体調は回復した。
良い休日を過ごすことが一番の健康法ですね。
本日も、いつもの続きを。何とか終わらせてから帰る意気込みで頑張りました。夕方にカウンター当番だったので、書架でなくともできる作業はすべて、その時間へ回すことにして、メールチェックすらしないままで書架作業。内線や、カウンターフォローで呼ばれれば仕方ないのですが、それ以外の時間はひたすらリストアップ。しかしこういう日に限って、色々お呼び出しがあるもので。お約束ですよねえ。。。
今日のレファは、カンファレンスのプロシーディング探しが2件重なって、珍しい日でした。以前に比べて、オンラインで情報公開するようになったお陰で、こういう資料の概要を見つけやすくなりましたけれども、本文まで全部公開しているのはまだそれほど一般的ではないので、灰色であることには変わりがない感じです。むしろ、以前ならそもそもその資料の存在に気付かなかったかもしれないのに、中途半端に情報公開されるものだから、利用者さんが存在を見つけやすくなってしまって、手に入らないものを探してしまうケースは増えてきているような気がします…。DL販売してくれるところならまだ良心的なのですけれども、論題だけ公開してモノを売ってくれないとか、困っちゃいます。その辺り、学会さんもどうぞ宜しくです。
リストアップ作業では、単にリストを作るのではなく、それぞれの資料の情報を確認して修正しながら進めています。例えば請求記号などの間違いを正すために、デジタルの所蔵データの修正とアナログな請求記号ラベルの修正をしたり、書架上で並び順のおかしい資料を数連に渡って並べ直したり、再受入資料の処理ミスを確認したり等々…。お陰様で、書架の状態は大変に美しくなりました。菜の花がここにやってきてから今までで、最も美しいはず。数千冊の資料をすべて、2回ずつ実際に手にとって確認したのですからさすがにもう大丈夫だろう!と思っています、はい。2巡目は単なるエラーチェックだけのつもりだったのですけれども、意外にミスは見つかるものでした。というか、うっかり者の菜の花ですから、自分がミスをするのはよくよく承知、だからこそ必ずエラーチェックするようにしていますし、それができるような作業方法を最初に考えるようにしています。
今回の具体的な作業は、こんな感じ。最初のリストアップでは、それぞれの資料の配架されている「列-連-段」、個々の資料の物理単位ごとの固有番号である「資料ID」、それに「書名ほか書誌情報」「NCID」などを1つの行にしてリスト化し、2巡目には「列-連-段」ごとに資料の数を数えてリストと照合することで、エラーを見つけるという方式をとりました。もしもミスがあると段ごとに存在している資料数が合わないので、合わなかった段だけもう一度、1冊ずつチェックし直すのです。実際はもう少し複雑で、別の処理のために今現在書架にはない資料も千冊程度あるので、そのリストとつき合わせながら、こちらのリスト中に入れ込んでいくこともしています。難しかったのは、書架にはない資料のリストも、現在他の人が作業中であるために、刻一刻と変化していっていることですね。結構、複雑です。向こうのリストもこちらのリストも、人間が作業しているわけでミスもありますしね。あちらはこちらを参照しないため、菜の花の側であちらのリストのエラーも同時にチェックして、修正しながら進めていったため、更に時間がかかってしまいましたが、何とかこれで一段落です。
明日からは…後処理ですね。なかなか、先が見えてこないなあ…。それでも、本日の目標だったエラーチェック完了まで何とか到達できて、非常に嬉しいです。
良い休日を過ごすことが一番の健康法ですね。
本日も、いつもの続きを。何とか終わらせてから帰る意気込みで頑張りました。夕方にカウンター当番だったので、書架でなくともできる作業はすべて、その時間へ回すことにして、メールチェックすらしないままで書架作業。内線や、カウンターフォローで呼ばれれば仕方ないのですが、それ以外の時間はひたすらリストアップ。しかしこういう日に限って、色々お呼び出しがあるもので。お約束ですよねえ。。。
今日のレファは、カンファレンスのプロシーディング探しが2件重なって、珍しい日でした。以前に比べて、オンラインで情報公開するようになったお陰で、こういう資料の概要を見つけやすくなりましたけれども、本文まで全部公開しているのはまだそれほど一般的ではないので、灰色であることには変わりがない感じです。むしろ、以前ならそもそもその資料の存在に気付かなかったかもしれないのに、中途半端に情報公開されるものだから、利用者さんが存在を見つけやすくなってしまって、手に入らないものを探してしまうケースは増えてきているような気がします…。DL販売してくれるところならまだ良心的なのですけれども、論題だけ公開してモノを売ってくれないとか、困っちゃいます。その辺り、学会さんもどうぞ宜しくです。
リストアップ作業では、単にリストを作るのではなく、それぞれの資料の情報を確認して修正しながら進めています。例えば請求記号などの間違いを正すために、デジタルの所蔵データの修正とアナログな請求記号ラベルの修正をしたり、書架上で並び順のおかしい資料を数連に渡って並べ直したり、再受入資料の処理ミスを確認したり等々…。お陰様で、書架の状態は大変に美しくなりました。菜の花がここにやってきてから今までで、最も美しいはず。数千冊の資料をすべて、2回ずつ実際に手にとって確認したのですからさすがにもう大丈夫だろう!と思っています、はい。2巡目は単なるエラーチェックだけのつもりだったのですけれども、意外にミスは見つかるものでした。というか、うっかり者の菜の花ですから、自分がミスをするのはよくよく承知、だからこそ必ずエラーチェックするようにしていますし、それができるような作業方法を最初に考えるようにしています。
今回の具体的な作業は、こんな感じ。最初のリストアップでは、それぞれの資料の配架されている「列-連-段」、個々の資料の物理単位ごとの固有番号である「資料ID」、それに「書名ほか書誌情報」「NCID」などを1つの行にしてリスト化し、2巡目には「列-連-段」ごとに資料の数を数えてリストと照合することで、エラーを見つけるという方式をとりました。もしもミスがあると段ごとに存在している資料数が合わないので、合わなかった段だけもう一度、1冊ずつチェックし直すのです。実際はもう少し複雑で、別の処理のために今現在書架にはない資料も千冊程度あるので、そのリストとつき合わせながら、こちらのリスト中に入れ込んでいくこともしています。難しかったのは、書架にはない資料のリストも、現在他の人が作業中であるために、刻一刻と変化していっていることですね。結構、複雑です。向こうのリストもこちらのリストも、人間が作業しているわけでミスもありますしね。あちらはこちらを参照しないため、菜の花の側であちらのリストのエラーも同時にチェックして、修正しながら進めていったため、更に時間がかかってしまいましたが、何とかこれで一段落です。
明日からは…後処理ですね。なかなか、先が見えてこないなあ…。それでも、本日の目標だったエラーチェック完了まで何とか到達できて、非常に嬉しいです。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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