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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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First publishedとFirst printing

11日目(通算1386日目)。悩んだ。

洋書目録を取っていると、「First published」「First printing」ってよく出てきますけど、その差がちょっとあやしかった菜の花です。

いや、そもそも、何で「publish」は-edなのに、「printing」は-ingなんだ!…と、ふと思ってみたり。「publish」は「出版する」で他動詞だから、本にとっては受身になっておかないと駄目なのですよね。それは分かります。でも「print」だって「印刷する」じゃないの!?…と。

辞書をひいてみたら、「print」には「印刷する」の他動詞だけでなく、「印刷される」の自動詞もあるのですね…。その上、名詞「印刷(物)」もありますし、「printing」でも名詞として載ってました。ああ、そう…。菜の花が英語苦手すぎただけですか。


ところで、この「printing」には「出版」の意味もありますが、どちらかというと「製作」であって、printingの年は「製作年」になっちゃうのですね。その辺が菜の花、とてもあいまいでした。


洋書のタイトルページ裏にはよくこの「出版年」("First published in 2012"とか)があり、これを目録のときに「PUB」フィールドに入力します。もしもこれがないと仕方なく「著作権年」("c2012"とか)を「c2012」という形で入力するわけです。じゃあ、もしも「著作権年」の表記と「製作年」の表記("First printing: 2012"とか)があったら?

…このときは、「著作権年」が優先になって「c2012」と書くのが正しいっぽいです。そ、そうなんですね…Σ( ̄ロ ̄lll)。菜の花的には「2012に印刷したよ!」って言っているのですからてっきり「c」はとっていいのだと思っていました。いやはや、目録って難しいですねっ。



今日は、久々にレファレンスを受けました。でも菜の花ってば、うちの図書室じゃなくて、お隣の図書室の該当資料は「あれだあれ!」と分かったのですが、肝心のうちの図書室ではどういう関係資料があるか全然分からず。あわあわあわあわ。駄目ですよ、ぐるっと一周はしましたけれど、まだまだ全然中身が了解されて無いー!!ううう、「この図書室の人です」と堂々と名乗れるようになるまでには、まだまだ遠い道のりが目の前に広がっていそうです。とほほ。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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