菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
降ってわいたデータベース契約
158日目(通算1533日目)。それはまったくもって、寝耳に水。
うちの図書室ではカウンター担当は日替わりです。菜の花の担当は木曜日。でも終日担当、ということと、カウンター周りの作業スペースが狭く、しかも来室者がそれほど頻繁でないので当番の日も作業が中心になりがち、ということで、常時、カウンターに座っていることはありません。自分の席で作業をし、人が来たらカウンターに出る、という形式。
でも何だか、そうしていると利用者さんが「あれ?誰もいない?あれ?どの人がくるの?」と戸惑った様子を見せる気がして、やっぱりカウンターで何とか作業ができるようにするべきよね、とは思っています。
というわけで、今日は終日、カウンターにいることにしてみました。結果としては、微妙…ですかね…。とにかく、おしごとがしづらいです…。幾ら終日カウンターにいる、と言っても、利用者さん対応のときは書架に出たりしてカウンターを離れるし、その間に来客があると他の人がカウンターフォローに入ってくれるわけですが、そのときに作業のためにカウンター周りに置いたものが邪魔になってしまうのです。菜の花、作業中は端末の画面上が凄いことになっているから、カウンター用のウインドウが行方不明になっていて、他の方が貸出処理をしようとして、画面の中で迷子になっていたりしますしね…。うーん、どうしたら改善できるか…考え中。
と言いつつ、実際のところは本日一番振り回されたのは、変な合冊製本の資料でしたね…。もう、まったくもって謎だらけでした。明治時代の本でしたが、紙の保存状態がとても良いだけに、何故こんな変な製本をしてしまったのだろう、勿体無い、という感じでした。誰か、タイム風呂敷を持ってきて、この本を元の姿に戻してあげて!と。しかしうちの図書室、この年代の資料を原紙で持っているのは珍しいです。今いる図書室は大正の終わり頃の設立なので、その頃からの所蔵が主になっています。明治時代にはうちの図書室が存在していないわけで、リアルタイムに集めた資料でないのは明らかです。でも蔵書印はうちの図書室のものしか捺されていませんでしたから、どこかの図書館からの譲渡というわけでもなさそう。製本状態などから見て、戦後の早い時期に合冊製本されていると思いますが、それにしても先人は、珍妙な製本をしてくれたものです。ああ…。
そうして嘆き、困惑しているところに、かかってきた内線。何ですって?データベース?契約?何の話?ん?
電話中、来客があったようで、図書室のIさんが事務室の中に引き入れているようです。誰?ああ、いつもマイクロを納入してくれているところの営業さん。こんにちは。今、取り込み中なので。
…はいはい、データベースですよね。ちらっと見て、さっさと電話に戻る菜の花。え?いや、そんな経緯知りませんけど?あ?とにかく納入業者さんがこちらに来る?事情が分からないのに、来られても困ります。もう行っちゃった?えー、だからー…え?業者さんは業者Yさん?
顔を上げると、事務室の入口の所でにっこり笑って立っている業者Yさんの営業さん。…来るっていうのは、この人かーっ!!
とりあえず、何だか分からないけれど、明治時代の謎の合冊製本の次は、突然降って湧いたようなデータベース話に振り回されることに。前任者さんが内線で伝えてきたことによりますと、何年か前に一度、某N先生が委員会にまで乗り込んできて「どうしてもこのデータベースが欲しい」と訴えたものの、無い袖は振れない、と却下されてしまった話の続きが、今になって始まったらしいです。
とりあえず、うちの図書室の内部情報を、ダダ漏れにした本文を書いてから、流石に冷静になってここで止めてみました。ざっくり消しちゃった。うふふ、その話、聞きたいですか?それはまた、そのうち。
というわけで、毎日胃が痛い菜の花です。胃薬は、最近一番の仲良しのお友達です(-_-)。
うちの図書室ではカウンター担当は日替わりです。菜の花の担当は木曜日。でも終日担当、ということと、カウンター周りの作業スペースが狭く、しかも来室者がそれほど頻繁でないので当番の日も作業が中心になりがち、ということで、常時、カウンターに座っていることはありません。自分の席で作業をし、人が来たらカウンターに出る、という形式。
でも何だか、そうしていると利用者さんが「あれ?誰もいない?あれ?どの人がくるの?」と戸惑った様子を見せる気がして、やっぱりカウンターで何とか作業ができるようにするべきよね、とは思っています。
というわけで、今日は終日、カウンターにいることにしてみました。結果としては、微妙…ですかね…。とにかく、おしごとがしづらいです…。幾ら終日カウンターにいる、と言っても、利用者さん対応のときは書架に出たりしてカウンターを離れるし、その間に来客があると他の人がカウンターフォローに入ってくれるわけですが、そのときに作業のためにカウンター周りに置いたものが邪魔になってしまうのです。菜の花、作業中は端末の画面上が凄いことになっているから、カウンター用のウインドウが行方不明になっていて、他の方が貸出処理をしようとして、画面の中で迷子になっていたりしますしね…。うーん、どうしたら改善できるか…考え中。
と言いつつ、実際のところは本日一番振り回されたのは、変な合冊製本の資料でしたね…。もう、まったくもって謎だらけでした。明治時代の本でしたが、紙の保存状態がとても良いだけに、何故こんな変な製本をしてしまったのだろう、勿体無い、という感じでした。誰か、タイム風呂敷を持ってきて、この本を元の姿に戻してあげて!と。しかしうちの図書室、この年代の資料を原紙で持っているのは珍しいです。今いる図書室は大正の終わり頃の設立なので、その頃からの所蔵が主になっています。明治時代にはうちの図書室が存在していないわけで、リアルタイムに集めた資料でないのは明らかです。でも蔵書印はうちの図書室のものしか捺されていませんでしたから、どこかの図書館からの譲渡というわけでもなさそう。製本状態などから見て、戦後の早い時期に合冊製本されていると思いますが、それにしても先人は、珍妙な製本をしてくれたものです。ああ…。
そうして嘆き、困惑しているところに、かかってきた内線。何ですって?データベース?契約?何の話?ん?
電話中、来客があったようで、図書室のIさんが事務室の中に引き入れているようです。誰?ああ、いつもマイクロを納入してくれているところの営業さん。こんにちは。今、取り込み中なので。
…はいはい、データベースですよね。ちらっと見て、さっさと電話に戻る菜の花。え?いや、そんな経緯知りませんけど?あ?とにかく納入業者さんがこちらに来る?事情が分からないのに、来られても困ります。もう行っちゃった?えー、だからー…え?業者さんは業者Yさん?
顔を上げると、事務室の入口の所でにっこり笑って立っている業者Yさんの営業さん。…来るっていうのは、この人かーっ!!
とりあえず、何だか分からないけれど、明治時代の謎の合冊製本の次は、突然降って湧いたようなデータベース話に振り回されることに。前任者さんが内線で伝えてきたことによりますと、何年か前に一度、某N先生が委員会にまで乗り込んできて「どうしてもこのデータベースが欲しい」と訴えたものの、無い袖は振れない、と却下されてしまった話の続きが、今になって始まったらしいです。
とりあえず、うちの図書室の内部情報を、ダダ漏れにした本文を書いてから、流石に冷静になってここで止めてみました。ざっくり消しちゃった。うふふ、その話、聞きたいですか?それはまた、そのうち。
というわけで、毎日胃が痛い菜の花です。胃薬は、最近一番の仲良しのお友達です(-_-)。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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