菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
筆跡認識だったの…っ!?
236日目(通算1611日目)。励まされてみた。
よくお昼休みにうちの事務室に、菜の花の前任者さんがお弁当を買ってやってきます。ちなみに前任者さんは菜の花と同い年。今日もいらっしゃっていたのですが、帰りに髪を切った話題が出てまして…えーっと、あ、切ったんですね?え?ばっさり?…どこが?
…と思わず呟いて、怒られたわけです。え、、、当たり前?いや、すみません、あんまり人間の外見って見てないもので。誰がメガネをかけていて、誰がメガネをかけていないか、毎日顔を合わせている人でも分からないのが菜の花クオリティ。2年間斜め前に座っていらしたNさんや、3年間隣に座っていらしたSさん、メガネをかけていた?と訊かれ、どちらも分からなかった菜の花です。それどころか、それを真正面から訊いてきたIさんがメガネをかけているかも分かりませんでした…。じーっと眺めさせて頂きました。。。顔認識、難しい。
「一体、菜の花さんはどこで人を認識しているのですか!」
と言われたので、うーん…どこだろう、と悩みました。基本的には全体のフォルムですかね。あとは声。昔から視力が悪かったのに、めがねをかけていなかったため、人間のざっくりした形や動き(歩き方とか)、声などで個人認識するように育ってしまったようです。
まあ、そんな菜の花ですが(しかし、顕微鏡下でシアノバクテリアの個体認識能力の高さには定評が…!数千・数万の個体の中から、1個体を認識したり、姿かたちから別種では?と判断してサンプルを送り返してDNAを読んでもらったら新種だった、ということも)、「え~」と仰っていたうちの図書室のIさんの方が、更にうわてだということが判明。
うちの図書室では入室の際、記名をお願いしているのですけれども、閲覧担当であるIさんは利用者さんが記入しているときいつも、じっと手元を見ているらしく…、、、利用者さんの顔でもフォルムでも声でもなく、書かれた文字を見た瞬間に「あ、いつもの人だ!」と気付いたらしいです。まあ、記名して頂いているわけで、名前で分かっているだけでは?という可能性もありますが、本人が仰るには、筆跡なのだそうで。多分、名前を書く前の日付などの項目だけで判別が可能なのでしょう。何か凄い特技かも。
さて、本日は書類を幾つかやっつけました。JLA調査も回答完了して提出してきました。ちょっとぼけっとしていて、8冊ほど数え落としていたことに後から気付いて訂正しましたけれど、それも余裕をもって回答が完了しているからできること、ということで。
で、午後からはついに大物の請求記号変更に取り組んでいました。どうやったら、同じ請求記号になってしまう100冊を超える本が、思い通りの順番に並んでくれるか?というパズルゲームです。一番簡単なのは1から順番に通番をつけてしまうことかもしれませんが、今後も間にどんどん本が入ってくるに違いないので、そんなことをしたらこれから困ります。一定のルールを持ちつつ、間に思いも寄らない本が飛び込んでも大丈夫な余裕を作るようなルール。しかも複雑なものだと後任者が困ってしまいますから、誰でも分かりやすい、なるべくシンプルな…。あああ、完全にパズルです…。結局、半日かかって何とか変更計画を作成しました。さて、今度はこれを実行するのですか…き、気が遠くなりそうな…。
そうそう、そういえばこの区画に飛び込む新しい本が寄贈されてきました。寄贈して下さった企業さんに、お礼状と一緒に「あのー…もし可能でしたらこっちの本も頂けるとー」と担当者のSさんにお手紙して頂いたら、快く寄贈して下さったのです。感謝感激雨霰。しかも同時期に2社に依頼して、2社とも即時対応。ありがたいことでございます。去年、同様にお願いした企業さんの中には、「すみません、もう残部がありません」という回答を頂いたところもあったので、余部があったことにも感謝です!
ところで、ブログの話。ごく稀に、拍手コメントを頂くことがあります。通常の記事へのコメントには返信をしますが、拍手コメントは読ませて頂くものの、特に返信…というか記述したことはないのですが(あ、いや、以前に書いたこともあったかもしれません)、ありがとうございます。光栄です。しばらくは、ぼちぼち書いていきたいと思います。はい。
よくお昼休みにうちの事務室に、菜の花の前任者さんがお弁当を買ってやってきます。ちなみに前任者さんは菜の花と同い年。今日もいらっしゃっていたのですが、帰りに髪を切った話題が出てまして…えーっと、あ、切ったんですね?え?ばっさり?…どこが?
…と思わず呟いて、怒られたわけです。え、、、当たり前?いや、すみません、あんまり人間の外見って見てないもので。誰がメガネをかけていて、誰がメガネをかけていないか、毎日顔を合わせている人でも分からないのが菜の花クオリティ。2年間斜め前に座っていらしたNさんや、3年間隣に座っていらしたSさん、メガネをかけていた?と訊かれ、どちらも分からなかった菜の花です。それどころか、それを真正面から訊いてきたIさんがメガネをかけているかも分かりませんでした…。じーっと眺めさせて頂きました。。。顔認識、難しい。
「一体、菜の花さんはどこで人を認識しているのですか!」
と言われたので、うーん…どこだろう、と悩みました。基本的には全体のフォルムですかね。あとは声。昔から視力が悪かったのに、めがねをかけていなかったため、人間のざっくりした形や動き(歩き方とか)、声などで個人認識するように育ってしまったようです。
まあ、そんな菜の花ですが(しかし、顕微鏡下でシアノバクテリアの個体認識能力の高さには定評が…!数千・数万の個体の中から、1個体を認識したり、姿かたちから別種では?と判断してサンプルを送り返してDNAを読んでもらったら新種だった、ということも)、「え~」と仰っていたうちの図書室のIさんの方が、更にうわてだということが判明。
うちの図書室では入室の際、記名をお願いしているのですけれども、閲覧担当であるIさんは利用者さんが記入しているときいつも、じっと手元を見ているらしく…、、、利用者さんの顔でもフォルムでも声でもなく、書かれた文字を見た瞬間に「あ、いつもの人だ!」と気付いたらしいです。まあ、記名して頂いているわけで、名前で分かっているだけでは?という可能性もありますが、本人が仰るには、筆跡なのだそうで。多分、名前を書く前の日付などの項目だけで判別が可能なのでしょう。何か凄い特技かも。
さて、本日は書類を幾つかやっつけました。JLA調査も回答完了して提出してきました。ちょっとぼけっとしていて、8冊ほど数え落としていたことに後から気付いて訂正しましたけれど、それも余裕をもって回答が完了しているからできること、ということで。
で、午後からはついに大物の請求記号変更に取り組んでいました。どうやったら、同じ請求記号になってしまう100冊を超える本が、思い通りの順番に並んでくれるか?というパズルゲームです。一番簡単なのは1から順番に通番をつけてしまうことかもしれませんが、今後も間にどんどん本が入ってくるに違いないので、そんなことをしたらこれから困ります。一定のルールを持ちつつ、間に思いも寄らない本が飛び込んでも大丈夫な余裕を作るようなルール。しかも複雑なものだと後任者が困ってしまいますから、誰でも分かりやすい、なるべくシンプルな…。あああ、完全にパズルです…。結局、半日かかって何とか変更計画を作成しました。さて、今度はこれを実行するのですか…き、気が遠くなりそうな…。
そうそう、そういえばこの区画に飛び込む新しい本が寄贈されてきました。寄贈して下さった企業さんに、お礼状と一緒に「あのー…もし可能でしたらこっちの本も頂けるとー」と担当者のSさんにお手紙して頂いたら、快く寄贈して下さったのです。感謝感激雨霰。しかも同時期に2社に依頼して、2社とも即時対応。ありがたいことでございます。去年、同様にお願いした企業さんの中には、「すみません、もう残部がありません」という回答を頂いたところもあったので、余部があったことにも感謝です!
ところで、ブログの話。ごく稀に、拍手コメントを頂くことがあります。通常の記事へのコメントには返信をしますが、拍手コメントは読ませて頂くものの、特に返信…というか記述したことはないのですが(あ、いや、以前に書いたこともあったかもしれません)、ありがとうございます。光栄です。しばらくは、ぼちぼち書いていきたいと思います。はい。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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この記事へのコメント
ひっそりと
実はコメント欄があることにいまさら気が付きました
CM?CM?コマーシャル?
と……(笑)
お恥ずかしい限りです。
ひっそりと、しかし熱心な読者の1人として、ブログこれからも読ませていただきます。
Re:ひっそりと
コメントありがとうございます。
ま、まさか未発見でございましたか。
うーん、幻のコメント欄となっていたとは…!
気合いの抜けた本ブログですが、生暖かい目で見守って頂けますと幸いです。