菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
空のエラーデータを削除する
104日目(通算1479日目)。そっか、そうなっていたのか。
図書の受入担当のSさんから相談を受けました。全学の資料受入の総元締め的かかりからやってきたメールで「こういうデータがあると困るから、各図書室の担当者はデータを検索し、不要な空のエラーデータを消して下さい」というお達しがあったのですが、検索してデータを出したものの、それをどうしたらいいのか分からない、という相談でした。
???…見せられた「抽出データ」を見ても、一体何のことやらさっぱり分からず。菜の花の理解がおかしいのか…。そもそもそんなお達しなんていつあったの?…と思ったら何とびっくり、去年の12月だそうです。え!今まで放置?…いや、まあ、とりあえずそこは置いておきます。
で、さっぱり意味が分からないので、最初にメールを送ってきた部署に内線をかけました。とりあえず、訊こうと思った相手は会議で不在でしたが、まあいいや、電話を取った人に訊いてみよう!ということに。でもその人も4月からこの担当になっているので、そもそものメールのことなんて知らないよなあ…と思いつつ、事情を説明してみました。折り返しの電話対応、ということになったのですが、そのあとの電話でもお互いに「???」。でもまあいいや。もう忘れよう。
…と思っていたら、メールでわざわざご連絡下さいました。元のメールも付けて下さって、ほうほう、と思ったものの、ますます菜の花の頭の中は大混乱。とにかく一番最初の、去年のメールが一体何を言っているのか…というか、何を目的にしているメールなのかが、さっぱり分からない。多分、うちの部署ではこれは問題にならないのだろう、というのはこの時点でほぼ分かったのですが、とにかくまったく意図が読めないし、分からないのは気持ち悪いので、どういうことか分からない、こういうことなの、それともこういうことなの、まさかこういうこととか…?と、何か嫌な感じに見えないかなあ、どきどき…としながら返信。
メールって難しいですよね。雰囲気が伝わりにくいので、何だか問いただしているみたいに見えないか怖いと思い、かなり悩んでから、業務用メールにも関わらず、顔文字を入れてみる菜の花。いや、どうなの!と自分でも思いつつ、その辺りはまあ、年下の人だからきっと分かってくれるさ!ということで…。さすがの菜の花も、自分よりも年上の職場の人には、なかなかできません…。(←何かちょっと、一般人っぽいこともたまには言ってみるテスト。)
まあ、このメールにより、また内線がかかってきました。一応、怖がられはしなかったみたいです。で、話しながらシステムを触っていたら、お互いにまた「?」に。どうも、菜の花と彼女、いつも使っている手順が違うみたいなのです。それぞれに手順を話して「あれ!?」に。結局、あとから分かってみると、菜の花はマニュアル標準掲載の方法を使ったことがないどころか、そもそもその手順を知らず、まったく違うやり方をしていたようなのですね。でも、前の部署ではそうやって習ったんですものー!しかもこのやり方も間違いはなく、問題は生じないのです。更に、今回の「お達し」で問題になっているエラーデータも生じないのです。試してみた結果、間違いなく生じないことを確認。それは幾ら説明されても分からないはずです。
とりあえず、納得して内線を切って、菜の花としては腑に落ちたのでもういいや、と放り出して別の仕事をしていたのですけれど、またメールにまとめて送ってくれていました。ああ、若いのにしっかりした子だなあ…。彼女のことは、彼女が学生の頃から知っていますが本当、真面目です。菜の花とは大違い。「凄いなあ、自分も見習わなきゃ!」なんて、微塵も思わない菜の花ですからね。なるべく、ほどほどに働くのが、菜の花の目標です!(見習わないように。)
…で、ここまで凄く抽象的に書いたのですが、それは殆どシステム依存のデータだから、詳しく書いても仕方ないかな、と思ったからです。が、少しだけ、具体的に書いておこうかな。
今回のエラーデータは、「図書の受入」作業の際に、「検収」の画面から「書誌検索」を選択し、直接NACSISデータを検索して「検収ダウンロード」をした場合に生じてしまうものでした。この「検収ダウンロード」というのをすると、書誌データをローカルにダウンロードするのと同時に、システムが「仮の所蔵データ」を作成するそうです。ところが、何らかの事情でこれを「保存」しないまま放り出してしまうと、作業者は保存したつもりがないのに「仮の所蔵データ」だけが、中身空っぽで実体がないまま、システム上に取り残されてしまい、支払処理の際に悪さをするから、そういうデータを検索して削除してください、というものでした。
ちなみに菜の花は、書誌のダウンロードと受入作業を別工程で行なうため、「検収ダウンロード」なるものの存在を知りませんでした。へー、そんな機能があったのか!と。いやー…システム、未だに謎多し。
今日は他にも、「この項目は何度、NCから書誌をダウンロードしなおしても、最初に間違えると絶対に修正ができないから、もしも間違えたらレコードを全部削除して、新たなレコードを作製しないと修正がきかない」と言われていたものが何故か、さっくりと上書きされて直ってしまった、という謎事態が発生。いや…あれ?どういうこと…?
何だかシステムに振り回されている気がします…。
図書の受入担当のSさんから相談を受けました。全学の資料受入の総元締め的かかりからやってきたメールで「こういうデータがあると困るから、各図書室の担当者はデータを検索し、不要な空のエラーデータを消して下さい」というお達しがあったのですが、検索してデータを出したものの、それをどうしたらいいのか分からない、という相談でした。
???…見せられた「抽出データ」を見ても、一体何のことやらさっぱり分からず。菜の花の理解がおかしいのか…。そもそもそんなお達しなんていつあったの?…と思ったら何とびっくり、去年の12月だそうです。え!今まで放置?…いや、まあ、とりあえずそこは置いておきます。
で、さっぱり意味が分からないので、最初にメールを送ってきた部署に内線をかけました。とりあえず、訊こうと思った相手は会議で不在でしたが、まあいいや、電話を取った人に訊いてみよう!ということに。でもその人も4月からこの担当になっているので、そもそものメールのことなんて知らないよなあ…と思いつつ、事情を説明してみました。折り返しの電話対応、ということになったのですが、そのあとの電話でもお互いに「???」。でもまあいいや。もう忘れよう。
…と思っていたら、メールでわざわざご連絡下さいました。元のメールも付けて下さって、ほうほう、と思ったものの、ますます菜の花の頭の中は大混乱。とにかく一番最初の、去年のメールが一体何を言っているのか…というか、何を目的にしているメールなのかが、さっぱり分からない。多分、うちの部署ではこれは問題にならないのだろう、というのはこの時点でほぼ分かったのですが、とにかくまったく意図が読めないし、分からないのは気持ち悪いので、どういうことか分からない、こういうことなの、それともこういうことなの、まさかこういうこととか…?と、何か嫌な感じに見えないかなあ、どきどき…としながら返信。
メールって難しいですよね。雰囲気が伝わりにくいので、何だか問いただしているみたいに見えないか怖いと思い、かなり悩んでから、業務用メールにも関わらず、顔文字を入れてみる菜の花。いや、どうなの!と自分でも思いつつ、その辺りはまあ、年下の人だからきっと分かってくれるさ!ということで…。さすがの菜の花も、自分よりも年上の職場の人には、なかなかできません…。(←何かちょっと、一般人っぽいこともたまには言ってみるテスト。)
まあ、このメールにより、また内線がかかってきました。一応、怖がられはしなかったみたいです。で、話しながらシステムを触っていたら、お互いにまた「?」に。どうも、菜の花と彼女、いつも使っている手順が違うみたいなのです。それぞれに手順を話して「あれ!?」に。結局、あとから分かってみると、菜の花はマニュアル標準掲載の方法を使ったことがないどころか、そもそもその手順を知らず、まったく違うやり方をしていたようなのですね。でも、前の部署ではそうやって習ったんですものー!しかもこのやり方も間違いはなく、問題は生じないのです。更に、今回の「お達し」で問題になっているエラーデータも生じないのです。試してみた結果、間違いなく生じないことを確認。それは幾ら説明されても分からないはずです。
とりあえず、納得して内線を切って、菜の花としては腑に落ちたのでもういいや、と放り出して別の仕事をしていたのですけれど、またメールにまとめて送ってくれていました。ああ、若いのにしっかりした子だなあ…。彼女のことは、彼女が学生の頃から知っていますが本当、真面目です。菜の花とは大違い。「凄いなあ、自分も見習わなきゃ!」なんて、微塵も思わない菜の花ですからね。なるべく、ほどほどに働くのが、菜の花の目標です!(見習わないように。)
…で、ここまで凄く抽象的に書いたのですが、それは殆どシステム依存のデータだから、詳しく書いても仕方ないかな、と思ったからです。が、少しだけ、具体的に書いておこうかな。
今回のエラーデータは、「図書の受入」作業の際に、「検収」の画面から「書誌検索」を選択し、直接NACSISデータを検索して「検収ダウンロード」をした場合に生じてしまうものでした。この「検収ダウンロード」というのをすると、書誌データをローカルにダウンロードするのと同時に、システムが「仮の所蔵データ」を作成するそうです。ところが、何らかの事情でこれを「保存」しないまま放り出してしまうと、作業者は保存したつもりがないのに「仮の所蔵データ」だけが、中身空っぽで実体がないまま、システム上に取り残されてしまい、支払処理の際に悪さをするから、そういうデータを検索して削除してください、というものでした。
ちなみに菜の花は、書誌のダウンロードと受入作業を別工程で行なうため、「検収ダウンロード」なるものの存在を知りませんでした。へー、そんな機能があったのか!と。いやー…システム、未だに謎多し。
今日は他にも、「この項目は何度、NCから書誌をダウンロードしなおしても、最初に間違えると絶対に修正ができないから、もしも間違えたらレコードを全部削除して、新たなレコードを作製しないと修正がきかない」と言われていたものが何故か、さっくりと上書きされて直ってしまった、という謎事態が発生。いや…あれ?どういうこと…?
何だかシステムに振り回されている気がします…。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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