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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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書架清掃支援

369日目(通算1744日目)。良い面も悪い面も。

うちの大学では、知的障がい者さんで成っている部門があります。全学の様々なしごとを請け負っている部門で、例えば大学の顔である場所の花壇の整備をしたり、プリンタなどの消耗品の補充をしたり、図書系のおしごととしては書架整理・書架清掃や、本への書き込みへの消しゴムかけ、本の装備などをしているそうです。それが冬の間だけ、うちの図書室でも書架清掃を行なって頂くことになりました。今日はその事前作業ということで、実際に1月から行なう清掃をやって頂いたのですが。

作業にいらしたのは5名、それに指導員さんが1名。しごとは丁寧でとても熱心にやって頂いて、その点は大変良いのですが何しろうちの図書室は全面、集密書架なもので、5名が同時に作業すると、図書室内の殆どの書架を自由に使うことができなくなります。もちろん、利用者さん優先で、としているのですが、やっぱり人間、そこに人がいると幾ら自分が優先だ、と言われても、ちょっと遠慮してしまうものです。何しろ、この作業の図書室側の担当者として説明をしていた菜の花ですら、レファレンスを受けて書架を探し回るときに困惑してしまったのですから。いや、分かっているのです、ちょっとごめんなさいね、とどいて頂いて良いことは。でも、やっぱり気軽に言えない…。どいてもらって「あ、こっちじゃなかった」とかなると、いたたまれません。やっぱり開室中にこの人数の清掃作業は、ちょっとまずいかも。でもだからと言って、人数を減らして頂くのも難しいかも。そうしないと、指導員さん1人が付き添う人数が減ってしまうから、あちらの部門としてはきっと効率がよろしくない。あと、どうしても一斉に大人数で清掃するとほこりや音が出ますから、利用者さんも気になるようで、早めに帰ってしまわれる方が何人か。これは…。うーん。。。でもうちとしては、書架清掃まで手が回らず、毎週水曜日のWeekly Cleaningでこつこつ作業者していますが…、結局1年やっても全面終わらないのですよね…。


掃除はして欲しい、でも大挙してされるとちょっと困るかも。悩ましいです…。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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