菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
家具固定予備調査
95日目(通算1470日目)。二番煎じか…。
水曜日なので、朝一番のお仕事はWeekly Cleaning。図書室のお掃除です。先週はゴミ箱を丸洗いしたわけですが、今週も再び、別のゴミ箱を磨きました。でも、先週ほどは綺麗になりませんでした…。うーん、ゴミ箱にも綺麗になるものとならないもの、個体差があるみたいです。これについてはまた検証してみなくては…!(え?)
午前中はこのあと、書誌作成に頭を悩ますことになります。菜の花の大嫌いな「バランスしない書誌」にしか、どうしても作れない資料がきてしまいました。いやだー。バランスしない書誌は嫌い…。だって、利用者用PCで検索したとき、見づらいのですもの。色々抜け道を考えてみたのですが、最終的にはどうしようもないな、と、諦めて作成しました。そのうちの子書誌側が映像資料で。映像資料の目録は、通常の規則「コーディングマニュアル」とは別に、映像資料用のコーディングマニュアルが存在しています。菜の花はそんなに頻繁に映像資料を取り扱わないので、作成するたびに映像資料用のコーディングマニュアルに首っ丈です。
午後からは書架移動計画をちまちまと。製本雑誌がちゃんと入るように、計画を立てていくわけですが…、ちょっとずつ実際に動かしてみながら考えているうちに、酷い状態の資料を発掘してしまいました。うわあ、表紙がしっとりするー。厚紙で作られた簡易製本の表紙が、濡れたようになってぼろぼろ。しかもそのお隣は、火で煽られたみたいな焦げあとがあるんですけど!大丈夫…?この本に一体何があったの?…確かに、戦前期から図書室にあったみたいですけれどもね。昭和戦前時代の受入印&日付がありました。戦火をかいくぐってきた…?うーん、この本があったキャンパスって空襲被害を受けていたっけ…?菜の花が最初に勤めていた部署では、「戦災焼失」印がいっぱい捺してある受入簿がありましたけど、こちらはよく知りません。
とりあえず、これらの本はブックトラックに載せて隔離。明日以降、対策をする予定です。ザ・救出。
と、やっていたらメールがきました。施設の部署から。何でも大学で一斉に家具類の固定をするということで、そのための事前調査のようです。各部屋の固定されているもの、されていないものの棚の数などを取りまとめて報告するらしいです。一体全体、学部の中にどれくらいのすでに固定されている家具、固定されていない家具があるかを把握し、予算規模を検討するらしいです。
家具ってどこまでが家具なの?という家具の定義も謎でしたし、家具の数が「/W90cm」とか書いてあったので何それ?と困りました。それに部屋の使用責任者とか…いや、誰がどこの責任者???疑問がいっぱいだったので、とりあえず施設のかかりちょうに内線。菜の花の名前を言った瞬間に「またこいつか」的な空気を感じたのは、被害妄想でしょうか…どきどき。
とりあえず、大騒ぎしながらあちこちの部屋を回って(結局「使用責任者」というのは適当に書いただけで、入れる部屋は全部調べといてーということだった)、「これって固定されているのかな…」とロッカーやら棚やらをぐいぐい押したり引いたり。超・怪しい人。図書室ですから、書架も山ほどあるのですが、集密書架が多いので、これらの扱いにも苦慮しました。だって、固定されたら困ります!可動しない集密書架って、もはや利用者さんに薄っぺらく形態変化して頂いて、中に入って頂くよりほかありませんでしょう?そうすると、一般的なニンゲンという種に属するみなさまには、うちの図書室を使って頂くことが出来なくなっちゃいますからね。
まあ、ばたばたはしましたがこれについての調査を完了して、メールを返すことができました。よかったよかった。
そのあとは、エクセルファイルと戯れておりました。雑誌担当のIさんから、特殊コレクションの所蔵リストが送信されてきまして、これをPDF化してアップロードする、というおしごとだったのですが、PDF化時点での改ページのされ方が気に入りませず。それで何とかして、元ファイルのエクセルの列幅・行幅を調整して、好みのPDFに仕上げようと…。いやはや、無駄に努力していた気もしますが、それなりに満足のいく仕上がりになって菜の花は嬉しいです。
明日は終日カウンター担当。なので、事務室でじっくりと腰をすえて出来るようなお仕事をしていく所存です。
水曜日なので、朝一番のお仕事はWeekly Cleaning。図書室のお掃除です。先週はゴミ箱を丸洗いしたわけですが、今週も再び、別のゴミ箱を磨きました。でも、先週ほどは綺麗になりませんでした…。うーん、ゴミ箱にも綺麗になるものとならないもの、個体差があるみたいです。これについてはまた検証してみなくては…!(え?)
午前中はこのあと、書誌作成に頭を悩ますことになります。菜の花の大嫌いな「バランスしない書誌」にしか、どうしても作れない資料がきてしまいました。いやだー。バランスしない書誌は嫌い…。だって、利用者用PCで検索したとき、見づらいのですもの。色々抜け道を考えてみたのですが、最終的にはどうしようもないな、と、諦めて作成しました。そのうちの子書誌側が映像資料で。映像資料の目録は、通常の規則「コーディングマニュアル」とは別に、映像資料用のコーディングマニュアルが存在しています。菜の花はそんなに頻繁に映像資料を取り扱わないので、作成するたびに映像資料用のコーディングマニュアルに首っ丈です。
午後からは書架移動計画をちまちまと。製本雑誌がちゃんと入るように、計画を立てていくわけですが…、ちょっとずつ実際に動かしてみながら考えているうちに、酷い状態の資料を発掘してしまいました。うわあ、表紙がしっとりするー。厚紙で作られた簡易製本の表紙が、濡れたようになってぼろぼろ。しかもそのお隣は、火で煽られたみたいな焦げあとがあるんですけど!大丈夫…?この本に一体何があったの?…確かに、戦前期から図書室にあったみたいですけれどもね。昭和戦前時代の受入印&日付がありました。戦火をかいくぐってきた…?うーん、この本があったキャンパスって空襲被害を受けていたっけ…?菜の花が最初に勤めていた部署では、「戦災焼失」印がいっぱい捺してある受入簿がありましたけど、こちらはよく知りません。
とりあえず、これらの本はブックトラックに載せて隔離。明日以降、対策をする予定です。ザ・救出。
と、やっていたらメールがきました。施設の部署から。何でも大学で一斉に家具類の固定をするということで、そのための事前調査のようです。各部屋の固定されているもの、されていないものの棚の数などを取りまとめて報告するらしいです。一体全体、学部の中にどれくらいのすでに固定されている家具、固定されていない家具があるかを把握し、予算規模を検討するらしいです。
家具ってどこまでが家具なの?という家具の定義も謎でしたし、家具の数が「/W90cm」とか書いてあったので何それ?と困りました。それに部屋の使用責任者とか…いや、誰がどこの責任者???疑問がいっぱいだったので、とりあえず施設のかかりちょうに内線。菜の花の名前を言った瞬間に「またこいつか」的な空気を感じたのは、被害妄想でしょうか…どきどき。
とりあえず、大騒ぎしながらあちこちの部屋を回って(結局「使用責任者」というのは適当に書いただけで、入れる部屋は全部調べといてーということだった)、「これって固定されているのかな…」とロッカーやら棚やらをぐいぐい押したり引いたり。超・怪しい人。図書室ですから、書架も山ほどあるのですが、集密書架が多いので、これらの扱いにも苦慮しました。だって、固定されたら困ります!可動しない集密書架って、もはや利用者さんに薄っぺらく形態変化して頂いて、中に入って頂くよりほかありませんでしょう?そうすると、一般的なニンゲンという種に属するみなさまには、うちの図書室を使って頂くことが出来なくなっちゃいますからね。
まあ、ばたばたはしましたがこれについての調査を完了して、メールを返すことができました。よかったよかった。
そのあとは、エクセルファイルと戯れておりました。雑誌担当のIさんから、特殊コレクションの所蔵リストが送信されてきまして、これをPDF化してアップロードする、というおしごとだったのですが、PDF化時点での改ページのされ方が気に入りませず。それで何とかして、元ファイルのエクセルの列幅・行幅を調整して、好みのPDFに仕上げようと…。いやはや、無駄に努力していた気もしますが、それなりに満足のいく仕上がりになって菜の花は嬉しいです。
明日は終日カウンター担当。なので、事務室でじっくりと腰をすえて出来るようなお仕事をしていく所存です。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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