菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
あ、机の上が…
240日目(通算1615日目)。愉快なことに。
金曜日終日、お休みを頂いていたら、机の上が愉快なことになっていました。あー…今日はこれだけで一日が終わるな…と朝一番で直感しましたよ。まあ、ありがちなことでございます。
というわけで、仕方ないのでさくさくと動き回っていました。朝っぱらから決裁から戻ってきたからと届けて頂いた書類と、金曜日に連絡があった書類、両方併せてさくさくっと提出に行き、それからブックトラックに無理矢理本を満載して、お隣の建物の、更にはす向かいの建物まで凄い勢いで行ってきました。その結果わかったことは、今まで気にしたこともなかったけれど、あの建物のスロープって実は微妙なんじゃないか、ということでした。
いえ、ちゃんと階段の横にスロープが用意されているのです。だから、あ、ちゃんと用意されているんだなあ、と何年も思っていたのですが。その建物は入口が2階なもので、道路部分から侵入しようとすると、まずは坂道をのぼり、正面玄関前で階段を上ることになります。その階段の横にスロープが折り返してついているのです。で、今日、自分でブックトラックで通ってみたら、肝心のスロープの入口に到達するまでの坂道が急すぎて、ブックトラックでずるずると滑り落ちました…。何とか全力で引っ張り上げて、スロープ入口まで到達し、そこからはちゃんと計算されたであろう緩やかなのぼりだったので問題ありませんでしたが、とにかくそこに到達するのは恐ろしく骨が折れましたことですよ。うーん、見た目は大した坂道には見えないのですが、何でも自分でやってみないと分からないことってありますね。スロープをもう1回折り返しながら道路側におろしてくれていれば、もっとのぼりやすいのに。どうしてあんなところにスロープの入口が…。
そういえば今日、書類を作成していて初めて気付いたことがあります。菜の花、自分の部署の部長の名前を知らないや!…どころか、部長がいつの間にか代わったことも知らなかったですわ。驚きですね!だから部長名を書く欄に堂々と「事務部長」とだけ書いて提出しても、何の違和感もありませんでした。え、部長って部長って固有名詞じゃなかったんだ?くらい言いかねない菜の花なのです。図書系の部長なら知ってましたけど…あ、この前代わった部長は知らない…。だって菜の花、恩恵も実害も受けてませんもの。前者なら嬉しいけれど、後者で覚えたくはないですね。少なくとも後者がなくてよかった!と喜ぶべきところでしょうか。大体、実害というのは課長クラスか、逆にもっと上から降ってくるものです。
そんなこんなで各所に連絡を取りながら、びみょーにお仕事を増殖させながら(電話すると増える気がするから困ります)、新着の目録作業に取り掛かり、昨年度に受け入れた本の増減の一覧の書類が届いたので、こちらで持っている、本を受け入れたときの書類とのつき合わせを始めつつ(そして、綴るべき書類がひとつ足りない気がして、ちょっと青ざめかけているところ)、一番「うああああーどうするのー!」と頭を抱えていたのは先生が古本屋さんからお買い上げの、ちょっと古い本の書の件ですね。購入時は、雑誌書誌1つで終わりじゃない、うん、らくらく、と思っていたら、NCに書誌はないわ、参考書誌も存在しないわ、それどころか、同じ雑誌のはずなのに雑誌タイトルが入っていない上に、通号も入っていないという、「ホントにこれ、同じ雑誌なの!?」というのまで。どうして古本屋さんは、雑誌タイトルも通号表示もないのに(○○追悼号、××記念号、というような表示だけはある)、これが第4号だとか第7号だって分かったの!?確かに、出ている年代・日付からいくとそこにあたりそうですし、編集後記にはいかにもその雑誌の特別編集みたいにしました、ということは書いてありますが…。でもそんな、書いていないことを自信たっぷりに…。世の中にごろごろしている本というわけでもないですのに。非売品ですし、そもそもNCに書誌がないくらいですからね。
いやはや、困りました。状況や内容を見れば、無関係でないのは分かりますが、どこにも書いていないタイトルを、コーディングマニュアルのルール上、TRとして取れない…。でもどこかで書誌を繋いでおかないと、絶対に散逸してしまう。NOTE注記でもいいですが、できればどこかでリンクしてほしい…。お隣の図書室の目録担当者と相談した結果、PTBLとしてとってみては、ということに。通号表示のものはVOLだてにして、○○号というタイプはそれしかTRにとれるものがないので子書誌としてぶら下げて、NOTE注記するというもの。ちょっと力技っぽいですが、一番平和かもしれない、と思いました。とにかく、利用者さんが一番、ちゃんと辿れてかつ、NIIのルールと真っ向勝負はしないんじゃないか、という。今日はちょっと時間がなかったので、その辺りの構想を練って終了。一晩寝かせて決意したら、明日はこれの書誌作成をしたいと思います。
金曜日終日、お休みを頂いていたら、机の上が愉快なことになっていました。あー…今日はこれだけで一日が終わるな…と朝一番で直感しましたよ。まあ、ありがちなことでございます。
というわけで、仕方ないのでさくさくと動き回っていました。朝っぱらから決裁から戻ってきたからと届けて頂いた書類と、金曜日に連絡があった書類、両方併せてさくさくっと提出に行き、それからブックトラックに無理矢理本を満載して、お隣の建物の、更にはす向かいの建物まで凄い勢いで行ってきました。その結果わかったことは、今まで気にしたこともなかったけれど、あの建物のスロープって実は微妙なんじゃないか、ということでした。
いえ、ちゃんと階段の横にスロープが用意されているのです。だから、あ、ちゃんと用意されているんだなあ、と何年も思っていたのですが。その建物は入口が2階なもので、道路部分から侵入しようとすると、まずは坂道をのぼり、正面玄関前で階段を上ることになります。その階段の横にスロープが折り返してついているのです。で、今日、自分でブックトラックで通ってみたら、肝心のスロープの入口に到達するまでの坂道が急すぎて、ブックトラックでずるずると滑り落ちました…。何とか全力で引っ張り上げて、スロープ入口まで到達し、そこからはちゃんと計算されたであろう緩やかなのぼりだったので問題ありませんでしたが、とにかくそこに到達するのは恐ろしく骨が折れましたことですよ。うーん、見た目は大した坂道には見えないのですが、何でも自分でやってみないと分からないことってありますね。スロープをもう1回折り返しながら道路側におろしてくれていれば、もっとのぼりやすいのに。どうしてあんなところにスロープの入口が…。
そういえば今日、書類を作成していて初めて気付いたことがあります。菜の花、自分の部署の部長の名前を知らないや!…どころか、部長がいつの間にか代わったことも知らなかったですわ。驚きですね!だから部長名を書く欄に堂々と「事務部長」とだけ書いて提出しても、何の違和感もありませんでした。え、部長って部長って固有名詞じゃなかったんだ?くらい言いかねない菜の花なのです。図書系の部長なら知ってましたけど…あ、この前代わった部長は知らない…。だって菜の花、恩恵も実害も受けてませんもの。前者なら嬉しいけれど、後者で覚えたくはないですね。少なくとも後者がなくてよかった!と喜ぶべきところでしょうか。大体、実害というのは課長クラスか、逆にもっと上から降ってくるものです。
そんなこんなで各所に連絡を取りながら、びみょーにお仕事を増殖させながら(電話すると増える気がするから困ります)、新着の目録作業に取り掛かり、昨年度に受け入れた本の増減の一覧の書類が届いたので、こちらで持っている、本を受け入れたときの書類とのつき合わせを始めつつ(そして、綴るべき書類がひとつ足りない気がして、ちょっと青ざめかけているところ)、一番「うああああーどうするのー!」と頭を抱えていたのは先生が古本屋さんからお買い上げの、ちょっと古い本の書の件ですね。購入時は、雑誌書誌1つで終わりじゃない、うん、らくらく、と思っていたら、NCに書誌はないわ、参考書誌も存在しないわ、それどころか、同じ雑誌のはずなのに雑誌タイトルが入っていない上に、通号も入っていないという、「ホントにこれ、同じ雑誌なの!?」というのまで。どうして古本屋さんは、雑誌タイトルも通号表示もないのに(○○追悼号、××記念号、というような表示だけはある)、これが第4号だとか第7号だって分かったの!?確かに、出ている年代・日付からいくとそこにあたりそうですし、編集後記にはいかにもその雑誌の特別編集みたいにしました、ということは書いてありますが…。でもそんな、書いていないことを自信たっぷりに…。世の中にごろごろしている本というわけでもないですのに。非売品ですし、そもそもNCに書誌がないくらいですからね。
いやはや、困りました。状況や内容を見れば、無関係でないのは分かりますが、どこにも書いていないタイトルを、コーディングマニュアルのルール上、TRとして取れない…。でもどこかで書誌を繋いでおかないと、絶対に散逸してしまう。NOTE注記でもいいですが、できればどこかでリンクしてほしい…。お隣の図書室の目録担当者と相談した結果、PTBLとしてとってみては、ということに。通号表示のものはVOLだてにして、○○号というタイプはそれしかTRにとれるものがないので子書誌としてぶら下げて、NOTE注記するというもの。ちょっと力技っぽいですが、一番平和かもしれない、と思いました。とにかく、利用者さんが一番、ちゃんと辿れてかつ、NIIのルールと真っ向勝負はしないんじゃないか、という。今日はちょっと時間がなかったので、その辺りの構想を練って終了。一晩寝かせて決意したら、明日はこれの書誌作成をしたいと思います。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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