営業日。

72日目。金曜日。もう週末ですね。

今日も最初はwwwのメンテから。るるるん。
それから午前中いっぱい、洋書の選書のための調査を。
というか選書なんですが。
まだ今年は、参考洋書の予算は、余裕があるようなので
（そりゃそうだ！まだ菜の花、１冊しか選んでない！）
何かいい本ないかなー、と書店さんが持ってきた洋書案内をチェック。
今日はさんせいどうさん、○ぜんさん。
もうひとつあったのですが、上の受入担当の方から
「なうかの次はそこが危ない」と言われていて、
あまり選ばないように、と釘をさされています。
まあちらしをみても、それほど心惹かれる本はなかったので安堵。
あと、大量になうかさんのちらしが出てきましたが…、
まあ、他の業者さんもこれらの本を取り扱ってたら何か広告、
持ってきて下さいますよねえ、ということで、
まとめて袋に入れてしまいこみました。
とりあえず捨てないのです。物持ちがいいのが菜の花の美徳。
１冊、凄く気に入ったのがあって、色々と調べていたのですが、
特に類書もないし、次回の選書会議で一押しだな、と。
珍しく、しっかり選んだ！という気分になり、それだけで満足。
もう１冊、大分前から気になっているのがあって、
さんせいどうさん、○ぜんさん、それになうかさんの３つの書店さんが
それぞれ別のちらしをくれた事典があります。
聖書関係で、結構よさそうにも見えるのですが、うーん。
あんまり他大学は入れていないみたい。全国で３大学くらい。
それにすでに類書を持っていそう。
書架を直接調べてみると、和書で聖書辞典系が何冊か。
洋書もBiblical literatureのencyclopediaが数巻セットでどーんといますね。
あとは和書でカトリック大事典が入ってる！新しそう。
でもまあ、聖書の事典とは関係ないですね。
聖書系は全部で３段くらいかな。
うちは別に宗教関係の大学でもないし、うーん、まだいらないかな。
版をもう１つくらい重ねたら買ってもいいかもしれない。。。
一応、選書会議でお伺いは立ててみましょう。

午後からはまた、パスファインダーを。
大分詰めてきましたよ！多分、あと１営業日でいけます。
…って、ちょっとこの「営業日」ってのが使ってみたかっただけー。
どうしてだっけ？あ、そうだ！
今朝、せーふだか、官公庁だか知りませんが、ＣＤ－ＲＯＭが届いたのです。
２ヶ月くらい前に申し込んだシステム研修の教材です。
で、それの取説（？）に書いてあったのです。
３営業日以内に、って。そうか、官公庁でもやっぱ営業って言うんだー、
と思ったわけです。お役所が営業なら、大学図書館だって営業だ！って。
というわけで早速使ってみました。営業日。
ところでこの研修、終わったらＣＤ－ＲＯＭを返却しなさい、
って書いてあるのですが、わざわざ網掛けになっている注意書きが、

「返却先は総務省です。文部科学省ではありません。」

とのこと。えっ！？そうだったんだ。これ、それでも間違える人が
いると思うんですけどねー。
だってうちは大学だから、文部科学省とは関係ありますが、
別に公務員じゃないから総務省とは関係ないもーん、書類上。
変なの。

夕方からはカウンターでした。
今日は繁盛しました。珍しいー。
レファレンスで、雑誌を探している学生さんがいて、
「これだと思ってその雑誌を手にとっても、思ったものが載っていない」
と文句（？）を言われました。そう言われても…。
で、思ったものって？おぜうさん、あなたはどうしてそれを読みたいの？
「授業で先生に、自分の論文が今月号に載ったから読むようにと言われて」
とのこと。ほうほう、なるほど。で、先生のお名前は？
「Ｋ田…Ｋ田…、下の名前が分かりません」
…あらら、そりゃせんせい、泣いちゃうよ？
なので、そこから調べなきゃいけないことに。
まずはうちの大学の研究者情報のデータベースで、苗字で検索。
該当するのはうーん、結構いますね。１０人くらい。
でも殆ど工学部。その先生の専攻は社会学とのことだったので、
２名に絞られました。しかも教授と助教授ですから、さすがに分かるでしょ？
これで、先生の名前、確定。
それからMAGAZINEPLUSでその先生を著者に指定して、論文を検索。
うーん、見つからない。
次はCiNiiで同じくその先生を著者に指定して、検索。
ＨＩＴ。ばっちり。彼女が最初に探していた雑誌でした。
巻号とページをメモしてお渡し。これでもう一度雑誌をめくってみてください。
該当巻は確かに所蔵しています。
見つからなければもう一度、参考カウンターに来て下さい。
…と言ったら、もう来なかったのできっと見つかったのでしょう。
何かしっかり調査した気分。気分だけ。
データベースを３つもはしごして、ちょっと贅沢気分でした。