菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
倉庫を探して、さまよえる菜の花。
- 2006/06/17 (Sat)
- 1-3年目(参考調査編) |
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記念すべき50日目は週末、金曜日。
シャープペンシルの芯がなくなってしまったので、
事務室を探し回るも、見つからず。
掛長たちに聞きましたが、どうやらない模様。
もともとシャープは禁止だったそうで(鉛筆推奨)、
その名残でシャープの芯って、自持ちだったりするとか聞きました。
そうかあ。まあ大した額じゃないから別にそれでもいいですが。
でも倉庫に在庫があるかも、ということで、行ってきました。
普段は殆ど行かない、上の事務室の会計掛で、倉庫の鍵を借りて、いざ。
…と思ったら、倉庫がない。どこだ。
うろちょろしていたら、元うちの掛で春に転属したH本さんが
「何してるの?」と声をかけて下さいました。
「あの、倉庫は…」
「もうひとつ隣の扉から出る」
「あ、そうか!ありがとうございますー。」
で、そちらに行ってみたら、今度はどの扉が倉庫か、分からない。
廊下をうろちょろしていたら、立ち話をしていた上の事務室の課の
課長補佐にまた「何してるの?」と声をかけられました。
「あの、倉庫は…」
「そこ。」
「あ!ありがとうございますー。」
こうして無事、倉庫に辿り着き、シャープの芯を手にした菜の花。
鍵を返して、ついでだから一番奥の雑誌掛に寄って、
前日に問い合わせなくてはいけないなあと思っていた件を
話に行くことにしました。てくてくと事務室内を歩いていたら
さっき声をかけてくれたH本さん発見。
「あ、ありがとうございましたー」
「倉庫分かった?」
「大丈夫でしたー。でも分からなくて、G補佐に聞きましたけど…」
「……。」
「……。」
「もしかして方向音痴?」
「実は…。高校に入学した日に、家に帰れなくなりましたねー」
「……。」
「それって…」と、次に言葉を発したのは、
すぐ近くで仕事をしていた、そこの掛の掛長。
「参考掛には館内ツアーを任せたら危ないな。案内人が迷子になる。」
「……いやいやいや!」
方向音痴は菜の花だけですからー。掛の他の人は大丈夫ですからー。
雑誌掛でのお問い合わせはすぐ終了。
戻ってから、とりあえずwwwのメンテを。これに1時間くらい。
そのあとは、やってきましたDB調査結果解析ー。
これ、恐ろしく時間がかかります。
明らかにあと1週間くらいかかりそう。
菜の花の解析方法が悪い気がします。
まず、言語を「英語/その他」に分け、
次に「地域限定本か?」をチェック。
分野を適当にタイトルで分類。
それから出版地を国名別に分けると。
問題は、「出版地」が都市名で書かれているから、それがどこの国か、
菜の花みたいな非常識人の海外旅行に興味なしな人間には、
色々と判別不能です。仕方なく、全部ぐぐって調べます。
結構分かるところが凄い。ネットって偉大だなあ。
それにしても時間がかかる!
1日かけて3割しか終わっていません。
しかも、これはカバーできなかったものだけ。
よくよく考えたら、カバーできたものもやって、
それぞれのカバー率を算出しないと駄目じゃん!と気付くも遅い!
どうしよう。月曜日は簡易で、とにかく言語だけ分けていこうかな、
カバーされたものについてだけ。
まずはそれだけ算出すれば、一応の報告書の格好はつくし。
出版地や分野は、あとから空き時間に埋めよう。そうしよう。
結局1日かけて、方針を探っていただけか!?
という気がした、菜の花なのでした。
シャープペンシルの芯がなくなってしまったので、
事務室を探し回るも、見つからず。
掛長たちに聞きましたが、どうやらない模様。
もともとシャープは禁止だったそうで(鉛筆推奨)、
その名残でシャープの芯って、自持ちだったりするとか聞きました。
そうかあ。まあ大した額じゃないから別にそれでもいいですが。
でも倉庫に在庫があるかも、ということで、行ってきました。
普段は殆ど行かない、上の事務室の会計掛で、倉庫の鍵を借りて、いざ。
…と思ったら、倉庫がない。どこだ。
うろちょろしていたら、元うちの掛で春に転属したH本さんが
「何してるの?」と声をかけて下さいました。
「あの、倉庫は…」
「もうひとつ隣の扉から出る」
「あ、そうか!ありがとうございますー。」
で、そちらに行ってみたら、今度はどの扉が倉庫か、分からない。
廊下をうろちょろしていたら、立ち話をしていた上の事務室の課の
課長補佐にまた「何してるの?」と声をかけられました。
「あの、倉庫は…」
「そこ。」
「あ!ありがとうございますー。」
こうして無事、倉庫に辿り着き、シャープの芯を手にした菜の花。
鍵を返して、ついでだから一番奥の雑誌掛に寄って、
前日に問い合わせなくてはいけないなあと思っていた件を
話に行くことにしました。てくてくと事務室内を歩いていたら
さっき声をかけてくれたH本さん発見。
「あ、ありがとうございましたー」
「倉庫分かった?」
「大丈夫でしたー。でも分からなくて、G補佐に聞きましたけど…」
「……。」
「……。」
「もしかして方向音痴?」
「実は…。高校に入学した日に、家に帰れなくなりましたねー」
「……。」
「それって…」と、次に言葉を発したのは、
すぐ近くで仕事をしていた、そこの掛の掛長。
「参考掛には館内ツアーを任せたら危ないな。案内人が迷子になる。」
「……いやいやいや!」
方向音痴は菜の花だけですからー。掛の他の人は大丈夫ですからー。
雑誌掛でのお問い合わせはすぐ終了。
戻ってから、とりあえずwwwのメンテを。これに1時間くらい。
そのあとは、やってきましたDB調査結果解析ー。
これ、恐ろしく時間がかかります。
明らかにあと1週間くらいかかりそう。
菜の花の解析方法が悪い気がします。
まず、言語を「英語/その他」に分け、
次に「地域限定本か?」をチェック。
分野を適当にタイトルで分類。
それから出版地を国名別に分けると。
問題は、「出版地」が都市名で書かれているから、それがどこの国か、
菜の花みたいな非常識人の海外旅行に興味なしな人間には、
色々と判別不能です。仕方なく、全部ぐぐって調べます。
結構分かるところが凄い。ネットって偉大だなあ。
それにしても時間がかかる!
1日かけて3割しか終わっていません。
しかも、これはカバーできなかったものだけ。
よくよく考えたら、カバーできたものもやって、
それぞれのカバー率を算出しないと駄目じゃん!と気付くも遅い!
どうしよう。月曜日は簡易で、とにかく言語だけ分けていこうかな、
カバーされたものについてだけ。
まずはそれだけ算出すれば、一応の報告書の格好はつくし。
出版地や分野は、あとから空き時間に埋めよう。そうしよう。
結局1日かけて、方針を探っていただけか!?
という気がした、菜の花なのでした。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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無題
小学校かい!
と突っ込みたくなりました(^^;
> 方向音痴は菜の花だけですからー。
> 掛の他の人は大丈夫ですからー。
部署の名誉にかけても、館内くらいは自由自在に歩けるようにしておかないといけませんね。(^^;
>horagaiさん
掛のFさんと
「小学校ではシャープ禁止でした!」
という話に発展しました。
やっぱりみんな、考えることは同じ(笑)。
今の小学生はシャープ使ってても普通ですよね、きっと。
こんばんは
>linneaさん
菜の花のお話に共感するだなんて…もしかして方向音痴ですか!?(絶対違う!)
資格なんてあんまり関係ありませんよー。同じ大学図書館勤めなら、同じようなものですよね!あ、むしろ菜の花の方が勤務歴が短い分、もっと初心者!ですね…しまった!
菜の花は司書資格があると言っても、図書館学を専門に勉強してきた人でもないですし、専門は生物物理だし、全然図書館のことなんて分かっていないのです。まあ唯一の強みは、この大学に学生として8年も通っていたから、さすがに大学については詳しいぞ!ってくらいでして(苦笑)。あとは学生時代にユーザとして、論文の複写取り寄せだの、データベース検索だの、ばりばり図書館を使いまくっていたということでしょうか。でも、全然図書館の深いところなんてわかっていなかったし、文系の人たちの研究の仕方も、「え!?そうだったの!?」ということがいっぱい。知らないことだらけで、日々勉強の毎日です。
linneaさん、是非一緒に勉強していこうではありませんか!